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Lepai LP2020アンプ(3)

トンコントロールのことを書いたが、マニアも否定する人が多い。
個人的には人によるので好きでいいとは思うが、かけ方がちょっと...。
自分としては「スピーカ特性のみ補正する」程度が好ましいように思う。

トーンコントロ-ルを普通に設計すると(?)
http://www.zea.jp/audio/schematic/sc_file/008.htm
にもあるが
・低音:400Hz以下を持ち上げ
・高音:3KHz以上を持ち上げ
になる。
これは感覚的に言っても正しいと思う。
しかし、スピーカが3”というか8cm以上あって(ラジカセレベルではなく)そこそこまともだと100Hzまではほぼフラットに出ている可能性が高い。高音も10KHz程度は出ている。
考え方にもよるが、「スピーカの特性を補う」のような考え方だと
・低音:100Hz以下を持ち上げ
・高音:10KHz以上を持ち上げ
みたいになる。しかし、ここはスピーカの能力の問題があって元々あまり出ない領域なので勢い大きな入力が必要になる。
ある程度まではそれでもいいがあまり大きいと
・アンプが歪む
・スピーカが底付してしまい歪む
みたいになり、そこが限界になる。
 いずれにしても持っているスピーカを見ながらやったほうが「スピーカ補正」という意味ではいいと思う。
 それ以上は好みかもしれないが、250-400Hzを持ち上げると音に透明感がなくなって、ラジオっぽい音になってくる。曲によってはそういうのもありかもしれないし、好みにもよると思う。

 いずれにしてもトーンコントロールがあるのは自由度もあるので好ましいし、何よりOffスイッチをつけてくれたのは有難い。
 ちなみに以前はパッシブ型だったのをNF型にしたらしい。両方所有している人は「音がよくなった」とある。
http://blogs.yahoo.co.jp/sumiyoshi93/34912821.html
パネルも黒のがあるのね。

 というので横道ではあるが、
・スピーカがそこそこならトンコントロールは使わない方が良い
・使うならスピーカの特性が落ちる部分を補助する程度が良く、それも程度もの
 測定してやるのが一番
と思う。
 一方、今回のようなニアフィールドだと
・スピーカは小型にしてしまう
が前提になって、そんな綺麗ごとではなく「何でもあり」かもしれない。

by   at 09:00
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