空を見上げて
トップページ » オーディオ » スピーカ » JSP方式 » JSP方式スピーカ(13)

JSP方式スピーカ(13)

さて、音だしの印象である。
まず安物のPCスピーカからFF70にして音が激変した。(^^)
低音もそれなりに出ている。
ただ前作JSPは10cm口径で容積も大きかったので、それに比べると今回は7cmで小容量だし、foは高いのかもしれない。

個人的に気に入っているものとして伯耆さんからお借りしているヴェロダインスピーカがある。
これが1つのリファレンスになっている。
○ヴェロダインスピーカ
 これは普通のアンプでも低音(しかも重たいもの)がガンガン出る。ただ、全体的に重厚な音で「お気軽」という感じはない。
 現在はエクリプスのデジタルアンプをつけている。このアンプは中国製D級よりもバランスはやや良いがほぼ互角という感じがする。

○今回のBirdHouse(JSPもどき)
 そのままでは低音はヴェロダインには及ばない。ただ低音ブースターというかトーンコントロールがあれば似たようなバランスにできる。明瞭ではあるが、上と違って「軽い低音」。ちょっと明るい感じがしていて、BGMなどには良い。
 パーカッシブな音はスピーカ口径のせいかヴェロダインより前面に出てくる。リズミックに聞こえる。
 現在中国D級アンプ+自作ブースター。自作ブースターがなくてもそれなりに出るが、あったほうが好み(ヴェロダインにバランスが近くなる)。
 全般的は良く出来ているように思う。(ことにする。)

○エクリプスタイムドメインスピーカ(参考)
 ちなみに、エクリプス・タイムドメインスピーカそのままではヴェロダインところか低音はあまり出ない。一般バスレフほども出ないような。こうなるとトーンコントロールでも近づけることは不可能で、OZAKIの2.1chにつけて聞いている。(つまりサブウーハでやっと近づく。)
 それでもヴェロダインのような重厚な低音にはならない。低音はもっぱらサブウーハから出るが、ぼやけている。
 ただ、中高音は、抜けが良く、さらに口径のせいか、スピード感もあるので、パーカッシブな音は元気だし、明るさから言えばこれが一番明るい。
 但し、定位というか指向性はすごく強い。上の2つはそれほどではない。
という感じ。 

つまり順番をつけるのなら


・ヴェロダインが最も重厚な低音でかつ繊細な表現ができる
 但しBGMにしては重いように感じる。ステーキを食べた感じ。
・BirdHouseJSPはトーンコントロール程度でヴェロダイン風のバランスになる。
 つまりは「素」でも低音は出ていると思うので、これで満足な向きも多いと思う。
 BGMに丁度良い感じか。焼肉という感じか。
・エクリプス・タイムドメインは2.1chにしないとヴェロダイン風のバランスにならない。
 低音がないわけではない。逆に余分な音がないので「聞きやすい」「アコースティックが良い」という評価なのだろう。そういうバランスだと思って聞けばそうも聞こえる。ただアコースティックでもウッドベースなどはちょっと物足りない。
 これは軽いBGMに良い感じ。豆腐料理という感じ。(^^!

 ここまで行くともう好みとか聞く音楽の話とかになってしまう。
 自己満足かもしれないが、価格からしてもBirdHouse(JSP)は1本@2500とは思えないような音がする。
 FF70とJSP方式があいまってだろうが、このサイズでJSPができるのなら結構使いたいような。
 1×4材で簡単にできるのがわかったのも進歩と言えば進歩だ。(^^)

by   at 09:00
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:

トラックバックはありません

コメント

コメントはありません

コメントを書く




保存しますか?


(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


Please enter the security code you see here