空を見上げて
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Androidでオシロスコープ

マイクの線が出てきたのでオシロを作ってみる。
というかハードはできたのでソフトだけになる。

iPhoneでは有料・無料結構あるのだがAndroidは驚くほど少ない。
その中で「OsciPrime Oscilloscope」というオープンソースのものがある。
http://android.serverbox.ch/?p=268

早速インストールしてみる。

まずインストールできない。多分minVerが高いのだろう。
なんたって中華パッドは古くて1.6だ。
こんなときオープンソースは有難い。ただエクリプスにインポートするためにはクラスパスとか自分で幾つか作らないとインポートできなかった。

Verを下げるとインストールまではできた。
動作としてジェネレータ波形は動くが、入力をマイクにした途端「予期しないエラー」で停止。(TT)
(USBは専用ハードらしいのでこれは動かなくてもしょうがない。)
っていうか、経験上、このAndroidだと44.1KHzでサンプリングをかけるとこうなる。
経験上、16KHzだと落ちないが動かない。動くのは8KHzのみ...。
なんか8KHzのオシロというのも情けないが「まあいいか」ということで該当部を修正。

おおーーー。感動的に出てきた。
改造した甲斐はあったが、何を測定するでもなかったりする。
画面が大きい分iPhoneより見やすいが、時間軸で電圧軸もいかにも簡易的というか。
でももう廃品寸前の中華パッドで簡易シンクロになるのなら、かなりお得なのかもしれない。

OsciPrime はUSB版もあってこれは凄いみたいだが、どうもFPGAか何かで作るようだ。そうなるとPCScope風でそれなりの価格になりそう。
ADだけ外部でやらせてシリアルでデータ転送という手もあるが作るのは面倒そうだし、そもそもAVRだと10bitで20KHz程度だろう。転送速度を考えると10KHzほどかしら。
そう考えるとマイク変更で8KHzでもいいのかな?と思えてきた。

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Androidのマイク端子改造

Androidのマイク端子を改造したくなった。
何のことはない、外部接続したい。
「何かいいことがあるのか?」であるが、とにかく手軽なアナログ入力だと思う。
44.1KHzで16bitのADコンバータが手に入る。
考えられる応用でiPhoneでもあるものは
・ガイガーカウンタ
・オシロスコープ
・SoftModem
などがある。センサを組み合わせれば用途はさらに広がる。

Androidは昔に買った中華パッドでFlyTouchの初代でV1.6。
そのころはAndroid携帯はdocomoのエクスペリアぐらいだった。
今は化石みたいなものだろう。FlyTouchもVer4ぐらいになったらしい。
ただ新しく買うほど魅力が大きいわけでもない。
壊しても良い覚悟でやることにする。

FlyTouchの初代の分解はYouTubeにあった。
1.四隅のネジを外す
暗くて見えないが、上のシートの隅を少しはがす。
すると下にネジがあるので、これを外す。

2.ボタンと反対側にマイナスドライバを入れる
ボタン側は、コネクタが多くこちらからは抜けない。
サイドに4箇所の爪があるのでそれをはずしながら外す。

でマイクの場所を見つける。

マイクを外して線材を出す。

よせばいいのにそばの10Kがコンデンサマイクの抵抗と思ってはずして電源と3本出した。
片方の端子がプルアップされているのはどうも抵抗があった。

ただこれをやると、どうもBootの振動が長くなったり、おかしなことが起こるので戻してしまった。
というか部品が米粒より小さいので戻すのが大変な苦労になってしまった。
お手軽にマイクのみ外せばよかったものを...。
マイクは極性があるので注意すること。

マイクというか音声関係はiPhoneの方が(iPodの流れのせいか)よく出来ている。
(それ以外は固すぎるが)
・例えばヘッドホン端子が4pinでここにモノラルマイクがつけられる
・DockコネクタにLineInがある(ステレオ!!)
http://mijajo.ktkr.net/?p=458
・さらにデジタルでも出せる
ONKYO iPod Dock搭載デジタルメディアトランスポート ND-S1など。
自作するにしても4pinの端子からとりたい。
中華パッドでもヘッドホン端子はあるのだが、4pinではないしマイク端子が別にあるわけでもなく、内蔵マイクのみ。
このあたり寂しい感じ。
尚、うちのAndroidではUSBオーディオも動作しなかった。(TT)
拡張コネクタに出してほしかった。

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iPhoneシリアル接続

放射線検出で脱線していたが戻ってiPhoneのシリアル。

ハードはDockからとってくる。
回路図はこちら。
http://mt.yukine.info/torneo/2009/09/iphone.html
TxD,Rxd,GNDで外部に電源が必要なら3.3V

ソフトが問題というかこれが苦労したが、出来たのを見ると「なあんだ」ぐらい。
どうしてもGUIで動かしたくなって、SimpleTermを自作した。
開発のスケルトンになるもので、キャラクタでシリアルをやりとりできる。
多分、脱獄しなくてもOKであるが、開発環境と転送するためにAppleDevに¥を払わないといけない。コンパイルにMACなども必要。

・iDOC基盤
まずは
http://www.aitendo.co.jp/product/2924
のiDOC基盤。
高性能というかインターフェイスが引っ張り出せるのはいいが、でかい。
手持ちのは旧型でTxDとRxDが逆なので裏にジャンパがある。

PCのTeraTermと通信するとまともに出てくる。

・iPodインターフェース基板
http://www.aitendo.co.jp/product/1435
ちょっとおしゃれな感じ。
面倒なのでレベル変換器を買って、ジャンパでつないでPCと接続。
http://www.aitendo.co.jp/product/2427

arduinoだとレベル変換が不要なので、これでいいのかな?

他にもあって
・ブレークアウトボード
http://www.aitendo.co.jp/product/2125
・ドックプラグ
http://www.aitendo.co.jp/product/934
http://www.aitendo.co.jp/product/935
は使える。ただドックプラグは細かいのでハンダが得意でないと結構難しいような。
できれば一番スマートにできる。

個人的には「iPodインターフェース基板」とブレッドボード用のジャンパでいいような気がした。

これでiPhoneでGUIのターミナルができた。(^^)
後は適当なUIを書けば、arduinoの端末にすることができる。


http://www.aitendo.co.jp/product/2888
のUSB-TTL変換はPL-2303らしく、これだと中華パッドで動く。(PL-2303はドライバ内臓なので。)
早速購入して中華パッドでループバックテストしたらOKだった。

これでiPhoneでもAndroid(中華パッド)でもシリアル端末になるしUIも自分で書ける環境ができた。arduinoのホストとしては、こういうのがよさそうに思う。
でもAndroidの方が普通っぽいなあ~。

そういえばarduinoでUSB-HostシールドでFelicaをやっている人がいた。凄い。
っていうか、Androidもrootがとれたのでネイティブコンパイル環境を作成して、Felicaを動かしてみたことがある。ちゃんと動く。
ただrootをとるってのは一般的ではないような...。

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放射能検出器Kit(5)

放射能検出器の自作のまとめ。

<作ったものの内容>
1)aitendoの基板
http://www.aitendo.co.jp/product/3436
放射線モニターきっと[RM-LM3900-KIT]
販売価格: 900円 (税込)
2)S6775(浜松ホトニクス)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-04806/
Si PINフォトダイオードS6775
1個 ¥500(税込)*4個
3)その他
9V電池やスナップ、iPhone用4pinコネクタなど。
・iPhone
 GeigaerBot乃至はPocketGeiger(Proは有料)

<回路図>
1.ICの電源を9Vにする(5Vでも動作はするが設計意図と違うような)
2.iPhone用に出力を出す
 iPhoneの保護と、ソフトによって電圧センスが違うのでVRにしてあるが、固定抵抗でもよい。
3.LEDのみ配線
 後段のアンプ(コンパレータ)は使用していないが、LEDはついていた方がいいのでそこは配線した。ブザーは省略(やかましいので。)

・修正回路図

<製作のポイント>
とにかく「センサはしっかりシールドすること」に尽きる。
絶縁テープを巻いて、アルミテープをしっかり巻く。
隙間から光が入らないようにする。
・シールドはGNDに落とすこと
・線は短くシールド線を使うこと
とにかく、そのあたりは気を使って組むこと。
それ以外はそう難しくないと思うがとにかくシビア。
例えばフォトダイオードの接続部分はノイズ減というか離さないとうまくない。
入力部分はとにかくノイズに十分配慮しないとこれでも厳しい。

<測定>
オシロがあるといいがもってないのなら、iPhoneのAudio Scopeというのが¥85で、これでもマイク端子は測定できる(が機能は低い)
ないよりは良い程度。

<校正>
と言ってもすることは「出力レベル」ぐらい。
何か放射線を出すもの(「マントル」「トルマリン」など)をもっていれば反応で「壊れてない」ことはわかる。
正しいというか公式的な数値は
http://atmc.jp/
でわかる。0.05uSv/hが正しいとすると6cpmが正しい模様。
ただ
http://ascii.jp/elem/000/000/060/60433/index-4.html
にあるように13cpmという話もあるし、どうも測定しているとそいういう感じになる。
換算式で1uSv/h=120cpmというのが相場らしいが、ポケットガイガーではここも設定できる。
測定の時間帯というより測定時間によるようで0.1uSv/h-0.05uSv/h程度までいろいろ出たりする。(^^!
測定時間はかけたほうがよく20分程度の値で見るのがよさそう。そうやると13cpm程度になることが多い。(0.1uSv/h)公式の倍だけど。


http://www.ustream.tv/discovery/live/all?q=%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BF
を見るとそんなにおかしくもないのかも。
公式の値とあわないのも気になるが。

<結論>
これでも¥3500程度になるし、部品の手配が複数のお店になるため、送料を考えるとあっさり¥3500はオーバーする。
またFriskには入るほど小さくはならない。
ダイオードは少なくしていけば、感度は悪くなるが安くはなる。
ただ見ていると、このあたりでもきつそうな感じだ。

感度はそれなりではないかと思うが、これをやるのならPocketGeiger(¥3500)を買った方が多分完成度は高いと思う。(コンパクトになる。)
半完成なので工作の楽しみも味わえる。ケースはないがFriskでいいのならお手軽だし。

その後、PD638Cを5個使って自作回路でやってみたがノイズが多くて挫折。
やはりフォトダイオードは大面積がよさそう。
ここが安定でないと余計な苦労があるだけで、いいことがない。

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放射能検出器Kit(4)

サトー電気からコンデンサや抵抗を待っていたら秋月の方が早く届いてしまった。

ついでというか、S6775(浜松ホトニクス)を4つ頼んでおいた。
これは1個@500なので4個で2,000になる。
Pacific Silicon Sensor製の「PS100-7-CER」だと1個5,000ほどなのでそちらの半額にはなるが、それでも高いかも。

aitendoの基板でも動くのではないかとやってみた。
ICの電源は9Vにした。

・まずS6775を4つ並べる

・次にそれに絶縁テープを巻いて、その上にアルミテープを巻く
でもってそれをGNDにつなぐ。(そのほうがシールドできる)
で、それをaitendoアンプにつなぐ。この時もシールド線(短いもの)を使う。

かなりシビアな回路なので、このあたりをまじめにやらないとまず動かない。
まじめにやっても動かないかもしれない。
aitendoはセンサがある程度高感度の前提になっている。

・後はiPhoneでやらせることにする
 その場合U1Bの出力からコンデンサを介してiPhoneのマイク端子に入れればよい。
過大入力はまずいので抵抗で分圧して入れる。小さいとまじめにかうとされず、大きいとノイズとして今度はカウントされすぎる。
でaidendoで買った4極のケーブルだが、3本しかつながってない。(TT)
しょうがないのでカッターで分解してコネクタ部分のみ利用。

1本ケチっても付加価値が下がるだけにも思うが...。
まじめに4本配線してほしかったりする。

・iPhoneにつけて完成

GeigerBotやPocketGeigerを使えば測定できる。

測定なのだが、オシロをつなぐとまじめに出てこないぐらいシビア。
テクトロのオシロでこうなのか...。
iPhoneのオシロで見えるが、そもそもCPMだと6CPM前後ってことは、10秒に1度観測できるかどうかで単発の信号(幅は50us以下らしい)を捉えることになる。
それらしいのは見えるが、あっているのかどうかわからない。

えっと普通は0.05uSv/hぐらいなのでcpmに換算すると120*0.05=6ぐらいだと思う。多分...。

それを頼りに、実際にやってみるとGeigerBotとPocketGeigerでは数値が違う。(^^!
GeigerBotは0.05uSv/hと出てくる。これはまあっているように思う。
しかしPocketGeigerは48uSv/hと出てくる。
その差1000倍。(^^!
測定器とは言えない。(TT)
http://atmc.jp/
を見ると
0.05uSv/hが正しいようでGeigerBotは信じてよさそうだ。
そこでおかしなPocketGeigerを調べると、「Noise」の表記が出るくるので恐らく入力が大きすぎるようだ。どうもパルスが大きい(目盛りを振り切る)とそう出るようだ。パルスの高さも見ているのか。
抵抗の分圧を変更したら「Noise」は出なくなったが、値はまだ大きい。
でもCPMはあっているような感じだ。
おかしいと思ってCPMとuシーベルトの換算を見てみると11ぐらいが設定してある。ここって120じゃないかと。
ここを120に設定すると無事0.03uSv/hになった。

トルマリン(らしきもの)を近づけると、数値があがるので動いているような気がする。
ただシビアなので人間が触っても動くようなところがある。平均化するので長時間触らなければOKだとは思うが。

総論としてはS6775*4を並列にしてaitendoにつなげば動くっぽい。
このスタイルで総額は¥1000(アンプ)+¥2000(フォトダイオード)+アルファ。
これならポケットガイガーの方がいいかも。
それでもフォトダイオードが1Chipでやる場合の半額にはなるがノイズは悪化するので、現実的には1Chipの方がいいと思う。
このスタイルで総額は¥1000(アンプ)+¥5000(フォトダイオード)+アルファ。
Kitに手が届くどころかおつりがくる。それにaitendoではフリスクのケースに入らない。
aitendoのアンプに頼らず自分で組むかどうかだが、感度は上げられると思うが、その分シビアにもなると思う。価格と言ってもこまごま足すと¥500は越すと思うので、価格的メリットはさほどないと思う。
それに完全自作の場合、地方では小さな容量と大きな抵抗が入手できない危険性がある。その場合通販で送料もかかるのでメリットは多くないかもしれない。

確実性から行くと1Chipのフォトダイオードがいいと思うが、そういう価格になるのならポケットガイガーのような半完成を買うほうが正解かもしれない。
どうやってもそのぐらいかかりそうだ。ただ小さなフォトダイオード1個で完成している人もいるにはいるので、自信があるのであれば¥1500程度でできるかもしれない。
それでも正直な話、オシロがあってもノイズには苦労すると思う。
なので半完成のポケットガイガーはやはり良いような気がする。
iPhoneにつながなくても外部でカウントするものを作ってもよいが心臓部は買った方が早い。
aitendoのアンプは「実装が楽」「部品がついてくる」という意味で有難いものではあるが、フォトダイオードを考えるとさほど安くつかないかもしれない。(ポケットガイガーがある以上は...。)
もう少しダイオードを小さくしてやってみるべきなのだろうか?でもそれなら回路を別に組んだほうが早いかも。

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放射能検出器Kit(3)

今までの情報の整理。

とにかく安価に測定器を作成する方法

まず「検出部」と「計数部」を分ける。

計数部はiPhoneのガイガーボットなど。
PCだと「Geiger Robo」あたり。
http://www.higuchi.com/item/636
Androidはよくわからない。目下ないのかも。作ればHitする...かもしれない。
表示部は「パルスを抽出」し計数すればよい。
後は単位換算はまず必須で、他にデータのログとかUpLoadとかそういう機能の有無。
「計数部」を分けると処理部分が少なくなりやすくなる。

で「検出部」

1.自作(多分¥2000ほどかな?)
http://d.hatena.ne.jp/pcm1723/20110910/1315675008
センサがS2506-02 (¥150)1個という画期的なもの。
小容量コンデンサと大抵抗が必要であるがほぼ汎用部品でOK。ただ工作の難易度は高そうに思う。
電源電圧は24Vで電池にするには工夫が必要。

2.GM管【小】キット(¥2300)
ここは圧倒的に安い!!
http://cart06.lolipop.jp/LA01994087/?mode=ITEM2&p_id=PR00102090442
昇圧回路もある。電源電圧等不明。
RS232Cでも受信できるらしい。

3.ポケットガイガー(¥3500)
http://www.radiation-watch.org/p/blog-page.html
半完成。9V電池で動作。iPhoneを前提にしているが工夫すれば多分スタンドアロンでも動作できそう。(高くなると思うが。)

aitendoのKitとセンサーだと¥6000ほどになる。
ただこうなるとスタンドアロンで
「モニター4」11,500円(ガイガー管方式)
http://www.net-on.biz/Pages/HtmlPics/TESTOR/GeigerCounterMonitor4kit.html
があり、微妙な価格になってくる。

精度というか感度というかそういうのも無視して価格中心で調べてみたが、
・計数部は検出部の方式とは無関係
 なのでiPhoeなりPCなりに入れておく方が良い。自作もできるがそれなりに高くなる。
・検出部は用途によって決める
 高感度にしたいなら大型のガイガー管とかフォトダイオードとか使えば感度はあがると思う。回路も小信号前提で組めば感度はよくなると思う。

本格的なものになると、やはりそれなりの価格になってしまうが、一般の人が簡易的に使うにはこのあたりで、工作ができるのなら上のような選択肢もある。

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放射能検出器Kit(2)

注文したらaitendoからすぐに届いた。
iPhoneのシリアルで遊ぶか迷ったが放射線Kitで遊ぶことにした。

マニュアルも入っていないが、シルクに部品を入れてハンダすればいいので、組み立てそのものはそんなに難しくない。
http://htanaka.blogzine.jp/namahage/2011/11/post_a625.html
にあるように、トランジスタのPinに注意するかトランジスタを変えてPin配列を変えないとまずい。

他にも回路を見て思ったのは...
・LEDに保護抵抗がない
 なのでOnが続くとまずい。9Vなので1Kぐらい入れて9mA程度におさえるべきような。
・トランジスタのベース抵抗がない
 ICの出力がトランジスタに引っ張られるような。
などはまだしも...

LM3900の電源が4.3Vってのはおかしいような...。(動くと思うが)
わざわざ中点の4.3Vを作っているので意図としては電源は9Vではなかったのかと思う。
そもそもLM3900ってのは通常の4個入りOpAmpにしてはPinが変わっている。それはまだしも入力が変わっていて、普通に回路を読むと4.3Vがセンターで動作しそうなものだが、(その場合電源が4.3Vだと動かないような)入力がトランジスタそのものなので入力はVbe程度になる。入力にリファレンス通り2Mの抵抗を入れているので、それでもいいのだが、入力バイアス電流もさほど低くないので、こういう回路に向いたICかどうかは疑問も感じる。

次にPD638Cをつないでみた。
ノイズがひどいためアルミ箔で巻いてGND(カソード)に落としたらノイズはある程度収まった。しかし信号は出てこない。
やはり1個でこの回路では無理っぽい。
次にPD638Cを5つ並列につないでみた。
アルミ箔もつけかえてみたが、ノイズは随分大きくなった。
信号は「そういわれれば」風に観測できるがノイズに埋もれて観測どころではない。

一般回路としては、電流電圧変換にバイアス電流の少ないLMC662などを使った作例が多い。
またそうやると周波数帯域が落ちるので1度に10倍程度のものを重ねる作例が多い。
Gamma-Photon Radiation Detector - Maxim
http://www.maxim-ic.com/app-notes/index.mvp/id/2236
ここらは成功例の多い回路。

これも似たような回路であるが、2段目が100倍になっていてその後がコンパレータ、ドライバとして使っているようだ。

フォトダイオードの感度がよければこれでも動作するのだが、悪いものでなんとかする場合はかなり苦しい回路である。

【改良点として考えたもの】
・R1の680Kを10M程度に交換する。
 これは電流・電圧変換用なので大きい方が有利。
・R3の1Mを10M程度に交換する。
 これも同じ。
Maximの作例でもそうなっている。
・電源電圧を24Vにする

なのだが、そもそも1pコンデンサとか10M抵抗とかというものを持っていない。
秋月でも10p(以上)や1M(以下)までで、小さなコンデンサや大きな抵抗がない。10Mで10本直列だとさすがに大きくなる。
そういう意味でもこのKitは部品が揃っていていいのだが、コンデンサはともかく抵抗は2.2Mまで。

ちなみに小さなコンデンサや大きな抵抗は通販ではサトー電気で買える。
http://www2.cyberoz.net/city/hirosan/index.html

とにかく部品がないとできないので、発注する。
でも結構高くなってきたような。
これなら大型フォトダイオードが良かったのかしら?

1Mはあったので、とりあえずR3に足してみる。
3Mまでなら動作するが4Mでは動作しなくなった。(TT)

感触としてだが、総じて
・SNが悪い。特にダイオードを並列にするとSは大きくなるがNも大きくなる
・このICでは初段の処理が思わしくないように感じる
 信号がある程度大きければよいが、そうでない場合。今回の場合はSNが悪いので特に初段が良くないと後はどうやっても識別できなくなってくる。
・(今回の場合)100倍では足りないかもしれない
 1000倍の作例も見かけるがそこまでは行かないにしても信号が足りない。
という印象。

多分、回路自体は(細かな部分を除いて)いいと思うのだが、この前提になるのは10mm角のフォトダイオードではないかと思われる。
定数の選び方や倍率を見ると、そうもそういう印象である。
・1個のダイオード(SNが良い)
・しかも高感度
が前提になると思う。

多分、小さなフォトダイオードを組み合わせて回路を組む場合は違ったアプローチの方が良い結果が得られるように感じる。
ただ、¥5000のフォトダイオードを追加で買うのも...。
感覚的にはS6775*4でもきついかもしれない。

とにかく部品が届くまで凍結ってことで。(^^!

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放射能検出器Kit(1)

放射能検出を調べていたらaitendoからKitが出ていた。
http://www.aitendo.co.jp/product/3436
放射線モニターきっと[RM-LM3900-KIT]でなんと¥900。
ただフォトダイオードは含んでいない。
あっという間に売り切れみたい。
フォトダイオード(SiPIN)[PD638C]も@90。
3mm角もないかも。

ドックコネクタ(シリアル用)と4芯ケーブル(SoftModem用)がほしかったのでついでに注文。
4極ケーブルってのは地方ではなかなか手に入らない。ここか千石電商にある。
http://www.aitendo.co.jp/product/3393
注)これをオーダーしたが3pinしかつながっていない。(TT)
マイクを使うSoftModemなどには不向き。
こんなところでケチっても付加価値が下がるだけだと思うが不思議。

フォトダイオードは受光面積で感度が決まるので、複数並列にして使う例が多くある。
他にも感度を高める手としては印加電圧をあげる手がある。

一般論として調べてみると...
【面積について】
 10mm角だと1個でOKらしい。但し¥5000はする。100平方ミリ。
 5mm角だと1つが25平方ミリなので4つになるが3つの例があった。75平方ミリ。
http://www.el.u-tokai.ac.jp/ryuta/bs/benefitsociety.htm
はS6775(浜松ホトニクス)で秋月で¥500なので¥1500でOK。
 3mm角だと1つが9平方ミリなので8つで72平方ミリ。
成功例はポケットガイガー(他にも8つの作例はある)
この場合秋月のS2506-02であれば8つで¥1200、aitendoのPD638Cであれば¥720でできる。
 但し並列にするとダイオードノイズも増えるため低ノイズでないと信号は埋もれてしまうため、個数は少ないに越したことはないらしい。
 感動の人もいた。S2506-02を1個。電圧はあげているが、1個だと立派というか感動もの。
http://d.hatena.ne.jp/pcm1723/20110910/1315675008

 ここまでの自信はないがaitendoのPD638Cを半分の4個+1個でやってみたくなる。
¥450だし。

【先人】
http://htanaka.blogzine.jp/namahage/2011/11/post_a625.html
にあった。この人はフォトダイオードは10mm角のもので成功させている。
5mm角のS6775はNGとのこと。
回路の誤記の指摘もあり。(トランジスタのシルクがおかしい)

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iPhoneで放射能測定

インターフェイスを調べていたら、放射能測定が面白そうだった。
原発の事故もそうだし、事実の公表に不具合が多く、自衛手段として購入者も多いようだ。

測定器もいろいろあるが、方式として
・ガイガー管を使うもの
 回路は単純であるが、ガイガー管用に高電圧が必要。
http://cart06.lolipop.jp/LA01994087/?mode=ITEM2&p_id=PR00102090442
Kitで¥2300。
・フォトダイオードを使うもの
http://www.radiation-watch.org/p/blog-page.html
半完成で¥3500。
・フォトダイオード+シンチレータ
フォトダイオードは安いのでいいらしいが、シンチレータが高額。
シンチレックスなるものがあるらしいが入手性不明。
調べている人の記事。
http://ameblo.jp/64152966/entry-10996778357.html

URLは調べた中で安かったもので実用性などの判断ではない。
ただ笑って済ませるレベルにも思う。
カウントなどはiPhoneなりのガイガーボット(無料)や後者に無料版のものもある。
ガイガーボットは結果データをネットで登録できるので某社の意図的な発表よりは信頼性が高いかもしれない。

上のURLでは安いが、一般的にガイガー管は高い。¥5000はする。それに高圧回路などを加えるとやはり1万近くになる。高圧用のモジュールも一般的とはいえないので、それが入手できるのなら動作としては安定そう。ただ「ガラス管」なので落としたりするとやばそうではある。
後者のフォトダイオード(PIN)も一見安そうだが、実は受光面積の大きなものはやはり高価で10mm角だとやはり¥5000する。
シンチレータを使うと放射線で蛍光発光するのでダイオードは小さくてもいいらしいが、シンチレータの価格がべらぼうに高い。多分、受光面積の大きなフォトダイオードの方が安い。(寿命はあるらしい。)

ところが上のポケットガイガーは3mm角のモジュールを8つ使ってやっている。
そのぐらいのサイズだと1個¥50-150程度で買えるので価格的に随分有利になる。反面、回路などSNが問題になりそっちにノウハウが必要になる。

ただ、こういう方式の方が、ちょっとチャレンジングで面白い。
早速、購入しようとしたが、(ガイガー管もポケットガイガーの両方とも)いつも品切れで、後者が偶然購入できた。(但し1名1個のみ)
届いたら遊んでみたいが、納期は随分先だった。(TT)

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iPhoneのインターフェイス

Arduinoに限らず「何かつなぎたい」場合にUSB-Hostもないしちょっと大変。
勿論LANという手はあるが、これだと独立した装置風になる。
BlueToothもあるが、シリアルだとtty.iapが変わる程度で一緒にも思う。

でシリアル以外の道を調べてみた。

・SoftModem
http://arms22.blog91.fc2.com/?tag=SoftModem
音声のスピーカとマイクを使って通信。脱獄は不要。
今はソフトのマーケット配布がないようで、自前でコンパイルが必要。
通信速度は1200bpsが最大なのでシリアルよりかなり遅いのと音量によるので不確実な場合があり誤り訂正が必要らしい。
2種の周波数で"1""0"を表現している。
発想がすばらしい!!
Androidのものを開発された人もいる。
http://side2.jp/2010/08/android-softmodem/
しかし中華パッドにはスピーカ端子はあるがマイク端子がない。(内蔵のみ)

・MIDIインターフェイス
音楽用のMIDIインターフェイスをDock経由でつけてそれ経由で行う。
ArduinoにもMIDIシールドなるものをつけてこれで通信する。
http://d.hatena.ne.jp/uosoft/20110606/1307287671
ううむ。なんか大掛かりだし、シリアルの方がスッキリしているような。

案外少なかったりする。

変形というかオーディオ端子を利用するものとしてガイガーカウンタがある。
ご存知放射能検出に使うのだが、この音をカウントする。cpm(カウント/分)だが後は換算で求める。iPhoneだとガイガーボットという(多分)著名なソフトがある。
Androidはこういうのがないのだが、デジカメで放射能を測定するというのがある。
https://market.android.com/details?id=com.rdklein.radioactivity
普通に考えるとシンチレータか何かをつけないとうまく行かないように思うが、そうでもないのだろうか?
それはともかく、音を判断するというインターフェイスが面白い。

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iPhoneのシリアルインターフェイス

とあることでフィジカルコンピューティングのArduinoを触る。

今まではGCC(WinAVR)で組んでいたがライブラリやシールドがあるので、あまり余計なことは勉強しなくても買ってきてつければOKという感じ。
プロトタイプなら手早くできてお手軽に思った。

ただ仮に出来たとして、「どうやってデモするか?」がある。
勿論、Arduinoに液晶を積んだりスイッチをつけるのもいいが、これがまたそれなりに¥がかかるし、Pinを占有する。
手っ取り早いのはPCに変わるシリアル端末でGUIを自分で書けるものがいい。
「PCがあれば」デモは問題ないのだが、どう考えても「それならPCでやらせれば?」と突っ込まれると反論できそうにない。そのほうが多分格段複雑なことができる。

なので小さな端末がいい。スマホとか。
これなら感動するかもしれない。今だけかもしれないが。
で候補になるのが、iPhoneとAndroidになる。

AndroidはシリアルのAPIも公式で
http://code.google.com/p/android-serialport-api/
にサンプルもある。
問題なのはAndroid端末は自由なハードでもあり、シリアルポートを持った端末なのか?に尽きる。
自分の中華パッドはUSB-Hostがあり、PL2303シリアルドライバが入っていた。このPL2303はどうもGPSドングルがだいたこれみたいで、そのせいで入っているのかもしれない。GPSドングルも認識する。
これがFTDIのドライバとなると標準にはなかったので探してきてやってみた。ここが一番大変ともいえる。
当然rootがとれないとドライバを組み込むことはできないので、これも条件になる。
なんとか認識したので、Androidはシリアル端末にできた。
Androidの場合「できる」「できない」はハードにかかっていて、OSはAPIは提供しているので、それに従って記述すれば動くようだ。
でもシリアルは人気がない。(TT)

次にiPhoneを考えてみる。
中華パッドはパッドなので7"あってそれよりはiPhoneの方が小さい。
実はシリアルはDockコネクタに出ている。
http://mt.yukine.info/torneo/2009/09/iphone.html
よくやられているのは、脱獄してminicomなどのシリアル端末ソフトを入れる方法。
これもやってみた。
minicomはCydiaから入るようになってなくて、MobileTerminalをまず入れる。
これがまたVer4以降動かないものもあるので注意すること。
次にsuでrootになってapt-get install minicomで入れる。で設定して使う。
と書けばそうなのだが、実際はキーが小さくちょっと使いにくい。
それに、脱獄はともかく、UIを自分でかけないとarduinoでは面白くない。

市販ではredparkという会社が出している。
http://redpark.com/c2db9.html
これは脱獄不要。$59らしい。ソフトはSDKになっていて、サンプルがついているらしく、それを見ながら自分で作るらしい。

ここらが、順当な気もするが、大げさなので自作している人を探してみた。
http://vanishlab.web.fc2.com/vanishlab/Top.html
でやっていた。
https://github.com/yusukeSekikawa/SerialCommunicationFramework
にソースがある。
これ、前は(多分iOS3)ビルドできたが、今(多分iOS4)はビルドできない。
それとMakeにarm-apple-darwinのgccがあって、これもできない。
ビルドできたときに起動に1度成功したがArduinoを作ろうとしているうちにiOS4にしちゃったので今はコンパイル不能。
ToolChainも入れないといけないのかしら?それだと大変なので一旦挫折しそうになる。
ソースを見ると
http://devdot.wikispaces.com/Iphone+Serial+Port+Tutorial
を参考にしていた。(そのままに近いのが入っている。)
CなのでObjective-Cに入れたら動きそうな予感。
複雑なものよりキャラクタベースのターミナルを書いてみる。
久々のXCodeで殆ど失念していたがなんとか書けた。

でもってaitendoのiDoc基盤(以下の古いものでTxdRxdを間違えているもの)でPCと通信。
http://www.aitendo.co.jp/product/2924
見事に通信できた。
(このボードを入れると「アクセサリが最適でない」と出る。)

よくわからないが、脱獄しなくてもいけそうな気がする。
ただ、配布の問題が残るので脱獄したほうがいいかもしれない。
なのでGUIというかXCodeでシリアル通信はできそうである。

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AndroidSDKのエミュレータが起動しない

AndroidSDKを久々にVerUpした。

android-sdk_r15-windows.zip
になった。インストーラもあった。
installer_r15-windows.exe

AndroidToolsが新しくなったようだ。
・AVD Manager(エミュレータの起動部分)
・SDK Manager(SDKのメンテ)
みたいになった。
EcripseのPlugInもこれにともなって変更されたようだ。

installer_r15-windows.exe はデフォルトで"Program Files"以下なのでパスにスペースが入る。
r12以前はスペースがNGだった。

まず、単純にUpDateした。すると...エミュレータが起動しない。
emulator-arm.exeまでは起動しているっぽいが、画面が何も出ない。
遅いのかと思ったが待てど暮らせど出てこない。(TT)
しかも、emulator-arm.exeはタスクマネージャでkillできない。ずっと動いている。
このため、電源すら落ちないし、再起動もできなくなる。(TT)
しょうがないので、電源を長押しして切る。

次にzipをやめてインストーラでやる。
うまく行くかと思ったら症状は同じ。avd(仮想エミュレータ)を消して新規に作成しても同じだった。

Googleで検索しても「r12でパスに空白」みたいな話はあるがこういう症状がない。
自力で考える。(TT)
どうもエミュレータがうまくないようだ。調べて行くとr11の
android-sdk_r11-windows.zip
はemulator.exeが1本だったのがその後emulator.exe、emulator-x86.exe、emulator-arm.exeの3本に分かれたようだ。
古いSDKもなかなか見つからなかったが、どうも3本に分かれたあたりから起動しない感じだ。
スペースを含まないパスにインストールしなおしても症状は変わらない。
こうやっていると電源断ばかりで大丈夫なのか心配。

で、結論としては
・android-sdk_r15-windows.zip(最新版)を入手して解凍
 これをスペースを含まない場所に解凍する。Program Filesでもいいのかもしれないが、以下でr11のemulator.exeを使うので安全策をとる。
・android-sdk_r11-windows.zipを入手(Googleでなんとか見つける)
 それ以前のものでも良い。r12からは統合されたemulator.exeがない。
・解凍してtoolsの中からemulator.exeとfastboot.exe(なんとなく)を抽出
・それをandroid-sdk_r11-windows.zipでインストールしたところののtoolsに上書きしてemulator.exeを置き換える(BaukUpしておいたほうがいいかも)

後は普通に
・SDK Managerで必要SDKをインストール
・AVD Managerでデバイスを作成
それを選ぶ
で起動はできるようになった。
ecripseのPlugInをUpDateすれば従来通り使えることになる。
r11のものを使っているのでパスにスペースを含まないほうが安全...思ってそうしたが含んでも構造上はOKにも思う。(やってない。)

世の中もっと沢山そういう事例がありそうだが、ないところを見ると当方特有かもしれない。
その後も不思議な現象があって、前はV1.6では出ていた音声が出なくなった。V2.2では無事出る。
このあたりは、我慢の範囲だが、昔のSDKも変わったのかしら?

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DelphiXE2でiPhone(続編)

DelphiXE2でiPhone開発で感動。
これぞRADツール!!
簡単なものを作りるには最高!!
なのだが、Winで書いてMACにもっていってコンパイル...
このあたり、さほど簡単でもない。そもそもMACがないとできない。
遊ぶにはちょっと高い感じ。

・MAC
WinのToolChainでもできるらしいが、RAD以前に環境が大変そう。
後はAppleDevで登録すればXCodeが入手できるので、シミュレータまで遊べる。
今買うのならLionかな?

実機になると
・iPhoneかiPadかiPodTouch
iPodTouchは定価で1.6万まで下がってきたし、遊ぶのならそれもありだと思う。電話ができないのとGPSやジャイロが使えないのとカメラの解像度が低いぐらいかな?
・転送用にAppleの開発者プログラム登録
年間¥8800ほど。脱獄しても多分これがないとバイナリができない。

これにさらにMonoTouch(C#でRAD風だがそんなに楽でもない)、DelphiXE2(30日なら体験版あり)となると、かなりな投資になる。

とりあえずDelphiXE2で30日遊ぶ(体験版)ことにしたので、その感想。
GUIとそのイベント記述はさすがRADという感じですごく楽。
で、まじめに例えばメールしてみるようなアプリの作成検討してみることにした。
このあたりAndroidだとメールのインテントを呼べばいいので数行で終わってしまう。ただそうやると立ち上がるのはGoogleのメールになる。
Indyがあるので、それを貼れば動くのかと思ったら...そうでもない。
VCLが全部移植されているというほどでもなく、UI以外は自前でやるようだ。
恐ろしく情報が少ないが...
http://stackoverflow.com/questions/7439974/what-networking-components-are-available-for-firemonkey-ios-apps
が参考になる。
つまり「自分で書け」ということらしい。(ObjectiveCの移植というか)
Pascalで書けるには書けるらしい。

なのでインターネットとかそういうコンポを使う場合は
・Winでデザインスケルトンだけ書いてしまう。
 イベントなども記述してコメントを書いておく
・XCodeで読み込ませ、そのUnit1.pasにPascalで自分で記述する
みたいにすればできるようだ。当然Winでは動かなくなる。
まあWinとiPhone両方で動くのはUIぐらいらしい。(TT)

ついでにWinはSJISの保存になるせいか、どうも日本語がおかしい。UTF8で保存しなおしたりそういうことをしないと日本語にならないようだ。

それでも、スケルトンができるので「やりたいことだけPascalで書ける」のはいいのだろう。
DelphiXE2でiPhoneってのもこの先進化するのだろうが、今はまだ「スタート」みたいな印象がある。それでもこの価格!!
Androidもできないっぽいが、4大スマホOS対応とあるのはPHPらしい。
jQuery Mobile、PhoneGapを使うらしいのでDelphiでできるということではない。

わかってみれば当然かもしれないが、「自由にVCLが使えるわけではない」ので結局は自前で書くということになる。
・スケルトンを書かなくて良い
・Pascalで書ける(人によって印象は違うだろうが)
がメリットなのだろう。
iPhone専用でいいからVCLをわんさかつければ、RADっぽかったのに...。

ちなみにメールだと
http://blogs.embarcadero.com/ao/2011/10/04/39133
かな?なんとmail:toでやっていた。(^^!

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DelphiXE2でiPhone

やはりRADの夢が捨てがたくエンバカデロのDelphiXE2を入れてみた。
というか体験版だけど30日使えるので気に入ったら。

まずインストールするがこれが結構長い。(TT)
新規プロジェクトでiPhone用のがあって、それを選ぶ。

適当に作ってみる。さすがにRADなので早い。

Winで動かすと以下。

Winでは動くので、XCODEに出力してみる。
DelphiXE2に書き出すメニューがない。(TT)
どうも自分で作るらしい。(^^!
dpr2xcode.exeを指定して$PROJECTを引数にして起動。
以下が参考になりました。m(__)m
http://dhive.jp/blog/yama/?p=5686

でMACにソースごと全部もってってコンパイル。
fpcとかFireMonkey(同梱されてます)がないと動かない。
プラットホームアシスタントもいるのかもしれない。

あ、iOS4.2以上が必要なので、MACは10.6.6以上でないとやばいかも。
でないとFireMonkeyが入らない。

で試行錯誤したら何とか動いた。
コンパイルはなぜかとっても遅い。
どうもfpcでコンパイルできるらしい。
ただ日本語が文字化けする。pasをUTF-8にすると実機ではOK。
ただシミュレータでは化けているような。

ま、いいか。
こうやってみるとどこまでなのかわからないが、Delphiでこちょこちょ書いて移植できればRADという意味では一番早いかもしれない。
問題は、WinとMACの両方がいることで、VMWAREってのもありのようだが、WinのVMWAREって危なそう。
懐かしのPC切り替え機かしら?

iPhone開発の感想としては楽なことこの上ない。
まあボタンとラベルなのでどこまで通用するのか?は未知数。メモも動いているようだ。
MACをもっている人ならいいのかもしれないが、それにしても高くつく。
環境としてはとっても気に入った。(^^)

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MonoTouchでAndroid

MonoTouchの修復でネットをみていると、Android版があること知る。
製品は無料かと思ったら有料だった。(^^!
評価版があったので入れてみる。

環境構築はできるが、iPhone同様MonoTouch以外に沢山必要になる。
Mono、MonoFrameWork以外に
・JavaのSDK(Lionには入っていないらしい)
・AndroidのSDK
・MonoTouchforAndroid
が必要になる。

まあ、これもなんとか入れた。
でHelloWorldを入れてみた。コンパイルできるがエミュレータに転送できない。
DiskSpaceがないようなメッセージが出るが、検索すると(情報がないどころか)結構でてきた。
そもそもAndroidの画面はXMLだし、GUIエディタがあるわけでもなくこれまた「C#で書ける」ぐらいしかメリットがわからなかった。
気にしなければ、Javaで書いてもそれまでに思える。
安定性がわからないが、これなら無料のエクリプスの方がよほどまともな印象。
MACに入れたら、サンプルもそのまま(大半)走るし、少なくともエミュレータ転送まではうまく動く。

それやこれややりながら考えると、エミュレータに転送できないのを解決する元気もなくなった。
有償でないと実機転送もできない制限がある。
これもエクリプス環境なら問題ないわけで、わざわざ支払ってまでC#でもないと思う。
そもそもが無理してMACでなくてもWinでできるわけだし。

開発元のxamarin(Novell?)はC#にこだわっているみたいだが、RADツールとしてほしいわけでMVCほど大げさではなく日曜大工をしたいというのでチョイスした。ただMonoDevelopのせいか、次第に方向性がずれてきており、購入のメリットはさほどないような気がする。
RADならBasicでもPascalでも有難い。

そういえばDelphi PrismというかDelphiはDelphi XE2になった。
前にDelphi Prismの体験版をやったときはMonoTouch風で、やはりIB連携か何かが問題で「Pascalで書ける」ってのだけ印象に残っている。

http://www.embarcadero.com/jp/products/prism/faq#31
を読むと

XE2では、Visual Studio IDEのバージョン2008のサポートを終了しました。
また、Prism XE2には、MonoDevelop IDEも含まれておらず、このサポートも終了しています。
旧バージョンのDelphi Prism XEをお持ちの方は、そのバージョンに含まれるOxygeneコンパイラを使って、MonoDevelop IDEを利用できます。
Delphi Prismでは、MonoDevelop IDEとノベル社のMonoTouchを使って、iOSアプリケーションの開発もサポートしていました。この機能も現在ではサポートされていません。 iOSアプリケーションの開発を行うには、Delphi XE2またはRadPHP XE2のご利用をお勧めします。

どうやらDelphi Prismは単なる.NETのフレームワークみたいになって、iPhoneを開発したいのなら「Delphi XE2」か「RadPHP XE2」でやれということらしい。
この分だとDelphi Prismは見捨てるのかも。
PHPだとiPhoneでもAndroidでも動かせるらしいが、どうも調べてみるとPhoneGapなので、それならhtmlやJavaScriptでも動く。PhoneGapではなく、ネイティブアプリ開発だとDelphi XE2しか選択肢がないようだ。ううむ。短命に終わったDelphi Prismは買わなくて良かったのかも。(^^!

で、そのDelphi XE2はXCODEのソースを吐き出してくれるらしい。
YouTobeではWinでDelphiで書いたものがそのままMACのシミュレータで動いていた。
こっちの方がRADだと思う。
ただDlphi XE2 Starter Editionは価格的に2万以下で、まだ個人で手が出そうだが、これはMACへのポートができないっぽい。(多分)買うとしたらプロフェッショナル版になる。一応Delphiユーザなので優待はあるけど、それでも7万だ。上述のようにPHPで書いても走るらしい(別製品でPhoneGap利用だけど)。個人が趣味で7万はきつい。PCが買えるような。
エンバカデロは毎年VerUpしてしかも価格がそれなりなので、やめて久しい。Adobeもそうだけど、そういう路線って企業でもないとついていけないかも。
ほしい気もするが、考えるとiPhoneのアプリをそう作るわけでもなさそうな。
尚Delphi XEで今のところAndroidは作れない。
PhoneGapのRadPHP XE2は作れるらしい。

新たな言語習得は確かに苦痛だけど、RADになっているのならまだ我慢もできる。
MonoTouch for Androidはそういう意味ではやはり買いではないように感じた。
これならエクリプスで無料開発してもそれまでのような。
どうせ買うならDelphi XEだけど、またVerUpしてAndroid対応してからでもいいかも。
こうなるとやっとRADっぽい気がする。

MonoDevelop2.8があんまりだったのでついつい辛口。

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MonoDevelop2.8の憂鬱

MonoDevelop2.8は正直、絶望的なVerUpだった。

入れたらどうなるかというと、RAD開発からただのC#で書けるXCODEになる。
基本的には、今まで使えたIBの編集からのコード反映がなくなる。

・XCODEが4.XだとD&Dでコードを少し書いてくれるのでまだちょっぴり良い。
 GUIで線をつなぐのと似ているといえばそうだが、ソースファイルの行位置ってのはいただけない。
・XCODEが3.Xの場合D&Dでコードの自動生成はできないため、この部分は全部手動で書くことになる。XCODEの人は普通にやっていると思うけど。

実際にやってみたメモ。

1.まず空のプロジェクトを立ち上げる

2.xlbをクリックしてIBを立ち上げる
 ここまでは2.6でも同じだが、2.8ではXCODEも同時に立ち上がる

3.IBで画面をデザインする
 2.8でデザインしたら一旦保存する。(終了はしない)
 ここではボタンを1つおいておくことにする。

4.XCODEでViewController.hを編集する
 @interface HogeHogeViewController : UIViewController {
UIButton *_btnClickMe;
}
のようなインターフェイスと
@property (nonatomic, retain) IBOutlet UIButton *btnClickMe;
のプロパティを書く。これでOutletになる。
Actionも記述したい場合は
- (IBAction)actionButtonClick:(id)sender;
みたいに書く。
これはプログラムでも書けるので無理することはない。
ここでXCodeを保存する。
 XCode4.Xにするとこの部分はD&Dで作成できるらしい。

5.上のコードと画面の部品を紐づける
上を保存するとIBにOutletやActionが出てくるのでこれを画面の部品と紐付けする。
ここでIBを保存。

やっとXCodeやIBから解放される。
というか、XCodeをやる人なら普通にやっている内容。MonoTouchの自動生成もどきを手動でやっているだけ。

6.MonoTouchに戻るとdesign.csに
partial class HogeHogeViewControllerに
{
[Outlet]
MonoTouch.UIKit.UIButton btnClickMe { get; set; }
[Action ("actioonButtonClick:")]
partial void actionButtonClick (MonoTouch.Foundation.NSObject sender);
}
みたいなこのができていればOK。
しからば、ここだけ手で書いたら逆に反映するかと思ったらさすがに甘かった。(TT)

以降は以前のMonoTouchと同じになる。
7.Contoroller.csを開いて普通に書く
Actionは作らなくても以下でOK。
base.ViewDidLoad ();
//any additional setup after loading the view, typically from a nib.
this.btnClickMe.TouchUpInside += (sender, e) => {
this.numberOfTimesClicked++;
this.btnClickMe.SetTitle("Clicked:" + this.numberOfTimesClicked.ToString(),UIControlState.Normal);
};
}

なんのことはない、XCodeで書く場合と一緒でIBの編集を自動反映するわけでもない。
いちいちコードを書くのでは面倒でXCodeと変わらない。
2.8は結局コンセプトがRADからずれてきていて、残ったのはC#で書けることぐらいになったような気がする。
2.6だとIBでデザインして定義もして保存すると、それ関係のコードは自動生成された。VBほど簡単でないまでも、コード補完も考えると随分楽な気がした。

MonoDevelopやMonoFremeWarkはNovellとは関係ないのだが、それを前提にしている以上MonoTouchそのものも改悪(だと思う)される。
MonoTouchは価格も高いし、UpDateも1年だけの無料、しかもインストールは1台。マシンを入れ替えたらアクティベーションも英文メールしてやりなおし。
かなり条件的には厳しいものだ。
おまけに、MonoDevelopの影響で使い勝手も悪化(だと思う)してしまう。
MonoDevelopはのC#2010に対応したせいで、そうなったのかもしれないが、なんだか割り切れないVerUpに見える。コンセプトそのものがおかしくなったというか。MonoDevelopがMonoTouchを考えてなかったということだろう。MonoTouchは有料な以上、自分でなんとかすべきような...。IDEを他人のものを使ったせいというか。

古いプロジェクトは変換して読んでくれるので、そこが継承できないわけではない。(2つのファイル以外は互換があるようだ)
新しいもの(2.8)は、ただ「C#で書けるだけ」風になってしまった。
感動的だったHolloWorldも面倒この上なくなってXCODEのC#版となる。
というか手間はXCODEと変わらず、正規品なら有料の分不利なような...。

結局は2.6に戻したわけだが...
MonoDevelopは、こんな変更があるのなら、古いVerをおいておいてほしい。
MonoTouchは、有料である以上はチュートリアルを変えるのではなく、自前でなんとか対応するかせめてUpDateに2.8を入れないでほしかった。(永遠になくなったりして。)
MonoFrameWorkが一番良心的かも。

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MonoTouchレベルダウン?

久々にMACでMonoTouchを立ち上げたらUpDateがあったので適用した。
すべての間違いがここからはじまった。
まだVerUpしたない人がいたらよく考えたほうがいい。
ただ見に来る人は困った人だけかも。

新しくするとRADというかIBの編集結果がコードに反映されなくなる。
MonoTouchは元々他にMonoDevelopとMonoFramwwarkがいる。
原因はMonoDevelopが新しくなるため。
チュートリアルも変わっていて、とどのつまりはUIはIB+XCodeで普通(?)にやることになる。
結局は、C#で書けるだけということになってしまう。

経緯)
MonoTouchも5.0になって、iPhone5.0をサポートしたらしい。
多分、ここらは関係なく、どうもMonoDevelopを2.8にすると、IBの編集結果がコードに反映されなくなる。(TT)

新しいもの)
2.8は自動のUpDateでくるので、何気なくインストールしてしまう。
新しいかさぞかしいいだろうと使ってみる。
チュートリアルを読むと...
・どうもXCodeもあげてしまうらしい。(3.Xから4.Xにするという意味)
 どうもXCodeそのものがIBのOutletやActionをD&Dでコード生成するようになったらしい。(いい加減だけと多分...)
 で、4.Xにしてみた。
 XCodeを立ち上げると当然だが3.Xとはまるっきり違う。そこはまあいいとしても表記が、ほぼ英語というか...。(TT)
 小さなものを作りたかったのに、なんだか前途多難な感じがして、使い慣れた3.Xに戻した。

MonoDevelop2.8のまま戻すと結局はIB+XCODEでUIを書くしかなくなる。(これはXCODEのVerには関係なく)

MonoDevelopは前にもいろいろあって、全部ためしたわけではないが
・2.4系
 design.csが変な位置にできて、コード補完ができない。
 このブログに書いたが、一旦はずして再度読み込ませると正規の位置になってちゃんと動くようになる。
・2.6系
 うまく動いたような気がする。
・2.8系
 今回のもので補完はしない。(TT)

MonoTouchやMonoFramewaorkは最新版でも問題はないようだ。
多分XCODEも最新版で問題ないはず。

で2.6系に戻すべくネットを探していた。
MonoFramewaorkは、古いのもちゃんとあってDLできるようになっている。
http://mono-project.com/OldReleases

MonoTouchは古いのはできないようだ。
novellからxamarinに変わっている。

で肝心のMonoDevelopがない!!
タイムマシンをあさると2.4は出てきたので手動で修正すればできるが、なんだか前よりさらに不便になる。
いつまであるかわからないけど...
http://download.xamarin.com/monodevelop/Mac/MonoDevelop-2.6.dmg
でとれた。URLは正規のものでVerを変えてみたら偶然DLできたというか。

で2.8から2.6に戻したら、無事元に戻った。

せっかくなので2.8のインプレッションを次回でも。

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AndroidをNetBookに(2)

さて、初代FlyTouchであるが、まずは操作性をあげるのにキーボードをつける。
よくしたもので「ケース+キーボード」が@2000ほどで売られている。
安いものでは¥890のもあった。
ところがコネクタはミニタイプが多く、フルのものを探すと案外少ない。
Android端末向けUSBキーボード付きレザーケース白/7インチ用
というのがそうらしいのでそれを購入。
ついでにFlyTouchは電源アダプタを入れるとUSBがあたって1つしか使えないのでバスパワーの4ポートHubも注文。
多分、iPODのDock延長ケーブルで30pinまじめにつないであれば、それでも動くと思われるが、Hubの方が格段安かったりする。

rootはとってあったのでドライバとアプリを入れればOK。
・FTDIを認識させる
 FTDI用のドライバを調達する。これが面倒だったりする。カーネルによっても異なる。さんざん探し回ったあげくEKEN M001用と思わしきものがあったのでこれを入れてみたら認識した。(^^v
 insmod ftdi_sio.ko
でOK。
・シリアルソフト
 Google純正?
http://code.google.com/p/android-serialport-api/
・その他
 いちいちConnectBotなどから端末をたたくのが面倒なのでGScriptLiteを導入。
http://jp.androlib.com/android.application.nl-rogro-gscriptlite-qCm.aspx
insmod ftdi_sio.ko
を登録。

書くと簡単だけで探すのが大変だった。
で動いた!!

もっともキーボードやHUBはなくても動くと思う。
って様子だけ見るとNotePCっぽい。
とっても安価なシリアル端末...。

このカバーはとっても良かった。
とにかくキーボードはタッチパネルよりは格段いい。打ち間違いが激減。マウスというかパッドもあれば最高だった。NotePC並みになるかも。
それにしてもNECのLifeTouchNoteはなんでUS-Hostがないのだろう。
使わないかもしれないが、夢がないのは面白くない。

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AndroidをNetBookに(1)

とあることで、arduinoをやってみた。
まあAVRではいろいろ遊んでいたので抵抗はなかった。
やってみるとライブラリがよく出来ていて、すごく簡単に開発できる。
まあ近年の開発というのはこういうものなのだろう。
・ハードはブレッドボードでソフト主体
・ソフトはライブラリで必要なものだけ記述
なのでお手軽そのもの。

arduinoのハードは完成品も売っているが秋月からKitで¥2100のがある。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-04590/
ブートローダを書き込む必要があるがISPを持っていなくてもジャンパをとばせば書き込みできる。一旦書き込めば、後はArduinoで書き込みできる。
ISPをもっていたのでそれでやる。
そこらはネットに情報があるので割愛
・16MHzの水晶で組み立てUSBモジュールのジャンパを変更
・AVRのFuseBitを間違えずに書く(BootはArduinoに含まれている)
であっさり動いた。

それはそれでいいとして、困ったのがシリアル端末だ。
というのもArduinoは入力や出力にLCDやSWが標準なわけではないため何もついていない。もっともPCと接続して開発するわけで、PCを端末にしちゃえばいいということもいえる。
ただ、デモに使う場合は困ったりする。案としては
1.NotePCみたいなものを一緒にもっていく
2.専用のシリアルコンソールを作成する
があるが、2の方が組み込み風の感動がある(ような気がする)
このシリアルコンソールそのものもArduinoでできるのだが、Kitを見るとそれなりの価格だったりする。
この発展形としてゲーム機などを改造する例もあるが、コネクタなども専用で開発環境も良いものではなく本末転倒風になる。
1はPCだと大げさというか、「それならPCでやれば?」風に見られてしまう。
せいぜいがiPhoneとかAndroidとか。
iPhoneは、拡張が難しいがシリアル端子は出ているし、そういうケーブルもあるにはある。
http://jp.blog.reinforce-lab.com/2011/07/iphone.html
ただ$60は微妙。
自作した人とか
http://mt.yukine.info/torneo/2009/09/iphone.html
http://www.kako.com/neta/2008-010/2008-010.html
ただArduinoは5V系だと思うのでレベル変換が必要。またArduinoのコネクタも細工がいりそう。面白そうだけど。
それでは...というのでAndroidを検討する。
中華パッドも随分安く高速になっている。
オークションだと@5000でV2.2で800M-1GHzのが入手できる。V2.2ならFlashも走る。
キボードもほしいけど
http://dokidokido.com/category/tablet/epc/index.html
なら¥8000。
国産でもNECのLifeTouchNoteだと
http://kakaku.com/item/K0000228523/
は1.8万。中華パッドの倍だけどそれでも安い。ただ、これUSB-Hostがない。(TT)
rootはとれるらしい。USB-Hostがあれば買ったかも。
しょうがないので手持ちのAndroid(初代FlyTouch)でやることにする。

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