波動方式もどきスピーカ(1)
JSPのスピーカはそこそこいいのだが、どうも置き場所に困る。
またスピーカ間隔をとって、それなりの位置で聞く必要がある。(当たり前と言えばそうなのだが)
もう少し他を犠牲にしてでも設置の良いのもはないかと思案していると「波動方式スピーカ」が目に留まった。
これはエムズシステムさんのやつで寺垣さんのやつではない。(^^!
原理というか、
・円筒形の筒の左右にスピーカをつける
・ダクトは2種あって「スピーカと同じ面」か「エンクロージャの中心」につける
なのでバスレフの1種らしい
・どうもエンクロージャそのものを共鳴させるのか?
ということで他にも「独自の」とかあるので秘密はあるのかもしれない。
定位は無指向性に近いとあるので小音量のBGMには向いているように思える。
とは言えまったく何も考えずに作るのもまずかろうというので少しだけ。
1.工作を簡単にするのに2×1材(180cm)1本でやる
エンクロージャを共鳴させるのは至難なのでせめて合板を避ける。
コストダウンかも。(なんせ1本@180だった。)
2.スピーカもFosterのFF70EGあたりで設計する。
これはコイズミ無線で1本@1200.江川三郎氏が太鼓判とある。(^^)
これをやると、エンクロージャ容積はあまりとれず、fo=160Hzぐらいになってしまう。
元々、そう低音を出す構造でもないようだが、オリジナルエンクロージャを見ると結構容積がある。
JSPの8cm程度はあるんじゃないだろうか?
とは言え、これでは大きくなるので、無理やり小さいのにしてしまう。
頭の中では2.1chも視野に入れる。(^^!
またはスワンのように首だけが波動型というのも面白いかも。
ダクトはfo=68Hz程度で16φの4cm程度のダクトになる。
しかもこの計算は全エンクロージャの話で、ここに2つスピーカがつくことになる。
逆計算であるが、2×1材(180cm)1本とすると
・39cm*3本+41cm*1本
・11cm*2本
になる。実際は183cmあるので少し余るが。
設計と言ってもこれで終わりというお手軽さ。(^^!
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