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Tabo-x登場

共鳴管(QWT)のabo-xであるがさらに強化されたバージョンをaboさんが開発された。
abo-xも特性的にはたいしたものであったが、さらに特性があがったという。

aboさんの製作であるが以下のようになっている。
1号機 108Wx486Hx204D, 共鳴周波数91.9Hz
*2号機 120Wx540Hx228D, 共鳴周波数82.4Hz, a-box
3号機 120Wx612Hx228D, 共鳴周波数74.7Hz, (2号機の共鳴管を長くしたもの、5号機と同じ共鳴周波数)
4号機 120Wx684Hx228D, 共鳴周波数68.3Hz, (2号機の共鳴管を更に長くしたもの、6号機・7号機と同じ共鳴周波数)
5号機 132Wx594Hx252D, 共鳴周波数74.7Hz, (2号機の共鳴管を太くしたもの)
6号機 132Wx666Hx252D, 共鳴周波数68.3Hz, (5号機の共鳴管を長くしたもの、7号機と同じ共鳴周波数)
7号機 144Wx648Hx276D, 共鳴周波数68.3Hz, (2号機の共鳴管を更に太くしたもの)
*8号機 156Wx702Hx300D, 共鳴周波数62.9Hz, (7号機の共鳴管を太くしたもの)

つまり2号機がabo-xと言っているもので、当方のHPにも図面を公開している。
今回、強化されたのが8号機になる。サイズは一回り大きくなる。

8号機という名前より...ということで勝手に愛称を考えて、「ターボ」をかけてTabo-xとした。実際のところ名前にふさわしい特性が出ている。

特徴という意味で「音道」「容積」の増加によって共振周波数を下げたのもそうであるが、ダクトの部分が特徴的。
abo-xは短いというかただのホールだった。

aboさんの実験によると...

1.共鳴管を太くすると共鳴成分の音圧が大きくなる。
・8号機はダクトの共振と共鳴管の気柱共鳴を同じ周波数にすると共鳴周波数の部分の低音が増えすぎる。
⇒ダクトの共振の周波数を共鳴管の気柱共鳴より10Hz程度低くしたほうが良い特性になる。

2.ダクトの共振周波数が同じでも、ダクト径を大きくすると低音がより大きくなる。[Lはダクトの長さ]
・ 63Hz: Φ42[L12] < Φ50[L24] < Φ55[L36] < Φ60[L48]
・ 53Hz: Φ32[L12] < Φ38[L24] < Φ45[L36] < Φ50[L48]

とのことで、「ダクト直径45mm,長さ36mm」が採用されている。

お借りできるとのことで早速設置。

音の感じはabo-xと同じであるが、低音が伸びて「重たく」感じる。
凄い!!10cmでここまでの質感は聴いたことがない。

by   at 09:00
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