TWQTで遊ぶ
これまたバトルロイアルの結果からでもないが、TQWTでユニットを変えてみたくなる。
実はいままでにも装着できるユニットとして以下がある。
16cm1発、10cm1発、10cm2発...。
で、今回作ったのは
13cm+10cm。これ以上はつかない。
本来は、13cmウーハ+ツイータだと思うが、これは少し考え方が違っていて、主役はあくまで10cm1発。
普通だとそれにツイータで高音を足すが、これは正反対にウーハで低音を足す。
なので、ウーハをアッティネータで調整するという思想。
・10cmは高域までののびたもの
TangBand W4-930SA
・13cmは低域がのびてf0が低いもの
TangBand W5-576A
で、能率を見ながら低音のアッティネートを調整する。
まだ低音が多いけど、こんな感じ。
さすがにロー上がり気味なので低音の量感はあるが、
3位.TQWT 50Hzクラス(10cm:TQWT)
と比べてもさほど低音が伸びているわけでもない。
要は周波数特性に関しては、似たようなものだが、量感はむしろ出ている。(当たり前か)
まだ削ってもいいのだが、まあ無駄に熱にするよりは低音が出たほうがエコだし、不自然でもないのでそうしている。
最初はウーハには高音をコンデンサでカットして入れていたがコンデンサは使いたくないのでこれも外してしまった。
後、共振が50Hzなのでそのあたりでスコンと落ちているが、以前のものはダラ下がりっぽくも見える。(この方が伸びが多少上に感じるが)
教訓)
・TQWTではエンクロージャが支配的でユニットで特性はあまり変わらない
当然だがダクト周波数(共鳴周波数)は変わらないので低域はダクト(共鳴音)が支配的なためとも言える。
・但し、低音はウーハ分量感が出る。同時にダクト音もそうなる。
なのでバスブーストを音響的にやったような感じなる。とは言っても10dBもないが、聞いていると強めに感じることもある。
弱くするぐらいなら、1発に戻したほうがいいので、当分はこのまま聞くことにする。
TangBandは好みの音のせいか、音質的には良いと思う。ケバがなく丸い音だ。TQWTには良く似合う。
まあ16cmのはお遊びなのだが、自分としては基本は10cmで行きたい。
というのも10cmの方が中高音は一般的に良いように感じる。勿論16cmでも良いものはあるので一概に言い切れないのだが、総じて...。
中低音は16cmがいいのだが、共鳴管なのでそこは共鳴に頼って10cm1発か限りなくそれに近いほうが良いような気がする。
・一番いいのは10cm1発
・ユニットの関係で高域が得られない場合はツイータとアッティネータを追加
但しネットワークは使わず、10KHz程度で軽くツイータを足す。能率に応じてアッティネートする。
・低域の量感が得られない場合はツーハとアッティネータを追加
これもネットワークは使わず、ウーハ+アッティネータで調整する。ツイータは使わない。
あたりがよさそうである。これだと基本は10cm1発から出ているので、違和感が少ない。つまり「10cm+補助」であって、2wayともいえないもの。
実はバスブーストよりはウーハを足したほうが自然な音に思える。(勿論、何もしないに越したことはない。)可変アッティネータをつければ低音(量感)調整もできるがそこまでのことではないので、設置にあわせて固定してある。部屋によって変えたらいいかもしれない。
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