空を見上げて
トップページ » オーディオ » アンプ » BBEで遊ぶ(2)

BBEで遊ぶ(2)

誘惑に勝てずBSSP10を買う。
これ。

Amazonだと翌日に届いたりするのが凄い。

微妙に大きく、スピーカーは横にしてもLCDの下は無理。
アンプも縦置きしたいが...。
あ、ヘッドホンは3.5mmの変換プラグがあったほうがいいかも。Amazonで買ったが後で¥100ショップへ行くと売っていた。

早速、音を聞いてみる。BBEがOffだと普通だが...BBEをOnにすると...ガラリと...変わる。
曇天から晴天とかあったけど、写真で言うとシャプーネスをかけたような感じでイコライザだけでは出ないような印象。
イコライザで言えばドンシャリというか低音と高音が強調されたような感じではあるが、それより解像度は高い印象。「くっきり」というのが適切で、場合によっては「聞き疲れ」という評価もあったが自分には好印象。
スピーカーは66mm口径ならまだましに思える。というか、Mach3Bassを入れるとこのサイズとは思えない低音が出てくる。

結論から言えば、すごく感動してしまった。
本当にいいと思う。
まず、いろいろ言われているスピーカーであるが、これでこの音は凄い。つまりこの価格で結構「高級もどき」にできるようになっている。
例えば解像度にしても性能のよいツイータを足していろいろ工夫すれば、「もやが晴れる」ような印象にできるが、BBEだとつまみ1つでそんな感じになってしまう。低音もウーハーを足してネットワークを調整すればそうなるが、これもつまみ1つ。
この装置への低評価はやはりオーディオマニアが多いが、確かに¥をかけたらこれよりよいものはできると思う。ただ
・このサイズで(特にスピーカーサイズ)
・この価格で
できるわけではない。一般的なオーディオ装置としてなら勝てるが、ニフィールド向けの小型装置でしかもこの価格で勝てるとは限らない。
小型装置と言えば、BoseのM2とかOlasonicとかになるが、個人的にはこちらのほうがいいと思う。理由は
・調整できる
 つまり「低音を絞りたい」「高音を絞りたい」...がある程度自由に設定できる。flatが理想だが、人によって「聞く曲」「好み」そして「音量」も違うのであった方がいい。音量はフレッチャー/マンソンではないが、小音量でラウドネスで豊かな音質になるような感じのもので誰しもが大きな音量で聞くわけではない。ベッドのそばだとかなり小さいだろう。
・遊べる
 スピーカーにアンプを内蔵されるとそこで決まってしまうが、これはスピーカーを変えて遊べる。66mmってのは2.5”であまり種類はないが3”クラスだと沢山候補が見つかるし、自分で好きなものをつけて遊べる。
 実際に2”ほどのをつけたが、音はガラリと変わって高級もどきになる。解像度があがり低音も出る。確かに電気処理ではあるが、ニアフィールドの小音量ならわからない。

 いずれにしても「小さい」「安価でいい音がする」「自分の音に調整できる」「組み合わせて楽しめる」と思う。
 BBEはドンシャリ傾向なので好き嫌いはあると思うがOffもできる。ただOffするとBBEの構成からして低音・高音制御はできなくなる。つまりただのD級アンプになる。
 もし場所も¥もあって音を求めるのならお勧めはしないが、場所の制約があり予算的にも限られているのならお勧めだと思う。何より簡単に調整できる。従来のような「低音」「高音」という表現ではないものの機能的には似ているので迷うこともない。


by   at 09:00
コメント

コメントはありません

コメントを書く




保存しますか?


(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


Please enter the security code you see here