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スタッガードバスレフ(1)

前に書いたが秋月のスピーカに興味を持つ。

大画面TV対応 2WAY 3スピーカーシステム(グレー)61cm
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-01160/
価格が2つで¥1500というのも魅力。
商品コードがEAB822A6となっていて、調べるとどうもこれは

2001年頃の パナソニック・プラズマテレビ用
TH-42PM30/S , TH-42PM50/S
メーカー希望小売価格 ¥1,100,000円 , 880,000円 のテレビ用スピーカー。
http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=TH-42PM30S
http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=TH-42PM50S

とのこと。2つ出ているけど、61cmのはTH-42PM50/Sかな?
スタッガードバスレフになっていて分解した人もいた。
http://supikura.blogspot.com/2010_04_01_archive.html

安いので部品を買うついでに買ってみた。
TV用なのでそれに装着するためか縦長のトールボーイ風だけどサイズ制限が苦しそう。
そこでスタッガードバスレフの設計で低音を稼いだのかもしれない。

届いた。でかい!!
っていうかスタンドがないので自立できない。(TT)
裏からM4のネジ4本で止めるようになっている。
それも奥まっているので多分専用の装着なのだろう。
まあそのうち気が向いたらスタンドでも作ろう。
LCDの横にたてかけた。19”なのだが小さく見える。さすが50”用...。

音だしはAMP-STA540-Sで行った。(^^!
そばにあったからというだけの理由。

印象であるが、結構いい音がする。
低音であるがTangBand+JSPエンクロージャには及ばないがさすがスタッガードバスレフだけあってそれなりの低音を聞かせてくれる。
フルレンジではないので点音源ではないというか定位はあいまいになるが、元々画面を見るように設計されているのでそこはよしとすべきに思う。

AMP-STA540-Sという貧弱な条件にもかかわらず、かなり良い音で鳴る。
エンクロージャを変えたらもっといいかもしれないので自作派にはお勧めかも。
プラ筐体なので切ったら燃えるゴミにできそうでもある。(^^!

AMP-STA540-Sが2.1ch改造してあるのでウーハーを10cmのフルレンジでとってみた。
あまりに貧弱なウーハーにも思う。(TT)
そのせいか出てくる音はウーハーのそれと大差ない。
勿論音圧があげられるので低音の量感は出せるがただのバスコントロール風。
つまりそれだけ低音は出ているように思う。

印象として
・¥1500としては良い音質に思う
・低音は一般より出るが口径やエンクロージャなどから過大な期待はできない。
 8cmでもTangBand+JSPのでかいエンクロージャの方が伸びている。
 ただ、このサイズは容積からしても随分奮戦していると思う。
・もっと期待したい向きにはまともなサブウーハをつなぐと良い
という感じ。
少なくともBGMを聞くのなら案外良い選択肢に思える。

TVのスピーカなのでそうしてみようか迷うところ。
 

by   at 09:00