NASトランスポート(10)
玄箱のNASにリモコンをつける試みのさらに続き。
どうもシステムが起動時に安定しない。
なぜかFTDIのSIOを認識できないときがあるようで、dmesgでも出てこない。
抜かれた状態に見えるらしく、modprobeでもNG。
単純に抜いてさせば、うまく行くのだが...。
1つは、アプリがttyUSB0を開き損ねると停止していたのだが、これをやめてリトライを繰り返すことで落ちないようにした。
もう1つは「抜いてさす」のはかなり面倒なのでスイッチにした。
とはいっても特別なものでもなく、HUB付きのUSB切り替え機をつけたというか。
こんなものである。
これ、ボタンを押すとPC1へ、もう1度押すとPC2に切り替わる。
つまりPC1につないでおいて、PC2をあけておけば玄箱からは切れたように見える。
ちゃんとHUBもついている。
ただのHUBよりは価格は高い。
不思議なことに(今のところ)USBオーディオは認識がこけたことがない。
なので、これはつなぎっぱなしにしたいが、この構造だと2つ抜いて2つさすような感じになる。
ま、いいか...。
でも、起動時に認識に成功しているかどうかわからない。
正確にはわかっても操作者に伝えるのが難しい。
Telnetでわかってもしょうがなくて、LEDで失敗をしらせたい。それを見ればスイッチを押せばいいわけだし。
調べてみると玄箱にはGPIOはないけど、AVR経由でLEDは制御できるらしい。
ttyS1にコマンドを出せばよいらしい。
まあ、これは本体に入っているのでいいのかもしれないが。
考えたもう1つの手法は
・電源投入でリモコン(ttyUSB0)につけたLEDをつける
・もし正常に通信できたら消す。ttyUSB0に”OK”とか出せばよい
というもの。
ただ、これつけるタイミングが電源投入しかない。Rebootではつかないっていうか。
ただ(今のところ)Rebootでは認識はこけないのだが。
まあうだうだ考えなくてやってみた。
すると、電源投入でもちゃんと認識する。
多分HUB経由での立ち上がりが遅ければ認識できるのだろう。別電源にして遅らせるといいのかも。
違うかな?
結局の対策は「HUBの交換」みたいな感じになった。
もう1つはiPodTouchのブラウザを使えばリモコンにできる。
なので操作パネルもどきをHPにつけておいた。
やってみたら画面が小さくて、拡大しながら操作するのでちょっと面倒。
iPODTouchはTelnetもできるけど、あまりに細かくて入力も大変で使う気がしない。
なんとなく「できないよりはいいけど」風のものが増えていくが肝心の安定性に関しては疑問が残る。
しばらく様子を見ることにする。
コメントはありません