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SH-05Eのホルダースタンド改造(1)

なんでこんな話になるかと言えば...
SH-05Eにはホルダがある。そこで充電もできる。(「置くだけ充電」というらしい)
これは非常に便利だが、カバーをつけると充電できない。(TT)
正確には以下のカバーだけはできるらしい。
MS Products エムエスプロダクト LEPLUS ルプラス
LP-SH05EHMCL クリア
LP-SH05EHMWH 白
他の色もあるが、まあ我慢できるのはこの2種。
LP-SH05EHMCL クリア はHPにはあるがカートに入らない。
製造販売にメールしたが「在庫なし」とのこと。(TT)
もう売っていない。多分再生産などもないだろう。
その後連絡があって1個づつ仕入れたとのことで早速HPに行ったらもうカートに入らない状態。(TT)
速攻で売り切れた模様。
でもここまでやってくれた株式会社 MSソリューションズ ONESELFサポートセンターには感謝している。

ここからとれる選択
1)ホルダーを改造する。
この人がやっていた。凄い。
http://konsantonson.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
特に「できた」というのは励みになる。

2)カバーを自作(?)=コートする
思ったのは上のカバー(多分薄型)でできるのなら、ラバーコートしてもOKじゃないかと。
http://howto-it.com/sprubber.html
できるのはリアカバー程度かもしれない。
案外、素材としては高いような。余るのかもしれないが。

3)もう1つリアカバーを買う
どうせリアカバーしかコートできないのなら、もう1つ買うとか。
リアカバー(白)リアカバー SH68<White>
https://www.mydocomo.com/onlineshop/options/detail.html?item_code=ASH79348
1,188円(税込)
案外これが安かったりする。

で案1が面白そうなのでやってみる。
本当に「面白い」とは言えるが、加工は結構面倒だったりするし、充電もなかなかうまくできなかったりする。
結論的には、あまりお勧めはしないが、「できる」には違いない。

まずカバーはELECOM PD-SH05PVCRにした。理由はハードで薄そうだったから。

他にも選択肢は多々ある。ただ「薄い」のが有利なのは間違いない。

新品の卓上フォルダを改造するには抵抗があるという場合は

を買ってやるという手もある。割と安い。

ケースの穴位置に小穴を開ける。

穴を広げる。

作業風景はないが、上のURLと同じなので。
あらためて。
http://konsantonson.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
作業でやるのはほぼ同じであるが...。

卓上フォルダ

これを改造するのだが、その前にこの卓上ホルダーの原理を理解する。

このホルダは通常は充電電極は引っ込んでいるのだが、上から圧力がかかると、レバー(A)が働いて電極(B)が上昇し接触するようになっている。

この電極(B)が意外に長いのでカバーをつけても届くのだが、接触性は悪化する方向。
上述のレバーというのは意外にも結構固く、スマホの自重では足りない。つまりそのまま置いてもスマホのほうが押し上げられて電極には接触しない。
この点は、Nexus7(2012)やGalaxyS5のように電極むき出しで自重で接触するタイプとは大きく異なる。
そのために、左右にバネでクッション性があるツメがあって、このツメがスマホ本体の窪みに入って固定される。

つめの拡大。

スマホのつめがはまる部分。

自分は、上のURLの説明の左右のツメは自分は残した。(というか外れてもつけられる。)
正確には加工の時点では邪魔になるので一旦はずす。
カバーにもよるが余裕がなければ外すしかないが、ガタがあるのならつけた方がよいように思う。
実際はカバーをつけると窪みが上にずれるためこのツメは固定の役には立たない。しかし左右のガタ防止+(若干の負荷)にはなる。
充電の位置ってのは結構シビアだし。

問題は「どうやって固定するか?」になる。
URLの人は、恐らく「キッチリ作成しその摩擦などで保持」ではないかと思う。
TPU素材のケースとあるので恐らく若干厚手で弾力性もあるので、それでOKなのではないかと。
この組み合わせはすばらしいチョイス!!

ただ自分の場合は薄手を狙ったのでポリカーボネート。薄いが硬い。
削る分量は少なくてそこはいいのだが。
削るのは「最低限スマホが入る」程度でよい。
あ、削る場合はレアであるが「横切りの出来るドリル刃」ってのがあって、これでやると早い。(がガタガタになるので後はヤスリで)
コテで溶かして(ガタガタ)、カッターで削って、ヤスリで仕上げる手もある。
大量に削らないのならヤスリだけでいけるが、形状が形状なので種類が必要。根気も...かな?

肝心の固定であるが、考えたあげく、前面に「ものさし」をつけた。(^^!
「入る・入らない」で削る部分は少ないのだが、高さをあわせるのに手前は結構削った。
別に全面を削らなくても左右でもいいが、後述の「つめ」をしっかり作らないといけない。(「つめ」の材質もそうだが、接着強度もいるので面積も欲しい。まあ工夫すればもっと削るのは少なくても済む。
何か違う素材で、接着でもいけそうな気がするので参考ってことで。
材質であるが、ここは「(バネの反力にめげないほど)しっかりしていて」「スマホを傷つけない」素材が必要になる。
プラスチックなどでもいいと思うが、竹のものさしが¥100ショップにあったのでそれにした。

カバーは若干前面を覆うので、そのエッジを引っ掛けて固定する
上から入れて後ろへ倒すと固定できる。

実は、これだけでは上のURLの人のように100発100中ってほどではない。1-2度は失敗する(充電状態にならない)がそれでも3度目程度なら大丈夫って感じ。(成功率33-50%ほど)
やはり重量が軽いので、スマホが若干浮く。そのレベルの問題。輪ゴムで縛るとか、上に何か置けばちゃんと充電はする。
安定性があまりないが、使えないほどでもないという。

多分
・ケースをつけたので電極の飛び出しがもっと必要(または重さをかけるか)
・そのわりにはスマホの固定ツメが効かない。(ちょっとした負荷程度で固定はできない。カバーもその部分がない。)
・フロントの引っ掛けで「浮くのは防止」できるが、やはり自重が足りないので「浮き気味」になり接触に不利。
みたいな感じ。

しばらく使っていたが、やはりもう少し成功率を上げたい。
・若干の「浮き」があるようで、どうもギリギリでOKかNGになっている模様。
・輪ゴムとか錘で荷重すればいいのだが、スマートではない。
悩んだあげく、レバーの上に小さなビニールテープの小片を貼り付けた。こうすると「浮いても(ビニールテープの厚み分)圧力は増す」方向になる。
なんとたったこれだけで結構確実に充電できる。(^^)
ビニールテープではあまりなので、薄いスポンジパッドに両面テープを。

それをレバーに貼り付ける。

ただ接着面積が小さく、すぐにとれるので接着剤を併用した。
ここに貼ると多少は浮いてもレバーを下に押し付ける力が増すので接触は良好になる。
またスポンジのような弾力性のある素材だと、浮きのバラツキを軽減してくれる。
成功率は66-80%ほどになった。

シャープもこのあたり考えて作って欲しかった。(本当はカバーをつけて欲しくないのだろう。ただこのサイズだとポケットに鍵とか小銭と一緒に入ることがあるのでカバーはつけたくなるような。)
しばらくこのまま使ってみることにする。
接触や安定性には、かなりシビアな部分を感じる。
この手はNexus7(2012),GalaxyS5はまだ安定しているが、JVCのワイアレスヘッドホンもある。

これも自重で構造も簡単なのだが、なかなか充電状態にならない。
比べてはいけないが、このワイアレスヘッドホンよりは成功率はいいとも言える。

まあ、カバーをつけないのが純正仕様で、ちゃんとロックつめ(?)もかかってこの安定性はいい。
加工すると、やはりこのロックつめ(?)部分が問題になる。またカバーの厚み分、接触は不利になるが「できないことはない」という感じ。
改造した人には頭が下がる。この記事がなかったらやっていなかったと思う。どうやっても安定しない可能性もあるわけで。

毎日少しずつ作業したため削りにムラができ子傷がついていますが
使用3週間程度、充電に不具合や不便など無く利用しております。

という文章が背中を押した。先人は凄い。

リアカバーを買うのは最終手段かも。(これは安上がりだし確実。ただ周囲のカバーは無理。)

by   at 09:00
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