空を見上げて
トップページ » 私の意見 » 消費税増税法案に思うこと

消費税増税法案に思うこと

結局、マニフェストにもない消費税増税法案だけが衆議院を通過してしまった。
やることがまるで決まっていないのに税率とやることだけを決めた。どう考えてもまともとは思えない。

「節減」関係の法案はことごとく廃案になり、何1つできなかった。これだけを決めて、後で正しく使われるかどうかはわからない。「何をするのか?」すら決まっていない。「税と社会保障と一体」といいながら結局は税だけ取り出したようなもの。放蕩息子に小遣いの増額だけは約束したようなものだ。
 常識的に考えて、「節約した後」・「使用用途を明確にした後」に持ち出す話に思うが、本末転倒に思う。それらは何1つ決められなかった。

 そもそもマニフェストすら守らない政党なら、有権者は何を信じていいのだろうか?
わかったのは「マニフェストを守らない政党」ということだけだ。
何をマニフェストに書こうが、その政党には投票してはならないということは(前もそうだったが)はっきりした。何でもありだ。この点に関しては小沢さんは正しい。
 内部分裂も反対者なら離党というのが普通に思うが、組織票を意識してか留まる政治家も多い。総選挙すれば「マニフェストを守らない政党」なので惨敗は見えている。そもそも、内部的に自浄作用がないのならそんなところに留まること自体に意味がない。
 選挙を意識しての行動なら、国民の民意ではなく、政党として信用できない。

もうちょっと論理的なHPを紹介。

・消費税に関して
http://rh-guide.com/tokusyu/syohizei.html
・野田佳彦が消費税増税に固執する理由
http://rh-guide.com/tokusyu/syohizei_noda.html
・軽減税率に潜む問題点~財務省の真の狙い!
http://rh-guide.com/tokusyu/syohizei_3.html

【要点】
マスコミ(読売新聞など)も軽減税率のため信用できない。
財務省の真の目的は、軽減税率を通じて各業界に天下り先を増やす事。

なんとなく、あっているように思う。
そもそも民主党のバラマキと増税が同額というのもあって、今この時期に増税でしかもマニフェストを撤回してまである必然性がわからない。
結局は官僚主導で、政治家も官僚を制御できないのが続いているのだろう。長妻さんでもダメだった。
官僚が日本をどんどんダメにしていく。

それにしても政治家が官僚を制御できない意味がない。
少なくとも、賛成票を投じた民主(の大半)・自民・公明・国民新党...は次回選挙で惨敗することを期待している。
政治家としても失格。党を辞める気概もないのなら何もできないだろう。

誰も増税は望んでいない。
なので選挙前にこれは避けるだろう。しかし賛成すれば同じことだ。
・節約徹底
・使用用途の明確化
をした後であれば、「やむを得ない」という考え方も出てくるだろうが、計算からしても消費税で足りるとは思えないし内需は冷える。
財務省の各業界に天下り先を増やすためならあまりにも悲しい。

by   at 09:00
コメント

コメントはありません

コメントを書く




保存しますか?


(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


Please enter the security code you see here