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BGMアンプ(5)

低音をまわすと音われするのが気になる。
どうも調べていくとNJM4580が飽和するみたいだ。(^^!
このICは4Vで動作するが、RailToRailではないので出力が2.5V程度で飽和する。
そんなに出たら次のD級も危ないのだが、ここは飽和していないようだ。

もっと低電圧のLT1112とか、RailToRailのものと交換すればいいのだが、一般的に電圧が高いほうが音もいい。
また電圧が高ければOPアンプの選択の余地も増える。

今までは-5Vを作ってDCアンプにしてきた。
これはこれでいいと思うが、改造が大変。
そこで5Vを12Vに昇圧することにした。
ChipはMAX662で、これは秋月で売られている。ただ-5Vを作るLTC1144の¥300より¥400と¥100高いのと、DC接続できないので、やるならLTC1144の方がいいかもしれない。それでもOPアンプの選択範囲は広がる。
このChipは元々はフラッシュプログラム用で5Vを12V30mAに変換できる。
外付けはコンデンサ4個でこういう感じ。


結構小さくできるし配線は少ない。
ただケースも小さいので無理やりいれた。


もう少し考えるべきだったか...。

結果としては低音は割れなくなった。
機能的には調整範囲が増えて嬉しいということで、これはこれでよかった。

ただバスブーストをあまりきかせると、全体的にモヤモヤしてくるので適当なところでOKとした。
これをやると低音が出ないスピーカでもかなり低音は出すことができるが、低音の質はスピーカ次第というところ。
回路的には矛盾はなくなったのでひとまず完成!!

iPod用のアンプにしてしまった。NJM2703より気に入っている。

by   at 09:00