空を見上げて
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形態要素解析

しつこくSiriに近づける試みをしている。
多分、音声入力に対して
・適切な語句で検索する
・アプリをラウンチする
などがあるが、まずは「適切な検索語句に修正する」をやってみる。

入力は音声で、これはできている。
で、それを形態要素解析にかけた。
http://developer.yahoo.co.jp/webapi/jlp/ma/v1/parse.html
にあるようにやるとXMLで結果がかえる。

で、第一段階で文字を分解する
名詞=そのまま
動詞+助動詞で1語にする
形容詞=そのまま
...などとして他のものは外してしまう。

第二段階で、それを目的のものに変換する。これは自分で変換辞書を持つ。
例えば「食べたい」=「レストラン」にする。

第三段階で、その結果で「場所」などを付加する。
例えば「レストラン」=「レストラン 金沢」にする。
場所はスマホならGPSだがPCなので自分で入れることにする。

でやってみた。
■実験



上が入力で「しゃべり言葉」になり、変換に出ているのが「検索語句」になる。
なんとなくそれらしい。というかそれらしくなるように辞書を作っているというか。
後は辞書を頑張っていけばそれなりになるようにも思う。ただ...面倒だ。
そもそも自分で入力と辞書を書くと、できるようなパターンしか書かないのかも。

元に戻って形態要素解析=分かち書きとも言われるが、Yahooの形態要素解析が優秀な証明を1つ。
っていうかYahooのサンプルになってたりする。

こういう場合はどう検索するのかわからない...というか何をしたいのかわからなかったりする。
そういう「エラー」も通知すべきなのだろう。

とりあえず、ここらをdllにしておく。でもYahooの規約ではバナーを入れないといけないらしいがdllだと入らない。しょうがないので中にテキストを埋め込んでおく。
っていうか公表するかは未定。辞書がYahooにあるので、Mecabとかそういうのと違って軽いというか。

後は親切から言えばTTSで応答すればいいが、PCはオフィスにあるので「余計なお世話」なのかもしれない。

で、やってて思ったことだが...
しゃべる言葉->検索語句への変換
ってのは確かに便利といえばそうだが、逆に人間がやったほうが確実だし融通性がある。
学習から言えばキーボードを覚えるより遥かに簡単というか。
例えば
「カレーが食べたい」
はすぐに
「カレー」「レストラン」「金沢」
になるだろうし
「カレーを作りたい」
はすぐに
「カレー」「レシピ」
になる。
つまりはPCにやらせるより人間がやったほうがいいというか。
やってもたいしたことがないというか、そのほうがいいというか。

それやこれやでSiriへの意欲は大幅に減退してきたりする。(^^!

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VoiceBarのVerUp

VoiceBarだが、使っていくといろいろVerUpしたくなった。

追加した機能。

・固定キーワード追加
 これはアプリ版だけについている。
 例えば「(場所)金沢」「価格」とか頻繁に使うものを登録して使う。
液晶テレビの場合だと「液晶テレビ」だけでよく「液晶テレビ 価格」みたいな追加がマウスでできる。
 個人によってキーワードは違うので趣味のものを登録しておくとキー入力の回数が激減できる。「石川県 温泉」などはマウスだけで入力できてしまう。

・予測変換
 これもGoogleのものでAPIKitに入っているもの。
 1文字入れると次の言葉を予測してくるので選べばよい。未変換でも出てくる。
 このあたりはGoogleのツールバーもそんな感じなのでこれが秀でているということはない。

他にも音声認識のタイムオーバーなどをやっているのだが、どうもうまく機能していない感じがする。
8秒ルールに従って8秒で認識できないことになるはずが...。キャンセルすればやりなおせるのだが...。
後、作成していたらどうも途中でIEToolVarのインストーラを間違えたような気がする。m(__)m
Ver0.14から修正しておいた。

しかし、数日で何度もVerUpしてしまった。ここらで安定なのかしら?

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)

WinでSiriもどき

WinでGoogleの音声認識っていうかIEで音声検索っていうのは一応完成した。
使っているといろいろ修正したくなって今朝も修正していた。

目標は高く、Siriを目指す!!(しゃべってコンシェルか)
と思ったのはいいが...。

だいたい、本来ならMSがApple(やDocomo)に先駆けてやっても良さそうなものだが、音声認識も内蔵のものはいまいちで使い物にならない。
GoogleはAndroid用のものをやるかもしれないがDocomoがやったので、手出ししないのかも。
音声認識もChromeがある。IE対応もやればできるだろうし、Googleツールバーに入れれば良さそうなものだが、HTML5のパーサ部分がIE内部だろうから無理があってこういう感じのものは作らないような気がする。
MSはと言えば肝心のOSもVistaこの方こけまくりで、UIなどから言えばXPの完成度の方が高かったような気がする。7はVistaをXPよりにしただけのような。
それより何より最初はあった「夢」がまるでなくなってきた。Win8もなんだか「後追い」でPhone7と合体したような感じだし。
さっさと引退したゲイツと現役で最後まで頑張ったジョブスの違いかしら?
それはともかく、能力的に高いPCがスマホに負けるってのは...。
最近はWebAPIでネットワーク前提なので、本体の処理はさほどでもない。認識もサーバだ。だからスマホでもWinよりも良い環境ができたりする。
ただ逆にWinでもスマホの環境はできるはずなのだが、意地なのかなかなかそうならない。PCのものがスマホになる時代からスマホのものがPCに移植される時代なのか。

音声認識そのものは、スマホのようなキーボードが邪魔な端末のためのものであるが、PCだって簡単に入力できるわけで、あった方がいいに決まっている。
MSに期待してても出来ないものはできないし、そういうビジョンも見せてくれなくなった。なのでSiriの自作という話になる。
通常なら自作なんてできるわけがないが、音声認識だって移植できるわけで。

Siriであるが、多分、会話を検索語句に変換すればいいのではないかと思ったりする。
スケージューラとかアラームとかメールとかいろいろあるにはあるが、まずは検索だろう。
それで人工無能っていうかを調べてみるが、考えるとその前に形態要素解析をやったほうが良さそうだ。
でそれも辞書があっていろいろ面倒だがYahooでできたりする。
http://developer.yahoo.co.jp/webapi/jlp/ma/v1/parse.html
こういうのを利用できるのは本当に有難い。
で、例えば
「カレーが食べたい」
というと名詞と動詞を抜き出して
「カレー(名詞)」「食べ(動詞)」が出てくる。
そこで動詞の「食べ」をレストランに置換する。
でレストランなので「場所」を付加する。場所はGPSがあればその地点をとるのだろうが、ここはPCは(GPSもないし)最初に登録させておいて例えば「金沢」とする。すると
「カレーが食べたい」

「カレー レストラン 金沢」
に置換される。検索するとそれらしく出る。
「カレーが作りたい」
は「作り」を「レシピ」に置き換えて付与するものはなしにする。
「カレー レシピ」に変換して検索する。
そういう簡単な動詞の変換辞書を作れば案外行くんじゃないかと。

応答をTTSで欲しい場合は...マルコフ連鎖かな?(^^!

何はともあれ、そもそも自分はどんな言葉で検索しているか?を幾つか書いてみた。
で、書いて見ると結局はそんなに多くの言葉を使っていないような気がしてきた。(^^!
多くの場合新しい語句と次のようなものの組み合わせで検索しているような。
他にも「中古」とか「オークション」とか、趣味も個人によってはいろいろあると思う。そこらは自分で登録するとする。
<場所>石川県
<場所>金沢市
<場所>金沢駅
<日付>明日
<天気>天気
<天気>気温
<場所>地図
<交通>時刻表
<交通>乗換
<交通>アクセス
<手段>レシピ
<手段>作り方
<説明>Wiki
<説明>とは?
<施設>レストラン
<施設>ショップ
<施設>ショッピング
<施設>温泉 銭湯
<目的>観光
<目的>食事
<目的>グルメ
<情報>イベント
<情報>催し
<衣類>ファッション
<食事>和食
<食事>洋食
<食事>中華
<食事>イタリアン
<食事>ラーメン
<趣味>プログラム
<趣味>工作
<趣味>園芸
<価格>価格
<価格>低価格
で思ったのは「1語か2語だけを発音し」「後は選ぶ」という。
後者は認識もないし確実だ。
例えば「液晶テレビ」のみを発音。->「液晶テレビ」「低価格」で検索。
「お花見」のみ発音->「お花見」「石川県」で検索。
今日の天気などはマウスだけで検索できる。

で早速作ってみた。(VoiceBarApp版に入れてみた)
まあSiriのような感じではないが、検索に限って言うならこの方が使いやすい。
付帯的な語句は選択なので認識しなくてもいいので、結構検索効率も良かったりする。
要は「普段行うちょっとした検索」であれば「自分の慣用句」があったほうが遥かに効率が良さそうだ。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)

人工知能Heartなど

Googleの音声認識と合成が簡単にできるのでHeartという人工知能を動かしてみた。
Heartは2004年ごろのもので、Linkも切れているのが多い。
本部はここらしい。
http://www.nishiohirokazu.org/heart/index.shtml
ただ、こちらは支部らしいが、ドキュメントなども残っている。
http://www.teratti.jp/heart/
プログラムがソース付で配布されているのが有難かった。
対話相手は標準(?)の水瀬すみれになっているが、他にも以下で人格が配布されている。沢山あるようだ。
http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/amuse/joke/heart/
デザインの素敵なのもあった。
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Domino/4476/game.html
人格エディタもありタグも豊富で凄いプロジェクトだったらしい。
後でいろいろ試してみると、かなり優秀な部類だった。

他のものには移植していないが
http://www.din.or.jp/~ohzaki/uzura.htm#study
のようなものや下にLinkもあってそういうものもやれば使える。
人工無能はここにあるように

あるキーワードに対する反応を登録していき, そのキーワードが会話の中に現れたときに登録した反応を話す. 登録されたキーワードがなかった場合は, あらかじめ別に用意してある反応用の辞書からランダムに話す.

みたいになっている。あらかじめ人格がある場合、反応は人格によって決まる。ただ、登録のないものに対してはランダムな反応になる。(そこがいいのか...。)
使っていても成長がないのは悲しいので、やはり学習型あたりが面白いかもしれない。
しかしこれも欠点がないわけではない。

サーバに設置するものもある。
・人工無能「葵」
http://marie.saiin.net/~kisuku/munou/
辞書が増え続けるのでメンテがいるらしい
・AEM-060D
http://www.ycf.nanet.co.jp/~skato/muno/AEM/060d.html
辞書型ではあるが、辞書を入れ替えするらしい。
ログを見ると会話が成り立つのはかなりレアみたいだ。
http://www.din.or.jp/~ohzaki/uzura.htm
の「うずら」はニューラルネットを使っているのか優秀みたいだが、ソース公開はない。
他にも...

http://crocro.com/write/web_ai/app/himane/index.html
Webからキーワードをひらうもの?


http://www.geocities.jp/tomock/exa.html
このあたり少し会話が成り立つ感じ。

面白いけどピークはどうも2004-6年ほどで、後はいろいろあるけど会話になるのは結構少ない感じ。
迷いながらも興味だけはあるというか。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)

HeartRecogDemo

 HeartRecogDemoはHeartという
オープンソースの人工無脳(人工無能) Heart
をGoogleの音声認識・合成で動作させたものです。
Heartの説明はこちらを参考にしてください。
2004年と古いものですから、リンクが切れるかもしれません。

尚、元の(上からとった)Delphiのソースをベースに少し加えただけですが、ソースも同梱しておきます。
注)201405:Google音声認識APIでV1が打ち切られたためV2に変更。

■スクリーン

■ダウンロード(Ver0.11)
Zip版ダウンロード

1.概要
 HeartRecogDemoはHeartという
オープンソースの人工無脳(人工無能) Heart
をGoogleの音声認識・合成で動作させたものです。
2.特徴
 一応、音声で会話形式でやりとりができます。
3.インストール/アンインストール
適当なフォルダに展開し
HeartRecogDemo.exe
を起動すれば動きます。
レジストリは使用していませんので、関連ファイルを消せば消えます。
4.動作説明
 いろいろボタンはありますが「音声認識」ボタンをおしてしゃべれば会話できます。
5.説明
元々は
http://www.teratti.jp/heart/
にある
Heart Ellsworth DLL (hew.dll) 1.0.0.beta2 (489KB)
の中のdemoのソースに若干手を加えただけのものです。
人格は
Heart ver2.x
にある「水瀬すみれ」を入れました。
hew.dllとソースは
HeartProjects. All rights reserved.
になっています。
それ以外はGoogleAPIKitのものです。

【独り言】
せっかく音声認識などのdllを作ったので、その応用の第二弾です。

本当はSiriやしゃべってコンシェル風をWindowsでやってみたかったが、AppleもDocomoもGoogleのようにWebAPIを公開することは目下ないみたいです。
できればGoogleがAndroid用に作って公開してくれるのを期待したいですけど。
それにしてもPCよりスマホの方が便利になってきたような気がします。WebAPIだと非力なスマホでも実用的ですし。

で、スマホにはない音声で会話するソフトです。

by   at 07:30  | Permalink  | Comments (0)

ソフトの掲載

書いている順序がおかしくなっているが、実は公開している順序がおかしかったりする。
そもそもの発端は久々にソフトを公開しようとしたことにはじまる。

このページはMTだし、ホームページはWPだ。
WPはメンテも楽だし、引越しも簡単だったのだが、
・新作ソフトを公開したい
・特集を公開したい
場合には結構面倒に感じる。
以前の「伽藍堂」のページは手直ししてそのまま入れたがこれも面倒だった。
そのと特集をブログで書いて、これはMTのリンクのinframe表示すればまあ楽には違いないが、そこを書くのは結構面倒だったりする。
ブログは「書き散らかす」ことになってしまうので、リアルな読み物としてはいいが、まとめて読みたい場合にちょっと不便。カテゴリも増えていくし...。それで記事一覧だけをWPに手書きした。
で本題に戻って、ソフトの公開。
こういう場合は手で書いたほうが早いのだが、また作るのも億劫だ。
結局は、説明はMTにしてWPからリンクだけ貼っておくことにした。
手抜きだけどそれらしく見える。メンテが問題っぽいが...ま、いいか。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)

IEVoiceBar

目標としてIEのツールバー搭載を目論んでいました。
クリップボードの監視も便利なのでつけてみたい機能でした。
GoogleのツールバーはIEの中では優秀ですが、クリップボードはIE内部では使えますが、外部のものは入りません。メールやPDFの語句もできたら便利だと考えていました。

元々はGoogleApiKitでdllはできていたのですが、ここで使ったものにflac.exeがあります。
しかしIE9ではどうも子プロセスでexeの動作はできないようです。
そのためflac.exeのdll化をやっていましたが、紆余曲折があってなかなか安定動作しません。
XPはexeを使え安定しているので安定版として公開します。(IE8だとOKだと思います。)
Vista/7は不安定というかやっているとPCにより音声関係のふるまいが不安定なので開発版として公開いたします。手持ちでは安定動作するマシンの方が多いのですが、そうでない場合も1台だけですがありました。
その場合アプリ版は安定版の構成で機能も同等なのでそちらを使ってください。
タイトルバーに張り付くのでむしろ場所も食わずIEも高速になり安定かもしれません。

アプリ版はこちら

配布はZip版のみです。

IEにこだわらない場合は...
1)GoogleChromeをインストールし
2)Chromeで以下にアクセスしPluginをインストール
Speakable Textareas
http://userscripts.org/scripts/show/108011
3)これで入力欄に音声入力ができるので
http://www.google.co.jp/
で音声検索できます。

注)201405:Google音声認識APIでV1が打ち切られたためV2に変更。

■スクリーン

■ダウンロード(Ver0.16)
XP安定版ダウンロード
Vista/7開発版ダウンロード

1.概要
 VoiceBarはWindowsでGoogleの音声認識・検索機能をIEのツールバーで利用するためのツールです。
2.特徴
・IEのツールバーとしてGoogleの音声認識が使えます。
・ジャンルを指定した検索ができます。
・認識結果をクリップボードに転送できます。
・クリップボードの内容で検索できます。
3.インストール/アンインストール
 インストーラでインストールし、コンパネからアンインストールしてください。
4.動作説明
・マイクアイコン
 これを押すと音声認識が起動します。
 Googleの音声認識になります。
・検索用テキスト
 音声認識が終わるとここに出力されます。
 キーボードでも入力できます。
・検索種類
 検索するサイトの種類が選択できます。
「一般」「地図」「ニュース」「画像」「動画」「YouTube」「Amazon」から選択が可能です。
・検索ボタン
 「テキスト」「種類」から検索します。結果は別のタブで開きます。
・Copy
 検索テキスト(=音声認識結果)の内容をクリップボードにCopyします。
 これは例えば入力部分で音声入力を使いたい場合に発声・認識後、Copyすれば、入力部分に貼り付けて使うことができます。
・その他
 クリップボードを監視しており、クリップボードにテキストが入ると検索窓に入ります。このことで通常のアプリ(メールなど)の語句も検索できます。

5.ライセンスなど
・libFLAC.dll

http://flac.sourceforge.net/
で公開されているdllのソフトです。(開発版に含まれています)
改変はしていませんが、BSDライセンスになります。
「再配布する際に著作権表示を行うことのみを条件とする」
ためここに表記いたします。

【独り言】
まずIEのツールバーというのはIEを親とするdllになります。
で、IE9だと思うのですが、そのdllの子プロセスでexeが起動できません。
つまりツールバー型のランチャーみたいなものは作れないような感じです。(危険だからだと思います。例えば悪意のあるツールバーでexeでクラッシュもできます。ただdllでも同じような気がしていますが。)
音声認識ですが、IE9では子プロセスで開発Kitにあるflac.exeが呼べませんでした。
そこで、無理やりLibFlac.dllでやってみました。ただ、親がIEの場合、パスの通った部分に配置する必要があるようです。
本体のVoiceBar.dllも
regsvr32 VoiceBar.dll
とする必要もあり、管理者権限だとややこしいのでインストーラにしました。
なんとなく不安定な部分もあるかもしれませんが、便利に使っています。
Vista/7はflac変換からの変換完了イベントを捉えられないことがあるようです。(TT)

Ver0.13)
 リターンキーを受け取るのと、音声のタイムアウト検出を追加しました。
Ver0.14)
 予測変換を実装しました。

それやこれやでアプリ版を似たように修正しました。使ってみるとこの方が良いような気もします。(^^!
マウスでの登録検索キーワード追加もよかったりします。IE版はセキュリティで難しいように思い割愛しています。
場所もツールバーすら要らないのがいいです。

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Lepaiでニアフィールド(5)

アイデアまでで終わったが、それだと無責任なので実験ぐらいしておくことにする。

まずはBMMエキサイタから。
やはり出力が低い。ICアンプでやると熱くなるぐらい出さないとまともな音圧にならない。
まあ物体を振動させるのでわかる気もするが、これでは電池だと持たないような。
ハイブリッドにするなら偉く効率が違うことになる。

物体はある程度硬いものがよく、ガラス・アクリル・化粧板・MDFなどはまあまあ良く、木材でも柔らかいものはいまいち。
接触は薄いスポンジをつぶすぐらいに押し付けるとそれなりによくなるが、うまく接触できるのならつけなくてもOK。
単純な板よりは、エンクロージャみたいなものにすると音圧があがり音も綺麗になるが、逆に言えばやはり「エンクロージャから出ている」ように感じるのでスケール感はなくなる方向に思う。

スケール感から言えば、机・床などの広面積のものが良い。ただ「どこから音がしているかわからない」というほどでもない。
スケール感を出すならやはり机やテーブルの大型のものが良さそう。
硬い場合、耳を近づけるとあちこちから鳴っているのがわかるのでそこらの効果だろう。

で音質はといえば...これがどうもいまいち。
やはり濁っているというか。中高音がそんな感じで、低音は全然しない。まあエネルギーもいるとは思うが。
それを思うとFostexのエアーまはだ「まし」な音だったのに驚く。
あのでかいACアダプタも納得であるが、エコではなさそう。

低音はあまり指向性を持たないので、普通のウーハーを足してもそれまでなのだが、それでいいかと考えると...中高音が悪すぎというか。
まあタイムドメインほどピュアでなくても、やはり寄生振動で音を出すとこんなものなのか?と思ってしまう。

確かに、音が分散というか拡散するので、面白い印象をうけるし、これはこれでいいのだが、音楽鑑賞用としては疑問も残る。
多分、TDKのように中高音だけとかの方がまともに思うが、それでもアクリルがそんなにいいかといわれると...。
聞いたことはないが、あまり「澄んだ音」にもならない感じがする。(頑丈には思うが)

寄生振動の良し・悪しを聞かれると、タイムドメインなら即座に「悪い」という話になるが、現実的には波動スピーカなどはエンクロージャからも音がしていて、そういうファンもいる。
個人的には程度問題であるが、部屋の反射と同じく、少しはあった方がスケール感が出る。理想的に2点の音源で無反射では、定位こそいいだろうが、スケール感はなさそう。

結局は振動スピーカは、音楽向きかと聞かれると、そうではないように思えてきた。
まあ音楽が聞こえないわけではないので音そのものを聞くのなら問題はない。
スケール感も(サイズより)ある。
屋外で、デッキテーブルあたりに置けば、多少の風でも聞こえそうだ。(やったことはないが、机の近傍で音が聞こえる。)
ただ、音は変に濁っているように思う。勿論何か素材を決めてちゃんとやればそれなりになるかもしれないが、「どこに置いても」にならないので意味はない。

この音だと、結局は音楽としては聞かないような気がする。
実用的に省スペースを求めるのなら別だが、効率がいいものではなさそう。

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Lepaiでニアフィールド(4)

まあ2”用のブースタというか回路側は完成といえば完成で、次は2”のユニットをどうするか?という段階になった。

ただ、あまり自分の好みになってないような気がする。
それでも素で聞くよりは随分バランスはいいと思うが、どうもスケール感がない。
要は
・長時間の観賞用には向いていないように感じる
・ニアフィールドのBGMにならいいのだが、それなら別にここまでしなくても良さそう
という感じ。

 ここへ来てうちでは全然低音の出ない3”ユニット搭載の波動スピーカを聞くと、感動するほどスケール感がある。波動スピーカは大きくは無いが、さりとて小さいほどでもない。つまりは、やはりまともに聞くならこのぐらいのサイズはあったほうがいいようだ。

 ここでやめると「失敗なのね」で終わって、実際問題そういう結果。(TT)

そこで終わると、何も残らないのでLepaiの改造ネタ。
TA2020なのでおなじみのバスブースト。
中をあけてR9とR11の抵抗を外す。
コテで暖め続けるとはずれる。

でTA2020の9-10pin、12-13pinに
http://www.geocities.jp/ja4cam/digitalamp.html
にあるように
22Kと、RCを並列にしたものを直列にして入れる。

写真はハンダ直後のたてた状態だが、Lepaiの場合、底までが低いので、これを寝かせないと入らない。
で組上げるとバスブースト付のLepaiができる。
トーンコントロールもあるが、前に述べたように「スピーカを補う」調整にしておいたほうがいい。
特に3”(8cm)クラスだと、どうしても低音が不足すると思う。
無理するより簡単に増強できる。

Lepaiは
・コストパフォマンスが抜群に良い
・ただ表面実装なので改造は難しい(秋月も事情は同じだが背の高い部品はない)
・追加改造はできるし、価格が価格なので実験用として悪くはない
・そのまま使ってもある程度の満足は得られる
と思う。
部品にこだわるのならToppingあたりはいいのを使っているし、SP01でもいいのがあるのでそのほうが手っ取り早い。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)

GoogleApiKit

PCに於けるGoogle音声認識の利用の一環ですが、これは開発者向けです。

本Kitは、GoogleAPIKitはGoogleのWebAPIWindowsで簡単に実現するためのdll集です。
Com型のdllですので、従来のVC,VBやBCB,Delphi、.NETでも使うことができます。
2014.05:Google音声認識APIでV1が打ち切られたためV2に変更。

■ダウンロード(Ver0.14)
GoogleApiKit(Zip版ダウンロード)
1.概要
 GoogleAPIをアプリから簡単に使うためのdllのセットです。

2.特徴
 Googleとは、どれも文字列やファイルで通信しますが、dllによって煩雑なコードを書かなくても数行の記述で使用できるようになっています。
現在は次の4種があります。
1)検索
GoogleSearch.dll
2)音声認識
SpeechDialog.dll
3)予測変換
GoogleSuggest.dll
4)音声合成
GoogleTTS.dll
(TTSは認証が必要になったため現状は動作しません。表示画像のコードが必要になりました。理由は以下のようです。)
お使いのコンピュータ ネットワークから通常と異なるトラフィックが検出されました。
このページは、リクエストがロボットではなく実際のユーザーによって送信されたことを確かめるものです。

3.使い方
それぞれのフォルダの説明書を読んでください。

4.サンプル
C#.net,BCB,Delphiのサンプルを同梱しています。(実行ファイルもあります)

5.ライセンスなど
同梱の中に次のものが含まれています。
2)音声認識
SpeechDialog.dll
・flac.exe
これは
http://flac.sourceforge.net/
で公開されているコマンドラインソフトです。
改変はしていませんが、BSDライセンスになります。
「再配布する際に著作権表示を行うことのみを条件とする」
ためここに表記いたします。
4)音声合成
GoogleTTS.dll
cmdmp3.exe
これはjimlawlessのオープンソースのものですが、特にライセンスの規定記述はありま
せんでした。
改版はしていませんが再配布になりますので著作権表示しておきます。
といたします。

6.その他
■本Kitについて
基本的にはFreeWareで組み込みの場合の再配布も自由です。
ライセンスはBSD相当として
「再配布する際に著作権表示を行うことのみを条件とする」
といたします。
尚、商用に組み込みも可能ですが、その場合はご連絡いただけるようお願いいたします。

【独り言】
SpeechDialog.dllはflac.exeを呼ぶものですが、IEなどに組み込む場合はdllにしないとIE9では通用しないようです。
ただここではアプリ開発用として公開します。
flacのdll化は後日チャレンジしてみます。

by   at 13:46  | Permalink  | Comments (9)

VoiceBar

PCに於けるGoogle音声認識の利用の一環で、そういうソフトを作成してみました。
アプリですが、その後改版しIEのタイトルバーに張り付きますしIEがない場合に起動もします。
IEとは別物ですのでIEの速度も下げず安定性を下げることもないし、場所もタイトルバーなので面積を占有せず、考えようによってはこの方がいいかもしれません。
注)201405:Google音声認識APIでV1が打ち切られたためV2に変更。

■スクリーン

■ダウンロード(Ver0.17)
Zip版ダウンロード

1.概要
 VoiceBarはWindowsでGoogleの音声認識・検索機能を利用するためのツールです。
単独アプリケーションとして動作します。

2.特徴
・IEのタイトルバーに重なるので場所をとりません。
・WindowsのアプリとしてGoogleの音声認識が使えます。
・ジャンルを指定した検索ができます。
・認識結果をクリップボードに転送できます
・クリップボードに入れた場合、その語句で検索ができます
・検索テキストで予測変換をかけました。

3.インストール/アンインストール
 適当なフォルダに展開しRunVoiceBar.exeを起動すれば動きます。
 レジストリは使用していませんので、そのままフォルダ毎消せば消えます。

4.動作説明
RunVoiceBar.exeを起動してください。
(RunVoiceBar.exeでもかまいませんが、Vista/7の場合、設定によってはうまく表示でき
ない場合があります。)
RunVoiceBar.exeは起動したらRunVoiceBar.exeを立ち上げ自動的に終了します。
IEを選択するとバーが出現します。(右クリックで単独終了も可能にしました。)

動作内容)
起動したときにIEがなければIEを立ち上げます。
IEがある場合でアクティブな場合、姿を現します。(アクティブでないと消えています)
IEを(全部)終了させると自動的に終了します。

・マイクアイコン
 これを押すと音声認識が起動します。
 Googleの音声認識になります。
・検索用テキスト
 音声認識が終わるとここに出力されます。
 キーボードでも入力できます。
・検索種類
 検索するサイトの種類が選択できます。
「一般」「地図」「ニュース」「画像」「動画」「YouTube」「Amazon」から選択が可能です。
・検索ボタン
 「テキスト」「種類」から検索します。結果は別のタブで開きます。
・Copy
 検索テキスト(=音声認識結果)の内容をクリップボードにCopyします。
 これは例えば入力部分で音声入力を使いたい場合に発声・認識後、Copyすれば、入力部分に貼り付けて使うことができます。
・その他
 クリップボードを監視しており、クリップボードにテキストが入ると検索窓に入ります。このことで通常のアプリ(メールなど)の語句も検索できます。

5.ライセンスなど
・flac.exe

http://flac.sourceforge.net/
で公開されているコマンドラインソフトです。
改変はしていませんが、BSDライセンスになります。
「再配布する際に著作権表示を行うことのみを条件とする」
ためここに表記いたします。

【独り言】
・IEのツールバー用のものを作成していたのですが、IE9からだと思いますが、子プロセスが実行できないようです。
 そのためflac変換が動きません。XPはIE8なので動くようです。
 多分、wav->flac変換など、最低でもdllで呼べば動作するのではないかと思いますが、対応には時間がかかりそうです。
 flacというのはなかなか作成方法がわかりませんが、LibFlacを使うとできるようで、実はやってみましたが、不安定で改良が必要なようです。(TT)
 IEのツールバーなので子プロセスでexeを禁止したい気持ちもわかならいではないです。ただ作成的にはdllですが、親がIEのアプリの一種のような感じです。

 「ツールバー」はブラウザなのかアプリなのか?
 このあたりがセキュリティとのジレンマだと思います。

追記)
そちらはできましたが、不安定さもありますし、こうやっても同じ感じです。
ただ、Vista/7は最初にIEを起動するとうまく描画できません。もう1度やると再描画するようです。しょうがないのでRunVoiceBar.exeを作りました。これで動きます。(^^v

さらに使っていくと...
・ボタンの場所が悪い(マウスストロークが長い)
・リタンキーで検索しない
などの細かい点が気になり修正。
Siriやしゃべってコンシェルを目論んだが、考えるとPCにはPCらしいやり方もありそうだ。
思ったのは検索には慣用句を多用する。例えば場所で「金沢」など。
「お花見」「金沢」でも通じるし、「時刻表」「金沢」、「天気」「金沢」、「レストラン」「金沢」などでも通じる。
なのでこういう自分なりの慣用句を登録しておいてそれをマウスで選択するようにした。
元々音声結果を入れていた部分が引き出し風になっていたのでそこを利用した。
やってみると、案外よくて簡単なキーとマウスだけでも結構サーチできたりする。
Ver0.14で修正しておいた。
さらに使ってもらうと予測変換を多用するとのこと。
Ver0.15で修正しておいた。
さらにデフォルトブラウザがIEでない場合そちらで開く。
Ver0.16で修正しておいた。

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PCに於けるGoogle音声認識の利用

とあることで、元金沢大学の船田先生とお知り合いになった。
で、これまた先生から原稿と発表を依頼された。
でタイトルが「PCに於けるGoogle音声認識の利用」。

3月11日の第4回音響・超音波ジョイント研究会(北陸支部)で発表を行った。
これが同日の資料
「PCに於けるGoogle音声認識の利用」
自分で書いたので公開は差し支えないだろう。
共同執筆の船田先生には感謝。m(__)m

内容はくだけて書くと
・音声認識はMSの添付で失望してきた
・AmiVoiceは感動ものだが、ヘッドセット以外がうまくない
・そこへGoogle音声認識が登場したがスマホ中心
・PCでもChromeでできるようになったがいろいろ不便
*但し、以下を入れると入力部分に音声が通用する
Speakable Textareas
http://userscripts.org/scripts/show/108011
・Chromeに頼らずWindowsのアプリを開発する方法の説明
(音声をサーバに投げて結果をもらう)

スマホがどんどん便利になるのにPCは遅れをとっているような。
音声認識はSiriやしゃべってコンシェルなどのエージェント風に発展してきている。
PCはキーボード中心とは言っても便利な場合もあるのだが...。

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Lepaiでニアフィールド(5)

Lepaiとは無関係だがアイデアネタ。

ニアフィールドだとどうしても広がりが足りない。
しかし広範囲にスピーカを置いて大音量にはしたくない。

このあたり矛盾でもあるが、アクティブコンタクトスピーカはどうかと思い始めた。
磁歪素子を使って、物体そのものを振動させスピーカに変える。

Fostexのエアーがあるのでやってみると、乗せるものによるが頑丈な机に直接置くとそれなりに広がる。
別の意味で音楽としてはどうかとも思うが広がりは立派だ。
そういえばTDKもその昔出していた。アクリル板を振動させていたが、低音はスピーカだったような。
Fostexのように磁歪素子だけで行くと相手によって随分変化してしまうのでTDKのような方式はいいのだが、今度は面白みに欠ける。

秋月で素材も売っている。

超磁歪材料接触式音響機器GMMエキサイタJB-GM01

1個¥3000なのでちょっとしたスピーカぐらい。
2つだと圧迫感があるしFostexは1個なので1個買ってみる。

やってみるとやたら能率が悪い。(TT)
スピーカとハイブリッドに組むと音圧が全然違うので大変そう。
ある程度硬いものがよく、アクリル以外でもMDFならそれなりみたいだ。勿論、机とか床材みたな素材でも案外いい音がする。
ダンボールやペットボトルは共鳴箱としてはいいが、素材が柔らかくあまりよくなかった。それより共鳴箱というか普通のエンクロージャにつけると音圧も多少あがって音も綺麗になる。

低音はあまり出ない感じではあるが、高音などはそう問題でもなく、TDKのようにウーハーをつけるのが正解かもしれない。
机を振動板にするとさすがに、机そのものが振動するので広がりというかそういうものは感じられる。ただ、中間に何かを介すると振動はそこで減衰する。
MDFにコルクを貼って密着性をあげ、その上からつけてみると減衰はするが、広がりも多少は感じられる。
Fostexが重たいのは密着性もあるのだろう。
このあたりが広がりで製作できる限度か。

なので多分
・10cmぐらいのウーハーと小さなエンクロージャを作る
・その中にGMMエキサイタをつけて箱を共振させる
・多分、エキサイタは底につけて、底はコルクにして机に振動を伝えるのがいい。
 これは音質というより、広がりのためで机が振動すると音が分散というかそこここからするので広がったように聞こえる。
・音質は中高音はエキサイタで、中低音はスピーカでそれぞれ出力する。
 このあたりは「並」であっても案外いいように思う。
 スピーカはフルレンジでもいいのかもしれないがエキイタや机から中高音が出てくるため。
・両者は全然効率が違うのでアンプでバランスをとる
 多分エキサイタは発熱の少ないD級あたりがいいと思う。
 というかそういうプリアンプを組んでLepaiで駆動すればいいのか。
とやると案外いいのができる...かもしれない。
 結局のところGMMエキサイタで広がりを出すだけではあるが。
不純音を期待して広がりを出すというタイムドメインとは正反対の方向性が斬新かも。

 まあやってみるといくつも穴があるような気がするけど、Fostexを聞いていると普通のスピーカとちゃんぽんがいいような気もする。
 机が振動すると確かに音の雰囲気が違うので、そのうち遊んでみたいネタではある。

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Lepaiでニアフィールド(3)

中をあけて回路を調べると、中のオペアンプを使う方法は改造量が大きいことがわかった。
まだ初版の方が改造しやすい感じ。トーンコントロールは外せばいいわけで。
まあそうは言ってもトーンコントロールはスイッチでOffできるので、結局は低音ブースターを作成すればいいのはわかった。
特性も200-250Hz以下を+12dBほどしてやればそれなりになる。

秋月のは壊してしまったが、自作のプリアンプが転がっているのでそれを改造して外付けで実験してみた。
よければ中に組み込むのも出来そうだし。

低音はボリュームで可変した。
見えにくいけどLeapiの下のあるのがそうで、一応ケースに入っている。
サイズが似たようなものだし黒なのでこのまんまでもいいかも。

で音であるが、バランスは確かに通常のものと似ている。
ただ
・2”は2”で低音はすごく軽い
 まず出ているのは出ているのでそこで多少は感動するが、重さが無いので「なるほどね」っていう感じ。
・スケール感がない
 そこらでこんじんまりという感じでこれはしょうがないか。
 そもそも50cmと近く音量も小さいので、そうなってしまうというか。
中高音はそれなりなので、ボーカルとか主体に聞くのであれば悪くはないが、そういうスピーカなら結構あると思う。
 「素」よりはかなり良くなったが、L-aboxなどから見ると物足りないことはなはだしい。やはり置き方を考えてブックシェルフにしたほうがいいのか。でもそれならL-aboxでいいじゃないかとも思う。半端はよくない。でかいか・小さいかそういうものだろう。

まとめると...
・2”程度でニアフィールドを作成すると当然のように低音が不足する
・Lepaiのトーンコントロールでは救済できない
・自前で補正すればバランスは補正できる
 但し限度があり
 重い音はしない。とにかく軽い。
 低音に透明感がない。無理した感じ。あまり出すと安物のスピーカみたいに歪みっぽくなり無いほうがいい。
・宿命かもしれないがスケール感がない。
 こじんまり鳴っているという感じ。良く「小人の演奏会」みたいに書いてあるのをみかけるが、悪い意味でそんな感じで、普通のコンサートを離れて聞いているという感じがしない。
 多分50cmで小音量なので部屋の反射も何もなく、直接音だけだからに思う。BOSEによればコンサートの音の90%は間接音(反射音)らしい。
 そこらじゅうに反射させればそれなりかもしれないが、でかくなるし大音量はいやだ。

 多分、
・エンクロージャも工夫すればよくなるが、サイズは大きくしたくない。とすればそんなに劇的には変わらないだろう。
 ドローンコーンにしてもバスレフくささは抜けるが(っていうかこのサイズだとそう感じない)劇的に共振周波数が下がるとは思えない。
・ユニットは検討の余地があると思う。1つはメタルコーンのように重くて能率の悪い素材であれば、f0は下げられる。
 またストロークの大きなものであればブーストしても歪みっぽくはならないだろう。
と思う。
 候補としては
 AuraのNSW2-326-8A がXMAX(ストロ-ク)が12mm(でかい)。
 f0が200Hzと高めだけど、このあたりか。
 TangBandのW2-800SLは160HzだけどXMAXは1mmと小さくブーストすると歪みそう。
 今の状態だとアンプはこの程度であまり動かないほうがよさそう。

 なんか、これだと考える。
 AuraのNSW2-326-8AもいいがSP01で安売りしてたのも売り切れだし...。
 
 今のところ
 現在聞いている
クリエイティブスピーカ<2”+ブースタ+Lapei
ではあるが、小音量だと劇的ってほどでもない。
 Auraの2”をつけても劇的ってほどでもないのかも。
モニタスピーカと思えばそんなものなのかもしれないが、間接音というか部屋の反射が盛大にないと、なんか物足りないというか。
 ベッドサイトでお休み前に聞くとか、それとなくPCの音楽を楽しむ分にはいいといえばいいが、それならクリエイティブのでもいいのかも。

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Lepaiでニアフィールド(2)

BOSEと一緒とは言わないが、Lepaiでも似たぐらいは出せるはず...と思って2”で挑戦。
まじめにベリンガーのグライコを持ち出してきた。
つまり
プレヤー->グライコー>Lepai->2”
みたいにつなぐ。LepaiのトーンコントロールはOff。
ただ、グライコは+12db。他を減らしても24dbまで。
やってみると、250Hzを+12dBでいい感じになる。
それ以外を下げると、低音が強くバランスが悪い。

ただこの状態でも
・低音が軽い
 重たい音が出るわけではないし、なんか無理したような音。
・スケール感があまりない
 しょうがないのかもしれないが、こじんまりした感じ
という印象。
 中高音は何もしていないのでそこは透明感もあるにはある。

 結局ここでもトーンコントロールは無視した方がいい。

 で回路図を...と思ったら新Verは随分変わったようで回路図がない!!
 オペアンプが2つあるらしいのでそこで細工しようと分解してみる。

 あけ方は簡単で
1)フロントの4本のネジを外す
2)リアの4本のネジを外す
3)リアの3本(スピーカと入力付近)のネジを外す
4)リアパネルを外す
5)前に引き出す
でできる。
で、あけてビックリ。

殆どが表面実装。(TT)
まあ改造を見てもDip部品だけ変更していて、これだとToppingの方が改造は容易だし、そもそもToppingは部品から良かったりする。

初段のみ改造目的で追ってみた。
こんな感じではないかと。2段目はトーンコントロールでNF型なので追うのはやめた。

ううむ。初版と全然違うのね。
できないことはないけど改造量が大きそう...。(TT)

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Lepaiでニアフィールド(1)

やっと本題に戻ってきてニアフィールドの実験。
秋月を壊したのでLepaiを手配して届いた。
音は微妙に違うが、TA2020は比較的よい音である。

早速実験してみる。
スピーカはSANWA SUPPLY MM-SPU2WH にした。

理由は
・思いっきり安いのがいい(¥1500)
・それなりに小さいのが良いが5cm(2”)は欲しい
という理由。
なんか、評判を見るとそんなに悪くなかったりする。
USBから直接ドライブするが改造してスピーカだけにした。
アンプをLepaiに交換するので、メモリプレヤーを入れれば素よりは良いはず。

でできたのがこれ、

で印象なのだが、普段はLabo-xなどを聞いているので...。(TT)
圧倒的に低音が足りない。
トーンコントロールで目一杯あげても...足りない。
まあ予想範囲ではあったし、トンコントロールもそんなに持ち上がらないだろうから予想はできたけど。

そもそも、このサイズだとあまりトーンコントロールが効かない。スピーカー能力の限界というか。
で10cm(4”)のものをつけてみた。これだとかなり改善するし、トーンコントロールもそこそこ有効になる。サイズは問題だけど。

手としては、3-4”に変更して工夫してエンクロージャを小さく見えるように作る手はないではないし、これはこれで筋は良さそうだがもう少し2”で頑張ってみることにする。

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Lepai LP2020アンプ(3)

トンコントロールのことを書いたが、マニアも否定する人が多い。
個人的には人によるので好きでいいとは思うが、かけ方がちょっと...。
自分としては「スピーカ特性のみ補正する」程度が好ましいように思う。

トーンコントロ-ルを普通に設計すると(?)
http://www.zea.jp/audio/schematic/sc_file/008.htm
にもあるが
・低音:400Hz以下を持ち上げ
・高音:3KHz以上を持ち上げ
になる。
これは感覚的に言っても正しいと思う。
しかし、スピーカが3”というか8cm以上あって(ラジカセレベルではなく)そこそこまともだと100Hzまではほぼフラットに出ている可能性が高い。高音も10KHz程度は出ている。
考え方にもよるが、「スピーカの特性を補う」のような考え方だと
・低音:100Hz以下を持ち上げ
・高音:10KHz以上を持ち上げ
みたいになる。しかし、ここはスピーカの能力の問題があって元々あまり出ない領域なので勢い大きな入力が必要になる。
ある程度まではそれでもいいがあまり大きいと
・アンプが歪む
・スピーカが底付してしまい歪む
みたいになり、そこが限界になる。
 いずれにしても持っているスピーカを見ながらやったほうが「スピーカ補正」という意味ではいいと思う。
 それ以上は好みかもしれないが、250-400Hzを持ち上げると音に透明感がなくなって、ラジオっぽい音になってくる。曲によってはそういうのもありかもしれないし、好みにもよると思う。

 いずれにしてもトーンコントロールがあるのは自由度もあるので好ましいし、何よりOffスイッチをつけてくれたのは有難い。
 ちなみに以前はパッシブ型だったのをNF型にしたらしい。両方所有している人は「音がよくなった」とある。
http://blogs.yahoo.co.jp/sumiyoshi93/34912821.html
パネルも黒のがあるのね。

 というので横道ではあるが、
・スピーカがそこそこならトンコントロールは使わない方が良い
・使うならスピーカの特性が落ちる部分を補助する程度が良く、それも程度もの
 測定してやるのが一番
と思う。
 一方、今回のようなニアフィールドだと
・スピーカは小型にしてしまう
が前提になって、そんな綺麗ごとではなく「何でもあり」かもしれない。

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Lepai LP2020アンプ(2)

落札したら対応のいい人で翌日とどいてしまった。(^^)
外観は車載っぽい感じだが、下の取り付け部を気にしなければホームでもOK。
Toppingよりフロントやバックのフレームはかなり薄い。高級感でやや負けるかな?

【良いと思った点】
・ちゃんとポップ音防止のリレーがついている
 ただ現実はあまり効いていないっていうかしっかりポップ音(ボツッ)がする。(^^!
・トーンコントロールがついている
 改造すればはずれるわけだし。というかOffできるスイッチは有難い。
・入力でミニジャックが使える
 iPodなどのヘッドホン端子から入力できる。
 2系統は切り替えスイッチというのではなく、どちらか1つを使う。
 ちゃんと調べてないが、OPアンプに倍率があり、ヘッドホン出力でも問題ないのはいい。(Toppingは素なのでLine入力しかなく、ヘッドホン出力を入れるとかなり小さくなる。)
 尚、スピーカはバネ式である。
 想像であるが、基板にすべてを実装する前提なので端子型を避けたのではないかと思う。
 総じて言えば、外観やパーツはToppingより劣るが、細かい機能で使いやすい部分も多い。

 外観は面倒なので

を見てもらうことにして...。(届いたのは黒だった。側面というか周囲が黒で後はシルバー。)

 で早速音だししてみた。
 スピーカはLabo-xにしてみた。30Hz付近までフラットに出る。
入力は面倒なのでiPodのラインから。AppleのDockは音が悪いので使っていない。
 印象としてはToppingと似た音でChipが同じなのでこれは当然。
 D級の透明感もあり、ドライブも十分でこうなるとマニアがコンデンサをつけかえたい気持ちも理解できる。
 この後空けてみると...中はChip抵抗などが殆どで、コンデンサもDipのものしか変更できなさそう。ネットを見てもやってあったのはDipだけだった。
 であればToppingを改造した方がDipの分やりやすいし、そもそもToppiingはDaleなどの抵抗で結構良いパーツを使っている。ただ、このあたり僅差なので割り切ればLepaiはパフォーマンスが良いアンプと言える。

 でトーンコントロールをやってみた。
最近は殆ど触らないので逆に新鮮だったりする。ちゃんと動作するし、まあ無難な範囲で可変もできる。ただ、個人的には音の透明感・解像度が失われる印象であまり好ましい音ではなかった。試しに、ゼロというか素に近づける設定もやってみたが、これでも透明感がない。Offスイッチは有難く、今はOffで聴いている。


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Lepai LP2020アンプ(1)

秋月の¥2000のD級より安いというLepaiのアンプ。
まず、Chipは名前からわかるようにトライパスのTA2020。
調べると、これにさらにOPアンプが2個ついているらしい。

特徴としては
・トーンコントロール回路がついている
・いやならOffできるスイッチがついている
 (新しいVerはそうらしい)
・そのためのOPアンプを搭載している
という感じ。
 個人的には電源スイッチがちゃんと前にあるという当たり前なのが良い。
 Toppinngは後ろにあって、しかもOn/Offで下がOnでわかりにくい。
(そうでないものも存在するが...。)
 尚、電源コネクタはいわゆる標準プラグのもの。
SP01のはここが微妙に違うため、普通のアダプタが刺さらないが、これは秋月の電源がそのままOK。
SP01のは、コネクタを乗せかえるかアダプタを買うはめになる。変換プラグを作成する手もあるが...。

価格はオークションだと¥1500からあった。(即決なので落札できないということはない。)但し送料は別。
改造版というかコンデンサ変更のものも売られていて、これでも¥2500はしない。だけどSP01の価格と似てくる。
Amazonでも売られていてACアダプタをつけても安かった。

元々、秋月の代わりにして改造するので、オークションで落札した。

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ニアフィールドスピーカとアンプ(3)

秋月のものは、前段が改造してあってバスブーストが調整できるようになっていたが壊してしまった。(TT)

しょうがないので、もう1台頼もうと思ったが...
・lepai lp-2020a ¥2880

があった。
ACアダプタもついているが、不要であれば¥2000以下だったりする。
秋月電子のが基板のみで¥2000なので考えると随分安い。
そのそもTA2020(トライパス)なので自分には耳なじみのような。改造なじみとでも言うか...。
しかもトーンコントロールがついている。

どうも新しくなったようで

・トーン調整回路の形式を以前は減衰式でしたが今回から負帰還という技術を使っています。

ということで、トーンスルーのスイッチがあるのが新版らしい。
そちらの方が音がいいとか。
http://blogs.yahoo.co.jp/sumiyoshi93/34912821.html
古い方の回路図はこちら。改造もしておられます。
http://slowgucci.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/lepai-lp-2020ta.html

回路図を見ると前段にJRC4558があって、Toppingより豪華というかヘッドホン出力を意識しているような感じ。
今までここをバスブースト限定で自作&改造してきたわけで。
なんかトーンコントロールや前段のChipを改造してみたいが、この価格ならいいのかも。

というので早速注文!!
価格はともかくトーンコントロールもバイパスできるのでピュアオーディオっぽく使ってもOKかも。かーおでぃっぽいけど。
それにしても秋月電子が価格で負けるってのが信じられない...。

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ニアフィールドスピーカとアンプ(2)

とどのつまりは、アンプの補正だけでM3みたいになるのか?ということになる。
勿論
・エンクロージャ形状・方式
・ユニット
が音色に影響があるのは当然であるが、その前にこの形態で周波数特性がどうなるか?である。
大雑把には小型スピーカさえあれば実験はできる。
元々ニアフィールドだし、小音量でいいし、Weber-Fechnerの法則ではないがラウドネスなどで聞かないとメリハリが出ないような気もする。
スピーカ口径も小さいが距離も近いので、ヘッドホンがもっと小さいもので良いように近いと有利に働く部分もある。
どうせ机で聞くなら離れたら散々でもいいような。

で2”のバスレフを持ち出して実験してみた。
バスブースト前提なので、スピーカはストロークが大きくないと歪みが出るかもしれない。ただ大音量は前提ではないのでそこは有利になる。

グライコでやると250Hz以下を+12dBほどしてやると、まあ普通に聞ける程度になった。
BOSEのM3などはもっといいのかもしれないが、机の上で小音量で聞く分には大きな差はないような気がする。重たい音は難しい。
試しに、電流帰還アンプでやると解像度が増すような感じ。
5cmだとfo=200Hz程度にあがるので、ここが強調されるためブーストは100Hz以下程度でも聞ける。ただ、電流帰還だと高音がシャリシャリした感じになるので好き嫌いが出るかもしれない。

試してはいないがBBEでも似たような効果が得られるかもしれない。

BBEは圧縮補正用とあるが、ラウドネスっぽい音になるようだ。
まあ程度問題だろうが、小口径&小型エンクロージャの欠点をアンプで補う...以上には補正するかもしれない。

グライコで実験した分には
・スピーカ口径は手持ちの1”でやったら散々だったので2”は欲しい
 3”は大きくて遠慮したい
・エンクロージャは大きくしたいのは山々だが、できても1Lぐらいがせいぜい。
 それ以上は大きすぎて(圧迫感もあり)机に置きたくない。
・低音は出ない(多分100-150Hzぐらいがフラット)が、まあ我慢できないほどではない。
・バスブーストで全体的にバランスはとれるが、スケール感はない
 あまりあげると透明感もなくぼやける。低音の切れがない。
 メタルコーンで無理やりやれば上がるかもしれない。
・近傍で聞くため音量はさほど要らない
 あげると、やかましいので出力は要らない。
で使えないほどではなかった。
 クリエイティブのもバランスはまあまあだが、それよりは多少解像度がある。
ただ当たり前だが大型のようなスケール感はまるでない。

で実際に回路を組んでみた。
が...秋月電子のD級アンプに誤って12V(本来5V)をかけてしまった。(TT)
当然ながら一瞬で破壊してしまった。(TT)(TT)

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ニアフィールドスピーカとアンプ(1)

ヘッドホンではなくニアフィールドスピーカを調べてみる。
条件としては「場所をとらなくて音が(まあまあ)いいもの」になる。
これが案外難しかったりする。

まず思ったのはLCDの下あたりにつけられれば邪魔にならずに良さそうな感じ。
ただ音が良さそうなのは台座風になって高さがあがるし、バー型のは小型過ぎて今度は音が期待できそうもない。

逆に、「小型で高音質」で調べると候補としては
・BOSE M2(M3がいいらしいけど製造中止なので)

・Olasonic TW-S7

あたりではないかと思われる。
 勿論他にもタイムドメインがあるが、これは少し方向性が違うのとエクプスがあるので今回はパス。
 
 両社ともドロンコーンというかパッシブラジエターを使っているのは特徴的。また金属や卵型フレームでエンクロージャ剛性をあげている。
 ただどう考えてもこのサイズで低音は望むべくもない。
 でもう1つ共通しているのが「アンプ搭載」ってことでそちらで補正していると思われる。つまりはバスブースト。

 と考えると、
小型スピーカでもバスブーストすればそこそこになるのではないか?
と思うのが自然で、実際ある程度までは低音バランスはとれると思われる。

いろいろな考え方はあるにしろ、
・ニアフィールド(50cm)で聞くのみ(小音量)
・小型でないと邪魔になる
の方が要件として大きく、その中で音を求めるならやはりアンプ補正だろう。

実際問題として、手持ちで使っているクリエイティブのものもバスブーストが使える。しかも調整もできる。
ただ、今まで聴いてきたわけで、悪くも無いが、透明感というか解像度というかそういうのがあまりない。音楽というより音の確認だったからだろう。
まじめに考えてみることにする。

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PCにヘッドホン

随分、間が空いてしまった。(^^!

大型スピーカもいいのだが、それを聞いているとPCの音がひどい。
これも安物ながらいろいろ変更してきたが、クリエイティブラボの昔のものがまだまし。
しからばヘッドホンにしようと思い立つ。

ただ、このスピーカはアクティブ型だが、ヘッドホン端子がない。
最近のものでもあるのとないのがあるが、その場合は
「マルチメディア切替器」
なるものを買えばいい。
価格は¥700-900ほどで買えるのでそんなに高くはない。
むしろ送料が心配だったりする。



総じて書かれているのはマイクにノイズが多くなるのが多いようだ。
確かにここで延長した上にさらにマイクケーブルがつながるので余計にひどくなるのだろう。一旦受ければいいが、この手は電源不要というのも特徴。
ボリュームは有難かったりする。

そもそもPCの出力というのはLine-Outもあるが大抵はヘッドホン出力なので切り替え機だけでいいはず。
というのでジャンクで自作してみた。

まともに部品を買うと「ケース+ジャック*3+スイッチ」となって上の切り替え機といい勝負をするかもしれない。機能は全然下だけど。

で、本題に戻って感想なのだが...
まあヘッドホンなので音はそこそこ。
PCなのでやや雑音があるし、好みもあるのでヘッドホンアンプが欲しくなったりする。
ただ根本的にPCにケーブルでくっついている宿命なのでそこがどうも...。

聞いているとだんだんニアフィールドスピーカ(50cmほどで聞くもの)が欲しくなる。

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