オーディオ入力(21)
ずっとExemodeのCDR291を聞いていた。
エージングが進むにつれ驚くほどの低音...ということもなく、日々が過ぎていく。(TT)
そもそもスピーカはExemodeではなくビクターのコンポから外したもので、これは結構使ったし、エージングしても進まないのは道理というか。
それに自分が「慣れる」ということもない。
別に聞いているのがエクリプスだったりヴェロダインだったりするので余計かもしれない。
それにしても、割と音に寛容だと思った自分でも「許せない音」があるのは意外な発見だった。
CDR-291は口コミでも音質に対しては、そう悪い評価がないだけに、「好み」と言えばそうなのかもしれない。
今のままでは中高音が盛り上がっていてラジオみたいな音に聞こえ、なんだか聞き疲れする。
ちなみにエクリプスもヴェロダインも試聴位置で特性をとると、低音まで割とフラットだ。(異様に低音ブーストしているわけではない。)
なので、CDR-291自体にその(中高音の盛り上がり)傾向があるのだと思う。
そういうのもいいのだが、好みじゃないのでなおしたいが、イコライザがない。
バスブーストスイッチは入れっぱなしでもこういう感じだ。(入れないと悲惨)
スピーカ改善をやっていても、まあ良くはなるのだが、本質的にアンプを改造したくなる。
元々はそっちが悪いような気もするし。(どのスピーカをつけても同じ傾向なので。)
しかし、回路図の何もないので手探りになる。
まあ危険はあるのだが、「どうしても」という誘惑(?)にかられてバラしてみた。
メインアンプの位置がわかればなんとななるかもしれない。
紆余曲折の上次のような構成になっている。
・CDの下にあるのがCD+メモリ制御基板
・フロントパネルの上がコンソール基板と液晶
・その上がチューナ+電源+メインアンプ
このアンプが小さくてわからなかった。
なので全部バラバラにして調べた。
ぶれたけどせっかくだし。
この両側にフィン(放熱板)のついたICがメインアンプのようだ。
フィンが邪魔で型格もわからない。
しょうがないので一旦フィンを外すと、YD6409とある。
Webで調べると(なかなかわからなかったが)どうもサンヨーのLA4192とコンパチのようだ。
データシートも苦労すると思うので以下においておく。
LA4192データシート
今度はデータシートを調べると内部に10Kの帰還抵抗がある。
しめしめ、これでなんとでもなりそう。(^^)