USBトランスポート(38)
ArmadilloをPS AUDIO のPWTもどきにするお話の続き。
カウルが届いた。
リモコンは超シンプル!!
ステアQ(チョロQ)と互換があるかと思って作ってあったが全然動かない。(TT)
おかしいと思ってロジアナで調べてみると全然違っていた。
と言ってもステアQもネットで調べたのだが。
まずリーダ部であるが、
5000usほどである。
ここからして全然違う。
後は周期であるが、
1=1800us 0=1200usほど出てくる。
さらにステアQは6bitらしいが、これは5bitである。(^^!
先頭の2bitはチャネルみたいでここは同じ。
スイッチを素直に返してくる。中間を押すと全部1を返してくる。
まあ、これだけわかれば修正できるので、修正したら動いた。
やっぱりリモコンはいい。
本体から離れられるのがいいというか。
聞きたくない曲は飛ばしたり、聞き逃すと戻したり、ちょっと止めたりというのはよくある。
その都度本体に出向くよりははるかにありがたい。
で完成!!(含むリモコン)
前
今度はNotePCのCD(DVD)が掛け布団に。(^^!
後ろ
プログラムメモリが見える。上海問屋の超小型タイプ(ケースがない)。
手抜きっぽくもあるけど、家電風にそこそこ使えるような...。
なんかLCDの書き換えが遅いっていうか。
ついでにArmadillo9を最新版にした。
Armadillo9もArmadillo220や240と同じであるが、CFがつけられる。
VGAもつけられるがつけてない。240もVGAはつけられるが、これをやると音に雑音が出る。
どうもUSB転送に影響がでてしまうようだ。Armadillo9はそういうことはない。
話を戻すとArmadillo9は何がいいかというとROMでの展開のほかにCFをHDD風に使える。
もっともPCっぽくなるので、ちゃんとコマンドでシャットダウンしないといけない。
しかし、こうすると...
・apt-getでバイナリを入れられる。
それでテストもできる。
Debianだとarmのバイナリも入手できるが、ライブラリとか複雑になると結構面倒。
これからだとすぐにバイナリが取り出せる。
・いざとなったらセルフコンパイルできる
クロスコンパイルでもいいのだが面倒。アットマークテクノさんの提供範疇であれば楽だけど。
となる。まあ緊急用と言えばそうで、精神的には随分楽。
それにバイナリイメージがアットマークテクノさんから提供されているので、それを書き込んで設定すればできてしまう。いろいろ悩まされることもあるが...。
で、Alsaplayerを入れたが鳴らない。(TT)
例によってカーネルのリコンパイル。でもどうもArmadillo9とArmadillo220・240のカーネルは同じでconfigが違うだけらしい。
まあAlsaplayerを鳴らす設定は何度もやったし、Armadillo240もやったのでビルドして入れたらちゃんと鳴った。
こちらの方がVerが新しいみたいで、ネットラジオなども安定しているようだ。
入れ替えも考えたが、どうもライブラリが同じではないみたいで、また追いかけるのも面倒なので、動いた段階までとした。一応セルフコンパイル環境は整えた。
PS AUDIO のPWTは50万する。
この方式だと(原価であるが)5万ほど。
・Armadilloが2.5万、CDドライブが1万、USBサウンドが0.5万、HUBが0.3万、残り0.7万ほど。
まあ、5万もあると選べばそこそこのコンポが買えるし、芸というか機能も多くて楽しめるように思う。
それを言えばPS AUDIO のPWTの50万もあれば、もっと買えてしまうけど。
・Armadilloはとても環境が良くて作りやすいのだが、価格が高いのが欠点。
・玄柴にすれば1.7万ほどなので、もう少し下げられるし、SDは魅力的。ただし、限定販売で入手困難。
・CoregaはUSBが不安定で使い物にならなかった。1万という価格はいいけど。
・KaneBeBeは非力すぎて、音楽は無理。USBも遅い。
・MES2のボードは安いといえば安いけど、USBのあるものはLinuxが走らない。
この手(CD再生やMP3)は自前で作るのはきつい。(VSXXXXはmp3ならいいが)。wavの再生ぐらいなら手出しできると思うが、それにしてもこうしてしまうと結構価格がはねあがってしまう。
それに見合うサウンドかどうかは...人によって違うのだろうが、多分「PS AUDIO のPWT」=「PCオーディオ」だと思うので、そういう意味で「もどき」にはなったと思う。
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