DelphiXE2でiPhone(続編)
DelphiXE2でiPhone開発で感動。
これぞRADツール!!
簡単なものを作りるには最高!!
なのだが、Winで書いてMACにもっていってコンパイル...
このあたり、さほど簡単でもない。そもそもMACがないとできない。
遊ぶにはちょっと高い感じ。
・MAC
WinのToolChainでもできるらしいが、RAD以前に環境が大変そう。
後はAppleDevで登録すればXCodeが入手できるので、シミュレータまで遊べる。
今買うのならLionかな?
実機になると
・iPhoneかiPadかiPodTouch
iPodTouchは定価で1.6万まで下がってきたし、遊ぶのならそれもありだと思う。電話ができないのとGPSやジャイロが使えないのとカメラの解像度が低いぐらいかな?
・転送用にAppleの開発者プログラム登録
年間¥8800ほど。脱獄しても多分これがないとバイナリができない。
これにさらにMonoTouch(C#でRAD風だがそんなに楽でもない)、DelphiXE2(30日なら体験版あり)となると、かなりな投資になる。
とりあえずDelphiXE2で30日遊ぶ(体験版)ことにしたので、その感想。
GUIとそのイベント記述はさすがRADという感じですごく楽。
で、まじめに例えばメールしてみるようなアプリの作成検討してみることにした。
このあたりAndroidだとメールのインテントを呼べばいいので数行で終わってしまう。ただそうやると立ち上がるのはGoogleのメールになる。
Indyがあるので、それを貼れば動くのかと思ったら...そうでもない。
VCLが全部移植されているというほどでもなく、UI以外は自前でやるようだ。
恐ろしく情報が少ないが...
http://stackoverflow.com/questions/7439974/what-networking-components-are-available-for-firemonkey-ios-apps
が参考になる。
つまり「自分で書け」ということらしい。(ObjectiveCの移植というか)
Pascalで書けるには書けるらしい。
なのでインターネットとかそういうコンポを使う場合は
・Winでデザインスケルトンだけ書いてしまう。
イベントなども記述してコメントを書いておく
・XCodeで読み込ませ、そのUnit1.pasにPascalで自分で記述する
みたいにすればできるようだ。当然Winでは動かなくなる。
まあWinとiPhone両方で動くのはUIぐらいらしい。(TT)
ついでにWinはSJISの保存になるせいか、どうも日本語がおかしい。UTF8で保存しなおしたりそういうことをしないと日本語にならないようだ。
それでも、スケルトンができるので「やりたいことだけPascalで書ける」のはいいのだろう。
DelphiXE2でiPhoneってのもこの先進化するのだろうが、今はまだ「スタート」みたいな印象がある。それでもこの価格!!
Androidもできないっぽいが、4大スマホOS対応とあるのはPHPらしい。
jQuery Mobile、PhoneGapを使うらしいのでDelphiでできるということではない。
わかってみれば当然かもしれないが、「自由にVCLが使えるわけではない」ので結局は自前で書くということになる。
・スケルトンを書かなくて良い
・Pascalで書ける(人によって印象は違うだろうが)
がメリットなのだろう。
iPhone専用でいいからVCLをわんさかつければ、RADっぽかったのに...。
ちなみにメールだと
http://blogs.embarcadero.com/ao/2011/10/04/39133
かな?なんとmail:toでやっていた。(^^!
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