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TQWTスピーカ(1)

TQWTスピーカを作りたくなる。

発端はやはりabo-x。これはQWTである。
・同じものを作ってもしょうがない
・定在波を下げてみたい
・元々、16cmの背面解放型を作ってみたかったが背圧が低く同じような鳴り方をする
というのが動機になる。

いろいろと考えたのだが、
・折りたたみはやめてまっすぐにする
 定在波が減る方向。但し高さが高くなる。でもユニークというか市販は大半折りたたんでいる。
・ユニットは16cmまで対応する
 小口径も面白いが、中口径というか16cmも楽しみたい
ということになり、考えてもでかそう。

一応板取をよくしたのがこちらの設計になる。

コンパネ1枚から1台作成できる。
端材で反射板を作るので、足りないかもしれないが10cmの端材で調整する。

厚みは迷ったが12mmにしてある。
このクラスだともっとあったほうがいいと思うが小音量ということでこれにする。
それでも箱鳴りする場合は1X4材なのでそこを補強することにする。
なのでラワン系のコンパネなら180cm*90cmで¥1000/台程度(いろいろあるけど)。針葉樹系でも¥1500/台程度になる。

それでも重たそう...。

後で考えると、前面は1X6材、側面は1X8材にして、足は1X4材などを使えば柔らかいとは言え合板ではないので見た目はいいと思う。
ただ1X4材はともかく1X6材や1X8材はホームセンターでは置いてない可能性もある。1X4材をうまく張り合わせてもできるが、乾燥で良く反ったりする。
それに遥かに重くなる...が箱鳴りはしないような気がする。

工作で難しいのは
・斜めカットがある(カットできるホームセンターもある)
・接合部が斜めで難しい
というところ。

・斜めカット
 ホームセンターで聞いてみてNGなら自分でカット
・接合部が斜めで難しい
 ここは木材パテを買ってそれで埋める!!
で対応することにした。

とにかく図面ができたのでもってホームセンターに行く。

一般的には180cm*90cmというのも181cm*91cmなどで売られているので端材も寸法よりは大きくなる。一方、切断しろが2mmぐらいはあるので、左の寸法を確保するように切ってもらって、後はあまった分にしてある。

設計的には共振周波数は50Hzで見てある。(正確には47.8Hz)
ただTQWTの場合でこの構造だとLは厳密に「どこなのか?」は難しく180cmだと47.8Hz、192cmだと44.8Hzなので46Hz付近と見るべきだろう。
その意味でスピーカセンターも90cmになっているが、93cmぐらいが適当に思われる。

by   at 09:00
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