激安D級アンプ
これもSP01ネタだが、「20W+20W TA2020デジタルアンプ V2銀(完成品)」が売っていた。
これも在庫調整なのか、はたまた中国の実力か¥1940だった。
送料がかかるので全部一緒に買ってしまう。
ヤフオクでTOPPINGを買っていたが、それよりは安い。
最近はDEGITのフルデジタルの低音がどうも気に入らない。他は良いと思うがこれがどうもいただけない。
TOPPNNGを自分で改造してたものの方がバランスはよい。
「いかに安価に」というaboさんに敬意を表して...でもないが買って遊んでみることにした。
TOPPINGよりは小さくてタバコ2箱ほど。
ボケてます。
背面端子もターミナルブロック。
ただ電源スイッチが前面についていて普通に上がOnなのはいい。(TOPPINGは前面ではなく後ろだし、ついていても下がOnという...。)
さっそく解体。
この電源端子であるが統一DCコネクタは使えない。(センターピンが太い)
安いので電源も買ったが、コネクタをつけかえればもっと便利なのでつけかえることにした。
トライパスTA2020はこれで4台目なので自分好みにバスブースト。abo-x(QWT)だと要らないかも。
一般論としてだが、D級やフルデジタルは低音はさほどでもないように思う。他の音はシャープなのに...。
別に低音が出ないわけではなく、例えば同じフラットなアンプのKochiaではもっと凄い低音が出てくる。PWMの調整かもしれないが...。
トライパスTA2020は丁度OPアンプのFB抵抗みたいなのがあるので、簡単に細工できるし特性も素直。
あっという間に完成して試聴。
フルデジタルはクリアでよい部分もあるが、こちらは低音も存分で元気が良い。
中間ぐらいがいいのだが...。
でもこの価格ならまあ買って遊べるし、ケースなどを考えると作るより安い。
電源コネクタは惜しいというか標準があわない。(HPにもそうある。)
しばらく聴いてみようと思う。
*その後聞いていると、なんだかフルデジタルの音の方がよく思えてきた。
変な話、このアンプは「人工的な音」っぽい。生々しくないというか。バランスも悪くないし、D級独特の透明感もあるのだが...。
凄く僅差なのだが、これは何なんだろう。
低音はスカスカという表現があったフルデジタルでそこは同感だが、後はいいような。(^^!
デジットのフルデジタルはTIのChipなのでバスブーストをサポートしてくれないかな。1度は聴いてみたい。
*さらにその後abo-xの開口部を広げたら雰囲気が変わり、このD級を素に戻してつないでみた。
人工的な印象はなりをひそめて結構聞ける音になった。開口部をひろげると共鳴管特有の(?)エコーっぽい音になるので随分印象が変わる。新鮮でなかなかいい感じ。
要は「個性がでてきて面白い」という感じ。後日特性をはかってみようかな。
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