中華パッドで遊ぶ(2)
中華パッドであるが、個人的には$100PCみたいに使いたい。
AndroidOSであるが、結構急速に伸びているようである。
x86のLiveCDもあるし、SDKのシミュレータで体験もできる。
iPhoneはAppleの独特のコンセプトが歓迎されているが、Androidは比較的OpenなOS。ソースからもビルドできるらしい。
日本でも各社が販売しているが、正直あまりぱっとしない。(日本ではiPhoneが72%以上のシェアらしい。)他にもNokiaのMeego(MeeGoは、Intelの「Moblin」とNokiaの「Maemo」を組み合わせたもの)や携帯各社が加盟するLiMo Foundationが知られている。
OSはともかく、そのベースになっているのはLinuxである。なので基本的には周辺機器もつながる構成ではあるが、各社それは熱心ではない。(というか無いに等しい)
一般的にこのような携帯電話やスマートホンに見られる形態では、本体に周辺機器をつなぐというより、「データを(探して)見るだけ」という形式が多い。一方、キャプチャーとしては「カメラ」などが存在はしているが、これは大きさが手ごろということもあるように感じる。
その一方、ドキュメントを見ようとすると、携帯ではどうしても画面が小さく無理がある。iPodTouchだとA4のドキュメントは読む気がしない。
産経新聞は無料で読めるのだが、これまた読む気がしない。書籍も同様なのであるが、そういうニーズもあってかiPadが登場してきた。(解像度は1024*768)
これは携帯というよりブックリダー乃至は情報端末に見える。NetBookとは一味違うが、試みとしては先進性を感じる。これであれば、まだ読む気がする。iPhone系はPDFが軽快だ。
今回のテーマの中華パッドであるが、中身は独自と考えてよいが、ブランド(?)も複数ある。価格は¥10,000からと激安ではある。
ただ、現在は第一世代のようで、まだこなれていない部分があり、まもなく第二世代になるような印象である。
また、メーカサポートみたいなものがあまり期待できないので、その意味でも危険は大きい。
但し
・安い
1万ぐらいで入手できる(高いのもある)
・開発環境が安い
AndroidはオープンなSDKが無料で提供されており、開発用の実機としては面白い
・画面が大きい
低価格の7”でもiPadほどではない800*480ある。
・USB-Hostがある
使うかどうか別にして、搭載しているものが多い(ないのもあると思うが。)
なので遊ぶにはもってこいともいえる。
ついでに「情報が少なく日々新たな発見」というのが味わえるかもしれない。
なので「完成品」と見るより「開発品」みたいにして、遊ぶのがいいのではないかと思われる。
そのあたりは個人の感覚によるが、完全なものではないようだ。
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