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NASトランスポート(9)

玄箱のNASにリモコンをつける試みの続き。

一応動いたみたいなのでケースをつけることにする。

気になっていたのだが、オーディオテクニカのUSBオーディオは偉く出力が低い。
「ちょっと小さい」などという代物ではなく、かなり音量をあげないとまともに聞こえない。
デジタルに切り替えた途端大音量になってしまって、これでは機器バランスがとれない。
ついでなので、これも同じケースに入れることにした。

総じて、ヘッドホン端子はライン入力より(電流はとれるが)電圧が小さいため出力は小さい。
それもあってよくプリアンプを組んでいた。
この場合、単独で電源を用意しないとするならば+5V単一になり、USBからいただくことになる。
その場合
・USBはデジタル回路用電源で綺麗とはいえない
・+5V単一で設計する必要がある
ということになる。

前者はLCフィルタなどで平滑化したりするしかない。
後者はいろいろやり方があるが、中間電位を作ると出力コンデンサが必要になる。
ここはオーディオなのでDCアンプが好ましいわけなのだが、すると負の電源がいる。

というので結局LTC144CN8をつかって-5Vを作成して+5Vと-5Vで動かすことにした。
OPアンプはNJM4556Aにした。以前に安いのにしたらひどい目にあったし。

ケースは赤外もあるので秋月のクリアケースにした。
加工は簡単。

ノイズはさほど大きくない。
欲張ってアンプのゲインをあげると音が割れる。(TT)
しょうがないので適当に下げた。

このおかげで、多少は小さいが、他の機器との音量バランスがとれた。
後は安定性とか操作性。

電源投入時にどうもmodprobeでもFTDIを認識しないことがある。
その後挿抜すると、うまくいくのだが...。このあたりがちょっと弱いというか。
まあ電源を切らなくてもいいという話もあるがエコじゃないし。

何の曲がかかるかわからないとかランダム再生ができないとかあるが、音楽なので聞けばわかるということもある。
LCDもないけど、それなりに使えるように思う。
事務所のBGMには最適かも。でもないかな?
数日、同じ曲はかからない...芸当も可能だし。

by   at 09:00
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