空を見上げて
トップページ » メディア » PC » PC雑感

PC雑感

別のPCでWin8は懲りたのでWin7にした。
64bitにして、32bitとの互換性が心配だった。

とくに弥生会計などは買いなおしかと心配したが、そうでもなくあっさりとインストールできてしまった。買いなおすとデータ互換はなくなって上位互換だけになるらしい。会計データの共有が難しくなるような印象。そうならなくて安心した。

感覚的にはWOW64による32bitとの互換性は非常に高い。
むしろXP->Vista,Win7のようなUAC系の影響による非互換の方があるような感じでVistaあたりに対応していればインストールはできるようだ。
全部やったわけではないが、幾つかの有料のソフトはインストールできた。ただ幾つかのものは警告もでるし管理者権限での実行にもなる。ただこのために買いなおすよりはましだ。

*MSさんへ:管理者権限実行は一旦許可すれば「再度訊ねない」設定をつけてほしい。毎回出ることに意味はないと思う。

最初は起動が早かったのだが、いろいろ入れると次第に起動時間が延びてくる。(TT)
原因は常駐ソフトが増えることによるものが大きいように思う。
*メーカさんへ:起動時にUpDateを調べるのはやめてほしい。特にたまにしか使わないソフトのUpDateチェックを毎回やられるとたまらない。特にひどいと感じるメーカは
・Adobe:FlashとAdobeReader
・Apple:iTunes、QuickTime
・Oracle:Java
・Googleもうるさくはないがチェックしている模様
などなど。AppleにいたってはMACはUpDateチェックを手動でするような仕組みなのに対してWinは自動になっているような。
そもそもUpDateしなくても満足している人はそのUpDate時間は無駄そのものでしかない。
これらはアプリを使った場合に「起動時にUpDateをチェックする」みたいな設定をしておくとチェックしてくれるぐらいでいい。行儀のよいソフトはそうしている。

*MSさんへ:こういのこそ警告を出すべきではないかと思う。IEのアドオンはいやほど警告を出してくる。それ以上にOS常駐やサービスものはパフォーマンスを低下させると思う。たまにしか使わないソフトのためにリソースがとられるようなのもおかしいので、こういうのこそ警告を出してほしい。
「警告:基本にはないサービス・常駐があります。止めますか?」みたいな。

*MSさんへ:ウィルス対策ソフトはつけてほしい。純正もあるが重いためか「重要な更新」にも入らない。ないと警告を出すようなOSなのでOSとしてそろってないのは欠陥ともいえる。自社でよいものが無理ならどこかの会社を買収してもいいので純正でつけてほしい。軽いものを希望。
 そもそも、それがなくて「起動時間が短い」ってのもおかしな気がする。それなら必須以外のものを全部はずして「起動時間が短い」にできる。ウィルスソフトも入れて「起動時間」ではないかと。
 ウィルス対策ソフトも起動時が遅くなる原因だが、これはUpDateは毎日でもしょうがないと思える。できれば終了時にUpDateしてほしい。

起動時間はともかくUACは意味があるのかどうか疑問もある。
Program Files以下が保護されているが、別にフォルダを作ってそこにインストールすればそういう監視対象にはならない。ここだけを保護してもしょうがないと思う。むしろ使いにくくしているだけにも思う。UACははずせば警告が出る。
レジストリもいまだに良いとは思えなく、1プログラム1フォルダでフォルダ毎削除すれば全部綺麗に消えるのが美しく感じる。iPhoneやAndroidはこういう感じになっている。(ただプログラム間の連携がなくなるので良いともいえないが)
ウィルスの件に関しては、UACみたいなものに走るなら自社でちゃんとしたものを作るべきだし、入り口であるダウンロードやメールのチェック(これはやっているが)をやるべきで、そこがOKなら進入は防がれている。
 それよりも思想として、どうも「ユーザが誤って」みたいな話が基準になっていることが多く、そのために「ユーザに触らせない」ようにするためわざと複雑になっているような気がする。ユーザといってもいろいろいるわけで選ばせてほしいというか。
 基本的にPCはユーザのものなので、「自己責任で何でもあり」のほうが美しいように思う。
そういう意味ではXP(というかWin2K)あたりは1つの究極系になっていて、こちらのほうが遥かに使いやすく感じる。またUIも「ユーザが便利なように」が感じられて今の「ユーザが間違えるから」みたいな思想よりずいぶんまともに思える。
 Vistaが「ユーザ不信任」の極地で、やたら意味のない警告が増えた。Win7は多少はよくなったが、正直なところXPのほうが出来がよい。Win8は個人的には改悪に思える。そもそもユーザは勉強したくてPCを買うわけではないのでUIなどをコロコロ変えないでほしい。
 このあたりは多分に思想的な印象で、XPは「自由に使ってほしい」「自由に開発してほしい」が感じられ方向として「少しでも便利に」があった。しかしVistaからは「勝手に使ってほしくない」「勝手にに開発してほしくない」に転じて方向として「間違えにくいように」になったような感じ。しかしPCたるもの当然個々人で考えは違って「自由に出来る」しかなく、そのためつけた余分なものは「不要」に近いものになっている。

やることがなくなると、そういう方向になってしまうのかと悲しくなる。MSOfficeもそうだったような気がする。使わない機能の肥大化を続けたが、互換ソフトに駆逐されつつあるのかも。
正直、もっと「余分な操作」を除かないとXPまでにはよくならないように思う。「以降は問い合わせない」を全部つけてほしいぐらい。(または「XPモードで使う」設定とか)企業がXPを捨てたくない気持ちはよく理解できる。
しょうがないので今はClassicShellを入れている。このほうが(警告を除けば)格段使いやすい。
同じ警告を何度もすることに意味があるのだろうか?1度は意味があるにしても次回からは無駄なだけにも思える。こういう点も一向に考慮されていない。

by   at 09:00
コメント

コメントはありません

コメントを書く




保存しますか?


(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


Please enter the security code you see here