中華パッドで遊ぶ(28)
せっかくなのでバイナリで遊んでみる。
ArmなのでArmadillo9でバイナリを作って入れてみたが、セグメンテーションフォルトで動作しない。
巷では玄箱Proでコンパイルしたものが動くらしい。
そこからとってくると確かに動く。
最初はカーネルのVerかと思って、同じようにDebianLenny(元はeach)にしてみたが状況はかわらない。
もしかしたらArm独特のバイナリ互換ではないかと思った。
Armadillo本家のAtmarkTechnoの情報を見ると、
Debian 系 Linux では ARM 用のアーキテクチャとして、arm と armel の2 つがある。
これは、ABI (Application Binary Interface) の違いによるもの。
arm アーキテクチャは OABI を、armelアーキテクチャは EABI を意味する。
とあり、Armadillo9系はOABI、500/400系はEABIを採用している。
そこでArmadillo440の開発環境をDLしてコンパイルしてみた。
(VMWareなのでWindowsで開発できる。
面倒なクロスコンパイラのインストールは不要)するとちゃんと動く。(HelloWorld程度だけが)
とにかく、これで無料のネイティブ環境ができる。
http://armadillo.atmark-techno.com/armadillo-440/downloads
Armadillo440をコンパイルするわけではないのでツールチェインやカーネルは不要。
バイナリはstaticで作成してstripはしないでおけばよい。
ライブラリも全部含めてスタティックLinkで作成する。
これならハードも不要だし、無料で開発できる。(^^)
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