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USBトランスポート(44)

USBオーディオに関して。

サンワから取り出したCM102の続き。

やっとUSBオーディオができたので、玄箱につないでみる。
ところが、バスパワーが不足するらしく認識しない。(TT)
どうも500mAを要求するみたいだ。

TI(BB)のPCMの場合、バスパワーの100mA/500mAはHostという端子で切り替えられる。
CM102は、どうもパワーアンプをOffにはできるが、そういう端子はないらしい。

まず、HUBにACアダプタをつないで、それで供給してやるとちゃんと認識した。
でも高々USBオーディオでしかもスピーカをならすわけでもないのに500mAは...と思う。
そのためにACアダプタってのも本末転倒だし。

音はと言えば、まず音圧は結構高い。iPODよりも高いので、最近の機器なら問題ないだろう。
音は、中音というか高音というかやはり曇っている感じをうける。
曲によってはあまり感じないこともあったが、ちょっと気になった。
それ以外は価格の割りに優秀という印象。
でも何よりがっかりしたのが500mAで動くってことだろう。ちなみに、これはちゃんと消費しているようで、HUBで外部電源がないと電圧降下するほど。
このあたりはマニアは気にしないのかもしれないが、正直がっかりした。
DACの性能はともかく、S/PDIF経由ではそれなりらしいのでデジタルIF向けなのかもしれない。
それにこのアンプで駆動していい音を出すスピーカってのは余程だと思う。
サンワのように割り切って「そこそこ」みたいな使い方が想定なのだと思う。

で、結局はオーディオテクニカ+自作アンプに戻した。
ここは100mAでもちゃんと動く。そもそも直接スピーカ駆動でもないから100mAで動かないとおかしな感じもする。
音は、CMよりは曇らない分、多少ましな気がする。
解像度はCMも悪くないと思う。

結局は...
TI(BB)のPCMシリーズが良かったかも。(TT)

by   at 09:00
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