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JSP方式スピーカ(27)

今度も思いつきなのだが、JSP方式の簡単な作り方。
で、普通のスピーカ風。

必ずしもシンメトリックでなくても通用するのなら、普通のスピーカBoxを改造する手がある。
(但し、本家には「シンメトリック」というか「中央配置」とあるので、シビアな人は要注意。)

例えば...
コイズミ無線で16cm用のエンクロージャを買う。
これは内容積が9Lとある。

一方JSPの8cmの設計では、10Lの容積が必要であるが、まあこれは誤差とみなす。(^^!
気になるなら7cmのFF-70でも良いように思う。
8cmならダイトーボイスのAR-7DXあたりが20KHzまで延びていて安いように思う。foは140Hzだ。
まあ、このあたりは好みと予算に応じて。

で16cmの穴があるわけで、ここに8cmのスピーカと2.5cmのダクト4本をつける。
ちょっときついが対角を避けて左右なら8cm+2.5cm*2本で13cmなので無理したら入るように思う。
バスレフの穴をふさげば多分JSPスピーカとして通用する...と思う。
片方@5000程度でペアで1万でできあがる。音は保証しないけど。

それよりオークションで16cmのジャンクを狙って改造したほうが安上がりかもしれない。
10Lもあれば、多分8cmのJSPで機能できるように思う。

ただ、こうやるとスピーカとダクトが偉く近づいてしまう。
一般論から言うとダクトには位相反転した音が出ているので、スピーカに近いのは禁じ手に近い。
しかしどういうわけかJSPはかなり近接していると思う。実際に聞いていると打ち消しあっている風でもない。
それでも真横ではないのだが。
まあ最悪穴を隅にあければそれでも済むと思う。(^^!

成立したら面白いし、逆に16cmに入る「JSPユニット」としてダクト付き8cmスピーカ」も面白いような。
でも考えると16cmのフルレンジの密閉なりバスレフに勝てるか?ってのは疑問もある。
JSPは低音でもやはりバスレフ風の制動の利かない(ボヨーンとした)音に近い。(それでも立派だと思うが)
16cmの質感のある低音と比較されると難しいものもあるのかもしれない。
そもそも外形が16cmスピーカBoxなわけで、そこのメリットがない。(TT)

やはりジャンクで実験したほうがいいのか。

by   at 09:00
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