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NASトランスポート(16)

玄箱の続き。
伯耆さんからPS AUDIO のPWTのお話を聞く。
50万のCDトランスポート。(^^!
I2Sでも出力されるらしい。

話は遡って...。
一時CDトランスポートの自作というのが流行したらしい。
PC用のCDドライブにはアナログ出力とデジタル出力が既についているものが多い。
なので、ATAなどから制御コマンドを与えて、(1曲再生とかそういうの)ここから出力させると、トランスポートとして使える。
内蔵のDACがいやなら、デジタル(同軸?)で出力させる。
そういうKitも自作されて領布されていたことがあるし、今でもYahooオークションで販売されている人もいるようだ。
またジッタ対策としてFIFOを搭載するなどの工夫も見られる。
CDドライブはバッファとして2M程度(本当かいな?)を積んでいることが多いので、これでもそこそこのトランスポートになるように思う。
この場合は欠点として
・I2Sが出せない
 正確にはSPDIF->I2Sはできるが、SPDIFはNRZなのでI2SのクロックはPLLになってここがオーディオマニアには面白くないのだろう。
・ATA以外は敷居が高い
 ドライブはCD/DVDとなって、IFもATAからSATAになった。なので敷居が高くなった。ATAのドライブがないではないが、ドライブとしてはマイナーになった。
 これが廃れた原因の1つなのだろうか?ただ*(動くかどうかわからないが)SATA->ATAの変換アダプタもあるので絶滅でもないと思う。
 そういうKitもあるのでまだマニアはいるのだろう。

このPS AUDIO のPWTであるが、多分データそのものを外部で読み取っているような記載がある。
例えばPCならば、別段CDの音声出力でなくてもCD再生ができるし、これはCDからデータを読み取って再生する。(なんか当然風だが)
良い点はPCが自分のバッファを使うことと、(USBオーディオなどを使えば)I2Sも出せることではないかと思う。
I2Sでジッタフリーとあるが、I2Sはクロックとそれに同期したデータなので、リクロックすれば精度はあがると思われる。

それならばCDドライブの内部にもI2Sの部分があれば、そこから引き出しても似たような結果に思うが、そういうものでもないのかも知れない。

ともあれ後者で手っ取り早いとすれば、PCにCDを入れてUSBオーディオに出せば、CD->I2S->SPDIFみたいな変換はできる。大きさとかそういうのを気にしなければ50万はしないかも。(^^!

でもって、PCでできるのならArmadilloや玄箱でもできるだろうというのが今回の目的になる。

by   at 09:00
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