CPLDあれこれ
オプティマイズのカメレオンUSB FX2を使ってみた。
CPLDがあって、高速なものはこうなるのだろう。
ただ一般工作として考えると敷居が高い。
いろいろ考えると、
・昔のように小さなゲート数でDIPみたいなものがない。
時代が変わったのか...。でもあっていいような。
高いし面倒だし、工作がやりにくい。
・開発環境が面倒
メーカ(XilinxとかAlteraとか)によってツールは出ていて登録は必要だが無料で使える。ただPICではないが、書き込みツール(JTAG)が必要である。
言語もVHDLとか敷居が高く情報も多くない。
というので工作でもマニア向け。
そもそもArduinoのようなフィジカルコンピューティングに慣れると、レジスタすら覚えたくない。そこにもってくるとCPLDというのはかなり面倒。
まず、工作が面倒なのでそういうボードを探す。
用途が決まっていないのにボードから選ぶのはおかしいがホビー用途なので、用途は後で考えることにする。
・MAX2 CPLDボード(¥1600)
http://optimize.ath.cx/max2/index.html
これはいいのだが、JTAGの書き込み機が必要。
・カメレオンUSB FX2(¥4980)
http://optimize.ath.cx/cusb_fx2/index.html
FX2から書き込みできるのでJTAG不要。但しFX2と結線されている部分がある。
・MACHXO2-1200ZE 評価ボード(¥2600)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06174/
USBから書き込みできるのでJTAG不要。
・CPLD/MAX II EPM240ボード(¥2800)
http://www.csun.co.jp/SHOP/200901023.html
ホビーならこの程度のように思えてきた。
それ以外にも
http://www.make21.net/products/cpldpickit/index.html
で「CPLDでPICの周辺回路を作るキット」ってのがあったらしい。
これはXilinxでプリンタポート経由の書き込みができたみたいである。
ただ秋月では(もう?)販売していない模様。
XilinxのCPLDが40pinのDIPになっているみたいなので、これだけ売っても売れそうな...。
それはともかく、こういうXilinxがなかったのは時代かしら?AlteraのMAX2が多く、Latticeが1種。
開発環境は
Xilinx:ISE Web Pack
Altera:Quartus 2
Lattice:Diamond
になる。JTAGのライターも各社のIDEでサポートが決まっている模様。
例えばAlteraのUSB-Blasterは$300もする。ホビーにとっては高すぎる。
勉強するのなら
・カメレオンUSB FX2(¥4980)
か
・MACHXO2-1200ZE 評価ボード(¥2600)
がよさそう。JTAGが要らないわけだし、これだけで事足りる。電源もUSBの給電でOK。
もう少し本格的なのなら
・MAX2 CPLDボード(¥1600)
ではないかと。安いし供給がよさそう。
そうなると書き込みはオプティマイズに
Byte Blaster MV互換(JTAGライター)
なるものがあってKitで¥1000。
ただ今更プリンタポートはないような気がする。
調べてみると純正のUSB-Blaster以外の互換品でTerasic USB Blasterというのがある。
以下が¥7,350だった。
http://www.azumino-denshi.com/SHOP/AZOTUSBBT00R00.html?prd=google_ps&bid=56000000
もっと調べると
■Altera社のUSB-Blasterとコンパチ
http://www.csun.co.jp/SHOP/200901025.html
ってのが¥3,750でまあ射程距離にある。
自作している人もいて
http://sa89a.net/mp.cgi/ele/ub.htm
だともっと安い。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-05499/
PIC18F14K50使用USB対応超小型マイコンボード
と抵抗ぐらいでできそうだ。(但しPICWriterをもっているのなら。AKI-PICプログラマーV4はPIC18F14K50は目下書けないので要注意)
道具の道具にも¥がかかるのは余計ネックかも。
時代は変わるのかもしれないが
・MAX2 CPLDボード(¥1600)
・Altera社のUSB-Blasterとコンパチ(¥3,750)
がいいのかな?
または
・PIC18f14K50で自作
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