BBEで遊ぶ(3)
BBEであるが、多少なりとも定量的なデータを残さないと...。
文章力はからっきしないわけで。
そういう意味ではグルメレポーターって凄いような...。
比較対象がないのでとりあえず自作の白蝶で。
【白蝶】
(ロングダクト)バスレフ型 1.5”スピーカー
・外観
・サブウーハーなし:120Hz-
・サブウーハーあり:75Hz-
【BSSP10】
測定条件は白蝶と同じく1m。
BSSP10の添付スピーカーで低音はMach3BassはMaxとした。(低音勝負!!)
・BBE=Off(この状態ではMach3Bassは無効...のはず)
素に近いはず...。
・BBE=On(Mach3Bassは最大。但しFreqは最小で最も低い帯域の設定。)
【考察】
見てもわかるが、BBEをOffすると120Hzぐらいで白蝶の素(サブウーハーなし)と似たような周波数特性。実際に音色は違うが感触は非常に似た音がする。
BSSP10は背面ダクトなので後ろに置くものによって反射が変わって多少違うかもしれない。白蝶は前面で反射させているので、置き方の影響は少ない。
このあたりは人によっても違うが、自分は低音不足に感じた。
でBBEをOnにすると低域が伸びていくのがわかる。
この時Freqというつまみは最小の条件になっている。つまり50-60Hzを中心にブーストしている。(MAXで100Hz中心となる。)小さくすると量感は減るが質感は増す。大きくするとその逆で中間がいいかと言えば好みになると思う。
で「これでも120Hzなんじゃないの?」と言われればそうで、もう少し量感が欲しい。ただいわゆる「ダラ下がり」しているのでそれなりの質感と量感が出ていて足りないにしても我慢はできるレベル。量感がいいのか質感がいいのかはFreqつまみで調整できる。勿論両方あれば文句ないが、それだと添付スピーカーを変えるしかない。でもそれができるだけいいのかも。
特性に関しては、丁度Olasonicを測定していた人がいるがOlasonicはそういう感じ。(ただOlasonicの方がいいけど。多分、スピーカーで定在波も小さい。)
これもアンプはBBEってことはないだろうし。
周波数特性を見ると「BBE=ドンシャリ」風に書かれているけど、これでやっとフラットなような。スピーカーを変えたら違うと思うが、自分の耳にもこれでフラットに聞こえる。(背面ダクトの後ろに反射物がない状態)
カタログの85Hzって「スピーカー特性」ってあるけど、測定条件が違うのかも。
背面ダクトで今は反射物がない状態なので何か置けば少し変わる(量感が出る)と思う。そういうのもつまみで補正できて便利かも。
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