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CardBordあれこれ

CardBordのKitが届いた。
中国発送でしっかり2週間はかかった。

説明書もなくAmazonの書き込みの
https://www.youtube.com/watch?v=zRu00cTX6hs
の動画で組み立てた。

組み立てはそんなに難しくない。ただ両面テープがなかったり貼り付け位置の指示部分などがない。
でもまあダンボールなので、精度はそんなに気にしなくてもいい。
そもそも¥370 で送料込みと激安。とは言えそんなに原価が高いわけでもなさそう。

例えばaitendoで¥399で売っている。(送料がかかるけど。)
http://www.aitendo.com/product/11578
レンズは¥100。そんなものかも。(焦点距離は焦点距離:60mm とある。)
http://www.aitendo.com/product/11672
磁石は¥100ショップにすれば¥300の原価なので適切というか。

輸送でダンボールはいろいろ折れていた。(^^!
組み立てだが、レンズの固定は両面テープをもっとふんだんに使ったほうがいい。でないと外れてしまう。
後は、組み立て後は木工ボンドなどで補強した方がいい。剛性が殆どなく、はめこみだと外れてくる。
またテープなどで補強するとかスポンジを貼るとかして改良して楽しめる。チープなのがいい。

心配したのは
1)スマホが入るのか?
GalaxyS3αやGalaxyS5は大丈夫というかギリギリだった。これより大きいと怪しい。
小さいと何かガイドがないとうまく固定できないかもしれない。
2)磁気センサが働くか?
GalaxyS3αにはついているとあるが、この位置では働かない。
どうもカメラの下というかUSBの口との間ぐらいに感度があるらしく、その位置だとうまく行った。
本来というか取り付け位置ではうまく動作しなかった。

ということで懸念はなくなった。

感想というか、最初に見るとそれなりに立体に見える。左右で視力が違うがそんなに心配することもなく見えた。
以下アプリ
1)GoogleのCardBord
デモだがGoogleEarthもあって面白いと言えば面白い。また写真も入っている。
これだけで買う価値があるか?と言えば微妙。
2)タオ360
これが一番気に入っている。UIというか視点で選べるのがあり難い。(磁石を使わないので)
また「縦にする」と「戻る」になるのもすごく有難い。(磁石は要らない。)
・カテゴリがPhotoSphere、VideoSphere、Photo、Videoの4つある
 普通はPhotoSphere(静止画)かVideoSphere(動画)が面白い。
・Side By Side ON/OFF(※OFFでハコスコ等の1眼対応)が設定で切替できる。
 OFFはバイザーなしで見ればよい。
・優れたUI
 サムネイルやメニューを視点で選ぶ。縦にして戻る。磁気センサーは不要。
というのでこれが一番のビュアーのお勧め。
3)Milbox
これがいいのは、ギャラリーで動画が選べること。
UIはスマホで再生動画を選んで、再生前にガイドが出るのでそこでバイザー装着する。
なので面倒と言えば面倒だが、ギャラリーで選べるものは出てくる。
入れておけば大抵のものはサイドバイサイドにできる。(1面もできる。)

目的別ビュアー)
1)静止画
静止画だと自分で撮影した全天球も見える。これがなかなか楽しい。解像度もある。
タオ360あたりがバイザーをかぶったままで操作できるので使いやすい。
2)動画
自分で撮影したものではないが(多分しないと思うが)、上のものは動画も見えるビュアー。
ビュアーを統一するならタオ360あたりがいい。
試しにTHETAのものを落としてみたら、ちゃんと見えた。
しかし「ハコスコの動画は全部サイドバイサイドで見えるのか?」に関しては前にも書いたがそうでもない。サムネイルが出てこない。何かmetaを入れればいいのだと思うが、ここらがわからない。YouTube向けのmetaは入れてみたがそれでもサムネイルには出てこない。
サムネイルに出てこない動画は当然ながらサイドバイサイドOFFでも再生できない。(そもそも選べないわけで。)
このあたりが、(変換をかけてもいいので)できたら最高なのだが。
で次に見つけたのがMilbox。これはサムネイルではなく、ギャラリーで選ぶ。なのでギャラリーにさえ出てくれば再生できる。試しにハコスコでTHETA以外の動画を入れたらちゃんとサイドバイサイドで再生した。操作性はやや劣るが、シンプルでわかりやすいし柔軟性がある。動画目的なら入れておいて損はない。(無料だし。)

まとめると全天空動画再生であるが
・CardBordは左右が切れるというか、そこがサムネイルメニューみたいになるので全天空にならない。(MyVideoで選べる。)
・AAA VR Chinemaは再生できるが、一部の拡大というより全体が全景風になって面白くない。
 これは再生方式が選択できる。
・タオ360はこの中では一番まともな再生をするが、サムネイルに出ないものがある。
 YouTubeのはOKなのかしら?と思ってみてみると大半がTHETAでとったものだったりする。
THETAもいいのだが、もっと解像度をあげて欲しいような。全天球なので足りないのだろう。
・Milboxは動画の選択などの柔軟性は一番いい。バイザーをはずしたりつけたりになるが。
 これだと結果はともかくギャラリーに出てくる動画は再生できる。助かる。
今後を考えると自分でコンテンツをとるならともかく、どこかのものが見たいとして...それはYouTubeだろう。(個人的には自分で動画は撮影しないような。)
YouTubeは目下対象がKodakの「SP360」、RICHOの「THETA」、Giropticの「360cam」、IC Real Techの「Allie」なのでここらが再生できれば言うことがないのかも。
FullDive VR - 3D YouTubeがいいのかな?(やってみたが描画範囲が狭い)
VR Youtube 3D Videosはコンテンツのせいか全天球でなかったりアスペクトが変だったり。
まあ、この手はそのうち多分...。

まとめ)
静止画はタオ360で決まり。サイドバイサイドも1面もできる。
動画は微妙だが、大半はタオ360で再生できそう。予備(?)でMilboxがあれば多分大半できる。

おまけ)
あ、ポールマッカトニーも良かった。(^^)
立体的には見えるが、
・(本筋ではないが)音がスマホなのでいまいち(対策はヘッドホンで聞く)
・もうちょっと解像度が欲しい(打つ手なし)
かな?でも無料でこういうのが見られるってのは有難い。
よくわからないが、このビデオはmp4そのものが多面になっているような。なので普通では再生できないのかもしれない。

結論)
とりあえずは静止画のサイドバイサイドができたので、これはこれでよかったと思う。
バイザーの価格の価値は人によって変わるだろうが
・自分で全天球撮影する
場合は¥1000程度なら見てみる価値があるかもしれない。
ただ動画はまだいろいろありそうで、また「これから」って感じを受ける。
現状は「タオ360」が一番プレヤーとしてはよさそうに見えるが汎用性も考えるとMilBoxとの併用がお勧め。
タオ360であるが、おまけというか
TaoVisor 3DVR用アプリランチャー
というのもあって、これはバイザーで操作できるランチャー。デモもついている。
双眼鏡もあって写真のプレビューがサイドバイサイドになる。実用性はともかく面白い。

by   at 09:00
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