空を見上げて
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ファンネルダクトスピーカ

小口径でフルレンジはまとまりや定位はいいのだが、どうしても低音が不足する。
ユニットでも変わるがエンクロージャで結構変わる。
それに従って密閉からバスレフとなり、そこから道が分かれるのだろう。

・バックロードホンなども面白そうである。但し工作が難しい。

・JSP方式はバスレフよりさらに低い位置にピークがあり、量感もあるのでいいのだが、図体はそれなりに大きいのが欠点。
 これは成功例も多く非常に面白い。

・ナチュラルダクトはやってみたが、低音が出るというより中高音が引っ込むため音量を上げるとそういう印象を受ける。
 アイデアとしては面白いが、成功例をあまり聞かない。
 作ってみたが原理的なものだったし壊してしまった。

・タイムドメイン型はエクリプスを借りているので割愛
 低音を出すものではなく、音をピュアにするような方向。クリアにはなるが指向性があるようで視聴位置はピンポイントになる。
 低音を出すという意味ではエンビ管スピーカに見られる筒を足してそこから共振周波数を出すというのがある。
 ダンポールでもそこそこは増えるのだが、期待ほどではなかった。
 サブウーハを足すのも手だが、実は電流帰還アンプだと具合が良い。ただ高域も持ち上がるので疲れるかもしれない。上に向けるとバランスは良いかもしれない。
 作例は結構多くて、中高音はやはり良いとあるが低音は不足のようだ。聞く音楽次第では面白いと思う。
 
というので、まだやっていないファンネル・ダクト・スピーカを体験したくなる。
http://park11.wakwak.com/~daichi/audio/audio-home.htm
かな?
これは、バスレフのダクト(?)にロートを使うもので、下向きにする。
発案者の解説では、位相反転の音を期待しているのではなく、ユニットの低音が増強されるとある。不思議...。

作る前にまずは実験をやってみる。
・16cmのフルレンジを用意した。(ダイトーボイス)
・エンクロージャは小さめ。(9Lほど)
・エンコロージャの後面を開口(2箇所)
 ここにロートをあててみる。

何もないと、後面開放型に近く、低音は出ないがのびのびと鳴る。背圧があまりかからないので、制動が弱い反面音そのものはやわらかい。
こうやって、ある程度をふさぐとバスレフまでではないが、後面からは低音が漏れてくる。
さて、ここをロートでふさぐと...なんか密閉箱のような印象。
つまり、背圧がかかって音は締まるが低音は出ない。何もつけないほうがまだ聞いた印象では低音が出ている。
ロートの口に耳を近づけると低音がする...がそれほど大きな量感がない。

これも成功例が少なかったりするが、かなりユニットとか条件を選ぶような気がする。
想像なのだが...
・中高音は密閉型として働く
・低音も基本は密閉なのだが、多分f0の背圧に近い部分を逃がしており、そのため結果としてf0の音圧があがる。つまりスピーカのコーン振動が制動がない分ストロークが増える。
この感じからしてダブルバスレフ風ではなさそうだ。
 (作成者はスリットの音は期待していないとのこと)
のかもしれない。

空気室が狭いので一般の密閉とかバスレフの方が伸びがあるが、制動できるので歯切れはいいはず。
そういえば製作者はデジタルアンプも販売していたので、
・foの低いユニット(重たいコーン・でかいマグネット)
・密閉で制動をあげる
・低音は密閉(出ない)だが、fo付近のストロークは大きくしてやる(?)
をデジタルアンプ駆動しているのかも。

聞いた感じでも、どうもエンクロージャダクトの共振を期待しているのではないことはわかる。つまりはf0までということなのだろう。
ロートの働きは不明ではあるが、想像するにスピーカ低周波の動き(つまりは全体の動き=風圧っていうか)のみを逃がして、それ以外は密閉風に働いていてfoの制動を下げているような印象だ。ロートのダクトは細いのでfo以外は密閉というか。
であれば、ロートはどの向きでもよさそうだが...。
注)その後、ちゃんと調べると向きが逆だった。(TT)
つまりホーン風に外部に向けて開口させる。ただ短いのでホーンとしては働かないような。
「風レンズ」という説もあるが、これも外側にも流れが必要なので違うような...。
http://fe.mech.kyushu-u.ac.jp/research/wind/wind.html

ここにJSP方式との比較がある。
http://syunmei.fc2web.com/audio/CHR70/newpage1.html
ここにもあるように、JSPはf0以下にダクトから(バスレフ以下の周波数の)低音が出てくる。対して多分ファンネルダクトはf0までではないかと思われる。
この人はやはりチタンコーンのようなf0が低く制動がよく(でも能率が低そうな)スピーカをチョイスしていて、これは正解ではないかと。

つまりは、foがのびのび鳴る密閉箱スピーカってことに思えてきた。(それでもたいしたアイデアだと思うが。)
密閉箱もFostexをはじめ幾つかあるが、歯切れはいいが口径が大きくないと低音が出ない。スピーカ以外のものは使わない潔さみたいな思想と制動のきく歯切れの良さはあるが、10cmクラスだとどうなのかな?と思って16cmクラスしかない。
foの低い小口径って能率が悪く勢いアンプで頑張る図式になる。デジタルアンプだとそれもいいのだろうけど、なんだかエコでもなさそうな...。

成功例が少ないのも多分ユニットのチョイスが難しいからのように思う。
つまりは小型密閉でもそこそこ鳴るユニットでないといけないように思われる。

注)その後ちゃんと周波数測定しているサイトを見付けた。
http://pub.ne.jp/nisi/?entry_id=3036311
どうも作者の40Hzというのは聴感らしい。(^^!
http://pub.ne.jp/nisi/?entry_id=3123433
に密閉との比較もある。やはり殆どは密閉として動作しているようだ。
ダクト音も測定してあった。これも有難い。一般的なダクトに対して低域はのびていない。
バスレフ動作の測定もあるが、これはちょっと良すぎるような...。(ちゃんと自信がないと書いてある。)
低音にやや盛り上がりがあるが、これがダクトの効果なのだろう。なので基本は密閉動作っぽいような気がする。

全体として、省サイズでf0を伸ばしたのは凄いと思うが、f0までだと上にあるようにJSPには及ばないような...。(この外形は置きにくくていまいちだけど)
ってことで作成は割愛。(^^!

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バイアンプ

自作のいいところは「自分の好みの音」にできるところだろう。
市販品でもいいのだが、聞く音楽も違えば設置環境も違う。好みだって千差万別。
市販品だと改造には限度がある。高いものに交換していけばよくなるか?といえばデータはともかく、音はなかなか好みにならないような。
自作しても不満は残るわけで解決するのが楽しみともいえる。

自作といえば、「スピーカ」「アンプ」「入力」があるが...
・スピーカ
 ユニットを作るというのもあるが、これは結構面倒そう。
 エンクロージャはできそうだが、変更は大変そう。(面白いとは思う。)
 組み方でも、一般的にはフルレンジ1発が多い。ユニットの組み合わせやネットワーク設計などが面倒だし、それがうまく行かないことが多々あるのだろう。
・アンプ
 これもいろいろ手出しした。低音をあげたいのならバスブースタをつければそれなりに出る。
 最近のアンプは優秀で周波数特性などもよほどのものでない限りはいいように感じる。但し、ドライブ能力はいろいろあると思う。
 D級は一般的に能力が高く感じる。音がシャープでクリアに聞こえる。
 アナログ系は大容量のものは電流余裕がありシャープ&クリアな印象がある。
それを除けば、スピーカユニットとのバランスというのが一番大事に思う。つまりはスピーカはそんなに簡単に変更できない。しかし、低音とか周波数特性なら自作アンプで比較的簡単に変えられる。なので似たような雰囲気を出すことはできる。但しスピーカで限界はあって小口径は小口径の音になる。
・入力
 一般的には手出しできない印象。選ぶしかないが、トランスポートにしてDACなら自作の余地はある。とは言ってもチップを選ぶだけみたいになる。クロック系はいろいろ工夫しているので改善の余地はあるのだろう。
 CDよりメモリのWAVデータの再生がいいとおもうのだが、どこも不思議とmp3までになっている。(メモリ容量のせいだとは思う。)まあmp3でもスピーカに比べたら影響は小さいほうに思う。(サンプリングをあげた場合) 

前置きが長くなったが、フルレンジでバスブースト以外の道としてバイアンプがある。
結局は2.1chと同じである。
STA540SAは4ch入っていて、前にそれで4chにしたのを思い出す。
このときマスターボリュームから直接中高音の入力をとった。そのため低音を一杯にしても能率によっては中高音に負けてしまった。(^^!
OPアンプを入れたこともあるが、複雑になだけなので、手っ取り早く中高音をマスターボリュームの出力からさらに分圧してみた。

早速改造。外すのが面倒だったりする。
この前、コンデンサを入れないでブリッジ接続したらスピーカを壊したようだ。
まずはジャンクスピーカというか、PCスピーカを2セットつないだ。

マスターの半分しか中高音に入らないのでさずがに低音とはバランスできる。
いつも思うが、最初に聞くと「聞いたことがない音」になるので贔屓目になる。
ましてや自作だと余計にそうもなるが、こういう改造だとそこはそうでもない。
・良い点
 バランスがとりやすい。(スピーカにあわせやすい。)
・悪い点
 音質がクリアではない。(透明感がない)
 STA540SAがそんな感じを受ける。周波数特性は悪くないのに不思議。
7Wは出るはずだが1Wに満たなくても放熱板が熱かったりする。

 まあこのスピーカでは高音質は望むべくもないが、それでも入力の差異がわかったりする。
 iPODやトランス昇圧はさっぱり...。(TT)

 RCのフィルタだけでここまでというのはいいようにも思うけど。
まあアンプは完成ってことで。
(後日、電流帰還アンプと聞き比べると、やはり負ける。まとまりというか自然さとうか。悪くはないけど、倉庫入り。)

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電流帰還アンプケース入り

いろいろ聞き比べると電流帰還アンプってのはなかなかいいような。
(但し低音は量は出るが、軽くなってしまう。)
フルレンジ1発でないとおかしくなるが、フルレンジの小口径にはかなり向いた手法ではないかと。(小音量の場合)
もう1つはラウドネスっぽいのでBGMのようなものに向いている。

実際に@80のアンプとは思えないような音がする。
帰還の電流検出抵抗は0.3Ω付近が使われるが、大きくすれば顕著な傾向になる。
(但し利得は下がる)
スピーカの周波数インピーダンスと逆傾向というか、インピ-ダンスがあがっても電流を流すため結果として(電圧駆動前提のスピーカなので)高インピーダンス領域が強調される。
f0(共振周波数)や高音の領域もそうなる。ただ低音は制動の問題があってちゃんと制動できないので好みはあると思う。
そこをバスレフなりJSPなりで増幅すると思わぬ低音になったりするかと思ったら、f0がでかすぎて、それ以下の共振がかすんでしまう。よって重い低音はしない。

小口径だと元々が出ないので、丁度よさげな具合になる。
計算したバスブーストより「スピーカまかせ=スピーカのfoで変化する」というのはある意味美しいような気がする。
まあ、賛否両論あるけど、こういうのはスピーカで変わるんだし。主観もあるし。

個人的にはスピーカを小口径にしてエンクロージャも小さくしたいのなら試して損はないと思う。
バスブーストよりもあなたまかせでいいかもしれない。
というかバスブーストしたアンプで気に入ったのとほぼ同じような音がする。但し音質は「軽い」。f0が低いものであれば重くできると思う。
偶然かもしれないけど、バスブーストの設定が気に入る位置を探すのは面倒だった。(楽しくもあるけど。)

と前置きが長くなったが、そういうので常設用にケースに入れることにした。
いろいろ探したけど、結局はまた3.5"FDDのプラケースにした。
まだ売っているのかな?FDD自体を見かけない。
MDでもいいけどこういう感じではない。
もう少し薄ければカセットテープケースにも入るけど。
カセットテープもなくなったなあ~。
って今はCDも聞かずに全部メモリを再生している。(^^!

3.5"FDDの場合は部品に線つけてからケースにとりつけないと大変。

なんかつけるものって決まっているのでそういうのが売っていてもよさそうだけど、案外高そうな気がする。
ジャンクで適当に作る。

あっさりできてしまう。

あっさりできたものは、やはりそれなりの外観。
まあ壊さないだけいいのかも。

iPODの音がどうしても気に入らない!!
奥のQuriomの方が格段いい音がする。
AACにしたほうがいいのだろうか?でも同じmp3でこの差は何なんだろう?
低音は重い部分がなくなって、高音はやたら金属っぽい感じ。
(後日、これはユニバーサルドックが原因と判明する。)

そういえば、エクリプスで聞いてたらそう思わなかったところを見ると...エクリプスって、そこは再生できないのかも。(TT)
まあ低音はそないに出ないけど。

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Kochiaをラックに入れる

せっかくなので、ラックを改造してKochiaを収納した。
一応スピーカが4種あるので4種の構成を収納した。

1.借り物の構成1(入力は自前)
・スピーカ:ヴェロダイン
・入力:パイオニアDV610AV(ゴールドムンドがエンジン採用した機種の後継)
・アンプ:Kochia(伯耆さん設計)
*面倒さと大きさを除けば一番まともな音がする。
パイオニアDV610AVはUSBのmp3も聞けるのだが、操作が面倒。
なので7”のカーTVをつないでおいた。そういうものを聞くのがおかしいかもしれないけど。(mp3はご法度?)

2.借り物の構成2
・スピーカ:エクリプス(タイムドメイン型)
 (おまけでYAMAHAのサブウーハ)
・入力:自作トランスポート(Linuxベース)
・アンプ:(タイムドメイン型)
*どれも風変わり。低音は出ないが、中高音がよく定位もよい。
 聞くものによっては、結構感じよく聞ける。YAMAHAのサブウーハを足すと低音が出すぎてないほうがいいかも。)
 低音はこのサイズにしてはまあまあだと思う。
 自作のものはCDもUSBのmp3もwavも可能。デジタル出力専用なのだが、なぜかアナログ端子も出してある。(^^!

3.BGM構成1
・スピーカ:秋月の大型TV用スピーカ(スタガードバスレフ型)
・入力:aitendoのmp3プレヤー(ノイズが多い)
・アンプ:秋月のD級アンプ(1W*2)+自作プリアンプ
*入力とアンプは全部3.5"FDDのケースに入れた。5V単一で1W以下という省電力!!
 電源を入れたら即再生。USBメモリ&SDメモリを連続再生!!と、BGMに特化したつくりになっている。
 特に長時間聞いても電気代がかからないのはいいかも。
 でもって、自作のプリアンプのフィルタを何度も計算しなおしてチューニング。
 結果、結構聞ける音質になっている。
 正直、ヴェロダインに低音は負けるが、それ以外はいい勝負をしている。定位は、エクリプスに負けるがエクリプスは聞く位置も選ぶためBGMとしてはこれでいいように思う。
 aitendoのものはノイズが多いのとランダム再生に難があるが、組み込みでまともに使えるプレヤーはこれぐらい。今セールをやっているがリモコンが品切れ。実はリモコンでしか動かない。音量もリモコン!!

4.BGM構成2
・スピーカ:TangBand8cmを使った自作スピーカ(JSP型)
・入力:iPOD(クラシック)
・アンプ:自作電流帰還アンプ(0.5W*2)
*アンプ後で3.5"FDDのケースに入れた。これも5V単一で1W以下という省電力!!
 ところがこれは3よりよろしくない。原因はどうもiPODにあるようだ。
 iPODはわざわざドックを買ってラインを出したがこれがどうもいまいち。ヘッドホン端子のは音が違って低音が出る。
 うまくいえないが低域が切れていて、高域がシャリシャリた感じに聞こえる。
 なぜかQriomの安物の方が俄然音が良かったるする。音の解像度も上に思う。
イコライザは当然全部Offにしてやっている。
(後でこれはユニバーサルドックが原因と判明する。この音はどうも...。)
 いわばiPODの外付けスピーカみたいな感じで、リモコンで操作もできる。(ただiPODのリモコンは利きが悪い)
 電流帰還は、性質上低音が出るし高音も出てくるラウドネスっぽくなるがBGMにはいいかもしれない。そう思って抵抗を0.28Ωから0.56Ωに変更した。
 結果的にはiPODでは余計シャリシャリした印象。Qriomだとメリハリが強くなり良く感じる。
 総じて3に負けているような...。
 @80のアンプとは思えないけど。JSPもフルレンジ一発にしてはいいような。

まあ音という意味では1は結構いい音がする。2-4になると好みになるが、4にiPODをつなぐとまず脱落する。巷の風評とは全然あわない。
ただBGMで聞いて操作性を考えると3が一番いい感じ。

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Kochia再び

モータマガジンに掲載されたKochiaであるが、伯耆さんから送っていただいた。
今はスピーカもヴェロダインをお借りしているので、
・スピーカ:ヴェロダイン
・入力:パイオニアDV610AV(ゴールドムンドがエンジン採用した機種の後継)
・アンプ:Kochia
とこれはかなり強力な構成である。
但し、欠点があって音量制御ができない。(TT)

CDプレヤーは音量調整がなく、Kochiaもない。(TT)
このままだと大音量で近所から苦情がきそうである。っていうかヴェロダインを吹き飛ばしたら弁償できないし。

そこで手持ちのボリュームをラインにはさむ。
伯耆さんによるとジャンクボリュームの音がするらしいけど、気にしないことにする。
(まじめに作ると結構高額になる。)

手抜きで作ったらケーブルの長さを間違えた。(TT)

いかにもジャンクっぽいけど、まあそこは我慢として...。

早速、音を聞いてみる。
そういえば昔にDebugしていた時を思い出す。
CDを再生していたが、スピーカはフォステクスの16cmフルレンジだった。
そのせいか、割とまとまりの良い無難な感じの音に感じていたが、ヴェロダインで聞くと随分迫力が違う。
チャリオだと低音は重たいらしいけど、少し曇って聞こえるらしい。
ヴェロダインは、質感のある低音になる。
MFB回路がついているが、今は搭載していない。

音はいいのだが、電源Onですぐ聞けるわけではない。
立ち上がりが遅いのではなく、CDを入れてアンプを入れて再生ボタンを押すだけではあるが...。
普通といえば普通には違いないが、USBプレヤーは電源を入れたらすぐに再生する。
かけかえも殆ど要らない。
贅沢な悩みといえばそういう気がするが、もっぱらBGMしか聞かなかったりする。(^^!

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DSIX改造(2)

DSIX改造の続き。

せっかくなので波形を比較。

・DSIXで無負荷の波形

盛大にオーバーシュートする。

・DSIXで500Ω終端の波形

オーバーシュートはおさまるが波形がなまってくる。
実際の終端はもっと低いのだが...。

・市販トランスで無負荷の波形

とっても綺麗な気がする。

・市販トランスXで500Ω終端の波形

立ち上がりもそのままっぽい。

というので波形だけ見ると、市販のトランスの方が俄然有利に見える。
デジタルなので、ここで音が変化するってのもオカルティックに聞こえる。
ただ波形によってクロックジッタが発生し、相手はPLLで同期するので、そのジッタ影響ってのはあるのかもしれない。

それにしても市販トランスの方が有利に思えるが...。(音は...わからない。)

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DSIX改造(1)

伯耆さんが使っていたCDトランスポータであるが同軸出力がほしいとのこと。

この装置は元々は光デジタル出力。
実は中身は組み込みLinuxで動いている。
メモリのwav(やmp3)も再生できるが、USBでCDプレヤーをつなぐと再生できる。
基本的にはバッファがあるのでジッタは少ないはず...で音は結構いいとのことであった。
デジタル出力なので、DACは搭載していない。入れてはあるけど。

で同軸出力であるが名高いものにDSIXがある。
専用のコアが売られていて、そっちを使ったほうが簡単にも思うが、伯耆さんが聞いてみたいというので両方つける。

空いた空間に強引に増設。

後ろに出したがもう1つ端子を忘れた。(^^!
後で増設。

めでたく動作!

なんか、どの端子もデジタルなので大差ないような...。(^^!
DSIXは手巻きであって、部品も指定がある。
専用トランスもチップワンストップで入手はできるが、レアで高い。
どっちもどっち。

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電流帰還アンプ

遅ればせながら電流帰還アンプを作ってみる。
理由は興味というのもあるが、BGM用としてどうかな?と思ったことから。

D級は基本はスイッチによるPWMなので消費電力が極めて小さい。
なのでBGM用としてはエコだし、いいと思うのだが、どうもこのPWMが曲者。
最終段のLPFも問題ではあるが、その前にPWMの精度がある。
つまり入力がある程度大きければPWMの精度も出るが、小さいとダイナミックレンジが下がるように思う。
つまりは大音量の方が音質が良好になる。
しかしD級アンプはスイッチなので、最終段の電圧でも下げない限り大音量からは逃げられない。
またD級アンプによっては、感度は切り替えできるので、できるだけ低感度にしておいて入力をあげたほうが精度が高そうだ。
そう考えると、秋月のD級だと5V電源だし、感度切り替えもあるので最適にも思う。

実際、ここはこれでBGMアンプとしてはなかなかだと思うのだが、音量を下げるとやはりどうしても物足りない。
一般的にはラウドネスというか低音や高音を持ち上げてメリハリをつける。
ところが、ここで電流帰還アンプも同じように動く。

スピーカのインピーダンスというのは一定ではなく、f0というか低域の共振周波数でインピーダンスがあがり、高音側でも高くなっていく。
なので電流を入力と同じにする電流帰還をかけると、低音でも高音でも電流を等しくしる方向になるため、結果的に低音や高音がブーストされる。
ただ元々スピーカそのものは定電圧駆動で設計されているので、これがいいかどうかは別問題になる。
これでナチュラルになるためには、スピーカはフルレンジ1発が望ましい。(ディップが少ない)
感想は人によって変わるというかスピーカによっても変わると思うが、小径のフルレンジなら、1度はやって損はないと思った。

結果を信じないわけではないが、手元にヘッドホンアンプ用っぽいNJM2073Dがあったので使ってみる。
先駆者もいるみたいだ。片側500mWも出ないような...。
作ってみたら周囲の部品の方がでかくなってしまった。(^^!

こんなんでいい音がするのか?と思ってやってみると、片側から音が出ない。
どうもSTA540のブリッジ接続か何かでスピーカを壊したようだ。(TT)
オープンで壊れる場合も多いが、今回はショートで壊れた。
気を取り直してスピーカを交換。
そこそこの音がする。

そうなるとジャンクスピーカではなく、まともなスピーカで聞いてみたくなる。
TangBandの8cmをJSP方式の箱に入れたものにつなぐ。
悪くないと思う。低音は軽くなったが量はある。
理論上というかfo付近は電流も流れるので低音は増強される。
高音はちょっとシャリシャリしている印象がある。
こちらはFBを工夫すれば逃げられるかもしれない。曲によっては目立つ。
ただ、この8pinのICから出てくるとは思えない音だ。
BGMならこのぐらいのラウドネスっぽい音の方がいいとも言える。
(聞いているとf0が盛大に出るので重い音がしない。JSPやバスレフのようにf0以下を期待しているものはf0の音圧があがって重い音ではなく軽くて量のある低音になるような感じ。音楽にもよるが、あわないケースもあると思う。f0が低いスピーカ-つまり大口径か重いコーン-であればいいのかもしれない。JSPなどには有効に働くわけではない。)

正直なところは好みもあると思う。
小径フルレンジを使っている場合で、小音量の場合は案外いいと思う。
割り切れば、このNJM2073Dで丁度いいような。
ケースに入れたくなった。(^^)

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単電源のバスブースタ

アンプの特性を測定しても、さすがにそれだけでは音の良し悪しがわからない。
まあ、まったくダメなものはわかるように思う。

そういう意味ではSTA540は測定しても、よくわからなかった。
測定すると確かに20Hzとか20KHzはやや減衰している。
ただ、「この程度」ぐらいにも思う。
スピーカからすれば、気にするほどでもないような。

透明感とか解像度というのは、電源の容量というか安定性という話もある。
交換したり容量を増やしたりしてみたが、どうもピンとこなかった。
結局は音のバランスが悪いのではないかと思い始めた。

高音はともかく低音をブーストしてみようと考えた。
ただSTA540はNFB回路が外部にはないのでそこで細工ができない。
やるとすれば前段にOPアンプをつないでやるのがよさそうだ。

この手は、例えばメディアプレヤーのヘッドホン端子のアンプ兼用で作成したことがある。

方式は
1.トランス昇圧する
 長所)電源がいらない。(エコ!!)
 短所)低域が減衰する。(トランスによる)
    3-4倍が限度である。
    自由な細工ができない。
 バスブーストどころか減衰する。
2.OPアンプで+-の両方でやる
 長所)電源が1つ。
    細工が自由にできる。
    DCアンプにできる。(コンデンサが要らない)
 短所)負電源作成にICが必要。(このノイズ対策にコンデンサが必要)
    ただし可聴周波数より高くできる。
 これはバスブーストできる。

今回も2でやってもいいが、どうもこのICというのが気に入らない。
単電源でチャレンジしたくなる。
とは言っても入力が負にもなるため、一旦仮想GNDを作って、最後にまたコンデンサになる。

とにかく作ってみた。
ケースに入れるのも面倒で、足だけをつけた。
バスブーストはSWで切り替えできるようにした。ちょっと低域すぎたかも。

ブーストのフィルタはともかく、結合コンデンサが大きいし高い。
結局のところ入力と出力で大容量のが必要になる。
特に低域特性を生かすので計算するとどうしても大きくなる。

とにかく動作したので、試聴してみた。

ううむ。確かにブーストはかかる。
ただ周波数を低く設定しすぎたせいか、あまり効果も出ていないようだ。
もう少し高くしてもよさそうだが、あまり高くすると好みではなくなる。

透明感というよりは、バランスがとれてきて好みに近づいた感じでこれはこれで悪くないと思う。
そう低音が減衰していたわけでもないのだが、面白いことにこれだけで随分印象が違う。
とても高級アンプには思えないが、BGMアンプとしては実用的な感じもする。

単電源の方式は一見よさそうに見えたが、コンデンサが大きくなりそちらに面積とお金がかかるわりにDCアンプには負ける。
しかもこれだと12Vでも+-6Vで使うことになり+-12Vのものよりは不利だ。

これならDCアンプの方が安くて良かったなあ~と思う。(TT)

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AVRでDDSを作る

アンプの特性を測定していた。

20Hzから20KHzだと、WaveGenとかが使える。
USB音源でやればそこそこに出るが、これ以下や以上が難しい。

そこで秋月のDDSを使っていて、これを低周波がいけるように改造しているのだが、
・スタンドアロンである
 いいところもあるがスイープできない。
 外部コントローラでやっている人もいる。
・サイン波しか出ない
 改造すれば矩形波は出せるようだ。
そもそもオーディオだと100KHzほどまででMHzは必要ない。
性能もよくて、その割りに高いともいえないが、PCでやってみたくなる。

AVRだけでDDSをやっていた。
http://www.myplace.nu/avr/minidds/index.htm
シリアルで制御できる。
AVRStudioでコンパイルできるようにしてくれた人がいる。
9600psみたいだが、そのほうが安全かも。
http://www.geocities.jp/kuman2600/n11sine_wave.html
コントロールソフトもいいのがあって助かる。
ちなみにスタンドアロン化しているのもある。
http://www.scienceprog.com/avr-dds-signal-generator-v20/

安そうだし、やってみた。

試しに動かしたら結構いい感じだったので、
・USB接続&バスパワーにした
 スッキリした
・出力が大きいのでボリュームをつけFETをかませてAC結合にした
 直結できるようになった。

よく考えずにつけたら足が1つつかなかった。(TT)

よいところは
・PCから制御できる
 なのでプログラムを書けばスイープ可能。
・波形種類が多い
 サイン以外に三角・のこぎり・矩形が出せる
・安い
 秋月のより格段安上がり
欠点は
・周波数に端数が出る(表示する。)
・上限が100KHzぐらい。(オーディオ帯域以上はある。)

さすがに100KHzぐらいの矩形波を入れると盛大になまる。
だから音が悪いかといえば、必ずしもそうでもないようだ。
難しいものだが、性能測定ならできるようになった。
受信側を作れば自動測定も可能なのだが、そこまでのこともないか...。

安くできるわりには性能は良いと思う。(^^)

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中華アンプ再び(2)

TOPPING TP20 MARK2のバスブースト改造。
これ、なぜか電源が12Vから14Vになっている。12Vでも動くらしいが14Vの方が音質が良いらしい。
14Vのアダプタは珍しいのでものめずらしさで14Vにする。

アンプのFB抵抗の20Kを見つける。
どうも入力抵抗は10Kになったのだろうか?20Kは1箇所しかない。
念のためテスターでチェックする。

まずケースを取り外す。

20Kの片足を浮かす。

RC並列のフィルタを作る。

その片側をホールに入れる。

もう片側を抵抗につなぐ(直列)。

完成。

でケースに戻す。
というか戻す前に聞いてみた。
比較のために無改造のものと聞き比べた。

ブーストしたら丁度いい具合に思う。
小口径だとやはり量感がない。
エンクロージャを増やすと大きくなるのでここはやはりブーストだろう。

最後にTVにつけると、結構な迫力になった。
映画や音楽に関してはそこそこのレベルで鑑賞できる。(^^)

この組み合わせは1万以下で結構良いレベルの音がするのでお勧め。

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中華アンプ再び(1)

ふとしたきっかけで、TVの音声の改善をはかることにした。

スピーカは秋月のスピーカにした。
大画面TV対応 2WAY 3スピーカーシステム(グレー)61cm
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-01160/
で、元々その用途である
スタンドは自作で1本¥300ほどでできた。

問題はアンプなのだがSTA540を考えていたのだが、どうもいまいちだ。
サブウーハを追加すれば低音の量感はあるが切れが悪い。
秋月のD級も考えたが、ケース製作が面倒なので、中華アンプ再び!!
以前は
TOPPING TP10 MARK2
というのであったが、今はMARK4になっていた。
これに限らず、なぜか電源スイッチが背面にあるので、ACごとOnOffするしかない。
TVだとそれも不便なので電源スイッチが前にあるというだけの理由で
TOPPING TP20 MARK2高性能ミニデジタルアンプ
にした。
中身はTA2020だけど、抵抗もDALEを使うなど良い部品を使っている。

まずは素でTOPPING TP20 MARK2+秋月スピーカで聞いてみた。
透明感や歯切れのよさはあるのだが、スピーカ口径が小さいせいか低音の量感がない。
スタッガードバスレフなので、サイズよりは出ていると思う。
ただ物足りないというか、小音量でも低音がほしい。
音楽DVDを聴いてみると、コンテンツで違うのだが、やはり低音がほしい。

そこで再びバスブースト改造を行った。
中華アンプは以前にも改造を行っているが、何度も変えて自分の好みにした。
これも(JSPとは言え)小口径のスピーカだったので似たような値にした。
Webでは20Kと0.33uの並列を挿入していたが、これだとカットオフ周波数が高すぎて200Hzもブーストする。
好みにもよるが、100Hz以下だけをブーストしたほうが自然に感じたのでもっと低い周波数に変更してある。
また抵抗も増やして低音の倍率はあげた。
このあたりは好みにもよるし、スピーカにも依存するので実験で決めたほうがいい。

というので、早速改造にとりかかる。

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2.1chアンプを作る(6)

気になっていたのでSTA540の周波数特性を測定してみた。

出力の特性。

低域は減衰している。
わかりにくいが高域も減衰している。オシロで見るとわかる。
-3dbは30KHzになる。ちょっといまいち。

ちなみにサブウーハ側。

低域はまとも。
というかこれでまともになるのなら上は結合コンデンサが小さすぎなのかも。
RCフィルタなので切れがよくない。
グラフとは全然違ったりする。(^^!

まあこれだけでは、何で音が悪いのか?は端的いはわからない。
一般レベルはあると思われる。
思うに、透明感というのは立ち上がり特性みたいなもので、高い周波数は20KHzどころか40KHz以上はほしいところ。
つまり「瞬発力」なのでアナログでは特に
・パワフルなアンプ(&電源)が必要
 大きなWが好まれる理由
 但しD級はこの限りではない
・周波数特性が40KHz以上はのびていること。
 ポール(-3db)からすると100KHz以上が望ましい
ということだに思う。
人間は確かに20KHz以上は聞こえないが、瞬発的な音は「感じる」ことができるし、「キレ」を感じているように思う。
勿論、スピーカもそういうものがいいし、制動が良いものが望ましいが、そういうタイプはえてして効率が悪くドライブ能力が必要。

まあ改造してもそれなりだと思うが、それよりはあっさりアンプを変えたほうがいいかもしれない。

元々、アンプたるもの(好き嫌いはおいておいて)周波数特性も全部リファレンス機ができてもよさそうなものだが、案外そうでもない。
1Hzから40KHzまでフラットなアンプってのは、現代の技術で作れそうな気はするのだが、どうもそうでもないようだ。

それはそうとしてD級アンプなら、上の条件はクリアするものが多いように思う。
つまりはアナログではなくスイッチなので瞬発力に優れる。高音も(元々が高周波でスイッチするので)得意だ。
電源も瞬発力に見合う分は必要になる。(または大きなコンデンサか。)

D級と言っても最終段はLPFがあるのが普通なので、そこで制限はつくがアナログアンプよりはパフォーマンスはよさそうだ。
経験からすると透明感はあると思う。

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据え置きプレヤー

Qriomを買ったのだが、どうも電池のもちが悪い。
液晶のせいなのかわからないが、すぐに消耗する。
上海問屋のはそれなりに長持ちした。(短い方らしいけど。)それより短い印象。
充電電池にしてがこれもすぐに充電が必要になる。

まあ家にいる場合はACアダプタで聞ければいいのだが、そうはなっていない。
USBで充電しながら聞けるといいのだが...。

しょうがないので1.5VのACアダプタを自作することにした。
面倒なので、秋月から

大容量出力可変安定化電源キット LM338T使用 最大5A
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-00096/

というのを購入した。¥600。
写真ではでかいコンデンサがあるが、これはAC整流を入れるようになっているためで例えば5Vの電源から作るのなら小さくでもOKそう。
アンプなので12V電源にしたい。プレヤーは投入はあるが、あまり食わないと思うので放熱板なしにする。(0.1Aも流れると1W食ってしまう。)
電圧はテスターで調整した。なかなか微妙だが1.5Vほど。

バラックで実験するとぬくもる程度なので、思い切ってカセットケースに入れた。

全部寝かせるとかろうじて収まる。

では電池部分はどうするかといえば、角材で似たようなものをこしらえる。
両側はワッシャ+釘に線材を配線。

もっといい方法もありそうだけど。

つけるとこんな感じ。

つまりはこれを電池の代用でさして使う。

当たり前だけどちゃんと動く。

ノイズを心配したのだが、思ったほどは出ない。(ヘッドホンで聞いて)
コンデンサでOSコンも用意していたが、結局はつけなかった。
すごく気にするのならつけたほうが良いように思う。

結果据え置きプレヤーができるのだが、ヘッドホンで聞いている分にはいい。
またアンプなどと別電源であればこれもいい。
もしアンプの12V(や5V)などから、この電源を引っ張ると多分プレヤーなどが壊れる可能性もある。(^^!
というのも、プレヤーのヘッドホン端子のGNDというか共通端子は電源のGNDと同電位ではない。(同電位のもあるかもしれないが。)
ここをショートさせるとプレヤーはおかしくなる可能性がある。
(つまりプレヤーのヘッドホン端子のセンターと電池のマイナスは同電位ではない。)
なので別電源にするとか、トランス(STA79Aとか)かませるとかが必要になる。GNDをコンデンサ分離してもいけるかもしれない。
単純にはトランスをかませるのがレベルもあがるし早道に思う。

音を期待する向きにはいけないが、BGM程度になら使えると思う。


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スタッガードバスレフ(3)

秋月で購入した
大画面TV対応 2WAY 3スピーカーシステム(グレー)61cm
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-01160/
であるが、そのままでは自立しないのでスタンドを作ることにした。

自立しないというか、背面に板をネジ(M4)でとめると自立はできる。
ただ縦長なので安定性はいまいちかもしれない。

卓上ならこれでもいけないことはないが、床に置くためのスタンドを作ってみることにした。
材料は180cmの1X4材(¥178)が1スピーカあたり1本。
それに¥100ショップでまな板(¥100)を買ってきた。

構造はいたって簡単で1X4を切ってT字にして、したにまな板をとめて出来上がり!
こんな感じ。

これだと左右のゆれに弱いので後でまな板を横にした。
スピーカの重心は前側(スピーカがとめてある)の下方向になる。
なのでそこを支えて左右を補強すると安定性が増す。
しかしどう見ても縦長すぎるかも。(^^!

ついでなので、これをTVの下につけてみる。
本当はTVの横なのだろうが、これをやってみるとどうも圧迫感がある。
下にするとまあ構造物風で目立たない。
音は画面の下なので、不自然かと思ったらそうでもないので、ここにした

こんな感じ。

まあ工作としては簡単っていうか...。

・幅が10cm強程度なので場所を食わない。
・音はD級(バスブースト改造)で駆動すると、そこそこ良い。
また部品を秋月で買うついでがあったので、このスピーカ買い足すことにした。
すると「数割り」になっていた。在庫が少なくなったのかしら?

するとアンプも必要になる。
秋月のアンプが@2000なのだが、ケースに入れたりボリュームをつけたり...まあ安くはできて楽しいけど見栄えはいまいち。
ケースから買って作ればそれまでだけど、それならヤフオクのD級中華アンプ(Topping)も@4000程度で入手できる。
こちらはケースは立派だ。
微妙なのだが、改造した実績もあるので、買うことにした。(軟弱!!)

この手なのだが電源SWが後ろもあることが多い。
でもTVの場合、音楽DVDや映画などはつけたいが、それ以外は別段なくてもいい。
それにリモコンにも連動しない。
そうなると前面の電源SWがないと不便だ。
TP10は安いが、後ろSWになる。
・TOPPING TP20 MARK2高性能ミニデジタルアンプ
ってのだけが前にSWがあったのでこれにする。
音っていうより操作性。
でもこれって14V電源なのね。(12Vでも動くらしいけど。)
ACアダプタも秋月と変わらないけど、秋月で容量を下げたら負ける。
ま、いいか。

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2.1chアンプを作る(5)

低音入力はマスターボリュームの後にして連動した。
上位で音量調整するのならいいが、音量を変える都度調整になる。
しかしこれだと低音は上げ放題ではなく、音量に左右される。(^^!
スピーカ能率もあるのでよしあしがあるかも。

どちらかといえば好みではないアンプながら、完成まではやっておこうかと思う。

まずケースを加工する。3.5”のFDDのプラケース。便利。
っていうか配線を事前に出しておかないと配線できない。

ケース加工が大半で後は線をつなぐとできてしまう。

これで完成!!

一応サブウーハ出力もついている。
つながなくても特に低音カットしていないので、それなりに出る。

効率の良いウーハーを探すなり、フィルタ回路をアクティブにするなりすればそれなりになるが、どうも食指がわかない。
結構つまらない音がする。(TT)

何か操作音とかそういうのならいいと思うが、オーディオには不向きに思う。(TT)

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スタッガードバスレフ(2)

TSA540はどうも透明感が全くないというか歯切れもいまいち。
実験でACアダプタまで壊してしまったし、マスターボリューム連動にしたら低域も落ちてきた。(TT)
まあ、いいことなしというか。

元々TV用なのだからということでD級アンプにつないでみることにした。
秋月だから...ってことはないが、秋月のD級アンプ(1W*2)につないでみた。

驚いた。結構クリア。ちょっとバスブーストしてやると、JSPっぽい音になる。
歯切れもいい。定位だけはフルレンジ1発には負けてしまうが、この価格でこれは凄い。
元値が凄いのかもしれないけど。
スタンドが作りにくくはあるけど、これならトールボーイにしてBGMスピーカとして役に立ちそうである。
本来用途のTVの音声としてもいいかもしれない。

バスブーストしなくてもそれなりに出るが、少しブーストするだけで好みの音になった。
いろいろ聞いてみたが、結構シャープな音になる。

つまりは、いいアンプがあれば安い買い物に思う。
秋月のアンプも@2000だし、そもそも消費電力が小さいので向いているように思う。
このスピーカは若干能率は低いみたいだが、秋月のでやかましいぐらいには鳴らせる。
秋月のにバスブーストがあれば...買いなのだが。
自作するか...。

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スタッガードバスレフ(1)

前に書いたが秋月のスピーカに興味を持つ。

大画面TV対応 2WAY 3スピーカーシステム(グレー)61cm
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-01160/
価格が2つで¥1500というのも魅力。
商品コードがEAB822A6となっていて、調べるとどうもこれは

2001年頃の パナソニック・プラズマテレビ用
TH-42PM30/S , TH-42PM50/S
メーカー希望小売価格 ¥1,100,000円 , 880,000円 のテレビ用スピーカー。
http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=TH-42PM30S
http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=TH-42PM50S

とのこと。2つ出ているけど、61cmのはTH-42PM50/Sかな?
スタッガードバスレフになっていて分解した人もいた。
http://supikura.blogspot.com/2010_04_01_archive.html

安いので部品を買うついでに買ってみた。
TV用なのでそれに装着するためか縦長のトールボーイ風だけどサイズ制限が苦しそう。
そこでスタッガードバスレフの設計で低音を稼いだのかもしれない。

届いた。でかい!!
っていうかスタンドがないので自立できない。(TT)
裏からM4のネジ4本で止めるようになっている。
それも奥まっているので多分専用の装着なのだろう。
まあそのうち気が向いたらスタンドでも作ろう。
LCDの横にたてかけた。19”なのだが小さく見える。さすが50”用...。

音だしはAMP-STA540-Sで行った。(^^!
そばにあったからというだけの理由。

印象であるが、結構いい音がする。
低音であるがTangBand+JSPエンクロージャには及ばないがさすがスタッガードバスレフだけあってそれなりの低音を聞かせてくれる。
フルレンジではないので点音源ではないというか定位はあいまいになるが、元々画面を見るように設計されているのでそこはよしとすべきに思う。

AMP-STA540-Sという貧弱な条件にもかかわらず、かなり良い音で鳴る。
エンクロージャを変えたらもっといいかもしれないので自作派にはお勧めかも。
プラ筐体なので切ったら燃えるゴミにできそうでもある。(^^!

AMP-STA540-Sが2.1ch改造してあるのでウーハーを10cmのフルレンジでとってみた。
あまりに貧弱なウーハーにも思う。(TT)
そのせいか出てくる音はウーハーのそれと大差ない。
勿論音圧があげられるので低音の量感は出せるがただのバスコントロール風。
つまりそれだけ低音は出ているように思う。

印象として
・¥1500としては良い音質に思う
・低音は一般より出るが口径やエンクロージャなどから過大な期待はできない。
 8cmでもTangBand+JSPのでかいエンクロージャの方が伸びている。
 ただ、このサイズは容積からしても随分奮戦していると思う。
・もっと期待したい向きにはまともなサブウーハをつなぐと良い
という感じ。
少なくともBGMを聞くのなら案外良い選択肢に思える。

TVのスピーカなのでそうしてみようか迷うところ。
 

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2.1chアンプを作る(4)

まあ不満な点がないではないが、一応実験的には成功したような。
低音入力はマスターボリュームの後にして連動したかったが...。
(その後改造!!)

ついでなのでマルチチャネルの設計も。
ほぼ一緒だけど。この場合7W*4になる。

低音は考え方であるが、
・分担する:出力はいるが大音量でもない限りはOK
・補充する:小出力で十分(他のスピーカにもよるが)
という感じ。
いずれにしても、フィルタ回路のCなどは自分のスピーカにあわせて変更したほうが好みにはあうと思う。

重低音が出し放題いえばそうなのだが、出しすぎても不自然だし、質からするとやはりウーハは16cm以上はほしいように思う。
考えると、やはりこういうのはウーハーに組み込むかしたほうがよさそうである。
手離れがいいのはやはり「分担」にしてしまって、そこらの中音用スピーカなら出るような部分でクロスさせれば、割と安定なシステムになるかもしれない。
まあそうなるとウーハーを取り替えたりできないので市販と変わらない。

結果からすると、安手の2.1ch程度にはなったし、スピーカを変えるとそれ以上の音がするようにはなった。
低音はさすがに量的に不足するということはない。質は別として...。
(但しブリッジ接続で大きくすると発振する可能性がある?)
殆どはスピーカで決まる

そういえば秋月に「大画面TV対応 2WAY 3スピーカーシステム」というスタッガードバスレフのスピーカが¥1500で売っていた。
あれをマルチチャネル駆動したら案外面白いかもしれない。
でも木製のエンクロージャでも低音を上げると箱鳴りするのでプラエンクロージャだと期待できないような。
エンクロージャから作る手もないではないが...。
木製エンクロージャも補強するなりしないとまずいような...。

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2.1chアンプを作る(3)

以下が改造の回路図。

リファレンスを見ると
・中音は出力のCを100uに変更する(低音Cut)
・RCのフィルタをかけてサブウーハを駆動する
 サブウーハはブリッジ接続
・チャネルの合成は抵抗のみ
である。
なので7W+7W+14W(サブウーハ)になる。

入力はマスターボリュームのセンターからとる手もあるが、そうやるとフィルタの定数がマスターボリュームで変化するので、その影響を少しでも緩和するため入力端子からつないでいる。
それでも出力インピーダンスの影響は出るが、ボリュームを介するよりはよさそう。
反面、マスターと連動しないので音量を下げても低音が出ているということが起こる。
マスターの後、1度ちゃんとバッファで受けたほうがいいような...。

本当にこんな改造で動くのか?とバラックで製作。
出力のCは変えなかった。
考え方としては「足りない低音を補う」ということで「中音と低音の分担」ではないと割り切る。
抵抗2本、VR1個、コンデンサ2個でできてしまう。

早速スピーカにつないでみる。
おおーーーちゃんと低音が出る。(後でブリッジ接続の恐ろしさを味わう。)
ただ両チャネルに低音があるのでこの定数では中音まで混ざって面白くない。
フィルタの0.22uを0.68uに変更するとSWからはより低い低音だけになった。
両側は10cm口径のスピーカでウーハーは16cmのフルレンジを使った。
ちゃんとしたウーハーがいいのだが、壊れたら大変だし。(^^!

印象であるが、低音はさすがに出てくるし、箱が振動する。
この方式であれば能率の低いウーハーでもバランスできるのが長所だろう。

注)ただ、ボリュームをあげるとサブウーハアンプが発振風になる。
理由はよくわからないが、ブリッジ接続ではそうなるみたいだ。(そうでなくてもなるかもしれない。)
過ぎたるはなんとやら...なのかも。

低音を補助と考えれば「軽く追加する」程度でも印象は随分変わる。
ラジカセの音からコンポの音へと昇格したような気がする。
(だけど、やっぱり音はいまいちに思う。)

注意)このブリッジ接続はDC接続になるが、どうもうまくバランスしていない感じがする。つまり入力が皆無でも1.5Vほど出てくる。
この状態でスピーカをつなぐとアイドルでも消費するらしく、そこらをやっていたら12VのACアダプタを壊してしまった。(TT)
ここも2200uのコンデンサで切ったほうが良い。今回+はCh3側だったが必ずそうとも限らない気がする。
尚、放熱板が小さいのでこうやって沢山駆動するとかなり熱くなる。(TT)

 その後、やはりマスターボリュームと低音を連動させた。
音量を変える都度調整しないとバランスがおかしくなる。(TT)
可変抵抗は100Kに変えてしまった。能率の良いウーハーでないと苦しいかも。
 しかも、低音をあげると発振気味になる。なのでほどほどということになりそう。

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2.1chアンプを作る(2)

まずはAMP-STA540-Sを素の状態で聞いてみる。

電源は12Vを用意した。どうも内部で6Vを作成しているので9Vぐらいから動作するようだ。(レギュレータを外せば5Vでも動くかもしれない。アナログなのでリップルには要注意。)
スピーカがPinジャックなので入力と間違えそうになる。(^^!
真ん中が入力。

メディアプレヤーを使うと入力が小さいのでトランス昇圧して入れてみる。(低音は下がるが機器は安全ではないかと思う。)
D級のような透明感はない。ノイズは少ない。
スピーカがそれなりならそれなりの音かもしれない。
高級アンプという感じではない。
そのうち周波数特性でもはかってみようかな?

話がそれるが透明感というのは
・ノイズが小さい
・立ち上がりが鋭い(急峻な立ち上がりに追従する)
というような気がする。人間は20kHzしか聞こえないにしろアタック音は聞こえるというより感じるのではないかと思う。
つまりD級はPWMなので立ち上がりは急峻にできる。アナログはよほど電源などの電流余裕がないとそうはならない。
つまりはアンプの帯域の余裕は20kHzよりもっとあったほうが良い。
矩形波やインパルスをそこそこ再現できれば、いいアンプなのかもしれない。

低音はといえば可もなく不可もなく。
そこらのラジカセ風の音でコンポの音という感じもしない。

データシートを眺めてみると、このIC(STA540)はどうも1ch・3chと2ch・4chは逆位相で出てくる。(^^!
このためブリッジ接続も可能で、それをやれば7W*4ではなく14W*2にできるようだ。
こうやれば出力コンデンサも要らないしパワーアップするので音も改善するかもしれないが、依然として2chで本題ではない。
話を戻すと、このアンプは1chと2chを使っているがそれが逆位相で出ていることになる。(^^!
右(R)は正位相で左(L)は逆位相なのでLのスピーカの極性を反転させた。
少し自然になったような印象。
さてここから改造にとりかかることにする。

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2.1chアンプを作る(1)

小口径のスピーカで低音というのはなかなか難しい。
低音ブーストなどで出せるには出せるがなんだか軽い音になる。
かと言って立派なウーハーを用意すると場所が問題だ。
また低音はドライブ能力も必要なので、ブーストしてもそれに見合うアンプやスピーカが必要になる。
低音には指向性が少ないためか2.1chとかサブウーハみたいな話はよくある。
これならスペースやコストは半分で済んで合理的である。

一口に2.1chと言っても本格的なものから卓上のものまである。
自分も例に漏れず、YAMAHAのまともっぽいものと簡易的なものを所有している。
何をもって区分するか?は微妙ではあるが、ほしいのはBGM用のものなので後者に近いがニアフィールドでもない。
多くのの製品はウーハーにアンプがのっていて、スピーカを自由には選べない。
まあ、普通は自由に選ぶよりもそちらの方が手ごろだし間違いはないと思うのでそれはそれでよいのだが、できればアンプとスピーカを分けてみたい。

とやっと話はここからはじまる。
色々考えたのだが、アンプを1から自作となると敷居も高い。
失敗(つまり思った音が得られない)の危険性もあるわけだし、BGMなので遊び感覚でやってみることにする。
一般的には2chのアンプを購入して、フィルタを作成してモノラルアンプをつなぐ。
そういう作成例は見かけるので、そのままやっても面白くない。

そうこうしているとaitendoにステレオアンプキット(7W+7W)[AMP-STA540-S] というのがあった。
これは¥900だが、実際に入手したのは、この1つ前のVerで在庫一掃だったのかもっと安かった記憶がある。
基板は随分変わっているが、中身そのものは変わっていない印象。

なぜこれか?というとこのSTA540というChipは実は7W*4ch入っている。
ここではその2chを使っているだけである。
ここのデータシートにはないが、類似のSTA543は応用例(リファレンス)として、2.1chの回路図がある。
まあ似たようなものだし、安いものなのでやってみることにする。

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ヘッドホン出力とライン入力(5)

ついでなので、PCのWaveGeneの設定相違を調査

まずはスイープ時間
・5秒の場合

・180秒の場合

これだけでもかなりまともっぽくなる。

次はスイープモード
同じく180秒のリニアスイープの場合。

これをやると、高音はいいのだが低音は(多分長周期なので)おろそかになるようだ。

今度はWaveSpectraの設定。
・窓関数を矩形(なし)の場合。

それほど大差がないような...。
・窓関数をFlatTopにした場合

こういう感じになった。
作者の記載どおり
・180秒ぐらいのスイープ
・リニアスイープ
・窓関数は矩形
にしておいて、20Hz-500Hz程度は再度30秒程度のスキャンをやるとよさそうである。

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ヘッドホン出力とライン入力(4)

このままだと「作って終わり」なので測定してみることにした。

<測定方法>
・スイープジェネレータ
 PCのWaveGeneを使用
http://www.ne.jp/asahi/fa/efu/soft/wg/wg.html
注意)
 PC内蔵のサウンドボードはひどく2台やったが、いまいち。結局、一番まともっぽいオーディオテクニカのUSBオーディオを使った。(ATC-USBA3)
http://www.audio-technica.co.jp/products/pc/atc-usba3/atc-usba3.html
 これはLineOutもついている。但しレベルは小さい。
・測定
 PCのWaveSpectraを使用。
http://www.ne.jp/asahi/fa/efu/soft/ws/ws.html
 無料のプログラムに感謝。

<測定結果>
ループバックさせたのが以下。

本当は20Hzから20KHzまでフラットなはずが、500Hzあたりから減衰するように見えている。
原因というかスイープ時間が短いと高域は落ちて出てくる。
これは作者のページにも書いてあって、
・リニアスイープにする(デフォルトはログスイープ)
・スイープ時間を長くする
・FFTの窓関数を矩形にする(?)
とすれば良い。
やってみたら随分改善したが時間がかかるので今回はこのままってことで。
なのでこの波形はオーディオテクニカのせいではないので念のため。

とにかくこれが(フラットではないにしろ)系のリファレンスであり、正しく出ればこういう波形になるということになる。

A)トランスによる昇圧の結果
ループバックさせたのが以下。

これだと低域まで減衰している。(TT)
せっかくエコなのだがオーディオとしてはいまいち。
まあST79A自体が低音部分は減衰するような特性ではあった。

B)OPアンプによる昇圧の結果
ループバックさせたのが以下。

これはさすがに、ほぼ同じ出力になる。優秀というか当然というか。
結局はオーディオ向きなのは後者しかない。

話は変わるが、マイクアンプで
2石マイクアンプキット(プリアンプキット)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-04102/
というのが秋月で売っている。(@700)
改造すればこれも片電源のアンプにできそうだ。
上のように無理して-12Vを作ることもない。無理すれば+5V単一でも動く。
倍率が高すぎるが、これも調整できそうだ。
オーディオっぽくないが、部品を交換すれば使えそう。

それもそうだが
大容量出力可変安定化電源キット LM338T使用 最大5A
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-00096/
ってのがあって、1.5Vを作れそうだ。
つまりこれで携帯プレヤーの据え置き化をはかるのもいいかもしれない。

話が発散したが、とどのつまりST79Aの昇圧は測定的にはいまひとつ。
ただ聞いてみて好みであれば不自然ではない。

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