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2.1chアンプを作る(2)

まずはAMP-STA540-Sを素の状態で聞いてみる。

電源は12Vを用意した。どうも内部で6Vを作成しているので9Vぐらいから動作するようだ。(レギュレータを外せば5Vでも動くかもしれない。アナログなのでリップルには要注意。)
スピーカがPinジャックなので入力と間違えそうになる。(^^!
真ん中が入力。

メディアプレヤーを使うと入力が小さいのでトランス昇圧して入れてみる。(低音は下がるが機器は安全ではないかと思う。)
D級のような透明感はない。ノイズは少ない。
スピーカがそれなりならそれなりの音かもしれない。
高級アンプという感じではない。
そのうち周波数特性でもはかってみようかな?

話がそれるが透明感というのは
・ノイズが小さい
・立ち上がりが鋭い(急峻な立ち上がりに追従する)
というような気がする。人間は20kHzしか聞こえないにしろアタック音は聞こえるというより感じるのではないかと思う。
つまりD級はPWMなので立ち上がりは急峻にできる。アナログはよほど電源などの電流余裕がないとそうはならない。
つまりはアンプの帯域の余裕は20kHzよりもっとあったほうが良い。
矩形波やインパルスをそこそこ再現できれば、いいアンプなのかもしれない。

低音はといえば可もなく不可もなく。
そこらのラジカセ風の音でコンポの音という感じもしない。

データシートを眺めてみると、このIC(STA540)はどうも1ch・3chと2ch・4chは逆位相で出てくる。(^^!
このためブリッジ接続も可能で、それをやれば7W*4ではなく14W*2にできるようだ。
こうやれば出力コンデンサも要らないしパワーアップするので音も改善するかもしれないが、依然として2chで本題ではない。
話を戻すと、このアンプは1chと2chを使っているがそれが逆位相で出ていることになる。(^^!
右(R)は正位相で左(L)は逆位相なのでLのスピーカの極性を反転させた。
少し自然になったような印象。
さてここから改造にとりかかることにする。

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