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NASを考える

NASはどこからでも見えるので便利だ。
それにPCのHDDなりが不足してくるし、HDDが壊れることもあるのでデータなりはCopyしておきたい。
ただ、NASだって破損することは多々ある。ケースとして

・HDDが壊れた場合
 データの吸い上げが必要であるが、内蔵のものは殆どがLinuxというかext3,4みたいなフォーマットになっている。これをCopyするのは大変。(Linuxマシンか市販のHDD-Copyができるものを購入したほうが良い。)
 ただHDDが壊れたとなると、正常にCopyできるか?という問題が残る。
 経験上は「HDDが認識すらできない」場合が圧倒的に多かった。(TT)
業者に頼めばできる場合もあるが、頼んでもNGの場合もある。(自分も該当)それに価格が半端ではない。ただ作業を考えるとそうなるのかもしれない。
 この場合はやはり、どこかにBackupをとっておくのがよさそう。もっともRAID構造ならば1台が壊れても復旧はできる。但し割高になる。大事なデータはやはりRAIDがよさそう。

・コントローラが壊れた場合
 普通に考えると、同じような機種を購入し、(HDDは生きているので)Copyすればよさそう。ただこれには落とし穴もある。というのは、殆どはNASのSystemはHDDに書かれている。なのでHDDを交換すると動くのは「全く同一機種」ぐらいで、「似たもの」程度だと動かないほうが多い。
 結局の話、これもデータはext3,4なりから吸い上げるしかない。なのでデータはやはりBackupしておくに越したことは無い。RAIDでもコントローラが破損すると、復旧は大変に思う。データは生きているものの、精神的&価格的ダメージが大きいのかもしれない。
 結局、データはLinuxマシンを仕立てて救出することになりそう。
1度だけこういう羽目になったが、これはコントローラというより電源だったので救出はできた。

なので新しく導入する手間が少ないNASを考えると、
・どこかにデータのBackupを置く。
 これは避けられないと思う。RAIDにするかどうかは「作業の煩雑さ」とか「重要性と価格の比較」とかそういう話で、Backupそのものは避けられない。
 PCにもデータがあるとすれば1台のHDDにBackupするだけでいいような。(まめである前提で)
NASに1つしか存在しないものは別のHDDにCopyする。(消えていいものは不要)
その場合Backupソフトなどが役に立ちそう。
http://freesoft-100.com/pasokon/backup.html
 そうなると高速なのは(今なら)USB3.0の外付けHDDがいい。ネットワークがよければUSB2.0ならLANの方が早いという話もあるが...。ただ100BaseでLANを組んでいると、どうあがいても12.5MBなのでお世辞にも早くはない。1GBaseは前提。
 フォーマットはNTFSに限定される。というのも使用マシンのメインがWindowsなのでその方が便利である。BackupはUSB接続でやったほうが手っ取り早い。

・理想のNAS
 だとすると、理想のNASってのはUSB-HDDでNTFSのものを公開できるのが理想。それだと、容量も簡単に変更できるし増設もできる。
 先の話でコントローラがあるが、例えば普通のPCであればOSは別ストレージにして、可能になるし、買い換えても上位互換になる。
パフォーマンスを求めるならいろいろ考え方があるが、消費電力の話もある。(常時Onのため。)
とどのつまりは、永続性がある、OSを使えばいいことになる。
NASのKitは売っているが、中身はBlackboxで違った意味で苦労するのが見えている。
なのでPC素材からになる。
調べると以下が目に付く

ECS 超小型 Bay Trail-M搭載デスクトップ 2.1A出力のモバイルバッテリでも駆動可能 LIVA-C0-2G-64G-W

¥17000はちょっと高い。
それならNASのKitの
Synology DiskStation DS115j

の方が若干安いし苦労も少なそうだ。
ただこれも故障を考えると元の木阿弥というか今と変わらないことになる。

市販ではなかなかない中、やっていて理想に思ったのはRaspberryPiだ。
良い点)
・OSはSDである。(なのでUSB-HDDはNTFSの生でも使える。)
 またOpenで改造なども自由にできる。
・Webのレスポンスは良い
 普通ではあるが、NASのもっさりした操作とは雲泥。
・HDDが壊れれば交換になるし、コントローラも交換できる。
 つまり全く独立してリカバーできる。
・手持ちはBだがB+も出てなんとなく、供給が長期的である。
・Bでも2台、B+だと4台つなげるしHUB経由でもつなげるので容量で悩まない。
・消費電力が小さい
・安い!!
RAIDの記事もある。
http://www.davidhunt.ie/raid-pi-raspberry-pi-as-a-raid-file-server/
悪い点)
・遅い。原因は幾つかある。
 http://muranoya.net/wordpress/?p=312
 では8M出ているがうちは5.1M程度。
 100BaseのLAN速度(100Mbpsなので12.5MBがMax)
 USB2.0の速度(480Mbpsなので60MBがMaxだが実際は半分として30MB)
 他にもSDが uhs-iに対応していないので、高速にならない。
・コンソールがない
 自作するのが早そう。
というので圧倒的にNAS向け素材としては美点が多い。

もう少し早くならないかと思うと、BananaPiというのがある。

価格はお手ごろと言えばお手ごろ。
CPU速度とコア数(多分GPUは無関係?)、ギガイーサというのが高速のポイント。
同じDebian系のLinuxで動くほかAndroidでもOKらしい。
この価格だとAdnroidでもいいような気がするが、そうなると「自由にできる」部分がかなり下がるような気がする。
多分、次はUSB2.0の速度あたりがネックになると思われるが、20M程度は期待できるかもしれない。
これでUSB3.0でuhs-i対応なら...。
気になって調べるとここにやった人がいた。
http://forums.openmediavault.org/index.php/Thread/5667-OMV-on-Banana-Pi-BanaNAS/
The network speed more than 600mbps.
Tranfer via SMB (ext4 disk SATA) both ways max 45MB/s (average speed ~30MB/s).
On USB 20MB/s both ways.
まあSATAもあるけど、そうなるとext4になりBackup問題が面倒。USBだと20MBとある。
LANは600Mbpsは出ているそうなので、ならばUSB2.0がネックなのだろう。
手持ちでRECBOXは40MB以上は出ているので、SATAで同等程度。USB2.0で20MBならなかなか使えそうな気がする。
要は高速を求める分にはそんなに向いていない(それでも一世代前より高速)が、Backupを求めるのなら、NTFS&USBでこの速度は捨てがたいものがある。

NTFS&USBと言えば、似たような製品としては「USBデバイスサーバ」というのもある。
ただこれはLANでUSBを使うように設計されているようで、1名が使うとそこが占有して排他になるものが多い。それに同じく速度は期待できそうもない。(USB3.0対応はアナウンスされているが)

RADIもいいのだが、NASのコントローラの故障も考えると、
・長期的に互換のあるものが入手できたほうがいい
・Backupを手動なでやるのならUSB3.0のHDDをPCにつないで落とした方がLANよりは早い。
・手動という面倒さは残るが、毎日のことでもないし。
そんなわけでBananaPiでの自作NASを考えるこのごろ。

中途半端ではあるが、LANの100BaseがネックならUSB-LANアダプタをUSB2.0に挿す手がある。
例えば
BUFFALO Giga USB3.0対応 有線LANアダプター LUA4-U3-AGT

レビューを見たら多分同じ方向性の人がいた。

Raspberry Pi B+をGiga-bit Ethernet接続するために購入してみました。ドライバなど何らインストールしなくてもUSBポートに挿せば即使えるようになりますが、通信性能はRaspberry Pi B+本体の10/100base Ethernetと殆ど変わりありませんでした。
Raspbery PiはUSB2.0なので本来の性能が出ないのはある程度覚悟していましたが、100baseと変わらないというのは残念。

というので理論値(480Mbps=60MB)どころか、100Baseと変わらないらしい。だとすると、違う部分のネックみたいな印象。これはやめておいた方が良いようだ。
とりあえずRaspberryPiのNASを仕上げたので使ってみることにする。ただ...遅い...。それ以外は言うことが無いのだが。

だけど思ったよりBackupが面倒だ。やはりNASにそのまま放り込みたい。
でもそれだと速度が問題。
PCにもあるという前提であれば、NASにおいておけばそれでBackupになるが、やはりローカルは消したい。やっぱりRAIDがいいのかしら?堂々巡りかも。

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RaspberryPiの液晶

RaspberryPiをNASにしようとして...
・ケースが欲しい
 これは売っているのでいいが...
・LCDが欲しい
 これがないと動いているのかすらよくわからない。最悪LEDでもいいけど。
・SWが欲しい
 最低、電源オフだけでも
と思う。
自作したのでできるにはできたのだが、新作の都度作るのもどうかと思う。

売っているが...
1)市販完成品
Raspberry Pi用I2C接続のLCDキット(RGBバックライト・黒文字)
https://www.switch-science.com/catalog/1477/
は¥3500と高い。スイッチもついているが。
それにケースに入らなさそうでもある。
この価格だと¥2000のMZTX-PI-EXTもある。こちらはフルグラフィック。
AmazonでもRaspberry Pi用2.8インチ TFTモニタ特別セットとかあって、¥5000以下。
そう考えると微妙な価格でもある。

小型にすればケースに入る。
2)自作する
例えば
I2C controlled 8×2LCD Breakout for Raspberry Pi
https://www.switch-science.com/catalog/1516/
は¥864でいいいのだが、8文字というのは少ない。16*2は欲しい。
素材だけなら
http://www.aitendo.com/product/6287
は¥375で破格。
さらにバックライトが欲しいならこれか?
https://strawberry-linux.com/catalog/items?code=27021
¥800(今はこれにしている。)SB1602BW
なしだと667円。SB1602B
https://strawberry-linux.com/catalog/items?code=27001
これも使っている。

ただstrawberry-linuxのI2C液晶で、変な現象が起こっている。
UpDateするとI2Cが正常に動かなくなる。(Read/WriteErrorになる。)
実は...カーネルが3.6.11なら両方とも正常に動作する。しかし、カーネルを3.12.35にすると両方とも動かない。
SB1602BW(新しいもの)の場合は
新しいカーネル(3.12.35)では
/etc/modules に
i2c-bcm2708
を追加する。
つまり

snd-bcm2835
i2c-bcm2708
i2c-dev

のような感じ。
またUpDateはrpi-updateだけにしておくこと。普通にapt-get upgradeすると、出なくなる。(と思う。)
SB1602BWだとこれで使えるようになる。(道のりが長かったが対策は簡単)

但しSB1602B(古いもの)だとこれでもエラーする。(時々しか書き込めない。)
カーネル3.12.35だとI2Cの速度が速いのかと思って
sudo nano /etc/modprobe.d/i2c.conf

options i2c_bcm2708 baudrate=50000
みたいにして速度を下げてみたが、うまく行かなかった。

結局、これは3.6.11のままにしているが、SB1602BWに交換するとなおる。
SB1602BとかSB1602BWではなく、ロットが新しいといいのかもしれない。
これがわかるまで随分苦労した。

そういえば
http://www.ne.jp/asahi/air/variable/picmel/applications/ACM1602NI/index.html
にファームの書き換えがある。なのでI2Cもいろいろあるのかもしれない。
Googleで検索してもHitしない。秋月のものは「速度を下げる」とあるが、これも古いモデルのようだ。
ストロベリーLinuxのi2c液晶で動かない場合は...交換したほうが良い。
UpDate前にBackUpは必須かも。

なんだか自作するといろいろ相性もありそうで、Adafruit製シールドキットみたいなブランドの方が高くてもいいのかもしれない。
でもケース+LCD+SW程度が標準ならいいのに...。

そういえば「ちびでぃ~の2」というのが送料込みで¥1500と安い。
http://tiisai.dip.jp/?page_id=1296
これをUSBコンソールとしてつなげば...。後は外観ぐらいか...。

ただなんか半端。NASにしても最近のルータを調べるとUSB3.0でNTFSでかなり高速らしい。11acで¥15000前後で買える。
なのでRaspberryPiの出番はまたまた少なくなりそう。

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NASの容量が切迫

NASがそろそろ残り20%を切った。
自宅ではNASが2つある。
・データ用:
 HDL2-S3.0 これは1.5TのRAID構造。
・動画用
 RECBOX HVL-AV3.0DT これは3Tの保存用
データ用の増加はさほどでもないが、RECBOXの残りが減っていく...。

RECBOXは名前のようにHDDレコーダから録画できたりする。
機能としては有難いというか、それゆえにRECBOXというか。
そのうちシリーズで見ようと思って消さないとすぐに...。
でも見る時間もないかも...と思いながら...。
そのうち消すかどうか決断がつかなくなる。(^^!

実はRECBOX本体にもUSB-HDDは増設できる。NTFSかFAT32らしいが、4G以上のデータはざらにあるのでNTFS以外の選択肢はない。
ただこの「RECBOXの増設」ってのは曲者。
まず、Sambaで見えるわけでもなく、ネットワーク上はまるで見えない。ブラウザでコンテンツを移動して見たりするらしい。
http://masatoshi.air-nifty.com/blog/2014/04/recbox20tb-hvl-.html
にもあるが、編集するとおかしくなるようだ。
そうとは知らず、HDC-LA3.0 を購入した。なんたってベストセラー1位だし。

ところが、極め付きでこれが認識すらしない。(TT)
手持ちの1Tの外付けHDDはちゃんと認識した。まあ3TなのでGPTなのかもしれないが本体が3Tなのでそれはないだろうと。もっともNTFSの3Tってのが原因なのか...。

いきなり想定外が相次いでめげた。
その前に「どうしたいのか?」がある。
HDDをどんどん増やすのは本意ではない。常時通電なので電気も食えば騒音も出る。場所だって食う。
家庭なのでデータセンターにしたいわけではない。
HDDを大容量に変えるのはあるにしても内蔵だといろいろありそうだし、保証もない。

そうなると
・あまり見ないものをHDDに移動しておいて
・どうしても見たくなったら書き戻すか別手段で見る
というのが理想に思えてきた。

1.あまり見ないものをHDDにバックアップする。
コストを下げるのなら裸族のようなケースなしがいいような。
今後も考えるとUSB3.0のが欲しい

高速データ転送にもひかれる。
似たような価格でHDDのCopyができるものもあるが、迷ったあげく単独のものにした。
これでHDDでBackupが可能になる。

速度を測定してみる。(Sequential Read)
RECBOX 39.2M
LAN-DISK(本体)17.5M
LAN-DISK(USB) 9.8M
どうもLAN-DISKはデータ数が多いせいかはたまた、本来なのか遅い。(RECBOXの半分以下)
まあ買い換えるほどでもないので、そのまま放置することにした。
フォーマットは
・Winで吸い出すこと
・4Gを超えるものが存在すること
からNTFSに限られる。

2.バックアップを見たくなったらRECBOXに書き戻すか別手段を考える。
まあRECBOXに書き戻すのはいいにして、「別手段」を検討する。
コンテンツにもよるが、AACSなどがないものは、XBMCで再生できるのでそれを考える。
つまりはNASになるが、フォーマットはNTFS限定になる。

方法1)ルータをNASにする
元々ルータにUSB端子があってNASになるものもある。ただフォーマットがFAT32限定だったり、2Tまでだったりしてちょっといまいち。
dd-wrtでルータをNAS化する試みもあるが、ルータが限定されるので、購入の必要がある。

方法2)NASの外付けでUSB-HDDを使う
これは上のように1台ならつけられる。3Tも認識する。ただHDL2-S3シリーズというのはブラウザ操作がすさまじく重い。これで操作するのはある意味苦痛でもある。
USBの着脱にしてもブラウザのお世話になるが、ちょっとやってられない速度である。
「あまり触らない」ということなのだろうが、これはあまりだと思う。

方法3)別NASの外付けでUSB-HDDを使う
玄箱と、旧LAN-DISKがある。
旧LAN-DISK(HDL-F300)はUSBが3つもついている。できれば今の機種もそうして欲しいぐらい。
その方が外付けHDDは売れるんじゃないかと。3T*3ぐらいあれば、当面は困りそうも無い。
と思ったら、これにも欠点があり
・NTFSはReadOnlyになる。(書き込みできない) これはまだ許せる。
・2T以上は認識できない模様。(TT)
おまけで
旧LAN-DISK 3.3M(USBはReadOnlyになる。)
なので
・速度が全然でない。(今となっては...。)

方法4)自分でNASを作る
選択肢としてはRaspberryPiあたりがよさそうな。余っているし。
以下もよさそうだが高そう。
ECS 超小型 Bay Trail-M搭載デスクトップ 2.1A出力のモバイルバッテリでも駆動可能 LIVA-C0-2G-64G-W

ちなみに
RaspberyPi 5.1M
程度であるが、なんとHDL-F300よりはましである。USB2.0のHDDでRaspberryPiならこの程度かも。
でXMBCでFullHDでもなんとか見られるレベル。
これもUSBが活性挿抜ってわけではないが、HDL2-Sのブラウザ操作よりは遥かにまし。

方法5)PCでNASを作る
なんのことはない。USB-HDDをPCにつないで、共有設定すればOK。
XMBCから再生できる。欠点と言えばPCを入れておかないといけない。
そもそもXMBCは家電TV(というかHDMIモニタ)で見えるだけで、PCで見るのなら何もしなくていい。ただ「寝そべって見る」には不向きかもしれない。

他にもNTFSをNASにするものやUSBで接続できるNASもあるので、出費を覚悟すれば、もっと良いものが見つかりそうに思う。
ただ、今回は(頻度も低いと思われ)安くあげたいので

方法2)NASの外付けでUSB-HDDを使う
HDL2-Sに3Tの外付けをつないでおいた。ただRECBOXから直接Copyすると遅い。
PCを介しても遅かった。
NASに関してはWindows7はXPより遥かに遅く、この件はWebにも対応情報っがいろいろある。
ただやってみても、XPには勝てなかった。
なるなら一旦USB-HDDを外してPCにつけてRECBOXから転送すれば、まだ早い。
ただHDL2-Sのブラウザが重過ぎて、それが面倒な印象。

方法4)自分でNASを作る
RaspberryPiでsambaを入れてNTFSをマウントできるようにすればできるので、それも作っておいた。
この場合は、USB-HDDを(かろうじて)Net接続できる。
まあ永続的ではなく、しばらく見ている分には使えそうという感じ。
RaspberryPiはSDを交換すればいろいろ使えるので面白かったりする。
ただ手持ちがない場合はUSB付きルータを探したほうが早いかもしれない。
また似たものとして
USB HDD活してCloud USBストレージ to LAN/Wi-Fi変換アダプター(CWFL-U2CL)
のようなものもあるし、USBデバイスサーバというのもある。

ただ、このようなブリッジツールは恐らくCPUが非力で、速度はRaspberryPiと似たようなものかもしれない。

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東芝レコーダRD-BZ710のファン交換

このごろ、朝早い。
なぜかというと6:00に東芝レコーダのRD-BZ710からものすごい音がする。
目ざまし顔負け。
実は12:00にもそうなる。なので6:00睡眠になってしまう。というか、そこから寝付くまでの時間もあるし。
多分、番組を取得するためだと思うが、6:00や12:00に勝手に電源が入る。(でしばらくして切れる。)
いつも出るわけでもなく、しばらく(数分)すると静かになる場合が多々ある。気のせいか気温が低い冬場でよく出る。

どんな音かと言えば
https://www.youtube.com/watch?v=Mx8UlxLb764
に同じ音があった。ここはFANとは断定していない。普通に考えるとFANとは思えない。
http://tatsu8.jp/rasuto/kisyu/TOSHIBA-RD-E301/fan.html
はFAN交換。カバーをあけてこのレベルなので閉めるとかなりひどそう。
http://bush.air-nifty.com/bushlog/2013/02/regza-rd-r100-9.html
はHDD交換FANに行き着く。

普通はFANだと思わないような音。
で冬なので、綿棒でFANを止めたら...電源が落ちる。(^^!
回転検出はしているようだ。3線なので回転信号は出ていると思うのでこれを見ているというか。
なのでFAN停止作戦は見事挫折。(TT)
しょうがないので、しばらくはコンセントにスイッチをつけて夜中は切っておいた。
ただこれだと予約録画で深夜があるとできない。エコだけど。
FANを交換しようと思って調べたがどうもコネクタが特殊らしい。特殊というのはPCと同じではないという意味で東芝から見るとPCが特殊なのかもしれない。PCのFANは入手性もいいし、風量も静音もあったりする。
で調べると
http://daybydaystep.hateblo.jp/entry/2013/02/19/001157
に「東芝テクノネットワークに部品を発注して420円で完了! 」というのがあった。
まあ420円はともかく、東芝テクノネットワークから買えるというのはわかった。
http://www.toshiba.co.jp/tcn/service_st/service_st_top.htm
にサービスステーションの一覧があって、都道府県に1つあるらしい。
〒924-0011
石川県白山市横江町993 076-274-2977
が石川の北陸SSらしい。電話すると、取り寄せてくれるという。
最初は、修理依頼みたいな話であったが、「自分でできるので」と言ったらOKだった。そもそも保証期間が過ぎている。保証期間内なら確実に不良交換もの。
代引きなどで発送してくれるところもあるようだが、ここは取りに来てくれという。もう1つの選択肢として近所のショップ経由でというのはあるらしいが、そこで購入していない場合は頼みにくい。
価格は420円ということはなく、1296円だった。(消費税が96円なので1200円)

FANはこんな感じ。

交換前。

交換後。

まあ、静かにはなった感じがする。
東芝は前からFANが結構音がする。静寂な環境だと聞こえる。それに比べてパナはまだ静かな気がする。
ネットを見るとDELTA製が多いが、これって故障が多いのでは?しかしBZ710時点でも変更していないとは...。
FANでこのような音がする経験がない。普通に考えてFANからこんなものすごい音がするとは思わないだろう。HDDかBDドライブだと考えるだろうが、なんと...。しかもずっと出るわけでもないのが、余計にわからない。こういう不良品が結構まざって出荷されたのでは?そういえばEXXXも使っているが、その後KXXXになってBZになって...だったような。つまりこのあたり危険性が高そうな。フナイになって騒音が下がったかと言えば、こういう不良はともかくさほど静かでもないらしい。

昔はLANでいろいろできると東芝Onlyでやっていたが、最近はパナの方がいいような気がする。(BDで出遅れたせいか)特にこういうFANというのはすごく気になる。それもあって新しいBDレコーダはパナにした。パナもLANは充実してきていて、スマホでチューナがリアルで見えたり、予約できたりと面白い機能もある。
ちょっと東芝から脱却しつつある。
まあ、純正パーツが購入できるとわかっただけでも良かったように思う。思えばDVDドライブもよく壊れて交換したような。これは中身はパナだったかも。

外したFANであるが
・手で回すとそんなに異常な印象はない
・温度が低いと出やすく、継続時間がある
・いつもうるさいわけではなく静かに回る時もある。
という感じで設計上どうも共振点付近でまわしているとか、とにかく共振っぽいのではないかと思われる。(FANそのものから出ているとは思いにくい音なので)
共振だとすれば固有振動数をずらせば発生しないはず。
なので例えばFANに1円玉とか10円玉とかを(ショートしないようにして)両面テープで貼ると治るかもしれない。ただどうも回転数が落ちると発生するふしもあるので定かではない。案外FANの羽を1枚切るとかすれば...と思ったりもするが、そこまでして追求する元気もない。
FAN単品でこの騒音はありえないのでやはり不良品とも言える。
まあ保守品を提供してくれるだけ有難いとも言える。


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気象庁防災情報 XML(2)

その後、気象庁防災情報 XMLの申請が通って無事開通した。
最初は
<登録失敗のお知らせ>気象庁XML試行公開ユーザー登録
が来た。(TT)
内容は

ユーザー登録作業を実施いたしましたが、Alert HUBへの登録の際に
subscriberの正常稼働が確認できず、ユーザー登録ができませんでしたので
お知らせいたします。
お手数をおかけしますが、下記のホームページに記載されている内容及び
subscriberの稼働状況をご確認いただけますでしょうか。

であるが、
・subscriberは動いている
・GoogleのPubSubHubbubでは確認し正常
・プログラムは気象庁様が公開しているサンプルそのもの
http://xml.kishou.go.jp/seminar/pdf/20130312/03.pdf
・サクラインターネットのエラーログもない
のでさっぱりわからず。しょうがないので問い合わせたら...

返答されたチャレンジコードの最後に改行がついており、
それがエラーの原因となっていると推察されます。

(^^!つまりPHPで改行が入った模様。(多分終端部分)
PubSubHubbubで通るので安心していたが、そこのあたりは気象庁で対応してもよさそうな。
まあ面倒でもないので、外して再申請。
全然、返事が来ないのでその方がよほど不安になる。

それやこれやで無事開通した。(ただ開通通知はなく、データが届いたという。普通は登録のお知らせがある。)
でどうなるかというと
まずfeedが飛んでくる。
http://cloud.projectla.jp/jmaxmldb/
なような内容と頻度。結構来る。
でtitleで読みたいものがあれば、xmlをとってくる。
それを分析すると中身が出てくる。
例えば地震だと中身は
Yahoo
http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/
LiveDoor
http://weather.livedoor.com/earthquake/
(この2つは非常に似ている。)
のようなもの。地域までわかる。
それならYahooかLiveDoorでいいんじゃないかということになる。

Yahooの場合
http://emg.yahoo.co.jp/
防災情報があって地域・震度を指定してメールしてくれる。(Puashでなかなか良い)
スマホよりPCは通知が遅いみたいだがスマホはキャリアが提供していたりする。

LiveDoorの場合
http://weather.livedoor.com/forecast/rss/earthquake.xml
のfeedを解析するとわかる。cronになるのでPushよりは遅くなる。
Yahooの
http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/
をスクレイピングしても似たようなもの。
Twitterでもやっているが、これもPushではない。
TwitterのeewbotはCSVで扱いやすい。ただTwitterは地域が出てこない。殆どの場合、欲しいのは自分の地域の震度だろう。

やっていて良いと感じたのは...
・Pushなのがとても良い。(いちいち見に行かなくて良い)
・地域コードが出てくるので、自分の場所のデータがとれる。
という部分。
Yahooの防災メールのほうがお手軽だし、地域・震度が指定できるので便利かもしれない。
申請というのが面倒で、かつ返事というのが殆ど来ないのが難点。
総務省だと意見書には遅いながら文書で回答が来た。
気象庁は国土交通省管轄だと思うが、風習が違うのだろうか?
まあ、有難い情報だと思うので、もう少し活用を考えてみることにする。

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)

気象庁防災情報 XML(1)

長野で地震があった。
寒さに向かう中、被災地の人は大変だろうと思う。
当方は、幸いにも震度は低かった。
速報は、スマホで受信できたが、TVやラジオは見ているとは限らないし、スマホも家では充電器の上なので気づくとは限らない。特に夜中ならなおさらというか...。
まあきりがないと言えばそうだが...。

PCで受信できたらいろいろできそうな気がするのでPCで受信できないか調べてみる。
その前に地震速報の基礎知識を。
http://shinsai-taisaku.blush.jp/page004.html
・一般向け緊急地震速報
・高度利用者向け緊急地震速報
がある。後者は「予測」もあるがここにあるように「専用端末の受信」になる。
後述するようにPCで受信するソフトもあるが...。
スマホなどは、キャリアから緊急速報が出るし、「ゆれくるコール」みたいな高度利用者向けのものもある。(Push可能)
PCだとSignalNow Expressというのがある。(無料のものはいくつか制限がある模様)
ただどういうわけかどれもメール連絡を設定できない。

これらの根源的な情報は気象庁のようで受信は「緊急地震速報の受信端末」というのがあって、特定の業者に許可されている模様。
http://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/nc/katsuyou/receiver.html
ただ高いらしく普及していない模様。

https://messe.nikkei.co.jp/ss/news/61037.html
自治体が設置する小中学校での受信機設置率は平均約11%。「設置ゼロ」の自治体も約6割ある。

この手はXX秒後にゆれがくるというような情報を含むようなので、児童の避難を考えると大変に有益な情報に思えるがまことに残念なところ。
原因が「高価」ということなら、ソフトで実現すればいいような。それも児童や住民の安全を考えると、それも無償配布でいいような気がする。
職員室のPCに入れておけば、(誰かが職員室にいる限り)気がつくし、放送室からアナウンスもできる。
まあ教師などが「ゆれくるコール」や「SignalNow」を入れればいいのかもしれないが、そこに頼るような防災システムってのもどうかと思う。上記ソフトも専用受信端末の情報を、こうやってソフトで無料で提供するのは防災上、とてもいいことに思える。

ただこういうことを自分でできないのか調べると「気象庁防災情報 XML」に行き着く。
ただ、これは「一般向け緊急地震速報」なので予測ではない。

これはsubscriberという方式で、簡単に言えば「購読登録」すると、情報発生ごとに「情報(のXMLアドレス)」が送られてくる。いいのはPush送信であること。逆に言えば24Hの稼動が必須になるのでレンタルサーバなどに設置することになる。
原理は以下。
http://xml.kishou.go.jp/open_trial/guidance.html
AlertHUBに登録するので自分でやってもよさそなものだが、今は申請になっている。
申請は以下。
http://xml.kishou.go.jp/open_trial/registration.html
ただ、申請しても自動返信などは来ない。またなぜか2週間かかるとあるがこの期間もよくわからない。
公開してくれるだけいいのかもしれないが、そもそも防災情報なのでこういうのはもっとオープンでいいのではないかと。少しでも役立つのであれば...。
そもそももっとも役立つはずの「高度利用者向け緊急地震速報」が「専用受信端末」でしかとれない情報というのがおかしく、せっかくの情報が「受信端末が高い」という理由で普及していない現実をもっと考えるべきような。
元々は防災目的なので、「使われてこそ意味のある情報」で、専用端末という考え方自体がどうかと思う。もっと開かれた環境でいいんじゃないかと。専用機器も売っているが、結構高いし、PCで実現できるような。

なんでそうなのか調べてみると...
http://satoshi.blogs.com/life/2009/11/feed.html
「(財)気象業務支援センター 」が気象庁の天下り団体で、税金を使って集めた気象情報や地震速報などを有償配布しているとのこと。
それら天下り関連の資料。
http://iaidearu8423.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_0bca.html
それにしても、もっと公報がオープンなら数秒前でも避難できた人もいるだろうし、被災後の救済・対応効率的もあがったかもしれない。
助かる確率はこちら。
http://home.jeita.or.jp/spp/knowhow/
その災害情報を食い物にして専用端末しか情報を得る道がないとは...。
とにかく防災情報がオープンではないことは事実で一般向け緊急地震速報なら気象庁防災情報 XMLで得られそうということはわかった。

緊急地震速報もPushにこだわらなければ、RSSのフィードやXMLなどを読み取る方式も考えられる。ただcronで頻繁に読むと負荷がかかるだろうし、やはりPushのほうがよさそう。
PushでできるのはYahooの防災情報で、これはリアルタイムではないがPCでもとれる。(スマホはリアルにとれる。)
http://emg.yahoo.co.jp/
いずれしても一般向け緊急地震速報で試行中とは言え、気象庁防災情報 XMLはやっとまともな道が開かれたような感じ。少しは開けたのかしら?

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RaspBerryPiのUpDate

久々にRaspBerryPiを触った。

動機はネットラジオを聞きたかったので...。
今はBB-Shautを使っている。買った当時のVer1.1のものだったが、ファームを書き換えてV1.6になっている。コネクションの自動リトライがついたらしいがこれは助かる。(よく止まったので。)

BB-Shautはお手軽でいいのだが、再生できるのはShautCast系のmp3らしい。で、最近聞いているのがJazzRadio.comのmellowなど。スマホでも聞ける。しかしなぜかBB-Shautでは聞けない。同じURLを入れてもNG。(TT)
そうなると、ますます聞きたくなる。中華タブレット+外付けスピーカーでもいいがなんだかPCほどではないにしても大げさだし、タブレットが占有される。(他にもあるので、それでもいいけど。)
でRaspberryPiでやってみたいと考える。

これそのものは先人が多くいて、mplayerかmpdなどを使っている例が多い。SSHで操作するのはあまりで、そういう観点ではmpdがいい。クライントもPCでもAndroidでもいい。その気になればmpcの制御がブラウザってのもありかもしれない。(後述)
でJazzRadio.comもあっさり聞ける。*.m3uにしてURLを書いたファイルをフォルダにFTPすればできる。

コンソールがないので、リモートコントロールになり、PCではCantataを使っていた。そのうちAuremoというのが結構シンプルながら使いやすいのでそちらにした。選局・音量・再生・停止ができる。

USB-DACも巷では結構はやっていて秋月のものがよく使われている。(安いし)ただ今回は面倒なので内蔵で我慢することにした。(秋月の送料を考えると...。)
音がいいとは言わないが、外部スピーカーでBGM程度であれば支障はないレベルに思う。

後はファイルサーバでもないので電源スイッチが欲しかった。すると今度は表示も欲しいのでI2CのLCDもつけた。で動いたのだが...。
その後UpDateすると様々な不具合が...。

そもそもRaspiのUpDateだが、どれも同じではなくやり方によって症状が変わる。(^^!

1)正統派UpDate
恐らく、apt-get updateの後、apt-get-upgradeでやるのが正統ではないかと思うが...。これをやるとI2CでReadError/WriteErrorが出る。なので液晶は表示できないか文字が切れる。
i2csetでエラーする。ところがi2csetは変更されていない。もっと下位でそうなるようだ。

2)rpi-updateによるUpDate
面倒なのでrpi-updateというのがある。これを実行すれば全てが最新に...なるはず。
これだとなぜかI2Cは動くというかUpDate前と同じ状態が保持される。
しかし、肝心の音が出ない。mpdを再起動しても出ない。alsaをリセットしても出てこない。
aplayでやってみたがwavでも音が出ない。(再生はしているような感じでエラーはしない。)
これではNetRadioにならない。

3)raspi-configのメニューからUpDate
raspi-configのメニューの深くにUpDateのメニューがある。
これはどうもraspi-configのメニューをUpDateするものらしい。
なので使わない場合は関係ないし、影響もない。ただしシステムのUpDateでもないのかも。

4)WebMinからのUpDate
これは例が少ないと思うが、WebMinでもUpDateできる。なんとなく結果は1)と同じような気がするがやってみることにする。
これはなぜか時間が凄く長くかかる。1つ1つのパッケージそのもののインストールが長い。
結論からするとi2cもでなくて音も出ない。(TT)

考えると1)と4)汎用なので必ずしもRasberryPi固有ではないし本体のファームはそのまま。
対して2)と3)はファームも変わる。3)はメニューだけなのかもしれない。
WebMinは、UpDateパッケージを選べるので地雷がなければ成功するかもしれないが、どれが該当するかよくわからない。

とりあえず、昔に戻して、apt-get updateでレポジトリの情報更新のみ行ったが気持ちが悪い。

音の件はUSB-AudioかHDMIならなんとかなるのかもしれないがi2cは不明なまま。
ちなみに全部やったら...というでやったらi2cはNGだった。音は後述の設定でOK。

でしつこく...
・音をなんとかする
 音はHDMIにも出せるが両方出るわけではない。もしかしたら音を本体がラインへ出力出ていないのではないかと考える。
$ sudo amixer cset numid=3 1
で入れると、見事出てくる。これは電源を切っても覚えている。
http://s2jp.com/2013/12/raspberry-pi-sound/
に詳しい。
・1)4)はやめて2)3)でUpDateする。
 UpDateする場合はファームのUpDateも必要ではないかと。1)や4)はRaspberryPi固有ではないためおかしなことが発生する。というか入れてはいけないものも入ってしまう?(それが原因かも。)

なので手順として
1.UpDateの方法
2)rpi-update

3)rspi-configのメニュー
でUpDateする。それ以外でやってはいけない。3)は使わないならどうでもいい。

2.音を出す方法(音声端子)
$ sudo amixer cset numid=3 1
これで音は戻る。

これでやると、i2cも音声も使えて、かつUpDateもできるようだ。

UpDateは2)と3)だけにしておくのが良い。設定メニューを使わないのなら2)だけでもよい。
これがわかるまでに半日はまってしまった。(TT)
データはBackupをとっておかないと危ないかも。一旦、apt-get upgradeしたら戻すのは、なかなか大変そう。
というので、ここまでのものをBackUp!!と思ったら、SDの微妙な容量差で入らない。お馴染みのGPartedでサイズ調整して別SDにCopy。微妙に面倒だったりする。

ブラウザ制御であるが、いろいろあるみたい。
http://mpd.wikia.com/wiki/Client_Libraries
などにリストもあるが、結構古いものまであるので探すのが大変。
別に探して見つけた中で(ちゃんと動いて)気に入ったもの。

・MPD インターネットラジオクライアント
http://nekyo.s601.xrea.com/wp/?p=1071
シンプルでわかりやすい。URLはソースに埋め込み。どうせそんなに変えないのでこれでもいい。
流れている曲の情報も出るし。(MPD-Web-Remoteはもっといろいろな機能があるが、基本は十分。局の編集はほしいかな?)

あ、
・MPD-Web-Remoteは
https://github.com/tompreston/MPD-Web-Remote
にある。IEだと表示がいまいち(WebKitなので)CheromeだとiPhone風でこのスタイルが多い。AddTrackがうまく動かない。m3uの書き方かしら?うまく動かないのでボツにしたもの。
曲名などは表示していた。

そんなに多機能でなくていいのよね。

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メディプレヤーその後

一応低価格ってことでネットワークメディアプレヤーをまとめてみる。
まず前提として1920*1080がスムーズに再生できることを条件とする。

・Andorid系
 スマホやAndroidStickなど。Androidboxはもっていないが、恐らく事情としては同じだと思う。
1つはLANなのだが、AndroidStickのCX-01は有線でないとカクカクする。しかしスマホなどはWiFiは関係ないようだ。
 次に接続だがsamba系で接続すると止まる。これは性能関係なく途切れが発生する。恐らくプロトコルなのかもしれないが困ったもので、この手でsambaは使えないと見たほうがいい。
 dlna系はそれに比べれば途切れは少ない。好みによるがMediaHouseは良い出来だと思う。
 最後にプレヤーだが、一番よさそうなのはMXPlayerで次がVLC。ただVLCはハードデコードはあるがCX-01では悲惨。なのでMXPlayerが選択肢としては良い。
つまり
スマホ:MediaHouse経由でMXPlayerだと再生できる。(無線でOK)
 但しHDMI出力がないとTVには出せない。
CX-01:有線にしてMediaHouse経由でMXPlayerだと再生できる。
 有線はrootをとって対応ドングルを指して
ifconfig eth0 up
dhcpcd eth0
svc wifi disable
でできる。$criptなどに書いておいて実行すれば有線LANにできる。
BUFFALO 10/100M USB2.0用 LANアダプタ (Wii、Wii U、MacBookAir動作確認済み) LUA3-U2-ATX
でやった。
良い点:他にYouTubeとかGyao!(工夫が必要)などが見える。
悪い点:タッチパネルOSなので操作性がいまいち。

・xmbc系
 Androidにも移植されているがまだ発展途上。それにHDMI出力が必要。
 Windowsは安定的だが大掛かり。
 RaspberryPiはバランスがとれているし、なんとか再生できる。操作性もまあまあ。
良い点:コストの割りにすごい。
悪い点:YouTubeは見えるが遅い。他にあまり用途がなく単一機能的。

・市販のメディアプレヤー
 IOデータのavel link playerというのを持っている。AVLP1/DVDのまだ前のが1台とAV-LS700。
初代機は、とにかくすべてが重く、再生もいまいちで、使わなくなった。
AV-LS700も、sambaでは表示が重く操作不能。dlnaは1920*1080が再生できない。よって使い道がなくなった。これならRaspberryPiのxmbcのほうが遥かにいい。ネットでの評判がいいのが不思議。

というので、RaspberryPiのxmbcとAndroidStickで用途でHDMIセレクタで切り替えるのがよさそうだ。
これが1つになっていればいいのに...。

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RaspberryPi(その16:motion)

xmbcはとても気に入ってしまった。
他にも用途がないかと思ったら監視カメラがある。IPカメラというか。
専用のカメラも販売されていて、コネクタもついているが、そちらには頼らない。
でUSB2.0の拡張規格である「UVC(USBビデオクラス)」に対応したカメラがあれば使えるmotionを入れてみた。

apt-get install motion

でおしまい。
設定は
/etc/motion/motion.conf

daemon=on
にする。
nano /etc/default/motion

start_motion_daemon=yes
とやるとスタート時に起動っぽい。勿論手で
motion -n
とやってもよい。

デフォルトは320*240で2fpsぐらいになっている。
物足りない場合は設定を変えることになる。

http://raspberrypi:8081/
とやったら...Cheromeは見えるがIEは見えない。

IEで見るには
< applet code=com.charliemouse.cambozola.Viewer
archive=cambozola.jar width=320 height=240>


というようなページを作成しておいてcambozola.jarを置いておけばIEからでも見える。

パラパラの静止画風なので、何かイベントの状況とか観光地の状況にはいいのかもしれない。
もっともWiFiとか太陽電池とかそういう話いはなりそうだ。
もともとmotionは動体検出できるらしいので、例えば家のペットとかそういうのを楽しむには、案外面白いのかもしれない。

というか案外思いつかないものだ...。

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RaspberryPi(その15:バックアップ)

やっていていいと思ったのは4Gとか8GのSDカードがあると簡単にBackUpできる。
Win32DiskImager.exeを使ったのだが、やっていて驚いたのは同じ8Gでも微妙に容量が違う。
例えばBuffalloはGigaStoneより少ない。(わずかながら)
でどうなるかと言えば、自分より小さい容量のものには書き戻すことができない。

http://assimane.blog.so-net.ne.jp/2013-04-21

例えば同じ容量というか同じメーカのものだとできるのかもしれないが、メーカによって容が微妙に異なる。Sundiskは一番大きかったので、これを吸い出すとどこにも書けないかもしれない。

で見つけたのが
http://myboom.mkch.net/modules/pukiwiki/171.html
になる。

つまりGpartedのLiveCDとメモリリーダライター2台があれば、この芸当ができる。
自分もこの手法で8G->8GのCloneができた。
もっと沢山の人が悩みそうだが、そうでもないのか案外掲載しているサイトがない。

で一番小さいBuffalloので進めることにした。

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RaspberryPi(その14:xmbc2)

ちょっと感動したので他と比べてみた。

1)AV-LS700(IOデータ)
 実は最近これは使っていない。ファームは現時点最新で(Ver.4.9.7)。
これ、1920*1080のRecBoxの動画再生がうまく行かない。全部でもなく短いとうまく行ったりする。
【ファイル共有】samba
1.ファイル共有の表示が遅い
特定のフォルダに入ると「しばらくお待ちください」が出て3分以上かかって表示される。しかし、そこはフォルダが3つでファイルが6つしかない。(ファイルサイズは大きい。)
そもそもsambaであれば、ファイル名を表示するだけだと思うが、これは遅すぎ。フォルダに入ったり出たりする都度3分待たされるのでとても操作できない。
2.「サーバがありません」になる
マスタブラウザのせいのようで同一ネットにPCが立ち上がっている必要がある。しかし、それならIPを入れさせても(覚えてくれても)いいのでとにかくPCを立ち上げない状態で再生したい。今はPCもHDMI出力があるので、ファイル共有でPCを立ち上げるのならそちらで見たほうが早い。

【ホームネットワーク】dlna
1.こちらは上の1や2の問題はないが、1080pの動画(m2ts)を選ぶと、「コンテンツの再生に失敗しました」となる。但し720*480などの動画では問題ないし、1920*1080でも短いものは再生する。また1080pでも「ファイル共有」では再生できるし、ネットワーク速度の問題ではないと思う。(codecはmpeg2+aac)。

つまりRecBoxにある1920*1080の動画を再生したい場合
・ファイル共有
PCを立ち上げて、フォルダ操作で延々かかって選べばできるが、フォルダ操作が長すぎてとても使えない。
・ホームネットワーク
contentsフォルダに入れて選ぶまでは早いが、再生できない。
となってとても使えるものではない。
それ以下の解像度であれば問題はないが、ファイル共有の表示速度っがあまりに遅くてそちらは使えないと言っても良い。

いくらなんでも、これはおかしいので質問を投げている。

リモコンが専用で電源も切れるし操作性はよい。ただ「しばらくお待ちください」が出るなどストレスは多い。起動は高速であるが、コンセントを抜くとそれなりに時間がかかるのでSleepしているのかも。

2)AndroidStick
これは、FullHDだと止まりまくる。720*480などのDVD画質であればスムーズに再生できる。sambaではなくdlnaだとまだましだが、それでも息継ぎがある。
まあ無線だしハード能力もあるのかもしれない。
エアーマウスだと操作性はいまいち。但し、YouTubeやGyaoが見えるし、日本語で検索ができる。
起動は高速ではない。ソフトで遊べるのはいい。

3)RaspberryPi XMBC
FullHDでもある程度まともに再生できる。操作性もサクサクに近い動きをする。
この価格ではかなりまともである。
というか正直、この価格帯でなら一番良いと思う。
YouTubeはPlugInで使えるが、もっさりしているのと日本語検索ができない。(入力はキーパッドが出てくる)
ニコニコ動画も再生できるらしいが、Winのxmbcでは再生できたが、RaspberryPiだと凍ってしまう。ただ打ち切りはできる。
起動は高速ではない。
つまりは、ネットワークメディアプレヤーとしては(価格からして)かなり優秀。samba経由で再生しても比較的スムーズ。
ただ状況からすると、ギリギリにも思える。それでも凄い。

話は変わるが、Windowsのxmbcってのがあって、これは安定してFullHDが再生できる。これもMediaCenterのリモコンで操作できる。(Androidでもできる)これは起動が一番遅いかもしれないが安定度というか再生は抜群である。

とどのつまりRaspberryPiのxmbcは結構いいし、再生できる種類も多い。
電源は切れないまでもシャットダウンのコマンドは出せる。
いいことだらけだが、YouTubeの日本語検索はできないし、Gyao!などには対応していない。(誰かがPluInを作れば別だけど。)
単純なネットワークメディアプレヤーとしてはお勧めなのだが、ギリギリのような気がするので誰でもOKかどうかはわからない。NASの速度とネット速度も影響する。

個人的に言えば以下の順序。(価格は無視して)
1位)Windows版xmbc
 再生は一番安定している。xmbc以外でGyao!もYoutube日本語検索もできる。電源も切れる。
 ただしリモコンというかBlueToothのキーボード・マウスになったりする。WindowsMediaCenterのリモコンも使えるが、日本語検索は無理。
2位)RaspberryPi版xmbc
 小さくて省電力なのがいい。リモコンもホームに戻せるので(Win版はPluginでもうまく行かなかった)Winよりやや使いやすい。価格からすればすごい。割り切れば、下手なものをネットワークメディアプレヤーに仕立てるより遥かにいい。
3位)AndroidStick
 操作性はともかくいろいろなものが扱える。FullHDだけは途切れるが他は大丈夫。これはdlnaでもそうなる。YouTubeもGyao!も見える。
 dlnaと言えばスマホもそんな感じでdlnaだと止まらないが、sambaでは息継ぎができてスムーズではない。dlnaの方が高速なのかしら?
 今のスマホだと、dlnaに限ればFullHDでもなんとか止まらずに再生できる。なのでHDMI出力のタブレットでもいいのかもしれない。ただ操作性はいまいちだと思う。
4位)AV-LS700
 FullHD以外は見えるが、対応ファイルが少なく、そういう意味ではxmbcのほうが多い分よい。例えばflvなどは再生できない。起動などや操作性はある程度はいいが、他にできるのはアクトビラ・ツタヤTVなので使わない人には意味がないかもしれない。できれば制限の少ないsambaで使いたいのだが、表示の遅さは致命的。そもそもファイル名の表示がなんで遅いのか理解できない。

というのでAV-LS700はお蔵入りになりそうだ。(TT)
価格からしてもRaspberryPi版xmbcに負けて欲しくないが、負けていると思う。
DLNAではなくsamabaでも止まらない。
AV-LS700もsambaでもっとファイル表示が速ければ再生種だけは負けるがいい勝負をしたと思う。(FullHDの再生は安定感もある)しかし、もう1つマスタブラウザの話もあって、それでも最下位かもしれない。

YouTubeといえばxmbcはAirPlayサーバになる。
なのでiPhoneでYouTubeを再生して飛ばすと、xmbcで見えたりする。
これはいいが、Gyao!は飛ばしてもすぐに切断されて再生できない。(TT)
まあ、全部満足するようなものは無理なのかも。
それでもRaspberryPiのxmbcはIOデータのAV-LS700よりは遥かに実用的で良い。
FullHDを見ないのであれば、この限りではないが、「フォルダ表示速度が遅い」「PCの立ち上げが必要」なのは致命的。

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RaspberryPi(その13:xmbc1)

音楽サーバとしてはなかなかいいのだが、どうもかぶったものが多く
・iPodによる音楽再生
・androidや秋月などのネットラジオ
でもいけると言えばいける。
価格からすればRaspberryPiのほうが案外安かったりするので、長所がないわけでもない。
ただ(どれもそうだが)電源が切れない。やっている人もいるけど、結構切実かも。

でサーバ路線を驀進してきたが、ここへきてメディアプレヤーを志す。つまりもろにクライアント。
でxmbcを入れてみる。と言っても専用のものがあって、それをSDに書いたらできてしまう。
但し、mpeg2とwmvはライセンスが必要で購入する必要がある。3ポンドなので¥500ほどになる。
mpeg2がないとさすがにメディアプレヤーとしては使えない。
ライセンスはRaspberryPiStoreで購入できる。すぐには届かず2時間ほどしたらキーが届く。
CPUのシリアルを申し込み時に記入するので、1台につき1キーらしい。

後はリモコンでこれはAndroidだとxmbcの公式アプリ(?)があって、それでリモコンができる。
もう1つは(他にもあるけど)WindowsMediaCenterの赤外リモコンが動く。全部ではないけどまあ使えるし、正直androidよりは直感的な感じがする。

で、やってみるとこれがなかなかいい。今までandroidだと1920*1080のFullHDは止まりながら再生していた。しかしこれはなんか「惜しい!!」ぐらいまでスムーズ。
http://aqua-linux.blog.so-net.ne.jp/2012-12-22
を参考にして
arm_freq=950
core_freq=250
sdram_freq=450
over_voltage=6
をconfig.txtに追加。(オーバークロック)
ううむ。十分ではないか!!ってこのクラスでははじめてFullHDが再生できる。

ちょっと感動してしまった。

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RaspberryPi(その12:mpd)

ファイルサーバは速度的にはいろいろあるので他の使い方を模索する。
やっぱり音楽に落ち着く。
mpdを入れてみる。

apt-get install mpd mpc
とやると入るのだが、日本語が盛大に文字化けする。(TT)
調べてみると、どうもパッチをあてて自分でコンパイルするしかないようだ。

http://blog.livedoor.jp/sasayakimasuyo/archives/28941604.html

あたりを参考にしてやってみる。
結構手順が多いので面倒だけど、情報はあるので「まんま」やればできる。
時間はかかるけど。

やってみると文字化けはなくなった(ような気がする。)

で、どうやって操作するかといえば、Androidに、「Droid MPD Client」を入れる。
音質がいいかといえば、どうもRaspberryPiそのもののアナログ出力がいまいちっぽい。USBオーディオをつけている向きもあるが、BGMぐらいならなんとか使えるかもしれない。

mpdのいいのは、playlistを作るとネットラジオも聞くことができる。
BGM端末としてはとてもよく出来ているような気がする。

ただそういうのって他にもあるし...。でもRaspberryPiの用途としては結構実用的だと思う。


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RaspberryPi(その11:ファイルサーバ)

サーバはいろいろ入ってレンタルサーバみたいなことはできる。
が外に出ているわけでもないので、これだけでは...。
強いて用途を言えばファイルサーバにはなる。

ただ、CrystalDiskMark でやってみると遅い!!(USBメモリ)

-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 3.0.2 x64 (C) 2007-2012 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

Sequential Read : 3.897 MB/s
Sequential Write : 4.026 MB/s
Random Read 512KB : 5.072 MB/s
Random Write 512KB : 0.628 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 1.566 MB/s [ 382.2 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 0.007 MB/s [ 1.8 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 3.828 MB/s [ 934.6 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 0.005 MB/s [ 1.2 IOPS]

Test : 50 MB [Z: 3.7% (288.0/7780.4 MB)] (x1)
Date : 2013/07/31 13:15:48
OS : Windows 7 Home Premium Edition SP1 [6.1 Build 7601] (x64)

予想はしていたが、やっぱりNASがいいのかも。
以下はRecbox。
-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 3.0.2 x64 (C) 2007-2012 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

Sequential Read : 64.867 MB/s
Sequential Write : 29.409 MB/s
Random Read 512KB : 57.471 MB/s
Random Write 512KB : 30.775 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 1.657 MB/s [ 404.5 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 2.800 MB/s [ 683.6 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 1.679 MB/s [ 410.0 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 2.057 MB/s [ 502.1 IOPS]

Test : 50 MB [Z: 34.6% (964.7/2790.5 GB)] (x1)
Date : 2013/07/31 14:09:11
OS : Windows 7 Home Premium Edition SP1 [6.1 Build 7601] (x64)

ちょっと悲しかったりする。
まあ速度を求めないのならこれもありかもしれない。
便利といえば便利だし。

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RaspberryPi(その10:AnyTerm)

WebMinを入れるとファイルマネージャがあるのでFFFTPがなくてもなんとかできる。
するとTaraTermもなんとかしたくなる。
もっともこの2つは必須だけれども、端末にインストールしなくてはならない。
なのでそこらの端末から使うには、ブラウザ操作になる。
で、TaraTermが要らないAnyTermを入れてみる。

さすがにこれはapt-get installではできない。
まず、探すとsvnでとってくる話がある。
sudo apt-get install subversion
sudo apt-get install zlib1g-dev
sudo apt-get install libboost-dev

cd /home/pi
mkdir tmp
cd tmp
svn co http://svn.anyterm.org/anyterm/trunk/ anyterm
なのだが、これでやるとうまく行かなかった。
でanyterm-1.1.29.tbz2をとってくる。
wget http://anyterm.org/download/anyterm-1.1.29.tbz2
$ tar jxvf anyterm-1.1.29.tbz2
$ cd anyterm-1.1.29
このままmakeするとエラーする。
SmtpClient.ccに#include を冒頭に入れないとエラーする
nano /home/pi/tmp/anyterm-1.1.29/libpbe/src/SmtpClient.cc

#include
を追加し保存。
make
できあがったら
sudo cp anytermd /usr/bin
でCopyする。

ユーザで作業する。

1.AnyTerm起動
anytermd -p 7777 --local-only
sudo -u pi anytermd -p 7777 --local-only

2.Apacheのproxy設定
sudo a2enmod proxy ssl proxy_http
sudo service apache2 restart

3.proxy.confを編集
sudo nano /etc/apache2/mods-enabled/proxy.conf

ProxyRequests On

# AddDefaultCharset off
# Order deny,allow
# Deny from all
# #Allow from .example.com
Order allow,deny
Allow from all

にする。

4.apache2のssl設定
sudo mkdir /etc/apache2/ssl
sudo make-ssl-cert /usr/share/ssl-cert/ssleay.cnf /etc/apache2/ssl/domain.pem
いろいろ聞かれるがそのままでOK。

6.AnyTermの設定
sudo nano /etc/apache2/sites-available/anyterm

# HTTPS port
ServerName _default_

ProxyPass http://localhost:7777 ttl=60
ProxyPassReverse http://localhost:7777
AuthType Basic
AuthName "domain"
require valid-user
AuthUserFile /etc/apache2/passwds/.passwdAnyterm

SSLEngine on
SSLCertificateFile /etc/apache2/ssl/domain.pem
ErrorLog /var/log/apache2/error.log
# Possible values include: debug, info, notice, warn, error, crit,
# alert, emerg.
LogLevel warn
CustomLog /var/log/apache2/access.log combined

を記載して保存。

7.apache2にリロード。
sudo a2ensite anyterm
sudo service apache2 reload

8.パスワード設定
sudo mkdir /etc/apache2/passwds
sudo htpasswd -c /etc/apache2/passwds/.passwdAnyterm pi
ID=pi PW=raspberryなど。

以上で
https://raspberrypi/term/anyterm.html
でAnyTermが使える。

起動時に毎回読むようなものではないし、ブラウザから操作するので、
sudo visudo

pi ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
www-data ALL=(ALL) NOPASSWD: /usr/bin/anytermd
www-data ALL=(ALL) NOPASSWD: /sbin/shutdown
を追加する。shutdown はブラウザから切断できるように。

でAnyTermの起動は
$out = shell_exec("sudo -u pi anytermd -p 7777 --local-only 2>&1");
header('Location: https://raspberrypi/term/');
?>
で動く。

ついでに電源を切るなら
$out = shell_exec("sudo /sbin/shutdown -h now 2>&1");
?>
みたいな。

Atermは日本語とかは難しいが速度的には殆どストレスがないように思う。
これでブラウザだけで(殆ど?)操作可能になる。
自分以外のマシンからでも操作できるのがいい。

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RaspberryPi(その9:samba)

レンタルサーバにしてもしょうがいないので、ファイルサーバにしてみる。
と言ってもつながっているのはUSBメモリだけど。

1.samabaのインストール
sudo apt-get install samba
sudo apt-get install samba-common-bin
でおしまい。

2.設定
せっかくなのでWebMinで。
/media/usb0
を追加しておしまい。これでUSBメモリが共有される。
USB-HDDだともっと大きなファイル共有ができる。

ここでwwwフォルダがpubになっているので、ここにhtmlを書いておけばHomePageにできる。
http://raspberrypi/pub/
になる。
http://raspberrypi/
は/home/pi/www/になっている。(Apacheの設定)

便利なのだが、ここは実は音楽を入れてみたかったりする。

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RaspberryPi(その8:VSFTP)

レンタルサーバではないが、HPを作るのならFTPしたい。
でFTPならWebMinにある、ProFTPにすれば無難なのだが、VSFTPにしてみる。
インストール。
sudo apt-get install vsftpd
でおしまい。

せっかくなのでWebMinで設定。
http://www.clublurie.com/wp/archives/1034
にあるようにvsftpd.tar.gzを入手して、上記手順でインストールする。
設定ファイルのパスは
/etc/vsftpd.conf
なので修正すると使える。
anonymous_enable=NO
とかはここでやったほうが早いように思う。

FFFTPあたりでつながることを確認する。
何も設定を変えていなければ
ID:pi
PW:raspberry
でアクセスできる。文字コードはUTF-8にしておく。

ここらでやっとレンタルサーバーっぽくなる。
・コンパネ:WebMin,MyPHPAdmin
・DB:MySQL
・言語:Peal,PHP
・SSH/FTP可能
...らしいかな?

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RaspberryPi(その7:WebMin)

apache2の設定のことを書いたが、FDclone+nanoでWin系でも操作はいいが、やる内容は一緒である。
日頃慣れ親しんでいればともかく、あまり設定するものでもないのでそのうち忘れる...と思う。
そこでブラウザから設定できる。WenMinを入れてみる。
http://www.limemo.net/blog/2012/09/raspberry-pi-install-webmin.html
を参考にやってみる。

1.ダウンロード
$ wget http://prdownloads.sourceforge.net/webadmin/webmin_1.590_all.deb
2.インストール
$ sudo dpkg --install webmin_1.590_all.deb
3.rootパスワードの設定
rootはsudo passwd rootで作成できる。
$ sudo /usr/share/webmin/changepass.pl /etc/webmin root
4.アクセスする。
https://:10000/

証明書エラーになるが気にしないで進める。
まずは日本語化設定し、モジュ-ル情報などを最新にしておく。

でやっとApacheの設定。

下準備として
mkdir /home/pi/www
piのホームページ。デフォルトは/var/wwwになっている。
mkdir /media/usb0/www
USBを入れた場合にそこでも使えるように。
そこに適当なindex.htmlを入れておく。

WebMinで、サーバ-ApacheWebサーバを選択。
グローバル設定-設定ファイルの編集。
/etc/apache2/sites-avalable/defailutを選択。
元のDocumentRootの部分を以下に変更。

DocumentRoot /home/pi/www

Options FollowSymLinks
AllowOverride All
Order allow,deny
allow from all


Options Indexes FollowSymLinks MultiViews
#Options FollowSymLinks
AllowOverride All
Order allow,deny
allow from all

Alias /pub/ /media/usb0/www/

Options Indexes FollowSymLinks MultiViews
AllowOverride All
Order allow,deny
allow from all

.htaccessが有効にしてある。
保存してApache2を再起動。

でもこれだと、FDClone+nanoと作業は大差ないかも。
そもそも、
/etc/apache2/sites-avalable/defailut
が対象でどう書けばいいのか?を知らないと書けない。
なので不親切といえばそうだが、SSHしなくてもブラウザでできてしまうのがいいところ。
UpDateもできるし、管理的には楽だ。
Cronの設定がGUIでできるのがうれしい。
またファイルマネージャもついている。
あ、ネットワークも設定できる。但しWiFiは難しい。

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RaspberryPi(その6:Webサーバ)

Webサーバを入れてみるが、それだけでは面白くないのでDBや言語も入れる。

http://www.raspberrypi.org/phpBB3/viewtopic.php?p=87051
が参考になる。

・www-dataを追加
sudo groupadd -f -g33 www-data
・パッケージを更新
sudo apt-get update
・Apache(WWWサーバ)インストール
sudo apt-get install apache2 php5 libapache2-mod-php5
・MySQL(DB)インストール
sudo apt-get install mysql-server mysql-client php5-mysql
・PHPAdmin(MySQLをブラウザで管理)
sudo apt-get install phpmyadmin
・各種言語インストール(peal,pythonなど)
sudo apt-get install perl libnet-ssleay-perl openssl libauthen-pam-perl libpam-runtime libio-pty-perl apt-show-versions python
rubyがいいのならそのあたりもかな?
・おまけ
sudo apt-get install php5-curl
sudo apt-get install php5-gd
sudo apt-get install php-apc
でインストールそのものは終わる。

ただapache2の設定などが残る。(TT)

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RaspberryPi(その5:USB-HDD)

やってみるとUSB-HDDも自動認識されない。(TT)
ただ手動ではうまく行く。

1.まず接続されたHDDを調べる
dmesg | grep sda

[ 2337.902924] sd 1:0:0:0: [sda] Write Protect is off
[ 2337.902954] sd 1:0:0:0: [sda] Mode Sense: 28 00 00 00
[ 2337.903779] sd 1:0:0:0: [sda] No Caching mode page present
[ 2337.903806] sd 1:0:0:0: [sda] Assuming drive cache: write through
[ 2337.909046] sd 1:0:0:0: [sda] No Caching mode page present
[ 2337.909081] sd 1:0:0:0: [sda] Assuming drive cache: write through
[ 2337.927369] sda: sda1 < sda5 >
[ 2337.933042] sd 1:0:0:0: [sda] No Caching mode page present
[ 2337.933074] sd 1:0:0:0: [sda] Assuming drive cache: write through
[ 2337.933092] sd 1:0:0:0: [sda] Attached SCSI disk

なのが出てきてsda5だとわかる。

2.マウントする。(NTFS)
sudo mount -t ntfs-3g /dev/sda5 /media/usb0

3.起動時に実行したいのなら。
sudo nano /etc/fstab

proc /proc proc defaults 0 0
/dev/mmcblk0p1 /boot vfat defaults 0 2
/dev/mmcblk0p2 / ext4 defaults,noatime 0 1
#以下を追加
/dev/sda5 /media/usb0 ntfs-3g defaults 0 0
# a swapfile is not a swap partition, so no using swapon|off from here on, use $

おまけで静音ってのもある。
http://blog.bnikka.com/raspberrypi/raspberrypi-spindown.html
を参考にすると、長時間アクセスしない場合にスピンドルを停止してくれる。
USB-HDDというか外付けの制御によってはこの機能をもったものも販売されている。
例えば以下など。

そういう機能がない場合は便利だと思う。

ファイルサーバにしようか迷ったが、
・遅そう
 一般的に条件が整えばNASはUSB-HDDより早い。
http://ascii.jp/elem/000/000/731/731216/
ただこの場合はUSB-HDDをNASにしているのでUSB-HDDより早いというのないような。(普通のNASはSATAそのもので接続している。
・大きくなる
 エコにはできそうだが大きくなる。当たり前だけど。
というので当分はUSBメモリでやってみることにした。
 

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RaspberryPi(その4:USBメモリ)

USBメモリの記事はあるが、挿入したら自動マウントさせる。
usbmountを入れればOK。

$apt-get install usbmount

で/media/usb0にマウントされる。
ただやってみるとうまくいかないUSBメモリもあった。手動で
$ sudo mkdir /mnt/usbmem
$ sudo mount -t vfat /dev/sda1 /mnt/usbmem
だとうまく行ったりする。
まあサーバなので抜きさししないのかもしれないので後者でもいいかもしれない。
デフォルトだと
・一般ユーザの書き込みができない
・WinでUSBメモリに書くと、日本語のファイルが文字化けする。
ので
etc/usbmount/usbmount.confを編集
FS_MOUNTOPTIONS="-fstype=vfat,iocharset=utf8,codepage=932,uid=500,gid=500,dmask=000,fmask=011"
とすると解決できる。

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RaspberryPi(その3:FDClone)

Linuxの人ではないので、軟弱にFDCloneを入れる。
$sudo apt-get install fdclone
でOK。
FD を起動して、[Shift]+[E] で設定画面になる。
UTF-8で統一しておかないと文字化けする。

エディタはnanoが入っていて、Linuxの人ではない場合、viよりは使いやすいと思う。
殆どがファイル操作と/etcの設定なので
・rootになれるようにしておく
パスワードを$ sudo passwd rootで設定して
$su
でなれる。
・後は
$fd
でファイル操作。/etcで設定ファイルを選んで"e"で編集して保存。
...みたいな感じでかなり作業が楽になる。

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RaspberryPi(その2:UpDate)

UpDateの話。

・raspi-config
sudo raspi-config
でraspi-configのUpDateができる。

・$ sudo apt-get update
でパッケージのDBのUpDateができる。

もう1つ
rpi-update
ってのがあるらしい。
sudo wget http://goo.gl/1BOfJ -O /usr/bin/rpi-update && sudo chmod +x /usr/bin/rpi-update
で使えるようになる。
$sudo rpi-update

でできる。

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RaspberryPi(その1:設定)

いまや出遅れの感もあるRaspberryPiであるが、入荷待ちから在庫ありになったので購入してみた。
在庫ありってことは、行き渡ったのかも。

購入したものはRaspberryPiの本体と透明ケース。
ケースがないとある日壊す予感が...。

細かい話で他に必要なのは
・2G以上のSDカード(8Gがあったのでそれで)
・マイクロUSBケーブルとUSB電源アダプタ(電源端子がマイクロUSBなので)
・LANケーブル
とPC。
設定などはSSHで行う。

このあたりが参考になるので後は割愛。
http://nofx2.txt-nifty.com/it/2013/03/rasberry-pi-fad.html
FingはWinもある。
http://www.overlooksoft.com/download

初期設定
$sudo raspi-config

・expand_root_fs
2GB以上のSDカードなら実行。
・change_locale
UTF-8で統一するってことで。
en_US.UTF-8 UTF-8 , ja_JP.UTF-8 UTF-8
・change_timezone
Asia-Tokyo
・memory_split :
GPUにアサインするメモリは16MBに変更。(画面を使わないので)
はやっておく。
・change_pass
はできるだけ。

サーバ活用なのでディスクトップは立ち上げない。
ついでにrootパスワードを設定。
$ sudo passwd root
いちいちsudoをうつのが面倒ならsuでrootに。

まあ作るというか構築する楽しみはあるのだが、このディストリビューションにもうちょっと加えてサーバー用みたいなのがあってもいいかも。
クライアントなら中華パッドの方がいいような気がする。HDMIの小型で安いモニタがないもあるが、WiFiとかそういうのの方が格段便利だし、欲張らなければあまり価格は違わないかも。
勉強用というか、インストールとサーバ設定の勉強にはなりそう。ただ、こういうのってGUIでわかりやすくできるほうがいいし、それより「やりたいこと」ができた方がいいかもしれない。

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PIC18F45K50

最近はArduinoばかり使っている。
いいところは...
・AVRなどのレジスタを意識することがない
・Writerなどの投資が別にいるわけではない
・PCとはUSB1本でつながるだけ
・ライブラリが多く自分で全部書かなくても良い
というお気軽さで、開発環境はこうでなくては...と思ったりする。
AVRはその昔はICソケットで焼いていたが、すぐに低電圧書き込みができるようになった。なのでISPmk2をもっているが、Arduinoの出現で、それを使う機会も減ってしまった。

一方PICはといえば、秋月のPICWriterをずっと使っている。高(?12Vなど)電圧なのでICソケットで焼いている。VerUPを重ねながら
AKI-PICプログラマー Ver.4
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-02018/
にまでUpしてきた。PICも低電圧プログラムに対応してきてISP対応できてきた。

AVRに倒れた理由はここにもあって
・Bank概念がない
 PICも最近のものはない。
・開発環境が無料
 特にC言語は制限がない。PICは最近は無料だが制限がある。
・ISPに対応している
 PICも最近は対応。ただ不思議に思うのはPICkit2が出てPICkit3が出た。もし低電圧プログラムできるのなら自分自身も書き換え可能なのでPICkit2を買えばPICkit3にUpできそうなもの。ハードの互換性か?
 AVRのISPmk2はUpDateできてデバイスが増えても最新版にできるので経済的。
 秋月さんのも程度はあるが、自分でVerUpは(ある程度)できる。

というのでPICを使う必然性がないままだった。
で、ここへ来てPIC18F45K50をやってみようかと。(^^!
自作するというより結構人気があって
・USBBlasterもどきが作れる(CPLDややるとしたら)
http://sa89a.net/mp.cgi/ele/ub.htm
・USB-IO2.0もどきが作れる
http://homebrew.jp/show?page=1435
などで遊べそうに思ったのが動機。
しかし...PIC18F45K50は手持ちの
AKI-PICプログラマー Ver.4
では書けない。(TT)
同じ秋月さんなのでVerUpするかアダプタでも出して欲しいがそういう様子はなかったりする。
かと言ってこのためだけにPICkit3を買うのもためらわれる。まじめに使い続ける予定もなかったりするし...。
で自作することにする。

1.FTLVP
FTLVPの簡易版というのがある。以下回路図。
http://wind.ap.teacup.com/feng3/459.html
FT232に抵抗をつなげばできたりする。(^^)
書き込みは同じ作者のPICProg4uを使う。
http://feng3.nobody.jp/4u/index.html
途中をはしょると...
上にあるようにPICProg4uで「FTLVP」ではなく「ユーザ定義」を選ぶと簡易版が認識される。(DATの折り返しを見ているのか?)
そこまではいいのだが、PIC18F45K50のデバイスIDが読めない。(0xFFになっているとある。)
・MCLRのPullUp
・PGMのPullDown
・3.3V切り替え
...やってみたが症状は変わらない。挫折...。

2.HIDaspx
 FTLVPはプログラム不要なので有難いがこれはAVRのプログラマが必要。
手持ちの部品でできそうに思ったが、「青色ダイオード(または3.3Vツエナー)」と「12MHz水晶」ってのはもっている人は少ないかも。尚セラロックではうまく行かない場合がある...らしい。(千秋ゼミにそう書いてあった。)
http://hp.vector.co.jp/authors/VA000177/html/FrontPage.html
に詳しいがHIDaspxそのものはAVRのISP。ただPICspxというホストプログラムがあって、これを使うとPIC18F45K50に書き込みができるらしい。
早速作ってみるがFTLVPよりは配線も部品も多い。
まず、動作確認用にAVRのISPをやってみる。
ソフトはhidspx-GUI.exeというのがある。HIDなのでドライバ不要。
いろいろあったが、Arduinoを読んでみるとまともに読めるようになった。
で肝心のPICでPICspx.exeでやってみる。
PIC18F45K50を読むと...デバイスID=0になってErrorと出る。(TT)
LVPとかいろいろ疑うが、最終的にはMCLRをVccに10KでPullUpしないとまともに動かない。これがわかるのに半日。PicKit3の方が早かったかも。でもHIDaspxでARMのJTAGもできるらしい。
それと秋月の場合はPGMはRC3でライターの端子の同列上にはない。しょうがないので線材でつなげるようにした。
結果的には無事動作して書き込むことができた。(^^v
但し、恐ろしく時間がかかる...が様子が出るのでイライラはしない。
そもそもhexを書くだけなのでソースビルドもないし。

FTLVPも入れた記念写真。

これはここまでかな?

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BenchScope(その3)

BenchScopeの波形キャプチャーの続き。
これができれば結構便利。
目標としては汎用のUSB-Serialケーブルで取り込む。
片方はRS232Cのレベルコンバータが入ったものになり例えば
USB・シリアル変換ケーブル[グレー色]
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-02746/
¥900
勿論純正の
BenchScope用 USBインターフェース
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00557/
でもいいが、¥15,700は本体価格に近いので...。
純正だと多分PCでリアル風に動くが、本体もあるしその方が便利なのであっても使わないと思う。欲しいのはキャプチャーのみ。

方法を調べるとやはりプリンタを利用するのが良さそうだ。
http://www.majority.nl/projects_benchscope.htm
のBENCHPRINTでいいように思う。
ただCom1-Com4というのは少ないし、記憶しないのも悲しい。そもそもまともに動かないのでそこらを作成してみる。
方式としては上と同じく
・シリアルデータをファイルに落とす(prnファイル)
・それを変換しbmpにする
とすることにする。

1.シリアルデータの取得
 便宜的にはTeraTermのLogでバイナリ保存するととれる。高解像度(Hi)と低解像度(Lo)がある。

2.シリアルデータの分析
 これが一番困った。どうもSeiko DPU-414 printerが前提らしい。そのマニュアルを探したが、和文だと登録が必要なようで英文なら見つかった。どうもEscapeでグラフィックを送信しているようだ。
 そこでまずは使用されているEscapeをDumpするものを作成した。
<解析結果>
高解像度(Hi):ESC+^,ESC+K,ESC+J
低解像度(Lo):ESC+K,ESC+J
のようだ。なのでESC+^,ESC+K,ESC+Jを作成すれば良い。(HPにも記載あり)
これをマニュアルで見ると
ESC+ ”K” +n1+n2
Set single-density bit -image graphics mode
ESC + ”^” +m+n1+n2
Set vertical double-, or quadruple-density bit-image graphics mode
ESC+ ”J” +n
Line feed in half dots
となっている。
・ESC+ ”K” +n1+n2
はESC+ ”K”の後の2Byteを読み取りn2*256+n1Byteのイメージデータがあることを示している。
・ESC + ”^” +m+n1+n2
はESC + ”^”の後の1Byteがmで、これは0x01が来るようだ。ここではまったが、その前提でn2*256+n1はByteではなくWordになっている。
・ESC+ ”J” +n
はESC+ ”J” +nの後の1ByteがLFのdot数でこれは0x10が来る。
イメージのフォーマットであるがSeiko DPU-414 printerはサーマルプリンタであり、縦列が16dotではないかと思われる。また用紙サイズのせいか270度回転されて送られてくる。つまり「縦16dot,横Byte数またはWord数」というデータ列になる。また上位bitが上に来るようだ。
ESC+ ”K”の場合、縦は1Byte=8dotしかなく、これを88,77,66...bitのように2度づつ配置する。横も半分しかないので11,22,33byte...のように2度づつ配置する。
ESC+ ”^”の場合、縦は1Worde=16dotなので、これを16,15,14...bitのように配置する。横は1,2,3byte...のように配置する。送信されてくる長さはByteではなくWordになる。
ESC+ ”J”は改行なので来る都度16dot垂直描画位置を変える。
なので横のdot数というのはESC+ ”J”が来るまでのbyte数*2かword数になる。
Byte数は512で高さは282*2=564になる。

3.以上を踏まえて作ってみる。
・RS232Cのデータをprnに保存する。これは終了がわからないので5秒ほどデータが届かなければ終了とした。なので高解像度か低解像度かはprnのデータで区別できるのでアプリで設定しなくて良い。
 後Comを羅列するのではなく使っているもののみ表示したいが、以下のコンポーネントでできた。
ComPort Library Ver 4.10 - Unicode (XE) based Ver 3.1]
http://sourceforge.net/projects/comport/
 通信は19200 baud, 8 databits, no parityでこれはプリンタの仕様のmaxらしいがさすがに遅い。でもできないよりはいい。
・そのデータを上の解析に基づいて描画し、それを270度回転してbmpに保存。

アプリ。
Startを押すとデータ待ちになるのでPrintLoやPrintHiを押すと転送がはじまる。
転送がやむと(5秒間何も来ない)描画する。

以下のようなbmpができる。(ファイル名は自動連番)

高解像度ではタイトルが来ないようだ。(多分BitDataが低解像度用のものしか用意されていない?)波形はちゃんとくる。
転送は遅い。高解像度で32k低解像度で9kある。0.2KByte/S程度の転送なので高解像度で160秒低解像度で45秒かかる。でも¥900(コンバータ価格)でUSBでキャプチャーできるのは有難い。

ちゃんとUSB-SerialのCom34とかでも動いた。(^^v
これで機能としてはかなり使えるようになったと思う。

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BenchScope(その2)

BenchScopeだが、波形をPCに取り込みたいというのがある。
これにはCDがついていてそれを入れると本体で同じ画面が立ち上がる。
接続は添付のシリアルケーブル(片方がLAN形状の特殊なもの)で接続する。
てっきりCOMポートは指定できるものだと思っていたら指定するところがない。
古いPCのCOM1につなぐとちゃんと動いた。がCOMのないPCだって存在する。

USBで接続したいところだが...。
USB-Serialが売っている。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00557/
価格が¥15,700と本体価格に近い。
BenchScopeの記述には
PCとUSB接続する場合、USB-RS232C変換器は使用できません。
オプションのUSBインターフェース(M-00557)が必要になります。
とあるので特殊なのかもしれない。
COM1に見えれば普通のUSB-Serialでも動くかもしれないが、どういう条件を見ているのか?が定かではない。
テクトロはPCにもUSBで取り込めるし、USBメモリにも書ける。

これでは悲しいので調べてみると
Projects: BenchScope
http://www.majority.nl/projects_benchscope.htm
BENCHPRINT (20 kb, V1.1, Last updated: 2006-04-02)
ってのがあった。
BenchScopeは印刷ボタンがあって、それを押すとSeiko DPU-414 printerみたいなシリアル接続プリンタに印刷できるらしい。
でこのソフトはその信号をbmpに変換保存してくれる。ソースはVB6のものがついてくる。
でComは1-4まで使える。(VBを改造すれば増やせる?)
USB-SerialをかませてCom2でやってみたがうまく行かなかった。ただTraTermで見ていると19200bpsで何か送ってくるのでソフトのせいに思う。
でその問題は後回しにしてCom1でやってみた。画像は出るが化けていてとてもまともな画像には見えない。(TT)
仕組みを追っていくと...
BenchScopeから送られてきたデータは.prn形式で保存され、その.prnをpbmに変換し、それをbmpにするらしい。どうもその.prnが狂っているのかpbmに変換する段階でおかしくなるようだ。
同じ作者のHPにprn2pbmというのがあり、サンプルのprnが入っている。しかしなぜかこれがうまく変換できない。
・PRN-BMP9.EXEだとサンプルはうまく行くがBechScopeのものがうまくない。
・PRNOUTでも同様。(プリンタによってはうまく行かない)
・XnViewはprnはFreeではできず、PlugInの購入画面になる
まあデータの採取からやってみたほうが良さそうな気もする。

プリンタを使う場合はComの制約はないためUSB-Serialでもなんとかなるが、そこで出てくるデータを画像にできないという...。
上のものが動けばいいのだが。(ファームをUpすると動くのかもしれないが怖くてやってない。)

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BenchScope(その1)

興味半分でBenchScopeを買った。
秋月電子で出ているが価格は改定されて多分安くなったのではないかと思われる。
¥16,600なのでかなり安くなっている。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00433/
発売日 2003/10/06
とありかなり古いもののようだ。
スペックは...
■2チャンネル 100Ms/sサンプリング(アナログ帯域20MHz)
■6インチ 大型モノクロ液晶(320x240ピクセル)
■薄型! 奥行き70mm
■軽量! 1.35kg
■サイズ:300x138x70mm 1.35kg
となっていて、アマチュア向けには十分ではないかと思われる。
他にもアマチュア向けには
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-04279/
LCDオシロスコープキット(白抜きLCDタイプ・SMD実装済)06204KPL
があり
¥4,700でお手ごろではある。
但しスペックは
■サンプリング周波数:5MHz
■アナログ周波数帯域:1MHz
で1chというのが悲しい。でも小さいのはいい。

まあテクトロもあるので不自由はしていないが、他はPC接続タイプでPCを立ち上げるのが面倒だしコタツで測定も悪くない。この価格をどう見るかはあるが、自作してもここまでにはならないし、アマチュア工作であれば十分に思えた。

早速購入してみた。
正面から。

上面から。(薄いっていうか)

で操作はボタン+ジョグダイアルで多少面倒ではあるが慣れればどうってことはない。
設定すれば次回はそれを覚えている。(当たり前か...。)

第一印象はとにかく視野角が小さいという...。
つまり正面から見ている分にはいいが、角度をつけると途端に見づらくなる。チルトの構造もあるが、安定しないのもさることながら角度が固定になる。
それ以外は「まあまあ」というか価格からすれば「お買い得」ではあるのだろう。

小さいとか軽いのはあるが、ポケットに入るわけでもなければ電池で動くわけでもない。なので持ち運びはできるが、どこでも使えるほどでもなく、Androidのより携帯性は劣る。ただ立ち上げや性能は上だ。

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PICあれこれ

最近はArduinoばかり使っている。
結局はシリアル、LCD、SW...書くのが面倒。
レジスタすら意識しないで済むArduinoはありがたい。
どうしてもそういうコードを書きたい場合でもIDEが使えるしHexも出せる。
bootは食われるが、Writerが不要なのも大きなポイントで余分な投資が要らない。

いろいろ考えると電子工作だと...
・簡単なIO
 USB-IO2.0でいいのかも。
http://km2net.com/usb-io2.0/index.shtml
機能は落ちるが秋月でも¥1,000である。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-05131/
コンパチなものを自作した人もいる。
http://homebrew.jp/show?page=1435
なのでPIC18F14K50とWriterをもっていればできるのかも。
Androidでも動いたりする。この場合、Hostのソフトが主体になる。
勿論Arduinoでもよく、IOというよりCDC(Serial)通信になる。

・スタンドアロン
ArduinoでいいのだがLCD、SWなどが必須になる。
シールドを買ってもできるし自作してもいいが
http://strawberry-linux.com/catalog/items?code=72002
あたりをArduinoにして使うのが安い。但し
ATMEL AVRISPインシステム・プログラマー AVRISPmkII
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-02582/
みたいなISPが必要。
AVRは殆どISPでやってきてPICはWriterというかソケットで書いていた。
しかしそのAKI-PICプログラマーV4はPIC18F14K50は目下書けないようだ。(TT)
だんだんそうなるのかもしれないが、ここでISPを買うのもためらわれる。
Arduinoをやると
・Writerが不要(余分な投資が要らない)
・CPUのレジスタを覚えなくてよい
 動くライブラリがそのまま使える
・Androidなどにつなげるプロジェクトが多々ある
ので「やりたいこと」に専念できる。
 問題は処理速度ぐらいだが、もともとがアクセサリなのでそう高度なものには不向きではないかと。
つまりはAVRはたまたまかISP->USB-Boot->抽象化みたいなところに進んでいて、とっつきやすい。一方のPICは種類は豊富ではあるがWriter->ISP-->USB-Bootあたりが怪しくまだ抽象化が遅れている感じがする。ホビストにはつらいかも。
開発言語に関してもAVRのほうがOpenに思える。
なので性能云々はあるのだが、開発に重点をおくのならArduinoが最短距離に思える。

話は変わるがH8やSHだとMESというのがある。
http://mes.sourceforge.jp/mes24/
これもライブラリがあってLCDなどは簡単につながるようだ。
ただこのクラスだとLinuxってのもあるので、どこまでこだわるか?みたいなものはある。中でもRaspBerryPiが名高い。
http://jp.rs-online.com/web/generalDisplay.html?id=raspberrypi
¥2,950だし、遊ぶにはもってこい。クロス環境はいるにはいるが...。
これだとTCP/IPでつなぐほうがスマートそう。省電力サーバにいいかも。

AKI-PICプログラマーV4がある。
PIC18F14K50が書けるとUSB-IOとかUSB-Blasterもどきができて面白そう。ただ電圧のせいか書けない。このためだけにプログラマを買うのも...。
・AVRでUSB-IOをつくる
http://homepage1.nifty.com/salt/USB-IO-Mini.htm
・■Altera社のUSB-Blasterとコンパチ
http://www.csun.co.jp/SHOP/200901025.html
でも同じかも。
そういえばBJTAGUSBを使うとUSB-BlasterはXilinxでも動くらしい。
http://www.tmplex.co.jp/jp/bjtagusb.html
¥2,520のシェアウェア。

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CPLDあれこれ

オプティマイズのカメレオンUSB FX2を使ってみた。
CPLDがあって、高速なものはこうなるのだろう。
ただ一般工作として考えると敷居が高い。
いろいろ考えると、
・昔のように小さなゲート数でDIPみたいなものがない。
 時代が変わったのか...。でもあっていいような。
 高いし面倒だし、工作がやりにくい。
・開発環境が面倒
 メーカ(XilinxとかAlteraとか)によってツールは出ていて登録は必要だが無料で使える。ただPICではないが、書き込みツール(JTAG)が必要である。
 言語もVHDLとか敷居が高く情報も多くない。
というので工作でもマニア向け。
 そもそもArduinoのようなフィジカルコンピューティングに慣れると、レジスタすら覚えたくない。そこにもってくるとCPLDというのはかなり面倒。

 まず、工作が面倒なのでそういうボードを探す。
用途が決まっていないのにボードから選ぶのはおかしいがホビー用途なので、用途は後で考えることにする。
・MAX2 CPLDボード(¥1600)
http://optimize.ath.cx/max2/index.html
これはいいのだが、JTAGの書き込み機が必要。
・カメレオンUSB FX2(¥4980)
http://optimize.ath.cx/cusb_fx2/index.html
FX2から書き込みできるのでJTAG不要。但しFX2と結線されている部分がある。
・MACHXO2-1200ZE 評価ボード(¥2600)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06174/
USBから書き込みできるのでJTAG不要。
・CPLD/MAX II EPM240ボード(¥2800)
http://www.csun.co.jp/SHOP/200901023.html
ホビーならこの程度のように思えてきた。
それ以外にも
http://www.make21.net/products/cpldpickit/index.html
で「CPLDでPICの周辺回路を作るキット」ってのがあったらしい。
これはXilinxでプリンタポート経由の書き込みができたみたいである。
ただ秋月では(もう?)販売していない模様。
XilinxのCPLDが40pinのDIPになっているみたいなので、これだけ売っても売れそうな...。
それはともかく、こういうXilinxがなかったのは時代かしら?AlteraのMAX2が多く、Latticeが1種。

開発環境は
Xilinx:ISE Web Pack
Altera:Quartus 2
Lattice:Diamond
になる。JTAGのライターも各社のIDEでサポートが決まっている模様。
例えばAlteraのUSB-Blasterは$300もする。ホビーにとっては高すぎる。

勉強するのなら
・カメレオンUSB FX2(¥4980)

・MACHXO2-1200ZE 評価ボード(¥2600)
がよさそう。JTAGが要らないわけだし、これだけで事足りる。電源もUSBの給電でOK。

もう少し本格的なのなら
・MAX2 CPLDボード(¥1600)
ではないかと。安いし供給がよさそう。

そうなると書き込みはオプティマイズに
Byte Blaster MV互換(JTAGライター)
なるものがあってKitで¥1000。
ただ今更プリンタポートはないような気がする。

調べてみると純正のUSB-Blaster以外の互換品でTerasic USB Blasterというのがある。
以下が¥7,350だった。
http://www.azumino-denshi.com/SHOP/AZOTUSBBT00R00.html?prd=google_ps&bid=56000000
もっと調べると
■Altera社のUSB-Blasterとコンパチ
http://www.csun.co.jp/SHOP/200901025.html
ってのが¥3,750でまあ射程距離にある。
自作している人もいて
http://sa89a.net/mp.cgi/ele/ub.htm
だともっと安い。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-05499/
PIC18F14K50使用USB対応超小型マイコンボード
と抵抗ぐらいでできそうだ。(但しPICWriterをもっているのなら。AKI-PICプログラマーV4はPIC18F14K50は目下書けないので要注意)
道具の道具にも¥がかかるのは余計ネックかも。

時代は変わるのかもしれないが
・MAX2 CPLDボード(¥1600)
・Altera社のUSB-Blasterとコンパチ(¥3,750)
がいいのかな?
または
・PIC18f14K50で自作

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Arudino UNO R3(その4)

Arudino UNO R3の話ではないが
・シリアルRAMはどの程度の周波数で動くのか?
というのが残っていた。

SPI-SRAMはこちら。
http://arms22.blog91.fc2.com/blog-entry-403.html
スイッチサイエンスで購入。
電源が3.3Vなので要注意。インターフェイスはコンバータが入っている。
32Kらしいので0x7FFFまでに思うが0x8000みたいなサンプルが出てくる。
0x8000=0x0000なのかしら?

そこは気にせずベンチを書く。
1024byteの書き込みで7pinがHigh、読み込みで7pinがLowなのでオシロで観測する。

#include
#include
SPISRAM myRAM(10); // CS pin
int out_pin = 7;

void setup()
{
pinMode(out_pin, OUTPUT);
digitalWrite(out_pin, LOW);

Serial.begin(115200);

SPI.begin();
SPI.setBitOrder(MSBFIRST);
SPI.setClockDivider(SPI_CLOCK_DIV2);
SPI.setDataMode(SPI_MODE0);

}

void loop()
{
int i;
digitalWrite(out_pin, HIGH);
//Byte write...
for (i = 0; i < 1024; i++){
myRAM.write(i,(byte)(i &0x00FF));
}
digitalWrite(out_pin, LOW);
//Byte read...
for (i = 0; i < 1024; i++){
myRAM.read(i);
}
}

結果はReadもWriteも25msだった。なので1Byte=24.4us。ってことは40KHzのような。
ちょっと微妙な感じ。
まあオシロに使ったとしても、40KHz以上のものは作れない。2chとすると20KHzになる。今の倍速は出そうだが...。

何もない今の方が美しいって気もする。
ってことはそれ以外の用途になるのか...。

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Arudino UNO R3(その3)

気を取り直して次の課題に...
・ADを含めて素のArudino UNO R3でどこまでいけるのか?
であるが115200bpsでも動かないArudino UNO R3ではどうしようもなく、結局はFTDIでやってみた。
やってみるとFTDIだとどれもアプリが落ちるということはない。ってことはドライバにどこか足りない点があるのかしら?

1.転送速度の高速化
115200bps 正常動作
230400bps 正常動作
460800bps おかしな値を示す
921600bps 上よりさらにおかしな値を示す
となっていて、230400bpsあたりが限界のようだ。
で、これでやると2.5Khzが5Khzになるか?といえばそうでもない。
そもそも460800bpsとか921600bpsでも倍々になる様子もない。

2.ADの高速化
どうもADの部分がかかっているようだ。
100us=10KHzほどなのでは?違うかな?これだとどう頑張っても5KHzだ。
Arduinoは普通だと10bit保証している時間をかけているが転送が8bitなので
例えば
ADCSRA = ((1<<ADEN) | 4); //16M/16=1Mhz(max) 13us
と1MHzのクロックにすれば...。
ADCのセットアップの後にやった。
115200bpsだと、そちらがネックになってさほど効果があるようにも見えない。
ただ倍速にすると効果が出る。

またADCも割り込みであれば転送時間に隠れさせられる可能性もある。
http://garretlab.web.fc2.com/arduino/inside/arduino/wiring_analog.c/analogRead.html
を見ると割り込みは使ってない感じ。
ここに割り込みを使う手もあるが、もっと手っ取り早くは
・AD開始
・AD完了待ち
・送信開始
・送信完了待ち
みたいにせずに
...
・AD完了待ち
・送信開始
・AD開始
・送信完了待ち
・AD完了待ち
・送信開始
・AD開始
...みたいにすれば待ち時間がかなり隠されて早くなりそう。
ただArduinoは送信も割り込みになったらしいし。
これらを自前で書くことはどうも...。
全部そうすればいいのかな?追求の余地がありそう。

3.余分な時間の短縮
Serial.flush();
のあとの
delayMicroseconds(100);
は外してもOKでこれは速度があがった。(ただ少なくして残したほうがいいのかも)
エラーはbpsをあげない限りは大丈夫のようだ。

まとめ)
速度をあげていくにつれ感じも良くなるが...それでも遅いような。根源的に桁が違うというか...。
bpsをあげると多少なりとも早くなるが、今度はADが問題になる。
あまりあげてもデータがおかしくなるだけのようで230400bpsが限界の模様。
それにAndroidの受信が追いついているのか?という疑問もある。(Thread.sleepが入っているがこれが曲者かも。)

結論としては
・Arudino UNO R3は何らかの工夫が必要
 ドライバなのかもしれないが詳細不明(とりあえずは保留)
・230400bpsならFTDIでかろうじてとれている
 焼け石に水かもしれないが倍速にはなるが信頼性は不明
・ADも工夫しないと高速にはならない
 そちらは35kHzぐらいにはなるかもしれない。
 きちんとやるならArduinoのライブラリではなく自前で記述する必要がある。

今のところは最高でも4KHzのオシロって感じ。
頑張れば倍速ぐらいまでにはできるかもしれないような印象。
ただ転送に関しては、汎用的には安全をとって115200bpsの方がいいように思う。

<その後>
・通常は115200bpsとし、
 ArduinoではdelayMicroseconds(100);
 AndroidではThread.sleep
をそれぞれ削除。これで4KHzのスコープができる。
・倍速化として
 ADの高速化。元々は125KHzなのを1MHzにする。
方法1)
 arduino\hardware\arduino\cores\arduino\wiring.c
 で308行ほどの以下の2箇所をコメントアウト。
sbi(ADCSRA, ADPS2);
//sbi(ADCSRA, ADPS1);
//sbi(ADCSRA, ADPS0);
方法2)
SetupにADの設定後以下を追加。
ADCSRA = ((1<  この方がスマートでよい。分解能は8bitになる。
・転送速度を115200bpsから230400bpsにする

 とやると8KHzほどのオシロになった。2chで8KHzなので1chだと16KHzというか転送も変えれば20KHzぐらいは出るかもしれない。
 現状:転送が5KHz/chでADが5KHz/ch。総合で2chで4KHzほど
 倍速:転送が10KHz/chでADが35KHz/ch。総合で2chで8KHzほど
というのが結果。

これ以上はbpsをあげると転送がおかしくなってしまう。
Arudino UNO R3に期待したが望むべくもないのか実力不足なのか...。
やる気が一番問題かもしれない。(TT)

このあたりで挫折して一気にRAMの情熱がうせてしまった。
そのうち気を取り直せばやるかも。

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Arudino UNO R3(その2)

次のテーマの
・Arudino UNO R3はAndroidにつながるか?
をやってみる。
まずは、そのままさすと何か反応があるかと思ったら無反応(TT)
しょうがないので自分でやってみる。

元にしたのはFTDIのもの。
http://d.hatena.ne.jp/ksksue/20111103/1320347853
https://github.com/ksksue/FTDriver

ここには汎用的なCDCクラスがある。
なのでUSBViewなどでVIDやPIDを調べる。
VID=0x2341,PID=0x0043(手持ちのもの)
bcdDeviceは1(USBViewで見える),numOfChannelsも1(多分)。

http://digital.ni.com/public.nsf/allkb/1DEC366794E3584A862570980007A73A
それでソースを修正する。
FTDriver.javaで
new UsbId(0x0000, 0x0000, 0, 1, FTDICHIPTYPE.CDC), // CDC
の下ぐらいに以下を追加。
new UsbId(0x2341, 0x0043, 1, 1, FTDICHIPTYPE.CDC), // CDC

ついでにボーレイト部分も修正する。
public static final int BAUD230400 = 230400;
の下ぐらいに以下を追加。
public static final int BAUD460800 = 460800;
public static final int BAUD921600 = 921600;

おまけでをdevice_filter.xml修正する。(<>は全角になってます。)
<usb-device vendor-id="1027" product-id="24596" />
の下ぐらいに以下を追加。
<usb-device vendor-id="9025" product-id="67" />

以上でFTSampleTermをリコンパイル。

でやってみるとちゃんとつながる。(^^)
が...115200bpsでも文字化けする。(TT)
FDTIScopeというかオシロをやってみると115200bpsでもアプリがクラッシュして立ち上がらない。FDTIだと何事もなく立ち上がる。
これも想像だが、Arudino UNO R3はAndroidだと115200bpsはきついのかもしれない。
FTSampleTermはクラッシュしないが、FDTIScopeはバイナリのストリームのせいか非常に弱い。稀に立ち上がるが、その時でも正常に描画できずかなり取りこぼしがあるようだ。

とどのつまり、FTDIの方が安定しているような気がする。恐らく水晶を変えたほうが信頼性もあがるように感じた。
どうもUSB-Serialの処理能力のような気がする。つまりATmega16U2よりはFTDIの方が処理能力が高いような...。115200bpsでもかなりきつそうな印象がある。(バイナリの連続データの場合)

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Arudino UNO R3(その1)

誘惑に耐え切れず、さしたる目的もないままArudino UNO R3とRAMを購入。
目的といえば、幾つか疑問もあった。
・Arudino UNO R3は921600bpsで動くか?
・Arudino UNO R3はAndroidにつながるか?
・ADを含めて素のArudino UNO R3でどこまでいけるのか?

・シリアルRAMはどの程度の周波数で動くのか?

まずは
・Arudino UNO R3は921600bpsで動くか?
をやってみる。

以下のコードを書いてみる。
void setup() {
//Serial
Serial.begin(921600);
}

void loop() {
Serial.println("1234567890abcdefg");
Serial.flush();
//delayMicroseconds(25);
}

Arudinoのターミナルは115200bpsなのでTraTermでやってみる。
結果...時々文字化けする。(TT)
115200bpsだと文字化けしない...というか見ててもわからない。
文字化けというか見ていると行が長くなったり短くなったりするのでわかったりする。
何%正しいのか?は、はっきりとはわからないが95%は正しいのかもしれない。

原因というかどうもシリアルコンバータの能力を超えているような感じ。
上の
//delayMicroseconds(25);
をコメントを外すと文字化けは結構少なくなる。
25を減らすとエラーが増えて、増やすと減る。シリアルというよりUSBのReadか何かでオーバラン気味なのかもしれない。
パケットが64byteなので例えばデータを64byte以下にして、十分待ち時間を置いて(ここで何か処理する)また転送すれば問題ないのかもしれない。
なので使い方にもよると思われるが、オシロのようにずっと休まず転送し続けるものには不向きなようだ。(TT)

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赤外リモコンリピーター(5)

赤外リモコンリピーターのまとめ。

方式を考えるといろいろ考えられるが一長一短があって実用的になるとやはり赤外リモコンリピーターになるのか?

案1)リモコンの到達距離をのばす(ビーム化)
 リモコンの出力でもこれを光学系でビーム化する。
 例えば懐中電灯の凹面鏡などを利用して到達距離を伸ばす。
 通常は4-5mであるが8m程度はいけるかもしれない。やってみるとやらくシビアになってずれると反応しない。
 何気なくリモコンをもって操作できるわけではなくなり、リモコンを固定するようなものがなと使えない。
 利点としては後付でできるし電気を使わない。

案2)リモコンの到達距離をのばす(出力Up)
 リモコンの出力Upする。出力は赤外LEDなので
・LEDを高輝度タイプにする
・LEDの電流をUpする
・LEDの個数を増やす
などがある。外付け回路(や電池)も必要になるが規模は大きくない。
 やったことはないが、電池の持ちを考えなくていいのならパルス点灯で100mAはOKかもしれない。
 どの程度のびるか定かではないが距離を倍にするなら4倍つければいいのかもしれない。つまり4個で10mとか。実験している人もいたがページをメモするのを忘れた。
 これだと向ける方向ぐらいで10mは届くかもしれない。電池は消耗するだろう。

案3)リピーター(出力をのばす)
 受光を伸ばすのはみたことがないが、これはノイズとか設置上の問題だろう。
・簡易型
 簡易型が一旦検出した信号でそのまま再び変調して出力する。
 利点は回路が簡単になり解読も要らないので機種依存製が少ない。パルス幅はともかくパルス周期は変動しないと思われる。
 信号は劣化するとは思われるが、実用的にはシンプルで安定していると思われる。
 一般的には出力からの信号を電気的に線材で長くするが100mぐらいまで届くとの話もある。大掛かりにはなるが安全にも思う。
 やってみて感じたのはやはり「信号劣化」の問題で、受信までを普通に使うのなら、送信は機器の直前ぐらいがいい。離れても光は届くし動作もすることが多いが2度信号劣化することになるのでやめたほうが良い。送信部を機器から3mぐらい離すと方向にシビアになり動作も不安定になった。
 後、機器とLEDを離す距離が大きく、リモコンとそのLEDがある程度の範囲だとリピータ回路は「リモコンの直接光」以外に「自分が発光した光」までもひらうので誤動作の原因にもなる。くっつけるのが安全確実。

・再送型
 一旦、信号を解読し、それを新たな信号列として送信する。原理的には複雑になるができないことはない。高いものはそうしているのかもしれない。
 ただ「リモコンの光」と「自分が出した光」を両方受けてしまうとやはり誤動作の原因となる。

 どちらにしても「強い光」「発光を機器から離す」のは誤動作の原因になりやすいのでやめた方がいい。

 購入するか自作するかは人にもよるが、原価そのものはそうかからない。各部品送料やケースも考えるとさほど大差ないかもしれない。
 個人的なお勧めは「赤外リモコンリピーターの簡易型」でいいと思う。複数台をカバーできるように増設できるものもある。(RP-01は別売りオプションで可能)
 結局は長いケーブルが面倒になると思うのでRP-01あたりはいいかもしれない。自分で延長してやるのならCypressでもいいかもしれないが。

 やると快適そのものになってiPhoneもAndroidPadも使わなくなった。(^^)
電源投入もできるし...。

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赤外リモコンリピーター(4)

工作ではないがYahooオークションで

隣室/死角の機器を操作 赤外線リモコンリピーター(中継器) RP-01

というのを見つけた。
3,980 円とCypressより安いが、出力は1ch。いいのは¥100/mでコードをカスタムで延長してくれるところ。標準が5mなので、15mだと+1000円で15mになる。普通のステレオコードでもいけると書いてある。
例えば¥100ショップで3mの延長コードがあるので3-4本買えばそれでもいいようだ。信頼性はともかく...。
以下、オークションの写真。



面白いので買ってみることにした。実はケーブル+LEDが欲しかったというか。
LEDは前の載せた以下。

ちなみにケーブル15mで一番安いのは
・ダイソーでオーディオステレオの3mの延長ケーブルを5本(¥525)
・LANケーブル15m(¥800ほど)
だった。LANケーブルが意外と安い。

購入したらすぐに届いた。(^^)

すぐにあけてみる。(^^!

ってしっかり555だったりする。
自作と一緒かも。2台になってしまったが、ま、いいか。

その後、AVRのTiny2323で作成したが、ここまで要らないのか...。
あまりあってもしょうがないし。
Tiny2323ならこれかな?Megaでやってあるけど組込用かな?
http://elm-chan.org/fsw/irctrl/00index.html
さすがChanさんだな。

実用性から行くとこれで十分にも思った。
・RP-01はケーブル長をカスタマイズしてくれるのがありがたい
・オーディオステレオの延長ケーブルでも延長できるのもありがたい
・(説明によると)100mまで実績がある(らしい)

実験していて思ったのは
・発光を強烈にするのなら最初のリモコンだけでやった方がいい
 リピータでやると自分にも戻ってきて誤動作する
 指向性を強めると保持とか結構難しい
・発光は対象装置付近で小出力の方がよさそう
 少なくとも自分に戻ってきて誤動作はしない
・受光部は外乱対策すること
 とにかくここが肝なのでケースに入れるなどする。受光部の電源にはコンデンサを。
・電源は5V(など)で安定なものを使う
 38KHzはきちんと出力する。VR調節は不要にしても定数は近くする。
とやれば、案外555でもいけるような。
 15m程度のケーブルも安く入手できるので自作でいいが、部品を集めたりする手間を考えるとRP-01はいいかも。送料を入れるとCypressと似たようなものなのでそちらでもいいのかもしれないが。

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赤外リモコンリピーター(3)

赤外リモコンリピーターの続き。

LEDなのだが、いろいろ考えて3LEDにして出力にFETを入れ、それぞれ100mAを流してみた。(パルス駆動の最高電流よりは低い)

普通のリモコンだと(環境にもよるが)5-6mぐらいだが、こうすればさすがに強烈だろうと思ったが、若干飛距離が伸びただけで8m程度。しかも指向性というか相手にきちんと向けないと反応しない。

実はこのあと、¥100ショップの懐中電灯をバラして内蔵させてみた。
(とってあった写真は間違えて消去)
反射板を利用するというか。これでものびるが、指向性はますます強くなった。

他にも欠点というか、あまり光を強くすると、その反射が自分に帰ってきてそれで誤動作するような傾向にある。そうなると発振っぽくなってしまう。
そもそもどの赤外にも反応して300mAも流れるってのはエコではない。
15mでは、障害物もないではないので動作も安定せず、飛距離でかせぐのはやめることにした。

リピータ後の赤外線は別にどこのリモコンのでもいいが、今回はRDだけを対象とするので1台に絞った。

寄りすぎていてボケでいるが、RDの赤外の上にLEDをつけた。

なので555からLEDまでが15mある。
この方が安定度が高い。

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赤外リモコンリピーター(2)

とりあえず手持ちの部品で制作。
赤外線センサーは手持ちのものは3.3V用で5Vでは動作しないのでレギュレータで変換。
555とトランジシタ1個と抵抗・コンデンサでできる。
38KHzは一応ボリュームであわせる。
・555で38KHzを発振
・検出した信号を反転して555のRST端子に入れ、Onの時だけ発振するようにする
・555の出力から直接20mAほどとってLEDを点灯させる。
こんな感じ。

外乱をなるべく避けるためケースに入れた方がいい。

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赤外リモコンリピーター(1)

前にも書いたが、離れた場所にRD(VARDIA)があってビデオケーブルで2箇所で見られるようになっている。
その1箇所というのはコタツであって冬場はここから離れられない。

ビデオケーブルではなくHDMIにして赤外付きのものもあるので、そうすれば良いのだが、価格が高かったのと15mもあるとちょっと不安もある。画質を考えるとそうした方が良かったし、結果的に今回のものを足すと価格も微妙になってくる。

そういうのを検討すると、今度は8番組録画のHDDレコーダにすればそういうことからも解放されそうに思う。まあ、そこまで高くはならないがきっと新しい方が便利だ。

とにかく今でも15mがビデオで繋がっているので見えるには見える。ビデオトランスミッタよりは安定性がある。

で問題はリモコンだがRD(VARDIA)はiPhoneやAndroidで使える。RZタグラーってのがあって、それで機種を選択するとリモコンがつかえる。勿論PCでもリモコンがつかえる。これはこれで便利ではあるししばらく使っていたのだが...。
・PCで立ち上げる場合はPCの起動が遅い
・iPhoneやAndroidではそうでもないが、iPhoneは小さく隣のボタンを押してしまう。AndroidはPadなのでそうでもないが、ボタンがタッチパネルというのは「そこを押した」という感触がなく操作性はリモコンに劣る。また電源ボタン(On)は使えない。
第一、iPhoneやAndroidが手元にあるとは限らない。

それやこれやで、やはり離れて操作したくなる。
ビデオやHDMIのケーブルが売られているので調べてみるとHDMIには通すものがある。そもそもRegzaリンクできればそれで動きそうだが、これは高い。

次に調べると、「赤外リモコンリピーター」というのがある。
ただこれがとんでもなく高い!!売れないからだろうか?
Cypress IRリピーター CIR-12 というのがあって、¥4410なので、これならまあ手が出そうだ。

http://www.ysol.co.jp/cat5_ext/ext/cypress/cir_12_03.html
を見ると受光部が伸びるような感じで7m。発光部は3mなのでこれは設置部分なのだろう。2chの出力がある。
15mなので7mでは足りず、自分で改造することになりそう。

方式はいろいろあるが、簡単なものだと自作もできる。
豪華になると一旦コマンドを取り込んで、それを再送すればいいのだが、それだと全てのリモコンの解読になるので高くなるのだろう。
簡易型の場合、取り込んだデータでOnの部分に再び38Khzの変調をかけて出すだけ。基本的にリモコンが出したのと同じものを出す。
ただ外乱があるのでそのあたりが実用性の分かれ目なのだろう。

簡易方式にも2種あって
・555(タイマーIC)でやる方法
・PICやAVRでやる方法
がある。後者は慣れた人なら簡単かもしれないが、555は製作例も多い。
多分、一旦受信した時点でOnの幅などは変化しているものの、周期としては変化しないのでこれでも動作するのだと思われる。

電子工作なので自作してみることにする。

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Arduinoで遊ぶ(2)

USB-Hostシールドが不良ではないかと思って注文した。
スイッチサイエンスは即日届くので有難い。

で交換したら今のところは大丈夫っぽい。
これも半日の結果なのでその後はわからないが。

次に、このPasoriのデータを無線にしたくなる。
イーサネットが面白そうだが、WiFiは高い。(TT)
PPPoEという手もあるが、これは受け側もそうなるので面倒。
そもそもADKが来るまでの遊びなので、悩んだあげくXBeeで行くことにした。
なんのことは電源とTxDをつないでおしまい。
XBeeの設定がよほど面倒だった。
・Host
 コオーディネータにする。
 PANを設定する。
 ATモードに設定する。(APIにはしない)
・デバイス
 ルータ&デバイスにする。
 PANを設定する。
 ATモードに設定する。(APIにはしない)
 相手アドレスを0にする。(Hostは0になる。)
で、透過モードになる。
9600bps程度が良いらしい。データ化けの話を聞いたりする。
XBeeは3.3V系なので、TxDはレベル変換する。抵抗の分圧でいい。(SparkFanのがそうなっている。)

XBeeの設定がややこしいが一旦動けばあっけない。
Hostはつないでいるので、その場でX-CTUで書き換えできるが、デバイスはいちいち外すので結構面倒だったりする。
後、Digi社のLinkが間違っていてページに飛ばなかった。そのうち修正されるのだろうけど、これでよくクレームが来ないものだ。
当然X-CTUからもUpDateができない。

まあこういうのがあるとX-Beeの設定をまじめにやれば、タイムカードぐらいは出来そうだ。
・X-Beeを1:Nに設定する
・Idmだけ送信する
・OK/NGを音で知らせる
みたいにしてHostはそのIdmで個人を特定すれば良い。お財布携帯でもOKなので安上がりかも。
 ってどこかにあるっていうか。Arduinoのはさすがにないような...。

 

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Arduinoで遊ぶ(1)

ADKをやってみたいと思う。
ただ、Android3.1がいるので実機が届かない。
注文が届くのはもう少しかかるらしい。
なので、接続用のものを先に試すことにした。

ADKでも専用のデバイスを買うとこれがまた結構高い。
Androidパッドが買えるかもしれない。(中華パッドの場合)
で、Arduino+USBホストシールドでやってみる。
http://side2.jp/2011/05/try-adk-part1/
に3回にわたって連載されている。

結局はこれと同じようにしてやってみることにしたが、実際は殆どが互換品というかパチものになる。

Arduinoは秋月のものを使った。

【はまったポイントその1:電源供給】
USBから電源をとらない場合、
・ArduinoのジャンパをExtにする
・USBシリアルのJ2ジャンパを外す(そうしないと+5Vがショートする)
になる。
これでVinに+5V+2V程度で9Vほどのアダプタをつけると動作する。

で、USB-Hostシールド。
これはページにもあるが、
・上のようにしてVinから(9Vほど)とるか
・PowerのスイッチをOffにして+5Vからジャンピングするか
になる。
ADKの場合は外部電源がいるのでVinからとるのがいいような気がする。
できれば電源の5V動作がいいが、そうなるとレギュレータ部分を本体・USB-Hostシールドとも変更になる。

USB-Hostシールドはテストソフトも入っているので動作確認はできるが、これだけだと面白くない。
ADKなしで遊べるものはないかと探すと
http://d.hatena.ne.jp/NeoCat/20101123/1290514516
にPasoriをつなぐライブラリがあった。

【はまったポイントその2:ArduinoのVer】
ただ、これに限らず、Arduino0.23では動くがArduino1.0だとコンパイルが通らない。
なんだかincludeが変わったようだ。なのでArduino0.23でいくことにした。
古いのもおいてあって助かった。

【はまったポイントその3:USB-HostシルードのVer】
SpakFannoページを見ると
Max3421e_constants.hの
#define MAX_GPX 8
#define MAX_RESET 7

#define MAX_GPX 7
#define MAX_RESET 8
と書き換えるようになっていて、Sparkfun仕様らしい。
http://www.sparkfun.com/products/9628
ただその後変更したようで両方が混在する。
http://twitpic.com/5yp0yb
で自分のものは修正されていた。
なのでヘッダは修正しなくてもOKというか修正するとまずい。

以上でやってみると、動作した。
しかし、半日使っていると
OSCOKIRQ failed to assert
が出始めて、そのうちこればかり出て動かなくなった。
ネットを漁ってみたが解決方法がよくわからない。
Arduinoは動いている風なのでどうもUSB-Hostが怪しい。ボードを抜くと同じメッセージになりSPIでレジスタの反応を見ているようだ。
いろいろ探すと発振器ではないか?という話がありつけ変えてみた。(12MHz)
症状は変わらない。
どうも初期不良の地雷を踏んだような気がする。
勝って半日ではあるが、この手は完成品ではないので、ハンダもしてあるし不良返却もできそうにない。
泣く泣く再度注文することにした。

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放射能検出器Kit(7)

iPhoneにはPocketGeigeとしたのでAndroidに自作のものをつけることにした。

ソフトは「SimpleTHreadSoundGeiger」というソース開示のものを利用。
http://www.computerartisan.com/company/work/open_geiger/index.html
株)シーエーさんだが販売しているのかよくわからない。

ずっと見ていると時々大きなパルスが出る。
ただ音声にはなぜかノイズも結構ある。
最初、ノイズレベルからスライスを作成しようとしたが余計に間違えるので戻した。

オリジナルは5000が基準になっていて、ハードもあわせてあるのかもしれないが検出しない場合もある。

スライスが変更できないのも不便なのでつけてみた。(この後、カウンターリセットもつけてみた。)
せっかくなので設定も記録するようにした。

換算も違うようで、なんでか合わない感じだが、そう違っているわけでもない。
自分のAndroidはレジュームすると入力も切るようで検出できなくなる。
これはこれで正解なのかもしれない。

しばらくつけておくとそれらしいのでこのままにしておくことにした。
Androidでも内蔵マイクはあるので、スピーカを鳴らして接続する手法はありそう。
ただ測定時間が長いので、なんだか他の音もひらいそうだ。
カバーをつければそれなりだろうが、直接は捨てがたいものもある。


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放射能検出器Kit(6)

そうこうしていたら、PocketGeigerが届いた。
半完成で
・Friskを買ってくる
 ケースに穴をあける
・アルミホイールでフィルタを作る
 ただ折るだけというか
だけでできてしまう。

あっさり完成した。

ついでなので波形を見てみると結構ノイズっぽい。
ずっと見ていたが検出の瞬間は見えなかった。ただ検出はする。
換算は気になるがあっているのだろう。
HPには測定データもあるし。

Friskに収まるというのはこれはこれで感動的でもある。

<作ったものの内容>
1)ポケットガイガーKIT
http://www.radiation-watch.org/p/blog-page.html
販売価格: 3500円(税込)
2)その他
9V電池、Frisk、アルミホイルなど。
・iPhone
 PocketGeiger(Proは有料)

<回路図>
 PocketGeigerProに内蔵されている。

<製作のポイント>
 マニュアルどおりってことで。
 マニュアルはついていないので
http://www.radiation-watch.org/p/assembly-manual.html
で組み立て
http://www.radiation-watch.org/p/users-manual.html
で操作する。
 難しい部分は何もないというか。
<測定>
オシロがあるといいがもってないのなら、iPhoneのAudio Scopeというのが¥85で、これでもマイク端子は測定できる(が機能は低い)
ないよりは良い程度。

<校正>
これができているってことで購入したのだが、自作と違ったりして戸惑う。
こっちがあっているのだろう。(と思う)

<感想>
よく出来ていると思う。
しかも価格も安い。ソフトは有料だけどPro版の方がいいと思う。やはりグラフで見えると安心する。
下手に自作するよりこちらの方がよほどスマートで信頼できそう。
欲を言えば、iPhoneを充電しながら使いたい。勿論できるが、9V電池を使いたくないというか。
放射線測定は時間がかかるので充電しているときに測定してくれて、充電完了した時でも見ることにすれば毎日使うかも。

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放射能検出器Kit(5)

放射能検出器の自作のまとめ。

<作ったものの内容>
1)aitendoの基板
http://www.aitendo.co.jp/product/3436
放射線モニターきっと[RM-LM3900-KIT]
販売価格: 900円 (税込)
2)S6775(浜松ホトニクス)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-04806/
Si PINフォトダイオードS6775
1個 ¥500(税込)*4個
3)その他
9V電池やスナップ、iPhone用4pinコネクタなど。
・iPhone
 GeigaerBot乃至はPocketGeiger(Proは有料)

<回路図>
1.ICの電源を9Vにする(5Vでも動作はするが設計意図と違うような)
2.iPhone用に出力を出す
 iPhoneの保護と、ソフトによって電圧センスが違うのでVRにしてあるが、固定抵抗でもよい。
3.LEDのみ配線
 後段のアンプ(コンパレータ)は使用していないが、LEDはついていた方がいいのでそこは配線した。ブザーは省略(やかましいので。)

・修正回路図

<製作のポイント>
とにかく「センサはしっかりシールドすること」に尽きる。
絶縁テープを巻いて、アルミテープをしっかり巻く。
隙間から光が入らないようにする。
・シールドはGNDに落とすこと
・線は短くシールド線を使うこと
とにかく、そのあたりは気を使って組むこと。
それ以外はそう難しくないと思うがとにかくシビア。
例えばフォトダイオードの接続部分はノイズ減というか離さないとうまくない。
入力部分はとにかくノイズに十分配慮しないとこれでも厳しい。

<測定>
オシロがあるといいがもってないのなら、iPhoneのAudio Scopeというのが¥85で、これでもマイク端子は測定できる(が機能は低い)
ないよりは良い程度。

<校正>
と言ってもすることは「出力レベル」ぐらい。
何か放射線を出すもの(「マントル」「トルマリン」など)をもっていれば反応で「壊れてない」ことはわかる。
正しいというか公式的な数値は
http://atmc.jp/
でわかる。0.05uSv/hが正しいとすると6cpmが正しい模様。
ただ
http://ascii.jp/elem/000/000/060/60433/index-4.html
にあるように13cpmという話もあるし、どうも測定しているとそいういう感じになる。
換算式で1uSv/h=120cpmというのが相場らしいが、ポケットガイガーではここも設定できる。
測定の時間帯というより測定時間によるようで0.1uSv/h-0.05uSv/h程度までいろいろ出たりする。(^^!
測定時間はかけたほうがよく20分程度の値で見るのがよさそう。そうやると13cpm程度になることが多い。(0.1uSv/h)公式の倍だけど。


http://www.ustream.tv/discovery/live/all?q=%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BF
を見るとそんなにおかしくもないのかも。
公式の値とあわないのも気になるが。

<結論>
これでも¥3500程度になるし、部品の手配が複数のお店になるため、送料を考えるとあっさり¥3500はオーバーする。
またFriskには入るほど小さくはならない。
ダイオードは少なくしていけば、感度は悪くなるが安くはなる。
ただ見ていると、このあたりでもきつそうな感じだ。

感度はそれなりではないかと思うが、これをやるのならPocketGeiger(¥3500)を買った方が多分完成度は高いと思う。(コンパクトになる。)
半完成なので工作の楽しみも味わえる。ケースはないがFriskでいいのならお手軽だし。

その後、PD638Cを5個使って自作回路でやってみたがノイズが多くて挫折。
やはりフォトダイオードは大面積がよさそう。
ここが安定でないと余計な苦労があるだけで、いいことがない。

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放射能検出器Kit(4)

サトー電気からコンデンサや抵抗を待っていたら秋月の方が早く届いてしまった。

ついでというか、S6775(浜松ホトニクス)を4つ頼んでおいた。
これは1個@500なので4個で2,000になる。
Pacific Silicon Sensor製の「PS100-7-CER」だと1個5,000ほどなのでそちらの半額にはなるが、それでも高いかも。

aitendoの基板でも動くのではないかとやってみた。
ICの電源は9Vにした。

・まずS6775を4つ並べる

・次にそれに絶縁テープを巻いて、その上にアルミテープを巻く
でもってそれをGNDにつなぐ。(そのほうがシールドできる)
で、それをaitendoアンプにつなぐ。この時もシールド線(短いもの)を使う。

かなりシビアな回路なので、このあたりをまじめにやらないとまず動かない。
まじめにやっても動かないかもしれない。
aitendoはセンサがある程度高感度の前提になっている。

・後はiPhoneでやらせることにする
 その場合U1Bの出力からコンデンサを介してiPhoneのマイク端子に入れればよい。
過大入力はまずいので抵抗で分圧して入れる。小さいとまじめにかうとされず、大きいとノイズとして今度はカウントされすぎる。
でaidendoで買った4極のケーブルだが、3本しかつながってない。(TT)
しょうがないのでカッターで分解してコネクタ部分のみ利用。

1本ケチっても付加価値が下がるだけにも思うが...。
まじめに4本配線してほしかったりする。

・iPhoneにつけて完成

GeigerBotやPocketGeigerを使えば測定できる。

測定なのだが、オシロをつなぐとまじめに出てこないぐらいシビア。
テクトロのオシロでこうなのか...。
iPhoneのオシロで見えるが、そもそもCPMだと6CPM前後ってことは、10秒に1度観測できるかどうかで単発の信号(幅は50us以下らしい)を捉えることになる。
それらしいのは見えるが、あっているのかどうかわからない。

えっと普通は0.05uSv/hぐらいなのでcpmに換算すると120*0.05=6ぐらいだと思う。多分...。

それを頼りに、実際にやってみるとGeigerBotとPocketGeigerでは数値が違う。(^^!
GeigerBotは0.05uSv/hと出てくる。これはまあっているように思う。
しかしPocketGeigerは48uSv/hと出てくる。
その差1000倍。(^^!
測定器とは言えない。(TT)
http://atmc.jp/
を見ると
0.05uSv/hが正しいようでGeigerBotは信じてよさそうだ。
そこでおかしなPocketGeigerを調べると、「Noise」の表記が出るくるので恐らく入力が大きすぎるようだ。どうもパルスが大きい(目盛りを振り切る)とそう出るようだ。パルスの高さも見ているのか。
抵抗の分圧を変更したら「Noise」は出なくなったが、値はまだ大きい。
でもCPMはあっているような感じだ。
おかしいと思ってCPMとuシーベルトの換算を見てみると11ぐらいが設定してある。ここって120じゃないかと。
ここを120に設定すると無事0.03uSv/hになった。

トルマリン(らしきもの)を近づけると、数値があがるので動いているような気がする。
ただシビアなので人間が触っても動くようなところがある。平均化するので長時間触らなければOKだとは思うが。

総論としてはS6775*4を並列にしてaitendoにつなげば動くっぽい。
このスタイルで総額は¥1000(アンプ)+¥2000(フォトダイオード)+アルファ。
これならポケットガイガーの方がいいかも。
それでもフォトダイオードが1Chipでやる場合の半額にはなるがノイズは悪化するので、現実的には1Chipの方がいいと思う。
このスタイルで総額は¥1000(アンプ)+¥5000(フォトダイオード)+アルファ。
Kitに手が届くどころかおつりがくる。それにaitendoではフリスクのケースに入らない。
aitendoのアンプに頼らず自分で組むかどうかだが、感度は上げられると思うが、その分シビアにもなると思う。価格と言ってもこまごま足すと¥500は越すと思うので、価格的メリットはさほどないと思う。
それに完全自作の場合、地方では小さな容量と大きな抵抗が入手できない危険性がある。その場合通販で送料もかかるのでメリットは多くないかもしれない。

確実性から行くと1Chipのフォトダイオードがいいと思うが、そういう価格になるのならポケットガイガーのような半完成を買うほうが正解かもしれない。
どうやってもそのぐらいかかりそうだ。ただ小さなフォトダイオード1個で完成している人もいるにはいるので、自信があるのであれば¥1500程度でできるかもしれない。
それでも正直な話、オシロがあってもノイズには苦労すると思う。
なので半完成のポケットガイガーはやはり良いような気がする。
iPhoneにつながなくても外部でカウントするものを作ってもよいが心臓部は買った方が早い。
aitendoのアンプは「実装が楽」「部品がついてくる」という意味で有難いものではあるが、フォトダイオードを考えるとさほど安くつかないかもしれない。(ポケットガイガーがある以上は...。)
もう少しダイオードを小さくしてやってみるべきなのだろうか?でもそれなら回路を別に組んだほうが早いかも。

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放射能検出器Kit(3)

今までの情報の整理。

とにかく安価に測定器を作成する方法

まず「検出部」と「計数部」を分ける。

計数部はiPhoneのガイガーボットなど。
PCだと「Geiger Robo」あたり。
http://www.higuchi.com/item/636
Androidはよくわからない。目下ないのかも。作ればHitする...かもしれない。
表示部は「パルスを抽出」し計数すればよい。
後は単位換算はまず必須で、他にデータのログとかUpLoadとかそういう機能の有無。
「計数部」を分けると処理部分が少なくなりやすくなる。

で「検出部」

1.自作(多分¥2000ほどかな?)
http://d.hatena.ne.jp/pcm1723/20110910/1315675008
センサがS2506-02 (¥150)1個という画期的なもの。
小容量コンデンサと大抵抗が必要であるがほぼ汎用部品でOK。ただ工作の難易度は高そうに思う。
電源電圧は24Vで電池にするには工夫が必要。

2.GM管【小】キット(¥2300)
ここは圧倒的に安い!!
http://cart06.lolipop.jp/LA01994087/?mode=ITEM2&p_id=PR00102090442
昇圧回路もある。電源電圧等不明。
RS232Cでも受信できるらしい。

3.ポケットガイガー(¥3500)
http://www.radiation-watch.org/p/blog-page.html
半完成。9V電池で動作。iPhoneを前提にしているが工夫すれば多分スタンドアロンでも動作できそう。(高くなると思うが。)

aitendoのKitとセンサーだと¥6000ほどになる。
ただこうなるとスタンドアロンで
「モニター4」11,500円(ガイガー管方式)
http://www.net-on.biz/Pages/HtmlPics/TESTOR/GeigerCounterMonitor4kit.html
があり、微妙な価格になってくる。

精度というか感度というかそういうのも無視して価格中心で調べてみたが、
・計数部は検出部の方式とは無関係
 なのでiPhoeなりPCなりに入れておく方が良い。自作もできるがそれなりに高くなる。
・検出部は用途によって決める
 高感度にしたいなら大型のガイガー管とかフォトダイオードとか使えば感度はあがると思う。回路も小信号前提で組めば感度はよくなると思う。

本格的なものになると、やはりそれなりの価格になってしまうが、一般の人が簡易的に使うにはこのあたりで、工作ができるのなら上のような選択肢もある。

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放射能検出器Kit(2)

注文したらaitendoからすぐに届いた。
iPhoneのシリアルで遊ぶか迷ったが放射線Kitで遊ぶことにした。

マニュアルも入っていないが、シルクに部品を入れてハンダすればいいので、組み立てそのものはそんなに難しくない。
http://htanaka.blogzine.jp/namahage/2011/11/post_a625.html
にあるように、トランジスタのPinに注意するかトランジスタを変えてPin配列を変えないとまずい。

他にも回路を見て思ったのは...
・LEDに保護抵抗がない
 なのでOnが続くとまずい。9Vなので1Kぐらい入れて9mA程度におさえるべきような。
・トランジスタのベース抵抗がない
 ICの出力がトランジスタに引っ張られるような。
などはまだしも...

LM3900の電源が4.3Vってのはおかしいような...。(動くと思うが)
わざわざ中点の4.3Vを作っているので意図としては電源は9Vではなかったのかと思う。
そもそもLM3900ってのは通常の4個入りOpAmpにしてはPinが変わっている。それはまだしも入力が変わっていて、普通に回路を読むと4.3Vがセンターで動作しそうなものだが、(その場合電源が4.3Vだと動かないような)入力がトランジスタそのものなので入力はVbe程度になる。入力にリファレンス通り2Mの抵抗を入れているので、それでもいいのだが、入力バイアス電流もさほど低くないので、こういう回路に向いたICかどうかは疑問も感じる。

次にPD638Cをつないでみた。
ノイズがひどいためアルミ箔で巻いてGND(カソード)に落としたらノイズはある程度収まった。しかし信号は出てこない。
やはり1個でこの回路では無理っぽい。
次にPD638Cを5つ並列につないでみた。
アルミ箔もつけかえてみたが、ノイズは随分大きくなった。
信号は「そういわれれば」風に観測できるがノイズに埋もれて観測どころではない。

一般回路としては、電流電圧変換にバイアス電流の少ないLMC662などを使った作例が多い。
またそうやると周波数帯域が落ちるので1度に10倍程度のものを重ねる作例が多い。
Gamma-Photon Radiation Detector - Maxim
http://www.maxim-ic.com/app-notes/index.mvp/id/2236
ここらは成功例の多い回路。

これも似たような回路であるが、2段目が100倍になっていてその後がコンパレータ、ドライバとして使っているようだ。

フォトダイオードの感度がよければこれでも動作するのだが、悪いものでなんとかする場合はかなり苦しい回路である。

【改良点として考えたもの】
・R1の680Kを10M程度に交換する。
 これは電流・電圧変換用なので大きい方が有利。
・R3の1Mを10M程度に交換する。
 これも同じ。
Maximの作例でもそうなっている。
・電源電圧を24Vにする

なのだが、そもそも1pコンデンサとか10M抵抗とかというものを持っていない。
秋月でも10p(以上)や1M(以下)までで、小さなコンデンサや大きな抵抗がない。10Mで10本直列だとさすがに大きくなる。
そういう意味でもこのKitは部品が揃っていていいのだが、コンデンサはともかく抵抗は2.2Mまで。

ちなみに小さなコンデンサや大きな抵抗は通販ではサトー電気で買える。
http://www2.cyberoz.net/city/hirosan/index.html

とにかく部品がないとできないので、発注する。
でも結構高くなってきたような。
これなら大型フォトダイオードが良かったのかしら?

1Mはあったので、とりあえずR3に足してみる。
3Mまでなら動作するが4Mでは動作しなくなった。(TT)

感触としてだが、総じて
・SNが悪い。特にダイオードを並列にするとSは大きくなるがNも大きくなる
・このICでは初段の処理が思わしくないように感じる
 信号がある程度大きければよいが、そうでない場合。今回の場合はSNが悪いので特に初段が良くないと後はどうやっても識別できなくなってくる。
・(今回の場合)100倍では足りないかもしれない
 1000倍の作例も見かけるがそこまでは行かないにしても信号が足りない。
という印象。

多分、回路自体は(細かな部分を除いて)いいと思うのだが、この前提になるのは10mm角のフォトダイオードではないかと思われる。
定数の選び方や倍率を見ると、そうもそういう印象である。
・1個のダイオード(SNが良い)
・しかも高感度
が前提になると思う。

多分、小さなフォトダイオードを組み合わせて回路を組む場合は違ったアプローチの方が良い結果が得られるように感じる。
ただ、¥5000のフォトダイオードを追加で買うのも...。
感覚的にはS6775*4でもきついかもしれない。

とにかく部品が届くまで凍結ってことで。(^^!

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放射能検出器Kit(1)

放射能検出を調べていたらaitendoからKitが出ていた。
http://www.aitendo.co.jp/product/3436
放射線モニターきっと[RM-LM3900-KIT]でなんと¥900。
ただフォトダイオードは含んでいない。
あっという間に売り切れみたい。
フォトダイオード(SiPIN)[PD638C]も@90。
3mm角もないかも。

ドックコネクタ(シリアル用)と4芯ケーブル(SoftModem用)がほしかったのでついでに注文。
4極ケーブルってのは地方ではなかなか手に入らない。ここか千石電商にある。
http://www.aitendo.co.jp/product/3393
注)これをオーダーしたが3pinしかつながっていない。(TT)
マイクを使うSoftModemなどには不向き。
こんなところでケチっても付加価値が下がるだけだと思うが不思議。

フォトダイオードは受光面積で感度が決まるので、複数並列にして使う例が多くある。
他にも感度を高める手としては印加電圧をあげる手がある。

一般論として調べてみると...
【面積について】
 10mm角だと1個でOKらしい。但し¥5000はする。100平方ミリ。
 5mm角だと1つが25平方ミリなので4つになるが3つの例があった。75平方ミリ。
http://www.el.u-tokai.ac.jp/ryuta/bs/benefitsociety.htm
はS6775(浜松ホトニクス)で秋月で¥500なので¥1500でOK。
 3mm角だと1つが9平方ミリなので8つで72平方ミリ。
成功例はポケットガイガー(他にも8つの作例はある)
この場合秋月のS2506-02であれば8つで¥1200、aitendoのPD638Cであれば¥720でできる。
 但し並列にするとダイオードノイズも増えるため低ノイズでないと信号は埋もれてしまうため、個数は少ないに越したことはないらしい。
 感動の人もいた。S2506-02を1個。電圧はあげているが、1個だと立派というか感動もの。
http://d.hatena.ne.jp/pcm1723/20110910/1315675008

 ここまでの自信はないがaitendoのPD638Cを半分の4個+1個でやってみたくなる。
¥450だし。

【先人】
http://htanaka.blogzine.jp/namahage/2011/11/post_a625.html
にあった。この人はフォトダイオードは10mm角のもので成功させている。
5mm角のS6775はNGとのこと。
回路の誤記の指摘もあり。(トランジスタのシルクがおかしい)

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