空を見上げて
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RAID導入(1)

NASを入れていた。
IOデータのHDLシリーズで容量も、今はもう少ない300Gほど。
それ以外にもHDDとコントローラのトラブルに見舞われた。
その動機編あたりから。

HDDはWDの1TをUSBでつないでいたが、ある日突然認識しなくなった。
外してPCにつけても、BIOSで認識できない。
結果からすると、どうもSA障害と思われる。

【現象】
・HDCN-U1.0A(IOデータ社のUSB外付けHDD:1T)で2009.07.24に購入
フォーマットはNTFS。USBで接続していた。
・中身はWesternDegital WD10EADS-00L5B1(プラッタ333Gのもの)
・WDの製造年月日は2009.03.03
・現象はBIOSで認識できず、スピンドル回転音もしない。
【状況】
・最初にHDDの復旧メーカをあたって診断を依頼した。
 結果、ドナーPCBの手配とかで4ヶ月後に修理不能と返事が来た。
 結果的には、送料(往復)&時間がかかっただけだった。
 わかったのは、まずはPCBがおかしいということ。
 逆に考えるとプラッタ(円盤)の情報は無事かもしれない...と考える。
・その間もヤフオクでドナーをあたってみた。
 最初に入手したのは10日違うもの
 WesternDegital WD10EADS-00L5B1 2009.03.13
 結果的には、このドナーでも現象は同じだった。
 どうも10日も離れると結構違うようで相性というか、それが変わるようだ。
・次に入手したのはもっと近くて1日違うもの
 但しセクター欠陥があるらしいが、PCBが目当てだったので競って落札。
 WDの製造年月日2009.03.04のドナーを入手しPCB交換してみた。
 進んだ点として、スピンドル回転音やシーク音はする。
 但し、相変わらずBIOS認識はできない。
 TestDiskでは2Tで認識される。(これは動かなくてもそうなる。)
【考察】
・どうもWDなのでFirmはDisk上(サービスエリア)にあるものと聞いている。(SeaGateなども同様)
 なのでPCBがまともでも復旧は難しい。
・多分、今回はPCBの異常とサービスエリア(SA)の不良のように思える。
 ドナーらしきものが入手できたのでPCB不良はともかく、残るのはSA障害ではないかと推定される。
 SA障害の修復は特別な装置を使うらしい。
例えばPC-3000とかいうものがそうで、価格は(よくわからないのでいい加減だが)100万ほどするらしい。
 2ch情報だと警察でもっているみたいだ。ううむ。凄いかも。そこまでする犯罪者ってのも凄いような気がする。
・こうなると、やはりある程度の規模の復旧会社でないと対応できないようだ。
 しかし、一般的には規模が大きい場合は金額も高額になる。そこまでのデータなのか?といえばそうでもない。
 それと料金システムはどうも容量に依存するようで1Tだとかなり高額になる。
BIOSで認識できれば、後は自力復旧もできるのだが...。
 SA障害でも障害HDDとドナーHDDを提供すれば、後はSAの修復だけでBIOS認識できそうな気がする。
 無料見積もりをやっているが、SA障害に対応できない復旧メーカも多い。

 RMAの交換期限もあるので、あたってみて高いようならあきらめるか...。

by   at 09:00