NASトランスポート(15)
久々に玄箱の続き。
一応、サーバとしては「DLNA」とか「iTunes」とか「RDもどき」みたいなものがあり、これはサーバなので別段設定しておけばいい。
で、肝心のトランスポートなのだが、
・NAS(自分)の再生
・NetRadioの再生
・USBメモリの再生
ができる。つまりモードとしては3つある。
・NAS(自分)の再生
・NetRadioの再生
の2つは、それぞれフォルダやラジオ局をWebから登録する。
そういう意味ではUSBメモリも転送して登録すれば、扱いとしてはNAS再生にもできる。
ただこれはこれで面白いのでそのままになっている。
つまりこの2つについては「チャネル」というかそういう概念があって、それも選択になる。
さらにこれに再生中の「送り」「戻し」「一時停止」「停止」などが加わる。
そこらをリモコンで制御していたのだが、どうも機能が増えるにつれてNASの状態がわからなくなった。
別段想像がつかないわけでもないのだが、リモコン操作でインターラクティブでないというか。
そこで赤外線+LCDにすることにした。
結局、やっているとや反応は変わらないが、精神的な安心感はありそうである。
まず、今のAVRのTiny2313に拡張することを考えた。
LCDでパラレルだと7-8pin使ったりコントラストボリュームがあったりと、まずは基板にのらないし、配線も面倒。
そこでストロベリーLinuxさんから出ているI2CのLCDをつけてみた。
ところが、Tiny2313の使用率がもう100%近くなる。(TT)
もう1つはI2Cのソフトを移植してやってみたもののうまく動かない。まあデバイスは新品なので大丈夫とは思うが。
しょうがないのでATMega168で組みなおしした。
これも面倒なのでストロベリーLinuxさんのボードをそのまま使った。
それならパラレルのLCDが配線してあるので、その方がいいような気もする。
ただ、1つだけ赤外線がIRQを使うのでそこだけは変更しないといけない。(LCDと同じPortDにあるため)
まあI2CのLCDも面白いので使ってみた。
よく読むと5Vで確認はしてあるが保証は3.3Vとのこと。3.3Vだと周波数は8MHzに下げなければならない。まあそこはいいとしても、外部アンプのPowerが5Vなので、これは...。
しょうがないので5Vにして使ってみた。
ちょっと斜めにして気持ち見やすく...。
これ、アイコンがあって結構面白い。電池とか上下のアイコンはパーツ単位で制御できる。
サンプルプログラムのまま動いた。サンプルではResetを1本使うのだが、なくても動くらしい。
2本でつながるのは配線が楽で嬉しい。
このままだとUSB-232C変換は前に来てしまう。
それはあまりなのでドングルにしてみる。
結局はTxD、RxDと+5VとGNDの4本あれば事足りる。
でもって中身を移植。
Mega168は20MHzで動かした。赤外の場合、あまり高速だと8bitタイマなのでちょっと苦しい。
16bitタイマにする限界付近なのだが、そのまま動かしてみた。
アンプのほうは、別のケースに入れた。
あとはむき出しっていうか。(^^!
この方が使いやすそうである。12Vでも動くしその方がよさそうなのだが。
で、もって使用感なのだが、結構有難い。
操作していてエラーとかおかしいのも表示する。Stopに続くStopとか。
ソフトも結構変更したが、反応はともかく、精神的にはすごく有難いものになった。
欲を言えば「ケース」と「バックライト(見づらい)」がほしいというか。
それでもUSBコンソールでもちゃんとやれば、結構使えるという印象。
ちょっと家電っぽくなった気がする。
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