波動方式もどきスピーカ(10)
乾いてきたのであらためて聞いてみる。
まず外観だが「みかん箱」には見えなくなったが今度は「巣箱」に見える。
確かにこのままエサ台とスタンドをつけて庭に置けば通用しそうだ。
しかも入り口が両側にあるので二世代住宅というか。まあそういうのはまずいのだろうから勝手口なのかな?
気に入らなかったらそういう用途にも使えそうだ。(^^)
もう1つは抽選会の手回し抽選機にも見える。和太鼓に見えれば最高だが。
まあどちらにしても「みかん箱」よりは出世したのかもしれない。
とりあえず「オレンジボックス」から「BirdHouse」にしようかな?
それはともあれこれは試聴位置を選ぶ。まあどれもそうなのだが。
床で聞くと、極端なハイカットになる。つまりは「置き方自由」ではない。
多分この波動JSP「巣箱=BirdHouse」は
・部屋の中央のテーブルに置くのならこのままがいい
・床に置くなら上向きの反射板
壁に寄せるからさらに背面反射板
・スタンドつけても壁寄せなら背面反射板
・天井もやったことはないが、多分下向き反射板
みたいなものが必要で間接照明ならぬ間接反射しないと小音量ではハイカットがひどいのだろう。
最低でも耳の高さぐらいにもってこないと篭る。(好き好きはあると思う。)
そこで安直にCDケースで反射板を作ってみた。
底面は障子紙を貼った。
実は、民芸調を狙って生け花用のミニ障子衝立を探したが見つからなかったが本来はそうしたい。
障子は適当に音を反射し柔らかくなるように思う。
でもって完成!!
これだと床置きしてもある程度高音が入るので小音量でも篭った感じはしない。
ただ全長1m付近になってしまう。やはりインテリア性がいるのかも。
BirdHouseなので羽のデザインがいいのかも。
まずアンプを中国アンプ(Topping10)に変更した。
ただこのアンプ少し低音ブースト改造がしてある。
思うに、波動方式の特徴の無指向性なのだが、場所によってハイカットになる。
そこで音量を上げると高音も出るが、低音がかなり大きくなる。
なので低音が出ているように感じるが、こうやって反射板をつけると今度は高音が出るので、音量を下げると低音はほどほどになる。
もう1つは照明ではないが、間接音を聞くような感じで音が柔らかい。
ここは、好みの問題だろうがBGMにはいいのではないかと思う。
例えるとヴェロダインなどはステージの正面近くで聞いている感じがするが、このスピーカは最後列あたりで、ホールの間接音ごと聞いているような印象がある。
高音が入ると小音量でも篭った感じはなくなるが、間接音のせいかその割りに柔らかい音。
BGMとしては、うまく設置すれば最適だろう。
また反射板も工夫次第で部屋にあわせられそうだ。
お手軽ってわけでもないが、比較的楽しく図工程度でなんとかなる。
テーブルがあると、ミニ衝立でなくても置物などでも結構面白いのではないかと思う。
とにかく小音量で聞くのなら反射板がいるように思うが、波動方式は同じような気がする。
前面にスピーカをつければ解決できるが、今度は無指向性のよさをなくすだろうし。
迫力というわけではないが、間接照明のようにやさしい音なので癒し系BGMには良いように思う。
いずれにしてにも「最適音量」で「反射板を工夫」すればよいスピーカに見える。
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