空を見上げて
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赤外リモコンリピーター(2)

とりあえず手持ちの部品で制作。
赤外線センサーは手持ちのものは3.3V用で5Vでは動作しないのでレギュレータで変換。
555とトランジシタ1個と抵抗・コンデンサでできる。
38KHzは一応ボリュームであわせる。
・555で38KHzを発振
・検出した信号を反転して555のRST端子に入れ、Onの時だけ発振するようにする
・555の出力から直接20mAほどとってLEDを点灯させる。
こんな感じ。

外乱をなるべく避けるためケースに入れた方がいい。

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赤外リモコンリピーター(1)

前にも書いたが、離れた場所にRD(VARDIA)があってビデオケーブルで2箇所で見られるようになっている。
その1箇所というのはコタツであって冬場はここから離れられない。

ビデオケーブルではなくHDMIにして赤外付きのものもあるので、そうすれば良いのだが、価格が高かったのと15mもあるとちょっと不安もある。画質を考えるとそうした方が良かったし、結果的に今回のものを足すと価格も微妙になってくる。

そういうのを検討すると、今度は8番組録画のHDDレコーダにすればそういうことからも解放されそうに思う。まあ、そこまで高くはならないがきっと新しい方が便利だ。

とにかく今でも15mがビデオで繋がっているので見えるには見える。ビデオトランスミッタよりは安定性がある。

で問題はリモコンだがRD(VARDIA)はiPhoneやAndroidで使える。RZタグラーってのがあって、それで機種を選択するとリモコンがつかえる。勿論PCでもリモコンがつかえる。これはこれで便利ではあるししばらく使っていたのだが...。
・PCで立ち上げる場合はPCの起動が遅い
・iPhoneやAndroidではそうでもないが、iPhoneは小さく隣のボタンを押してしまう。AndroidはPadなのでそうでもないが、ボタンがタッチパネルというのは「そこを押した」という感触がなく操作性はリモコンに劣る。また電源ボタン(On)は使えない。
第一、iPhoneやAndroidが手元にあるとは限らない。

それやこれやで、やはり離れて操作したくなる。
ビデオやHDMIのケーブルが売られているので調べてみるとHDMIには通すものがある。そもそもRegzaリンクできればそれで動きそうだが、これは高い。

次に調べると、「赤外リモコンリピーター」というのがある。
ただこれがとんでもなく高い!!売れないからだろうか?
Cypress IRリピーター CIR-12 というのがあって、¥4410なので、これならまあ手が出そうだ。

http://www.ysol.co.jp/cat5_ext/ext/cypress/cir_12_03.html
を見ると受光部が伸びるような感じで7m。発光部は3mなのでこれは設置部分なのだろう。2chの出力がある。
15mなので7mでは足りず、自分で改造することになりそう。

方式はいろいろあるが、簡単なものだと自作もできる。
豪華になると一旦コマンドを取り込んで、それを再送すればいいのだが、それだと全てのリモコンの解読になるので高くなるのだろう。
簡易型の場合、取り込んだデータでOnの部分に再び38Khzの変調をかけて出すだけ。基本的にリモコンが出したのと同じものを出す。
ただ外乱があるのでそのあたりが実用性の分かれ目なのだろう。

簡易方式にも2種あって
・555(タイマーIC)でやる方法
・PICやAVRでやる方法
がある。後者は慣れた人なら簡単かもしれないが、555は製作例も多い。
多分、一旦受信した時点でOnの幅などは変化しているものの、周期としては変化しないのでこれでも動作するのだと思われる。

電子工作なので自作してみることにする。

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消費税増税法案に思うこと

結局、マニフェストにもない消費税増税法案だけが衆議院を通過してしまった。
やることがまるで決まっていないのに税率とやることだけを決めた。どう考えてもまともとは思えない。

「節減」関係の法案はことごとく廃案になり、何1つできなかった。これだけを決めて、後で正しく使われるかどうかはわからない。「何をするのか?」すら決まっていない。「税と社会保障と一体」といいながら結局は税だけ取り出したようなもの。放蕩息子に小遣いの増額だけは約束したようなものだ。
 常識的に考えて、「節約した後」・「使用用途を明確にした後」に持ち出す話に思うが、本末転倒に思う。それらは何1つ決められなかった。

 そもそもマニフェストすら守らない政党なら、有権者は何を信じていいのだろうか?
わかったのは「マニフェストを守らない政党」ということだけだ。
何をマニフェストに書こうが、その政党には投票してはならないということは(前もそうだったが)はっきりした。何でもありだ。この点に関しては小沢さんは正しい。
 内部分裂も反対者なら離党というのが普通に思うが、組織票を意識してか留まる政治家も多い。総選挙すれば「マニフェストを守らない政党」なので惨敗は見えている。そもそも、内部的に自浄作用がないのならそんなところに留まること自体に意味がない。
 選挙を意識しての行動なら、国民の民意ではなく、政党として信用できない。

もうちょっと論理的なHPを紹介。

・消費税に関して
http://rh-guide.com/tokusyu/syohizei.html
・野田佳彦が消費税増税に固執する理由
http://rh-guide.com/tokusyu/syohizei_noda.html
・軽減税率に潜む問題点~財務省の真の狙い!
http://rh-guide.com/tokusyu/syohizei_3.html

【要点】
マスコミ(読売新聞など)も軽減税率のため信用できない。
財務省の真の目的は、軽減税率を通じて各業界に天下り先を増やす事。

なんとなく、あっているように思う。
そもそも民主党のバラマキと増税が同額というのもあって、今この時期に増税でしかもマニフェストを撤回してまである必然性がわからない。
結局は官僚主導で、政治家も官僚を制御できないのが続いているのだろう。長妻さんでもダメだった。
官僚が日本をどんどんダメにしていく。

それにしても政治家が官僚を制御できない意味がない。
少なくとも、賛成票を投じた民主(の大半)・自民・公明・国民新党...は次回選挙で惨敗することを期待している。
政治家としても失格。党を辞める気概もないのなら何もできないだろう。

誰も増税は望んでいない。
なので選挙前にこれは避けるだろう。しかし賛成すれば同じことだ。
・節約徹底
・使用用途の明確化
をした後であれば、「やむを得ない」という考え方も出てくるだろうが、計算からしても消費税で足りるとは思えないし内需は冷える。
財務省の各業界に天下り先を増やすためならあまりにも悲しい。

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WiMaxの1DayPlan

携帯のところで書いたが、通信費が高いため自分の場合定額契約は割高。
出先でしょっちゅうWebを見る場合はともかく、たまに...であるのならその時だけ契約した方がいい。できるだけ細かいほうがいいので1日(24時間)契約にした。

まずWiMaxであるが、年間Flatのパスポートにすると¥1とかで買える。
しかし、これだと売り方が携帯電話と同じで、やはり高額通信料になっている感じがする。
UQWiMAXなどを見ると...
http://www.uqwimax.jp/
機種選定から申し込みになっていて、1dayだと機種代はかなり高額になる。
というか「端末はもっているから契約だけでいいよ」みたいな入り口がない。

例えば携帯電話でもWiMAXでデザリングができるのは、ルータになるので「機種はあるから契約だけ」というのは十分にある話。
で、どうなっているかといえばその機種から申し込む。
それでその装置(ルータ)がアクティベーションされるらしい。
つまり、最初に端末を買うらしい。
で、ちょっと古いが
I-O DATA モバイルWiMAXルーター WMX-GWMR
にした。理由は
・電池交換できること(別売りで電池も買える)
・クレードルがついていて、普通の無線ルータにもなること
がその理由。Amazonだと1.2万。
USEDでもいいのならヤフオクでも結構出ていると思う。(半値ぐらい。)

で、そこからが...。
まず無線ルータには簡単になった。このルータになるというのがまた(結果的に)はまり要因だった。

http://portal.uqwimax.jp/index.html
が見えない。
それもそのはず、このURLは普通の経路では開けないようになっている。つまりWiMAX端末からでないと開けない。
なのでクレードルの有線を抜いて、(インターネットにはつながらない状態で)管理画面に接続し、そこから「契約」を呼び出すとこのページが開く。勿論、契約前なので他のサイトは全く開けない。
最初PCでも開けて契約できるものと思っていたのではまってしまった。

設定は以下が詳しい。
ここで1日契約の手前まで行っている。
http://www.ksworks.org/2012/05/contract-into-uq-wimax-1day.html
ここまで行くと後は早いが、申請してからこの画面にくるには1時間ぐらいかかる。
1dayの場合はクレジットカードのプリペイドになるので審査などは不要なはずのだが、ブラックリストでも調べているのか、開通は即時ではなかった。
ここには書いてない話としてルータの自動設定ソフトなるものがあったので、一応実行しておいた。

その続きであるが、上の経験から申し込んでいきなり通じるのかやってみたくなった。
でやってみた。
・1日契約に進む

・申し込む内容は1種しかない。1日=24時間のみ。(¥600)

・内容を確認する

・一旦接続が切れてしばらくして使えるようになるとある。

実際に接続は切れ、しばらくというのは1分ほどだった。
速度を計測するとGyaoの速度テストで3Mほどだったので、速いとはいえないが使える範囲にはある。
機種のせいか、アンテナ感度はいまいちで、窓際に置くのがいいような気がする。

つまり
・機種を安く入手する(USEDでもなんでも)
・1dayの契約はしておく(申し込みはしない)
状態にしておけば、出かける1分前に購入すればそこから24時間使えることになる。
WiMAXもWiMAX2が出るらしいし機種は投売りするかも。
http://www.uqwimax.jp/service/wimax/wimax2.html

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P610を聞く(4)

1ヶ月近くP-610を聞いてきた。

それまでは、Labo-XにはDENONのD-0805007-040という4.5”のミッドウーハー+ツイータをつけていた。PPコーンで結構しっとりした音もするし量感もあってaboさんともこれがBestではないかと。(価格も考慮してのこと。)
聞く音楽によっては、違うと思うが共鳴管はそんなにスピード感があるような印象でもない。柔らかい音でゆったりした感じ。
上のユニットは丁度そういうのにはまっていて、良い感じで聞ける。同様にTangBandの4.5”のPPウーハーも似たような傾向をもっている。ちょっとハイあがりになるのを気にしないのならこちらも選択肢なので次点にしておいた。

でP-610なのだが、いろいろ(と言っても自分の好きなジャンルの曲しかないが)聞いてもDENONのD-0805007-040の方が好みだ。値段でも名声でもなく、純粋に音で。
P-610そのものは悪くないというか時代も考えれば今でもそれなりの音を聴かせるしバランスも良い。ただ、「乾いた音」というかそういう感じで潤いが少ない。

そういうのを好む人も多いと思うので、別段P-610が悪いわけでもないが。その昔聞いた時はそういう比較もしなかったし。時代も考慮すれば名機だと思うし、聞いた中でも決して悪い部類ではないが...。

で結局はLabo-xはDENONに戻してしまった。(^^!
TQWTは元々がTangBandでこれはこれで一応完成というか。これまたDENON並のしっとりした趣をもっている。Labo-Xに低音の伸びは10Hzほど負けるが、低音の音圧は高く(つまりロー上がり)なので不足とかそういうのはない。単に設計が少し狂ったというか。ただそのままの方がいいのでそうしてある。Verodyneなどはもっとロー上がりだったし、それから見ればフラットにまだ近い。

一度は聞きたかった名機なので後悔はないが、好みも多様化したものだと。

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スマートホンと通信費

 最近は、携帯電話からスマホに急激に移行している。
日本だとキャリアが端末も販売し、それが通信費の割引などで実質無料のような販売を行うので、そういう傾向が高いのだろう。
 ただ、
・そういう商売が成立すること自体、通信費用が高い
・機種代を2年償却する割引ができるほど高い
・各地にある携帯ショップの人件費を含めてもペイするほど高い
とも言える。

 通信費用の妥当性はともかく例えば携帯電話だと最低料金は
http://tax.f-blog.org/Economy-Tax/mobile-saving-EMobile.html
のように(例えば)980円(ホワイトプラン)+315円(S!ベーシックパック)の 1,295円からで済む。
 しかしこれはインターネット通信をしない前提で、パケット料金が高い。これはあっという間に金額が増えて、いわゆる「パケ死」と呼ばれる高額請求につながることもある。この殆どは機種代と人件費ではないかと疑ってしまうほど高い。
 今のスマホはバックでも通信するので、インターネットを見た覚えがなくてもパケット料金が発生する。なので安全のため「パケット定額」が基本になる。
 条件が同一とはいえないが、比較サイトがあった。(標準的プラン?)
http://iphone.f-tools.net/QandA/Price-Hikaku.html
Docomo=7,665円 AU=7,880円 SoftBank=5,705円
ぐらい毎月かかる。勿論割引とかいろいろあるとは思うが目安として...。

 つまりはパケット通信は非常に高額であり、(従来も使っていたのなら抵抗はないだろうが)従来電話機能中心だった人が単純にトレンドにのってスマホに乗り換えると4倍程度に負担が増えてしまう。

 そういう自分も携帯でのブラウジングは(見づらくて)ストレスも多いのでそういうのはPCにして携帯は通話でしか殆ど使わなくなった。iPhoneすらブラウジングが苦痛でタブレットはかろうじて読む気がする。

 スマホは3GはOffにできてWiFiしか使わない設定ができるのでそうしている。どうしても外出でWiFiを使う場合は(また別に書くかもしれないが)、WiMAXにした。(1DayPlanなので¥600で24時間使うもの。出先で見たい場合のみ使用。)

 逆に言えば携帯ではWebなどのパケット通信機能(WiFi的なもの)をOffできる設定にして欲しいぐらいだ。(日本の場合、キャリアが携帯を売るのだからできて当然にも思うが...。リミット設定はできるようになっているが...。「パケ死」というのは料金が常識外で、システムの欠陥に思う。)

 話はそれたが、運用コストは(使い方やエリアはあるが)
・電話(とショートメール)は携帯電話
・どうしても出先でWebにつなぎたい場合のみWiMAXの1DayPlan
というが、一番安上がりに思える。

 では機種代はどうなのだろう?
 WiFiだけなので中華パッドなどでも可能でそれはそれなりに安い。
キャリアが売っている携帯でも安いものが存在するし、逆に解約して儲かる場合もある。「携帯乞食」とかで調べると出てくると思う。例えば...
http://ameblo.jp/kjubiq/entry-11194805121.html
などに例が書いてある。そこまではともかくとしても、auだと2年の縛りはあるにしても格安で入手できるらしい。
 例えば...
http://www.denwasite.com/android/au_smartphone_maitukiwari/1-1
に詳しい。(但し毎月変動するので要注意)
大雑把には
・「実質¥0」ではなく「一括¥0」の機種にする。
・そうなる最低契約にする
 プランSSシンプル(¥980)
 ダブル定額(下限)(¥2200)
 ユニバーサル料金(¥5)
で2年契約。
・安くなるものも同時に
 紙請求無(-¥21)
ここまでで月額¥3000だが、ここから毎月割りというのが機種・月毎に設定されるのでそれを利用する。(これは2年間適用される。)
 例えばXPERIA acro IS11Sだと¥2,845なので¥219/月で所有できる。2年払っても総額で¥5256なので機種料金としても中華パッドよりさらに格安。
 ただ現在は¥3000/月程度の最低料金は変わらないが、毎月割りで¥2,845みたいな機種は少なくなってきているように思う。(それとこれが適用されるのはMNPか新規かだったと思う。)
 尚、この最低契約ではやはりパケット料金は足りないので端末はWiFi接続が前提になる。安く端末が入手できるという手法で、この情報も古いかもしれない。

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低音ブーストと低音補正

低音ブーストに関して思うこと。

一般的にスピーカーの周波数特性を適当に書くと以下になる。

下がり始めるのはスピーカーによって異なるが主に口径で決まっていて、10cmだと100Hz前後。foと呼ばれていて、コーンの重さなどでも重くなるほど低くなる。但し能率も下がり駆動力が必要になる。

で音響的に補正するとすると以下になる。
バスレフだとダクト周波数だし共鳴管ならその周波数。

うまく設計すると以下のように再生周波数がのびる。

そうでもないと以下のようになることがある。

これは量感はあるが、質感が出ないという状態。量感も大きすぎると中音が引っ込み全体的に解像度が落ちるような音になる。
逆に共振を欲張って低くするとディップが出ることになる。

でもって低音のブーストであるが一般的には

みたいにブーストされて結果は

みたいになる。

これだとやはり中音が下がるので低音も下げてしまうことになる。
低音ブーストというか補正は思うより難しいように思う。
測定してやっていけば良い点がないわけではないが、殆どの回路はブーストの値は変えられても、周波数までは変えられない。
BBEだけはある範囲で可能になっていた。サブウーハーも制御可能なものは多い。
これらにしてもまじめにやるのなら結構難しい。

それに何度か書いたが、ブーストと言ってもアンプのダイナミックレンジやスピーカーのストローク問題があって無限大でもない。かけ過ぎると歪っぽくなってくる。
それもあって嫌われているのだろう。
できれば、音響的に処理すれば歪は少ないがなかなかそうも行かない場合には低音ブーストは効果がある。ただ「後ちょっと」ぐらいだろう。
どちらかと言えば「低音ブースト」という言葉ではなく「低音補正」が適切かも。
つまり「スピーカーで足りない部分を歪まない範囲で補う」ぐらいがいい。

フラットで低音を伸ばす場合、質感が増すだけで中音とのバランスが崩れることはない。なので100Hz以上をブーストしてはいけないような。
但し、スピーカーの特性がダラ下がりしていれば効果的ではあるが、バスレフなどでストンと落ちる場合は思ったほど効果的ではない結果にもなる。

ちゃんとやればちゃんと効果があるが、ちゃんとやるのが結構難しいものだと思う。それもあって測定して自作...がいいのかもしれない。

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BBEで遊ぶ(8)

BBEで、いろいろやってみたが、どうもある程度以上のものだとBBEは入れない方がよいように感じてきた。(個人的独断?)
共鳴管は密閉になるような変化はないが、ユニットの持ち味がなくなって、解像度があがって強めというかシャープな感じになる。場合によっては強く感じることもある。

そうなるとニアフィールドは別にして入れられそうなものは、8cm波動スピーカーぐらいだ。
小音量でもそれなりの音になるのはこれぐらいなのでBGMにもいいかな?と。

そういえば実験は終わっていた。
いまいちに思っていた8cm(3”)波動スピーカーで実験。

面倒だったが台座をばらしてBBEアンプを入れて組みあげ。
今度はmp3のプレヤー部がないの悲しい。外付けしかない。
できたのがこれ。

mp3をいれたいが本体の改造になるので我慢する。
印象はやはりいい感じに聞こえる。
10cmぐらいに昇格したような感じ。
ただちゃんとした大型のものを聞いて比較するとやはり質感が違う。ちょっと聞いた分には似ているのでたいしたものだが。

波動スピーカーについていえば、もっと部屋の反射があるといいのかもしれないが、まあこんなものかな?と。どこから音が出ているのかははっきりわかったりする。
この波動でもBBE込でならなんとか聞けそうなので、聞く機会が増えるといいが。
mp3プレヤーが問題だけど、aitendoのでもつないでおくことにする。

その後...。
なんか音がきつい。いろいろ調整してみたが曲によってはきつく感じる。
結局、波動スピーカーも戻してしまった。(^^!
迫力は増すし、シャープな感じになるのは凄いのだが、どうも聞きなれないせいか馴染まない曲おあるようで。
戻すと、寝ぼけたような柔らかな音に戻って、BGMはこのほうがいいような気がしてきた。
人間ってわがままなような。

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BBEで遊ぶ(7)

BBEをやっていて思ったのは...。

・最初から高音に対して中音・低音を遅延しておけばいい
 そういう録音にする...
とか思ったが、聞いていくうちにちゃんと調整しないときつく感じたり微妙な部分があるように思えてきた。高音とかそれなりのもので聞くとBBEがなくても結構解像度があるので、そんなことをやるとかえって大勢に嫌われるような気がしてきた。
やはり自分のシステムに応じて調整するものなのだろう。ソースを動かしてはいけない。

次に思ったのが、新日本無線などはアナログっぽいが
・PCでもできるんじゃないか?
と。デジタルフィルタで遅延もかけ放題だし。
探すと...あった。

BBE D82 Sonic Maximizer Plug in software


◆国内未発売◆『並行輸入品』◆とある。
それはいいにしても¥12800って...。BSSP10なら3台ぐらい買えてしまう。
PCの出力につなぐのなら1台で事足りるし...。
Freeか安いのなら考えてもよかったけど、この価格はちょっと。
MSあたりが開発してくれないかな?
Winが売れることにはならないかもしれないけど、「スマホよりいいぞ」とか。
Androidにあるとも思えないし...やっぱりマイナーなのかしら?

スピーカー制作で安上がりでにやるのなら格好なんだけど...。

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BBEで遊ぶ(6)

BBEは魔法の小箱でもないようで、スピーカーを小さい方向にもっていくと(想定)制御範囲をはずれてしまうようだ。
って元々ない低音はないまま...。

今度はオーソドックスにもう少しまともなスピーカーにしてみる。

まずは自作でいまいちに思っていた8cm(3”)波動スピーカー。

波動の音を除いても低音がちょっと少ない。10cmのはそれなりに出る。
ユニットはTangBandだし、3”で2.5”より大きいし、周波数特性もこれまでのものよりは遥かに良い。
最初にMach3Bassを最大にしておいたら低音が出過ぎ!!
いろいろ調整していると「軽くかける」のが良いようで、スピーカーがそれなりだとそんなにかけなくてもまともっぽい。
高音はスピーカーが左右にあるので最大にしてもキンキンはしない。

音は、クリアではあるが元々さほどひどくもなかったのでBBEのOn/Off差異は小さくなっているような気がする。
いろいろ調整してやると好みの音になってきた。
このスピーカーは今はaitendoのMP3+AMPをつけて今はラジカセ風になっている。
なので、アンプが微妙に大きく取り付けするのが面倒でもある。

次はP610。
ここらにいくと40年前のユニットとBBEってのは珍しいかも。

アンプしか映ってないけど、P610+Labo-Xに接続。
これでもクリアーっぽくなる。ただここらに行くとP610の持ち味みたいなのもあってなんか微妙な気もする。悪くはないのだが、なんか近代的な音になって...。
そう思って、好みを変更して...こんなもんかな?と思ったら...。BBEの設定がOffに近いような...。
やっぱり...でBBEをOffすると音がひどくなる?
Lepaiでもこんなひどくなかったような気がする。
Amazonで見ているとOffしてもBBEの回路は通るようで、そこで劣化するとあった。そんな気もする。
価格Comを見るとこのアンプは周波数特性がいまいちらしい。ただmp3なら16KHzで切れているのでどこまで気になるのか?は微妙。
どうもBBEをOffすると何もないD級アンプよりも悪化するような気がする。ただこのアンプでOffで使うぐらいならLepaiでも買った方がいいような気がする。

BBEの設定値をかなり大きくすると例えば、ノスタルジックな民家を見ていたのが、突然ビルになったような...。
こうなるともう好みっていうか、持ち味を残すか切れ味を残すかみたいな。
良く聞くと本物は本物っていうか低音でも質が違う。「ズン」と「ズシン」みたいな。それでもたいしたものだけど。
現代のユニットみたいな音になってしまった。(^^!
ってことは¥10000のスピーカーが¥10万になることもないのかも。
つまり良いスピーカーでも変化はするが、元々がいいので良い方向に働くとは限らないようだ。良いものはそのまま聞いた方が良いように思うが、若干の不満ならスピーカーを買い換えるよりは早道&安上がりかもしれない。
コンポ用の小さな(10cmぐらいの口径の)スピーカーがいいような。

結論的には、比較的安価なスピーカーとか容積を無理したようなスピーカーには効果的で劇的と言っていいほど変化する。安いスピーカーには標準で搭載してほしいぐらい。パラメータの可変は我慢するにしても、ここらは(低音を除いても)良くなる。
一方、ある程度のレベルのスピーカーだと特に低音に不自由するわけでもなく高音もツイータではないにしろ過不足が少なくなっていて、それよりは「持ち味」みたいなものを味わっている部分があって、そこらがおしなべて過度に強調されるというか、持ち味までなくなるような印象がある。それでもそんなに悪い音ではないので、それが好みという向きも多いかもしれない。
元々、音楽でも曲によってはシャープでないほうが良いものもあるのであくまで好みだろう。切り替えて使うことを考えるとBBEOffの音質はもうちょっと上げてほしい感じ。(変化はよくわかるが、Offを悪化させてはいけないような。)
悪い方向でもないが、手作りのものが量産に変わったような味気なさはあるかもしれない。
おにぎりも不揃いでも手作りのほうがおいしかったりするわけで、高音がきつくないのも個性と言えば個性だし。なんか野菜もなんでもマヨネーズではなく、いい素材は生が一番というか。

というので
・あまり安いものはいけないが、あまり高いスピーカーでない場合(それが大半か)はとても効果的だと思う。絶大な効果が期待できるし感動できる。
スピーカーによってはサイズはともかく性能はBoseM2やOlasonicには対抗できると思う。ただ同じサイズでは無理があるので、価格だけという条件で。
逆に高いユニットを使うと(音はともかく)ありがたみが薄れるので安い3”程度のものを適当な箱で鳴らしてつけるといい感じに思う。Fosterとはダイトーのユニットがいいような気がする。最低でも100Hzは出ないとありがたみは薄れるし。

繰り返しになるが、一番いいと思ったのは小音量の場合。普通は迫力とかそういうものが全然なくなるが、これは小音量でもそれよりかなりまともに聞ける。音質までの音量もないのでこのあたりは大型でもそんな傾向にあるので貴重に思う。
電気処理を嫌うオーディオマニアには(きっと良いスピーカーだろうし)お勧めしないが、サイズでスピーカーを選んで若干不満な人には最適に思える。

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BBEで遊ぶ(5)

BBEというのは「鮮明化」みたいな印象でそれに付帯するイコライザー的なものがある。
・鮮明化に伴う高音制御で高音の制御(Process)
・上記バランスでの低音制御(LoContour)
という感じでTreble、Bassとは異なった名称。
ここらで元の鮮明化をしてMach3Bassでさらに持ち上げるような...。
bbsp10は単独でOnOffできるのでいいが、BBEをOffすると原理上全てOffになる。(^^!

つまりはブーストが主体ではなく鮮明化で、アタックと呼ばれる立ち上がり特性を改善するのが主眼。
いずれにしてもスピーカーからは想像できない音がする。
例えば¥100のスピーカーは¥1000のスピーカーになるような。
じゃあ¥1000のスピーカーは¥10000になるか?というと...。
それなら¥1000万のスピーカーは¥1億になってしまう。
さすがにそれはないにしても気になる。

スピーカーを良くするのはやっている人が多いので真逆を行ってスピーカーを落とす方向でやってみる。というかスピーカー部分を小さくしたいのが目的。
まずは、サンワのSPU2WH。
USB部分は外してただのスピーカーになっている。

もう売ってないのかな?
こんな感じ。

微妙に大きい。これは添付のものとほぼ同じく2.5”(だと思う)のもの。
容積は小さいが球形なので定在波はよさそう。
で聞いてみると...
・全体はBBEがかかるとそれなりによくなる
・しかし低音は添付スピーカー以下のような...。容積かユニットかも。
微妙ではあるがかろうじて許容範囲かも。
球形なので少しLCDの下に入る分省スペースではある。

サイズがでかくてLCDにあたるので片方をエレコムのMS-P03Uにしてみる。
MS-P03Uは、以下。

MS-P03Uは、受動側を改造し、左側をそうしてみる。
こんな感じ。

で音は
・全体はBBEがかかるとそれなりによくなる
・低音は...全然。そもそもイコライザが効かない。出ないものは出ない。
微妙を越した気がするが、サイズは捨てがたい。

BBEをon/offすると音が激変する。
どうも安いものほど激変するような印象がある。(高いものはやってないけど。)
少し悩んだあげく、「あほらしいことは誰もやらないので競合がないだろう」と思い始め、やってみることにする。
でパッシブの改造。

元々がパッシブな左はいいとして右は結構面倒。コネクタに見えたものがハンダだったりと...。
バスブーストも外して、戻せるようにメモも作っておく。
このあたり失敗の予測を的確にやっているというか。(^^!

完成!!ってスピーカーがアンプよりさらに小さい。

聞いてみると予想は不幸にも的中。
・BBEのおかげで中高音はそれなり
・低音は2”のせいか容積のせいか全然。Mach3Bassも変化なし。元々出てないような。
当たり前だが万能でもなく、ダメなものはダメというか。¥50のものが¥500というのも限度があるようだ。

ここまで来たので、容積なのか口径(ユニット)なのかやってみる。

エンクロージャはマグカップ。
多少は良くなるが、思ったほどでもない。
どうも2”あたりが境目で2.5”はないといけない。AuraSoundとか使えばできるのかもしれないが、もう1台アンプが買えるような価格。

しつこくもう1度MS-P03Uに片方を戻す。

こちらはまだ低音が出るしMach3もかかる感じ。

MS-P03Uだとユニットを変えるかしないと無理っぽい...。

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BBEで遊ぶ(4)

BBEの結果であるが

比較対象として自作の白蝶。
【白蝶】
 (ロングダクト)バスレフ型 1.5”スピーカー
・外観

・サブウーハーなし:120Hz-

【BSSP10】
測定条件は白蝶と同じく1m。
BSSP10の添付スピーカーで低音はMach3BassはMax。(低音勝負!!)
・BBE=Off(この状態ではMach3Bassは無効...のはず)
 素に近いはず...。

と、これも見ると非常によく似ていたリする。音質は違うのだが、音のバランスというか。
ってことは1.5”の白蝶は2.5”のバスレフ相当で容積的にも小さいのでこれはこれで優秀なのかも。(^^)
であれば
白蝶をBBEアンプで駆動したらどうなるか?
ということになる。
それだと2.1Chではなく、2chになってBoseのM2は無理にしてもOlasonicには肉迫する。
ってことでやってみたら...
確かにそういう感じに近いが...
スピーカーが歪っぽくなって音楽として聞けない。(TT)
そういえばバスブーストでも同じ結果だったような。
人間が忘れやすいのは自分が忘れやすいのか。

とにかくわかったことは、
・白蝶のユニットでストロークのあるユニットに変更する
 AuraSoundとかTangBandとかの2”(これが高い)
・それにBBEアンプをつなぐ
 すると多分Olasonic並のような。
ただ価格的には随分高くなってしまう。

低音順位から言えば
Bose M2 > 白蝶2.1ch > Olasonic > BSSP10(添付スピーカー) >  白蝶の素 >  Elecom MS-P03U
みたいな感じに見えている。
勿論、あるに越したことはないが、BSSP10(添付スピーカー)までは許容範囲だし、調整もできるのがなんとも嬉しい。
白蝶にこだわるのはLCDの下に入れたいからであって、それを除けばBSSP10でも十分。アンプもちょっと大きいけど。

Elecom MS-P03Uのスピーカー部 + BSSP10 のアンプ部
ってのが現実解なのかも。
ただ口径サイズ(66mmvs50mm)やエンクロージャ容積からして低音は改悪方向に向かうだろう。メタルコーンとはあるが、音質はメタルっぽくない。BBEをかけるとメタルっぽくシャープになりそうではあるが。
BSSP10でスピーカーをアップグレードしている人は結構いるようだが、ダウングレードする人は見かけないかも。
実はそうやっても、アンプを縦置きできないと設置面積が下がらない。アンプスタンドも作ってはじめて意味がある。
それに...Elecom MS-P03Uのスピーカー部が歪まない保証がない。BSSP10の説明書にも「大きくすると歪むことがあります」と書いてある。
...戻せるとは思うが改造にもなるし、ちょっと悩ましい。

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BBEで遊ぶ(3)

BBEであるが、多少なりとも定量的なデータを残さないと...。
文章力はからっきしないわけで。
そういう意味ではグルメレポーターって凄いような...。

比較対象がないのでとりあえず自作の白蝶で。
【白蝶】
 (ロングダクト)バスレフ型 1.5”スピーカー
・外観

・サブウーハーなし:120Hz-

・サブウーハーあり:75Hz-

【BSSP10】
測定条件は白蝶と同じく1m。
BSSP10の添付スピーカーで低音はMach3BassはMaxとした。(低音勝負!!)
・BBE=Off(この状態ではMach3Bassは無効...のはず)
 素に近いはず...。

・BBE=On(Mach3Bassは最大。但しFreqは最小で最も低い帯域の設定。)

【考察】
見てもわかるが、BBEをOffすると120Hzぐらいで白蝶の素(サブウーハーなし)と似たような周波数特性。実際に音色は違うが感触は非常に似た音がする。
BSSP10は背面ダクトなので後ろに置くものによって反射が変わって多少違うかもしれない。白蝶は前面で反射させているので、置き方の影響は少ない。
このあたりは人によっても違うが、自分は低音不足に感じた。

でBBEをOnにすると低域が伸びていくのがわかる。
この時Freqというつまみは最小の条件になっている。つまり50-60Hzを中心にブーストしている。(MAXで100Hz中心となる。)小さくすると量感は減るが質感は増す。大きくするとその逆で中間がいいかと言えば好みになると思う。
で「これでも120Hzなんじゃないの?」と言われればそうで、もう少し量感が欲しい。ただいわゆる「ダラ下がり」しているのでそれなりの質感と量感が出ていて足りないにしても我慢はできるレベル。量感がいいのか質感がいいのかはFreqつまみで調整できる。勿論両方あれば文句ないが、それだと添付スピーカーを変えるしかない。でもそれができるだけいいのかも。

特性に関しては、丁度Olasonicを測定していた人がいるがOlasonicはそういう感じ。(ただOlasonicの方がいいけど。多分、スピーカーで定在波も小さい。)

これもアンプはBBEってことはないだろうし。

周波数特性を見ると「BBE=ドンシャリ」風に書かれているけど、これでやっとフラットなような。スピーカーを変えたら違うと思うが、自分の耳にもこれでフラットに聞こえる。(背面ダクトの後ろに反射物がない状態)
カタログの85Hzって「スピーカー特性」ってあるけど、測定条件が違うのかも。
背面ダクトで今は反射物がない状態なので何か置けば少し変わる(量感が出る)と思う。そういうのもつまみで補正できて便利かも。

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人生のモデルケース

厚生労働省の発表から人生のモデルケースを考えてみた。
http://www.47news.jp/47topics/e/229924.php
を見ると厚生労働省は健康年齢は70歳なので平均寿命の80歳までの10年は介護が必要と言っている。

現状、平均的な場合
1.22-24歳までは就業前
2.60歳で会社退職(今は雇用義務はないので)36-8年勤務?
3.65歳で年金受給開始
4.70歳から介護が必要になる
5.80歳で天寿を全うする
・2から3で、若者もそうだし、とても60歳以上の雇用があるとは思えないので、5年は貯金を崩すことになる。
受給開始の年齢は、恐らくは子供の養育費・家のローンが終わって、場合によっては両親への負担も若干は残っている状況。この期間でも所得税は安くなるだろうが社会保険はとられる。また、貯金があれば生活保護は受けられない。
 つまりは2で、60歳までに120万*5=600万以上は貯金を持ってないといけなくなる。ない場合は使った後に生活保護。
 これはモデルケースなので貯金があったとする。
・4で年金をもらってから5年して70歳になったら何らかの介護が必要になる。年金だけでは満足の介護はなくましてや有料介護などごく一部。
 子供は少子化しているので夫婦2名に1名いるかどうかで期待はできない。いても子供もとても負担できない。それに昔と違って「働く土地」にうつるので同居も少ない。(今は40%ほどなのでモデルケースなら非同居)
 それから10年介護を受けるが、これが年金だけでいけるのか不明。在宅介護は子供が同居してないのだから無理。施設はどこも満杯。有料老人ホームはもっと貯金がないと無理。夫婦として片方が元気ならまだしも、それも長期間そうはならないだろう。
かくて80歳になり寿命をまっとうする。

...これが現在の一般的なモデルケースの一生なのだろう。夢のない話だ。
 一番、疑問に思うのは、
・70歳で介護
・80歳で寿命
として、ここが年金だけでいけるのか?だ。
恐らく在宅介護で介護保険による負担金でやる想定だと思うが、子供は配偶者が元気ならそれでもいいかもしれないが...。(介護者は大変にしても...)
上は平均なので、半分は70歳以前に介護になってしまう。子供とも同居せず、配偶者も介護が必要になることも多々ある。
その場合、年金はいいとして、介護付の施設に10年入れるのか?だ。国営にして入居が必ずできるのなら心配はないが、普通に考えてもかなり難しい。
こうなったら年金というより、衣食住完備した老人ホームを国で準備してほしいものだ。入居したら年金は減額してもいい。そのほうがよほど有難い。
今は介護施設そのものは順番待ち状態になっている。
さらに老人は3ヶ月経ったら一般病院(病棟)から追い出される。医療費の入院診療報酬を低減するためだが、この受け皿がないのが現状。

 さらに厚生労働省は68-70歳へに引き上げを検討中。
まさに「年金は逃げ水」で強制加入を考えると詐欺まがいとも言える。
60歳で退職し、68-70歳で受給すると、8-10年は貯金を崩すと考えて良い。
貯金の必要額は、軽く1000万を超える。
さらに、受給した途端に要介護になってしまう。(平均値として。)
そこからはまた介護になるので貯金はさらに多くないといけないことになる。

施設に入るのなら、持ち家があれば処分するとか方法はないではないが、家そのものは殆ど価値はなくなっているだろうし、土地も(場所にもよるが)バブル時期ほどの価値はない。

それあこれや考えると、70歳-80歳はもっと対応が考えられてしかるべきだし、そのための増税ならやむをえないと思うこともある。
ただ、福祉介護を理由にはしているが、現実は全く具体的な方策は示されていない。
・公務員官舎を介護施設として100%転用
・公務員の20%を職員として転用
 (これは不平等か...。)
みたいな話でも出て、それを公約にでもすればまだしも...。
そもそも最初の公約すら守らないし...。

このままでは夢どころか安心感もなく、先が暗い...。
若者はもっとそうなる。

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BBEで遊ぶ(2)

誘惑に勝てずBSSP10を買う。
これ。

Amazonだと翌日に届いたりするのが凄い。

微妙に大きく、スピーカーは横にしてもLCDの下は無理。
アンプも縦置きしたいが...。
あ、ヘッドホンは3.5mmの変換プラグがあったほうがいいかも。Amazonで買ったが後で¥100ショップへ行くと売っていた。

早速、音を聞いてみる。BBEがOffだと普通だが...BBEをOnにすると...ガラリと...変わる。
曇天から晴天とかあったけど、写真で言うとシャプーネスをかけたような感じでイコライザだけでは出ないような印象。
イコライザで言えばドンシャリというか低音と高音が強調されたような感じではあるが、それより解像度は高い印象。「くっきり」というのが適切で、場合によっては「聞き疲れ」という評価もあったが自分には好印象。
スピーカーは66mm口径ならまだましに思える。というか、Mach3Bassを入れるとこのサイズとは思えない低音が出てくる。

結論から言えば、すごく感動してしまった。
本当にいいと思う。
まず、いろいろ言われているスピーカーであるが、これでこの音は凄い。つまりこの価格で結構「高級もどき」にできるようになっている。
例えば解像度にしても性能のよいツイータを足していろいろ工夫すれば、「もやが晴れる」ような印象にできるが、BBEだとつまみ1つでそんな感じになってしまう。低音もウーハーを足してネットワークを調整すればそうなるが、これもつまみ1つ。
この装置への低評価はやはりオーディオマニアが多いが、確かに¥をかけたらこれよりよいものはできると思う。ただ
・このサイズで(特にスピーカーサイズ)
・この価格で
できるわけではない。一般的なオーディオ装置としてなら勝てるが、ニフィールド向けの小型装置でしかもこの価格で勝てるとは限らない。
小型装置と言えば、BoseのM2とかOlasonicとかになるが、個人的にはこちらのほうがいいと思う。理由は
・調整できる
 つまり「低音を絞りたい」「高音を絞りたい」...がある程度自由に設定できる。flatが理想だが、人によって「聞く曲」「好み」そして「音量」も違うのであった方がいい。音量はフレッチャー/マンソンではないが、小音量でラウドネスで豊かな音質になるような感じのもので誰しもが大きな音量で聞くわけではない。ベッドのそばだとかなり小さいだろう。
・遊べる
 スピーカーにアンプを内蔵されるとそこで決まってしまうが、これはスピーカーを変えて遊べる。66mmってのは2.5”であまり種類はないが3”クラスだと沢山候補が見つかるし、自分で好きなものをつけて遊べる。
 実際に2”ほどのをつけたが、音はガラリと変わって高級もどきになる。解像度があがり低音も出る。確かに電気処理ではあるが、ニアフィールドの小音量ならわからない。

 いずれにしても「小さい」「安価でいい音がする」「自分の音に調整できる」「組み合わせて楽しめる」と思う。
 BBEはドンシャリ傾向なので好き嫌いはあると思うがOffもできる。ただOffするとBBEの構成からして低音・高音制御はできなくなる。つまりただのD級アンプになる。
 もし場所も¥もあって音を求めるのならお勧めはしないが、場所の制約があり予算的にも限られているのならお勧めだと思う。何より簡単に調整できる。従来のような「低音」「高音」という表現ではないものの機能的には似ているので迷うこともない。


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BBEで遊ぶ(1)

¥1000スピーカーでBBEの話を書いた。

BBEそのものはバスブースト機能もあるがそれは付帯的なもので、本来は原音再生というかクリアーにするのが目的。
なのでイコライザというよりエフェクタっぽく、概念も他とは違う。エフェクターで原音再生でもないと思うが、ピンボケ写真をなおすようなものだとそう言えるかも。
ただ効果は業界でも認められ多くのメーカが採用している。

とは言え説明そのものがよくわからないのが多い。
自分も聞いたことはあっても使ったことはないので感想も出ないのだが...。
で以下が詳しい。
http://blog.ippinkan.com/archives/20010729121207
(以下抜粋)
BBEのプロセスはまず入力信号をチェックして、衰退した高周波をレベルアップします。そして中域・低域を高域に比較して遅らせることにより、聞き手に高・中・低波が同時に届くように調整します。これは大変重要なことで、生演奏を聞くのと同じ音に近づけるわけです。鮮明さ、音のきめ細かさ、存在感、鋭敏さ、そしてニュアンスが驚くほどはっきりと出てきます。そのため、BBEは「オーディオのオートフォーカス」とも言われ、米国のオーディオ誌は「すばらしいプロセスだ。どんな音楽にも使えて、高域の鮮明さと伸びがよい。自然の音をそのまま再現する大変優秀な機器である。」とコメントしています。
(略)
BBEはまず音声周波数を3つの周波数バンドに分割し、150Hz以下を低域、150Hz~2.5KHzを中域、2.5KHz以上を高域とします。この中域と高域に高調波が含まれます。低域は、パッシブなローパスフィルターで約2.5msほど遅らせ、中域はアクティブなバンドパスフィルターで0.5msほど遅らせます。これらの遅延は周波数に反比例したリニアーなものです。高域には遅れを加えないため、相対的に低域中域に比べ進む結果になります。
高域の信号をリファレンスとして、中域と高域の信号を比較しながら連続で相対的な高調波の比率を検出し、高域の増幅レベルを可変することで、減衰する高調波を正確に補正出力します。

このBBEプロセスにより、高調波の位置と振幅が回復することで、低域が物足りなく聞こえる場合があります。そのバランスを取るために50Hz以下の低域を連続的にブーストできるようにしています。つまり、低域と高域のレベル可変・トーンコントロールと、中低域の遅延回路が一体となった装置と考えても差し支えないのですが、通常のトーンコントロール回路とは異なり、スピーカーやケーブル、回路などで遅延する高域をあらかじめ進めておくことで、明瞭度改善効果が高く、位相乱れの少ないスッキリした音質が得られるのが特徴です。BBEプロセスでは、位相補正と高域ブーストの効果で、イコライザーのように単にブーストを行う場合に比べ、約半分のブーストで同じ明瞭度が得られるのです。プロ用BBEは、これまでに10万台以上が世界中の音楽シーンで用いられています。

とある。
つまり
・周波数を3つに分ける(低音=150Hz以下・中音=150Hz~2.5KHz・高音=2.5KHz以上)
・それに遅延をかける(低音=2.5ms、中音=0.5ms、高音=0ms)
・高音のレベルによって高音のブーストを可変
とするとクリアになるが、高音がしっかりするので
・低音(50Hz以下)をブースト
する。
なので最後のバスブーストアンプということだけではなく遅延回路(?)でもある。
ICでは新日本無線(JRC)から各種出ている。
BBEを自作している人もいた。ICも使っていない。
http://dimemannico2.blog44.fc2.com/blog-entry-411.html
JRCのICを使ったKitもないではないが、ケースなど結局面倒になるので、そんな場合はBBEを採用したアンプを買えば良い。(BSSP10 )

前にも書いたが、スピーカーもついている。66mmなので2.5”程度。85Hzから再生とありニアフィールドなら問題がないレベルだと思う。
もっともスピーカーを違うものにグレードアップしている人も多いようでそれだともっと出るのだと思う。
アンプはD級で周波数特性は多分以下。ニアフィールド向きかも。
http://review.kakaku.com/review/K0000094685/ReviewCD=319745/ImageID=23998/
http://review.kakaku.com/review/K0000094685/ReviewCD=319745/ImageID=23997/
バスブーストはMach3Bassとか呼んでいるのがそうなのか?名前が多くてよくわからない。
http://buffalo.jp/products/catalog/supply/multimedia/speaker/wood/bssp10/
を見ると大きくしすぎると歪が出ると注意書きがある。アンプが歪むのでないのならスピーカー交換でなおるかもしれない。
そのものを改造している例も...。
http://blogs.yahoo.co.jp/powerslavepro/1093696.html

まとめると
・6.6cmのスピーカーで85Hzが出せる(らしい)
 測定していないが、そこまで伸びるのならニアフィールドでも優秀な部類。
 2chで85Hzあればこのサイズなら立派。
・BBEで特にmp3の圧縮音源がクリアーになる(らしい)
 mp3というよりくすんだ音源がクリアーになるのか?
・ヘッドホンアンプとして優秀(らしい)
 そこらはやったことがないが...。
ということになる。
ピュアオーディオから見ると「エフェクタなんでとんでもない」ということになって、原音を加工すること自体が劣化とみなすのだと思うしそういう意見もないではない。
くすんだ音はくすんだまま...ってのが原音再生なのだろうが、音楽を楽しむ分にはそこらにこだわることもないような。
実際、そういうオーディオファンも買っているようで、評価は2つに別れている。ここらはどちらかと言えば辛口が多い。オーディオマニアだと別に豪華な再生システムがあるのでその比較なのだろう。
一方、オーディオマニアではない一般層には総じて高評価が多い。多分そちらのほうは「音質」ではなく「音楽」を聞いているのではないかと。つまりは総じて曲はよく聞こえるというか。(原音を離れても...ってことか)

見ているとコメントの中に

低音量でも豊かな音質。

とあって、これが背中を後押しして購入を決定。
ニアフィールドで低音量で聞きたい。(今までろくな結果にならなかった。)
でかいシステムで朗々と鳴らすのと比較して...ってわけではない。

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やっかみと民主党

日本の財政は危機的である。
増税目的で財務省がPRしたのかもしれないが、赤字国債が続くのは事実だし、
・年齢構成からして納税者は減少する
・企業の体力がなくなり法人の納税も減少する
方向なのは事実。後者は韓国などを見ると政治責任もないではない。
つまりは、納税費用が落ちていくのは自明。
同じように受信料に頼るNHKも同じになる。
欧州と同じくGDPが伸びないのだから緊縮財政にならざるを得ないし、安易な増税や値上げは国民生活を圧迫するだけで、生活は益々苦しくなる。

やっかみ1:公務員処遇)
これは増税を言うなら当然目の仇にされるだろう。
なのでセットで公約にしている。
元々、予算内容というのが甚だ不透明でわかりにくいが、人件費は40%という話もある。(どこまでを人件費というかだが)その人件費でも野田内閣は
・公務員の20%の人件費削減
・(優遇されていた)年金制度の一元化
を掲げて、消費税とセットにしていたが、こちらは見送って増税だけを敢行しようとしている。
公務員は今は処遇では民間を追い抜き、安定性も抜群。しかし、収益がない赤字なのであるから民間なら(生活に関係が薄い)賞与カット、さらには賃金カットは致し方ないことだと思う。
一方の支出の介護福祉は増えるが、これが改善されている実感がない。介護施設はどこも満杯で、有料介護になれば利用できる人はかなり限定される。これも人口構成を見れば予測できた話であまりにも先見性がないし対応も後手が多い。

とどのつまりは「節約しないと小遣いはあげない」という至って普通の論法で増税には反対だ。野田内閣はその一部である「公務員の人件費」も公約を守らなかった。ならばセット条件なので増税は取り上げるのが当然だと思う。

やっかみ2:生活保護費用)
生活保護については前にも書いたが、「不平等性」に関するものだった。現実的に言えば最低賃金や年金は「安い」とは言え、「しょうがない」気もする。
一方で必然性のないバラマキをやっている民主党なので、そんな財源があるのなら...と思ったりもするが、実情はやはり火の車。
生活保護は、今も増え続けて現状4兆。
http://whisper-voice.tracisum.com/?eid=135
民主党のせいかどうか別にしても、小泉政権以降格差がひどくなり、失業率は増加。不安定な米国経済や破綻寸前の欧州経済もあって、輸出も厳しくなった。企業はどんどん海外流出。
それだけでもないのだろうが、生活保護受給は急増。「ネットの情報」のせいにもしているが、そもそもそういう制度になっているのが問題で広報されたせいではない。
議論はいろいろあるが、最早成長期を過ぎた今の日本だと、やはり生活保護費用は高すぎるし不正受給も後を絶たない。
前にも書いたが、審査もおかしいし、変な話最低金額は「食費支給」でいいのではないかと。他は現物支給というか申請して必要と認められたもののみ支払う。
ジャンルで金額(多分平均)を決めて審査(多分できない)しないで支給するので、多目になる。なので余った分携帯や旅行や嗜好品に多額を使用できるようになり、事態をおかしくし不平等感をあおる。
支給するのは「最低額」であって「平均額」ではない。最低賃金は平均ではなく最低だ。平等性を保つのなら働いていないのだから、それ以下にしないといけないだろう。
住居はそれこそ公務員の官舎を提供するとか(働いてないのなら通勤はないし)、仕事も介護関係を運営してそこで働いてもらうとか。(仕事を世話するほうが建設的)
とにかく「増やさない工夫」をすべきで、モデルケースを見れば、普通ならいやな思いをしてまで働く気はなくなるだろう。

やっかみ3:天下り)
公務員・生活保護といえばやはり庶民的であるが、別次元でのやっかみ。
これも民主党は「天下り撲滅」をスローガンにしたが結果は全然。まあ政治家というよりは官僚が言うことを聞かないのだろう。
しかし総務省が天下りを正論化して、堂々と変な論法も展開している。こういうのを見ると官僚が既得利権を守るのに必死で、これが実態だと思うべきなのかと。
http://22623.blog99.fc2.com/blog-entry-35.html
つまりは国民のことなんてまるで考えていない。
それを制御もできない政治家をいろいろ変えてももう官僚体質は変わらないような。
官僚は、既得権を守るだけで壊すことがありえないので人件費も落ちない。
天下り撲滅でも「公益法人全廃」ってのがあるが、それを有無を言わさず実行すればいいような。やはり不要な天下りを巣窟から除去すれば撲滅に近づく。あるいは「犯罪」にして立法するとか。
このような公益法人には不要なものが多い。原子力もそんな印象を持った。目的はともかく役割を果たしていない。地震で放射能被害が出てはじめてその存在はいかに無意味かわかる。役に立たないものなら要らないし、もっと言えば今までの負担は全く無意味なので全額返却して欲しいぐらいだ。

結局民主党はどれ1つ守らなかった。
事業仕分けは低い目標のさらに1/10ではポーズだけといわれてもしょうがない。
あまり強行な政府も困るが、それは国民に対してであって、官僚に対しては強行に出て、逆らえば(民間がそうであるように)懲戒免職でいいのかと。官僚の上司は政治家だ。人事権も持つ。しかし悪用したら国民が総選挙で入れ替え。
国民は公約で選んでいる。何もできないのなら公約しないことだ。都合の良い公約だけをやるのは信義の問題。

根源的な提案がある。
国といえども人で動いている。
それを経営と捉えれば、そこで考え方を民間と同じにする。
つまりは公務員給与といえども「固定」ではなく「税収-使用金額」の残りでまかなう。
いつも計算に人件費があらかじめのせてあるが、必要分を引いた残りがあれば給与になる。自営業ならそれが自然だ。
つまり今なら、40兆円足りないのだから人件費総額から40兆円差し引けばよい。それで増税も何も要らない。
多分、賃金は0になるのだろう。または人員0付近でもよい。それがいやなら、自分で削れるものは削ればよい。合理化が進むだろうし、天下りも公益法人もなくなるだろう。残せば給与がなくなる。
制度だって民間並みでいいと思うだろう。賃金が最初にある企業は考えられない。努力して得るものだ。その安定体質こそが、腐敗の原因になる。
足りなければ安易に料金を値上げする東電と体質的に変わることがない。

公務員人件費とセットだった時は消費税は反対でもなかったが、片方がなくなった以上は当然提案も引っ込めるのが筋。自分より優遇される人のために増税されるなんておかしいし、それ以前にセット公約を守らない民主党がどの面下げて増税なのか...。政党そのものに不信感。(つまりは人ではない。)すべて秘書責任の某氏もいるし...人もどうかと思うし。

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P610を聞く(3)

せっかく入手したP-610DBだがさすがに40年前で退色している。
それはそれでレトロっぽいが、塞いだ穴の板も材料が違うので違和感だらけ。

なので、サランネットを自作することにする。
本当はつけたくないが保護にもなるし。

一般のものは目が細かく、これはさすがにいやなので網戸の一番粗い目にしようかと思う。
枠の角材買うのに¥100ショップに行くと旅行用のポーチでメッシュのを見つけたのでこれにする。2度目かな?JSPもこれ。

材料はこれだけ。
角材*3。1本は手持ちだが色が違う。(TT)

あ、針と糸は結局使わなかった。
本来は枠に固定する目的だったが...固定で挫折。

まずは枠を作る。

つけるとこんな感じになる。
網の分は少し緩めがいいが丁度でもなんとかなるみたい。

ポーチを分解する。これは1枚を折り返してあるので縫い代をカッターで切る。
切る場所がよければ簡単に分解できる。引っかかったらまたカッターで。
で枠にあわせてやや大きめに切る。(はさむ場所。)

後は挟みこんでできあがり。
接着でも良かったがつかないかもしれないし。
ギリギリで作ったせいかこれでもしっかりとはまっているようだ。
上には少し余長があって、そこを引っ張るとはずれる。

なんかスカスカでもあるけど退色の印象や盲板の印象は多少緩和される。

スカスカのせいか音そのものに変化はないようだ。(^^)
当分はこれで聞くことにする。

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消費税の値上げ

これまた大きなテーマだが「消費税の値上げ」について。
そうなると理由であるが、そもそも財政が破綻寸前。

それも内容が、すごくわかりにくい。
もっと簡単明確に説明して欲しいが意図的なぐらい適切なものがない。

細かい数字をはしょれば、予算は一般予算100兆円+補正予算200兆円=合計300兆円ほど(違うかも)。
で借金返済が100兆円。予算がたりないので40兆円の国債発行。それが累積し...今は700兆円。
消費税が20%になっても20兆円ほどなので借金は止まらず...。

兆だと現実味がないが万にすると現実味が出る。
普通なら「使いすぎ」と考える。で最低でもイーブンでできるだけ借金を返したい。
となると予算は30%ほど下げて200兆円でやれば...10年ほどで借金も返せる。
で事業仕分けをしたが、ピンポイント爆撃では成果も出ず...。パフォーマンスとの話もあったりする。
本気でやるなら、有無を言わさず「全予算30%Cut!!」でいいのではないかと。
この中には公務員の人件費もあるので、そちらもそうなる。
国も1つの事業体と見るのなら
・収入:少子化などで税収が減る
・支出:高齢化により負担が増える
わけで、維持するためには「出費を削り」「(中の大きな比率であろう人件費削減のため)リストラするか賃金カット」が真っ先に打つ手だろう。自然に「天下り先に流れない」ことになる。
一般企業でこのような借り入れを続ければ当然破綻するが、日本の場合資産はあるのでそうはなっていない。増税目的で危険をあおりすぎという話もあるが...。ただ、無駄が多いのは事実。
もっと建設的なのは事業体として機能すべきだが、車や家電をはじめ企業は軒並み体力をなくしているし、製造は殆ど海外になってしまった。日本は資源国とはいえないので、工業製品の輸出は大きな収入源であったが、今後はそれも望むべくもない。

日本より先にそうなったのが欧州で、日本とて例外ではないだろう。欧州で緊縮財政を掲げた政党が敗れていくのを見ると多くの人はそういう体制を望んでいないのはわかるが、結果的にはそうしないと明日の子供たちが大変だ。
現実的に見ても
・収入は減るが支出は増える
図式は人口構成をみても明白で、一般家計なら増税による安易な収入を増やす前に支出を減らすだろう。一般的には収入が劇的に増えることはない。増税は安易すぎる。ましてや公約は実施されていない。

細目を検討すると減らないものばかりになるので、まずは検討なく-30%。財源をそうすれば、その先が天下りにまわす余裕もなくなり自然消滅するかもしれない。お小遣いと同じで「これしかないよ」でいいのではないかと。使い道(削減策)は自分で考えるだろう。

機材などの購入などは、それでもいいとして、問題は人件費だろう。
こういう時勢だと公務員の優遇性も不平等感が大きい。公務員の人件費は40兆円らしいが、計算の仕方によるが物品以外は殆どそうだろう。

それでなくても公務員は(一般的には)勤務も楽に見えるし安定性も高く、リストラや免職とは無縁にも見える。免職にしても懲戒などは滅多にない。事件を見ても期限付き減給ぐらいだ。官舎や公舎にしても優遇される。

それに言いたくはないが、このITの進んだ世の中でシステムが以前のままのような気がする。確かにPCは入っているが、ワードとエクセルではないのか。ワークフローにしても紙はなくせるし、裁量権を大きくすれば(責任も大きくなるが)処理も簡略化できる。間違いも減らせる。改善に取り組むことにリスクがあると「誰もやらない」体質が慢性化していて危機感がない。改善しないと給料が減るようにしないと改善されないように感じる。

公務員でも一生懸命の人もいるし労働に比べて薄給な人もいるとは思う。ただ今の民間はもっと悲惨に思う。平均賃金も下がっているし処遇も悪いし、安定性もない。

野田内閣も年金の一元化で共済年金はそのままだったし、マニフェストの人件費2割削減や地震での期間給与削減も行っていない。
退職年齢の引き上げも検討されている。現在、民間は60歳退職が一般的で65歳まで年金は受給できない。つまり5年のブランクがある。しかし企業は公務員とは違って65歳退職にできるほど余裕がない。そういう時代になった。
でその65歳年金ってのも、さらに68-70歳を検討という...。ってことは60歳で退職、68-70歳で年金だから8-10年はブランクになる。
厚労省って年金問題もそうだし、何を考えているのだろう?65歳まで雇用義務義務があるわけでもないし、そうしたとしても人不足ではないので、企業の体力がなくなるだけで余計疲弊するような。公務員は退職年齢をあげればいいが、そうすると人員が増えるだけだ。

成長時代ならともかく、今の時代にあっては、公務員は民間の処遇より遥かに良い。さらによくなる処遇まで検討される。しかもそれが税金でまかなわれていることが不平等感の根底にある。江戸時代ではないので、自分より良い生活者のために支援したくはないのは人情だ。
基本的に税収が余っているのならともかく、全然足りないのだから、「今までと同じ」であることがおかしく、「節約できるものは節約」が原則ではないかと。
民間の増税にたよることなく、まずは自助努力で再建すべきように思う。今は増税しても本当に福祉・介護に使われるのか疑問。何も変わっていない。

まずは
・民間と同じ水準に引き下げる(年金・住宅...)
・収入に見合って給与は変わる(税収が減れば減らす。いやなら人員を減らす。そちらを介護にまわす。)
 特に賞与は民間で赤字なら0で当たり前。赤字で回復見込みがないのに出すほうがおかしい。賞与で生活しているわけではない。(ローンはあるにしても。)
それをやった後の消費税ならともかく、何もしないで...はないような...。
それ以前に公約は守らないといけない。政治生命をかけてもやるべきだと思う。それでなくても信頼がない(支持率がない)のが当たり前になっている。おかしい。

っと思ったら
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/30741
に同じことが書いてあった。
ちゃんとしたジャーナリズムも健在なのが救い。
公務員20%だけじゃなくて予算を全部30%削ったほうがいいのでは?

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P610を聞く(2)

P-610DBが届いたので早速L-aboxにつけてみる。
fo=70HzなのだがL-aboxだと低音は気にならないかも。

20KHzまで出るらしいので、ツイータを外す。
盲板をつけたら外観がいまいち。

スピーカーのコーンの色あせもあってかなりレトロ風。
全般的にそうならバランスもとれるのだが...。
そのうちサランネットでも作ろうかな?
今は目をつぶって聞いてみよう!!

で感想。USEDなのでエージングは十分だろうし。
音はDS-160Fと違ってキンキンはしていない。
今の感覚からするとフレームもそうだしマグネットも頼りないがしっかりした音がする。しっとりというより乾いた音。
低音も強くはないがそこそこ出るし中高音とのバランスもいい。6.5”にしては中高音は綺麗な感じ。
こんな感じだったかなあ~みたいな感じ。エンクロージャは昔聞いたのはでかいバスレフだったので純粋に比較はできないし。美化されているかも。

それまでLabo-XにはDENONのD-0805007-040という4.5”のミッドウーハー+ツイータをつけていた。PPコーンで結構しっとりした音もするし量感もある。
それと比較すると、低音の量感も下がるししっとりした雰囲気もなくなっている。
好みかもしれないがP-610という冠がなく、ただ聞くとDENONの方が好みかもしれない。
P-610が悪いということでもないが、時代を考えると40年前ならすごく良い音に違いない。低音から高音までバランスもいいし、中高音も口径から想像するよりずっと綺麗に出ている。後、音圧が92dBと結構大きくエコというか非力なアンプでもかなりでかい音を出せる。そもそも7Wのものだし。

個人的な評価で
DENON D-0805007-040 + Vifa BC25SC75-08 + SH72TZ-10
特性:☆☆☆☆☆
低音:☆☆☆☆☆
高音:☆☆☆☆☆ ツイータをつけた場合
音質:☆☆☆☆★
加工:☆☆☆ フランジが斜め(座繰り加工はかなり難しい)
外観:☆☆☆☆☆
価格:☆☆☆ 3,360円/セット + 1,160円/セット + 890円/セット

DIATONE P-610DB
特性:☆☆☆☆★
低音:☆☆☆☆★
高音:☆☆☆☆☆
音質:☆☆☆☆
加工:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆   (安っぽいし年代で殆どは退色している)
価格:☆☆☆   (オークションで時価になる)
かな?

最近しばらく聞いていて思うのは...
・特に何かが飛び抜けて良いわけではない
 逆の意味でこれと言って悪いところもない。
 無難なようで案外これは難しいことかもしれない。
・音は乾いた感じで解像度もそこそこみたいな感じ。
 大事に思ったのは聞き疲れしない。高音にしろ刺激音というのがない。
40年以上前にあったスピーカーで価格も考えるとやはり凄いものには違いない。
多分、もっと特性の良いものは存在するとは思うが、
・小出力のアンプなどでちゃんと鳴る効率
・クセがなく聞き疲れしないやわらかな音
というのを考えれば優れたユニットだと思う。

ちなみに6.5”でaboさんとの評価によれば
Dynavox LW6005GR
以外はあまり良いものがなく、フルレンジ1発も考えればP-610DBも6.5”では間違いなく良いものである。
L-aboxでの評価のベストユニットである
DENON D-0805007-040 + Vifa BC25SC75-08 + SH72TZ-10
とは好みになるかもしれない。

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生活保護費を考える

ブログのネタは枯渇してくるが、この手の話題は多い。
年金・健保...。それだけ問題が多いというか。
なので読む側も情報は多かったりするが、せっかくの情報発信なら自分もやってみようかな?と思ったりする。

で生活保護費が問題になっているのでその話題。
話題になっているのは「不正受給」で芸能人で発覚したためメディアが取り上げたが、ニュース性を除けば一般人では遥かに多いのだろう。

それはともかく、生活保護費は憲法の「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」からきているが、そのベース算定がわかりにくい。
論点は2つあって金額の問題と審査の問題。

金額は、最低賃金との比較から議論が噴出。
・地域別の最低賃金は厚生労働省が発表している。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/index.html
これだと大雑把に12万/月ほどなので年収としては140万。
ただこれに社会保険などがかかる。国民年金が定額で18万に、世帯主なら国民健康保険が(所得0でも)8万。
・一方、生活保護は算出が難しいがモデルケースは多々ある。
明らかな不正受給をのぞけば、ほぼ同額で12万/月程度だと思われる。
しかし、社会保険料は免除されるので実質的にはこの方が有利になる。
実際にも12の都道府県で逆転している。
なお、条件として幾つかの制約はつくがこれは「審査」なのでとりあえずはおいておく。
・もう1つ全く論点が違うが、国民年金との比較というのもある。
制度が違うのだから違って当たり前には違いないが、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」には該当しそうだ。
どのぐらいかというとこれもケースバイケースだが、 厚生労働省のモデルケース23万2千円/月ということらしい。(経営破たんの日本航空が48万/月というのも話題になったが。)モデルケースは世帯で2名なので半分にすべきか迷うが、半分なら12万ほどで同程度。
 生活保護受給がこれをオーバーしているケースもあるようだが、比較対象が世帯同士にしても条件がよくわからないが、非常に近いラインにはありそうだ。
 年金の問題は比較の土俵が異なるにしても「年金を負担せずに生活保護を受ける」という選択肢をとることが可能になる。これではまじめに年金負担を続けていること自体が馬鹿馬鹿しい。破綻寸前の年金を見ていると、「年金を納めた方が明らかに生活保護よりはよい」ことを条件としないと誰も納入しなくなるだろう。

なのでこれらを見ると現時点では
「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」
は実年収で120万ほどを言うようだが、ここが疑問。
というか憲法ではあるが物価も変わるので毎年これを最初に決めるべきような。
で、社会的にあるべき姿は(標準で)
最低賃金>生活保護>=憲法保証額
なので、これが崩れはじめているので不公平感が強くなる。
ついでに
年金>生活保護>=憲法保証額
でないと誰も年金を支払わない。
基本的にこの形でないと正直者が馬鹿を見る社会スタイルになって制度そのものが成立しない。
憲法保証額が今年は120万/年としているならば、生活保護費用はほぼ妥当ではある。但し、社会保険は天引きでよろしいのではないかと。結果的には計算式だけかもしれないが、破綻寸前の制度なのでしっかり収めた形で特例にしないことかと。
そうなると問題なのは最低賃金でこれが安過ぎることになる。つでに年金も安いということになるし、これは変更したらさかのぼって負担になる。
感覚的には
最低賃金*0.6=生活保護>=憲法保証額
みたいに思う。0.8なら不正しても受給するだろうし、0.7でも微妙。
この定義もはっきりさせることではないかと。
本来ならば最低賃金や年金を現状の1.4倍程度にするのが良いのだろうが...。

次に審査を考えると、これもどうも曖昧。
・所有資産
所有資産は認められないといいながらもこれも曖昧。TVはとっくにOKだし、車もOKの場合もあるし、携帯もある。PCはNGといいながらスマホならいいのか...。
また監査もできないのだろうが不平等感が大きいようだ。
・地域差
 失業率との相関はあるが地域で結構受給率が違う。一直線にならないので審査基準も違うらしく、このあたりも不公平感を招いている原因。大都市である大阪は評判どおりやはり多い。気質なのか公務員の感覚なのか...。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/7347.html

 多くは、やはり「まじめに働く人」が感じる「不平等感」で、これが危険信号。ちゃんと是正しないと「正直者は損をする」構図では誰も正直にならない。

 ここまでだと評論家なので、自分の意見。
・雇用の斡旋と創出
 基本はやはり「(本人に応じた)仕事を紹介する」ではないかと。勿論ケースによっては働けない場合もあるが近年の急増を見ていると、失業保険では間に合わないのではないかと。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2950.html
 失業手当の不正も問題にはなったが、まだ就職活動を見ているだけ良くて生活保護にはそれもないようだ。もし失業期間が長期化するのであれば、雇用保険制度のほうを見直すべきかもしれない。
 ただ、それよりは雇用の創出の方が建設的だ。一方では介護関係の人員が不足している中、一方は失業してしまう。ならば国で介護施設を全国的に運営し雇用するなどの手があるように思う。「かんぽの宿」の払い下げではないがそういう施設も有効活用もできたような。
「働きたくない」というのは論外なので、基本は「働ける条件で」が原則かと。
・受給内容の審査
 議論で「現物支給」などが出るが、現実的には難しいので「給付金の使用明細開示義務」の条件をつけるべきかと。減額対象になるので精神的にブレーキがかかる。レシートなども添付してちゃんとした申告にする。なんなら「後払い」にして必要と認めたもののみ給付する。給付して自由にするので不正が後を絶たないような。
健康で働けるのであれば、後で返済義務を負うことも良いと思う。むやみに受給しなくなるだろう。
・不正の罰則の強化
今でもないわけではない。
http://www.seikatuhogo.gin-hp.com/h.html
のようにあるにはあるが、甘いのではないかと。返却は3倍だろうし、故意や警告後であれば10年の無条件給付停止でいいのかと。
不正が後を絶たない現実は、結局「働くより」「年金より」ましなわけで、今の罰則リスクよりもメリットはある...と見られていることにある。
バランスからしてペイしなくすれば誰もやらなくなる。
・認可責任
どこでもとりあげられないが、不正受給が発覚した場合に許可した人に罰則はないのだろうか?公務員のそういう体質こそが不正の温床になっているように思う。
少なくともミスには違いないわけでミスは自分の責任において処理されるのが民間的。そうなったら一緒にもみ消すのが公務員...かな?
年金問題はそうだった。ミス回復の工数は正規労働の工数と同じ賃金は支払われるべきではない。でないとミスが多いほど儲かってしまう。厳罰が鉄則なので、回復するまでは賃金の定額カットで「本来正しく行われた場合の総額」相当が無償になるまでカットし続けないと一般経営は成り立たない。

総論として、世界的に見れば日本の生活保護受給率はそんなに高いわけでもない。
生活保護そのものは憲法で保証された権利だし、必要なものだとは思うが、それを一部の不正受給やそれを助長する体勢によって不平等感がつのり制度そのものへの不信感になっている。
マスコミも不正受給の極例みたいなのをPRしているが、そうではない人も大勢いるだろう。
扇情的な内容ではなく、むしろもっと統計的なデータを準備して、ちゃんとした主張にまとめ、それを是正推進するのがマスコミの役目だと思うが...。

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P610を聞く(1)

ずーーーとあこがれだったダイアトーンのP610。

ずーーーと前に聞いたことはあって、いい音には思ったがそのうち記憶も美化されていったのかも。今でも根強いファンがいるし、こうも大勢がそうであるとこれはもう絶対的に良いものに思えてくる。NHKの採用も客観的には良い事実だろう。

もう売ってないとなると余計に聞きたくなったりする。
売っているものとしては某評論家が似ていると言ったダイトー社のものがある。
ダイトーボイス  DS-16F
http://dp00000116.shop-pro.jp/?pid=6732
安いしいいのだが...改良型と言われる
ダイトーボイス DS-160FⅡ
を買った。foが70Hzだったし。
http://dp00000116.shop-pro.jp/?pid=6733
でも音は全然違った。悪くはないけど高音がキンキンするので少し聞いてお蔵入り。
いくら思い出が美化されたとしてそれを割り引いてもこんな感じではなかった。まあエンクロージャも違うけど。

そうこうしていたらSP01から復刻版が出ていた。

DIATONE P-610FB-RPEP 6.5インチフルレンジ(復刻版)1ペア 11,600円
欲しい...。
ただ調べてみると例えばfo=50Hzとなっていて改良されているような。(オリジナルはfo=70Hz)
多分、フェライトのこれがオリジナル?
http://audio-heritage.jp/DIATONE/unit/p-610fa.html
マグネットは、オリジナルにもフェライトがあるし、エッジも経年変化を考えると鹿皮っていいような気がするが。
音は「全く別物」という書き込みもあったので微妙に違うのかもしれない。
性能は良くなっているので文句を言う筋合いではないけど、聞きたいのはP610の音であって改良されたものではないというか。それならTangBandとかのほうがいいかもしれないわけで。
そう考えるとどうしてもオリジナルを聞きたいのが人情。

オリジナルと言っても沢山ある。そこでP610の推移。(年代や価格は後で調べたもの)
http://audio-heritage.jp/DIATONE/unit/p-610.html(¥1,950 1958年発売)
が最初。その後P610A/Bに推移。ここらが人気が高い。
http://audio-heritage.jp/DIATONE/unit/p-610a.html(P-610A:¥1,700 1本、1970年頃)
その後P-610DA/DBという改良モデルが出てこれも人気。(¥6,500 1本、1983年頃)
とここまではアルニコ(アルミとニッケルとコバルト)マグネットを採用。
同時期にP-610FA/P-610FBというフェライトモデルも出る。(¥3,980 1本、1983年頃)
価格からわかるようにフェライトは次世代用コストダウン?
その後一旦生産終息するが、50周年記念で復活。やはり高くてもアルニコに人気があったようでこれはアルニコ。
http://audio-heritage.jp/DIATONE/unit/p-610ma.html
DIATONE P-610MA/P-610MB (¥10,000 1本、1996年頃)
今はオークションでしか入手できない。
まあ当時の物価もあるので価格というのは参考にしかならないが
・アルニコマグネットが人気が高い
・今の時代だと16Ωは使わないので8Ωあたりがいい
・ただ、時代やウレタンエッジのこともあり現存するものでエッジの張替えが必要なものが多い。
狙うのならP-610B・P-610DB・P-610MB(いずれも8Ω)がアルニコだし使いやすそう。復刻版もいいが、やはりここはオリジナルのP-610B・P-610DBが欲しい。P-610Bは骨董的に見れば価値はありそうだが、P-610DBあたりが絶頂期だし、新しめ(40年前だけど)に思える。

そうなると、「SP01のと似たような価格であればいいや」ってことで、そういうのをヤフオクで探す。
でP-610DBを狙って落札。
オークションの写真。



競争はあったが、実は「難あり」になっているためかそんなに競り上がらなかった。その次のものは上がっていたけど。
難というのは...
・コーンに色あせがみられます。
 これは40年ぐらい前のものなので当然覚悟。
・一方のコーンに表面にキズがあります。裏側には影響は見られません。
 気になったけど到着したらさほど深いものではなかった。
エッジはまだ使えそうで良好な状態だったのが嬉しかった。(^^v

さあ、Labo-Xにでもつけてみようかな?

by   at 09:00  | Permalink  | Comments (0)